純正の15インチ、見た目は悪くないけれど「もう少し足元に迫力が欲しい」。
新型スーパーワン(JG6)を手にした人なら、一度は思うはずです。
とはいえ新型すぎて適合情報がほとんど出回らず、ショップでも「まだデータが…」と言われて困っていませんか。
この記事では、メーカー公表の純正サイズを起点に、失敗しないインチアップの考え方を整理します。
この記事でわかること
- スーパーワンJG6の純正タイヤ・ホイールサイズ(確定情報)
- 外径を崩さない16インチ・17インチの推奨サイズ
- はみ出し・車検・電費など、選ぶ前に知るべき注意点
- 無限など、実際に手に入る社外ホイールの選び方
- インチアップにかかる費用の目安
読み終えるころには、「自分は何という数字を買えばいいか」がはっきりします。
スーパーワン(JG6)の純正タイヤ・ホイールサイズ

結論から言うと、スーパーワンJG6の純正タイヤは185/55R15です。
装着銘柄はヨコハマのADVAN FLEVA V701で、外径はおよそ585mm。
インチアップはこの数値を基準に考えます。
純正タイヤサイズ185/55R15と外径

横浜ゴムが新車装着用タイヤとして納入を開始したサイズは185/55R15で、これは公式リリースで明言された確定情報です。
タイヤの外径は計算上およそ585mm(15×25.4+185×0.55×2)。この585mmという数字が、後で出てくる「どのサイズなら入るか」の物差しになります。
ジャパンモビリティショー2025の展示車は16インチ(205/45R16)を履いていましたが、これはショー向けに見栄えを重視した仕様で、市販車の純正とは別物です。混同しないよう注意してください。

純正ホイールのインチ・PCD・オフセット

純正ホイールは15インチです。
社外ホイールを選ぶうえで重要なPCDは、無限のスーパーワン用16インチ鍛造ホイールを見ると、4H-100が採用されています。
無限FC5は16×6.5J、インセット35、推奨タイヤサイズ195/45R16として設定されています。
ただし、ハブ径や他社ホイールの適合、フェンダークリアランスは商品ごとに確認が必要です。
また、無限ホイールでは標準装備のホイールナットは使用できないと案内されているため、社外ホイール装着時はナットの確認も必須です。
実践アクション:購入前に車検証の型式(JG6)を控え、ホイール販売店に適合可否を確認しましょう。

そもそもインチアップとは?メリット・デメリット
インチアップとは、ホイールのリム径を大きくし、その分タイヤの扁平率(へんぺいりつ:タイヤの厚みの割合)を下げて、外径をできるだけ変えずに見た目と性能を変えるカスタムです。
良い面と悪い面がはっきり分かれます。
メリット

足元の存在感が増し、スポーティな印象になります。
扁平率が下がるとタイヤの剛性が上がるため、ハンドルを切ったときの応答が素早くなり、コーナリングの安定感も高まりやすくなります。
ブリスターフェンダー(張り出した専用フェンダー)を持つスーパーワンは、太めのタイヤと相性が良く、見た目の完成度を上げやすい車です。

デメリット
扁平率が下がる分だけ路面の凹凸を拾いやすくなり、乗り心地は硬く、ロードノイズは大きくなりがちです。
さらにスーパーワンは電気自動車のため、ホイールが重くなるとバネ下重量が増え、電費(航続距離)にわずかながら不利に働きます。
タイヤ・ホイール代に加えて工賃もかかる点も見落とせません。
インチアップは「見た目・応答性」と「乗り心地・電費・コスト」のトレードオフ。目的を先に決めると失敗しません。

スーパーワンのおすすめインチアップサイズ

外径を純正の約585mmから大きく外さないことが大前提です。
これを守ると、16インチなら195/45R16または205/45R16、17インチなら195/40R17が現実的な候補になります。
16インチの推奨サイズ

もっとも無難なのが195/45R16です。
外径は約582mmで、純正585mmとの差はわずか3mm(約0.5%)。メーター誤差をほぼ気にせず、純正に近い感覚で乗れます。
205/45R16は、ショー展示車のイメージに近いワイド感を出しやすいサイズです。
205/45R16(外径約589mm)。
幅が205mmに広がり、純正より外径も4mmほど大きくなります。
ただし、市販車での装着はホイール幅・インセット・フェンダークリアランスの確認が必要です。
17インチの推奨サイズ

17インチでは、外径計算上は195/40R17が候補になります。(外径約588mm)
ただし、17インチはタイヤがかなり薄くなり、乗り心地やリム傷、はみ出し・干渉の確認がより重要になります。
⚠️ 17インチは「ロードインデックス(耐荷重)」に超注意!
17インチ(195/40R17など)までタイヤが薄くなると、タイヤ自体の容積が減り、車重を支える力(ロードインデックス)が不足しやすくなります。重いバッテリーを積むEVであるスーパーワンでは、車検適合や安全性の観点から、空気圧を高めて負荷能力を補える「XL(エクストラロード)規格」のタイヤを選ぶなどの対策が必須級になります。
現時点では、街乗り中心なら無限の推奨サイズでもある195/45R16を基準に考える方が安心です。
街乗り中心なら16インチまでに留めるのが現実的です。
外径早見表(メーター誤差の根拠)

| 区分 | サイズ | 外径(約) | 純正比 |
|---|---|---|---|
| 純正 | 185/55R15 | 585mm | 基準 |
| 16インチ | 195/45R16 | 582mm | −0.5% |
| 16インチ | 205/45R16 | 589mm | +0.7% |
| 17インチ | 195/40R17 | 588mm | +0.5% |
いずれも外径差は1%以内で、スピードメーター誤差の観点では問題になりにくい範囲です。
サイズ選びの注意点(失敗回避)

