【ハリアー60系のインチアップサイズ】18/19/20インチのインセットは?

ハリアーをインチアップしたい!と思った時に迷うのはサイズ。

  • どんなサイズを装着できるのだろう?
  • ハリアー60系のホイールセット購入方法は?
  • 20インチのホイールサイズはどうすればいいの?

タイヤ屋さんで10年働いた経験をもとに、ハリアー60系のインチアップの疑問に答えます。

タップできる目次

3代目ハリアー 60系

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/トヨタ・ハリアー
 
ハリアーは、トヨタのSUV車です。

ハリアーの種類は4つに分かれ、年式・型式で異なります。

ここでは「3代目ハリアー60系(2013年-2020年)」のインチアップサイズを紹介しています。

ハリアー(3代目)の型式:ZSU6#W/ASU6#W/AVU65W
 ・2013年12月にモデルチェンジ
 ・2017年6月にマイナーチェンジ
 
ハリアーには、ガソリン車・ハイブリッド車があります。

ハリアー60系の純正サイズ

純正サイズ

ハリアー60系には、17インチ車と18インチ車があります。

17インチ車のサイズ

  • 型式:DBA-ZSU60W
  • 年式:2017年12月~
  • タイヤサイズ:225/65R17
  • ホイールサイズ:17×7J
  • ホール数:5穴
  • PCD:114.3
  • インセット:39

17インチの7Jのホイール(5穴114.