注意点は大きく4つ。はみ出し、外径、PCD/ハブ径、そして新型ゆえの適合データ不足です。
ひとつでも外すと車検に通らなかったり、乗れなかったりします。
外径とスピードメーター誤差
外径が大きく変わるとスピードメーターの表示が狂い、車検の保安基準に抵触する恐れがあります。
前述の早見表のとおり、推奨サイズはいずれも純正比1%以内なので安心ですが、扁平率や銘柄を勝手に変えると外径がずれる点に注意してください。

はみ出し・干渉とブリスターフェンダー
タイヤやホイールがフェンダーから外側にはみ出すと、保安基準上アウトです。
スーパーワンはブリスターフェンダーで張り出しに余裕がある一方、幅を広げる(205mm化など)とツライチ(フェンダー面とタイヤ面が揃う状態)を超えてはみ出す危険も出てきます。

内側ではサスペンションやインナーフェンダーとの干渉も要確認です。
各サイズ・各オフセットでのフェンダー干渉/はみ出しの可否。新型のため現車合わせが必須です。

PCD・ハブ径・ハブリング・ナット

社外ホイールはPCD・穴数・ハブ径・ナット形状(テーパー等)が合って初めて装着できます。
ホンダ車はハブ径が小さめの設定が多く、社外ホイールのセンターボアとの差を埋めるハブリング(樹脂やアルミの輪)を併用すると微振動を防げます。
ポイント:新型は適合データが薄い。カタログ値だけで買わず、必ず現車で合わせること。

おすすめのホイール・タイヤ
選択肢は「純正サイズのままタイヤ銘柄・ホイールを変える」か「インチアップ社外ホイールセット」の二択が基本です。
純正フィール重視か、デザイン・軽量化重視かで選びます。
純正流用=ADVAN FLEVA V701のサイズ違い
純正のADVAN FLEVA V701はスポーティな性格のタイヤで、195/45R16などサイズ展開が豊富です。
純正と同じ銘柄でインチアップすれば、ハンドリングの素性を大きく変えずに足元だけ引き締められます。
純正の乗り味が気に入っている人に最適です。
社外ホイール(無限の鍛造など)
社外では、無限がスーパーワン専用パーツとして鍛造ホイールを発売済みです。
鍛造は軽量で剛性が高く、EVで気になるバネ下重量を抑えやすいのが利点。
価格は上がりますが、デザインと性能を両立したい人の有力候補です。このほか各ホイールメーカーの適合が順次拡大していく見込みです。
純正フィール重視ならFLEVAのサイズ違い、軽量化と個性なら社外鍛造。
インチアップ費用の目安

総額はホイール4本+タイヤ4本+工賃+小物(ハブリング・ナット)で決まります。
純正流用サイズなら比較的抑えやすく、社外鍛造は高価になりがちです。
EVは消耗品コストを抑えたい人も多いため、見た目の満足度と費用のバランスを最初に決めておくと後悔しません。
FAQ(よくある質問)

Q1. スーパーワンJG6の純正タイヤサイズは?
A. 185/55R15です。装着銘柄はヨコハマのADVAN FLEVA V701で、外径はおよそ585mmです。
Q2. 何インチまでインチアップできますか?
A. 16〜17インチが現実的です。16インチは195/45R16や205/45R16、17インチは195/40R17が外径を保ちやすい候補です。街乗り中心なら16インチまでがおすすめです。
Q3. インチアップで車検は通りますか?
A. はみ出しがなく、外径が純正に近く(メーター誤差が基準内)、ロードインデックス(耐荷重指数)を満たしていれば通ります。推奨サイズは外径差1%以内ですが、はみ出しは現車確認が必須です。
Q4. インチアップすると電費(航続距離)は悪くなりますか?
A. ホイールが重くなるとバネ下重量が増え、航続にわずかに不利です。鍛造など軽量ホイールを選ぶと影響を抑えられます。
Q5. 195/45R16と205/45R16はどちらがいいですか?
A. 純正に近い感覚を保つなら195/45R16(外径582mm)。幅と迫力を重視するなら205/45R16(外径589mm)です。後者は、はみ出し確認をより慎重に行ってください。
Q6. 社外ホイールはありますか?
A. 無限がスーパーワン専用の鍛造ホイールを発売済みです。各社の適合も今後拡大が見込まれます。PCD・ハブ径の確認のうえ選んでください。
まとめ
スーパーワンJG6のインチアップは、純正185/55R15(外径約585mm)を基準に外径を崩さないことが成功の鍵です。
無難に行くなら195/45R16、迫力なら205/45R16、ドレスアップ最大化なら195/40R17。
いずれも外径差は1%以内で、メーター誤差の心配は小さく収まります。
一方で、PCD・ハブ径・各サイズの干渉可否は新型ゆえに確定データが少なく、現車合わせが欠かせません。
カタログ値だけで判断せず、信頼できるタイヤ専門店で適合を確認してから組むのが、結局いちばんの近道です。
まずは車検証の型式(JG6)を控えて、最寄りのショップにサイズ相談をしてみてください。
あなたのスーパーワンに似合う一本が、きっと見つかります。
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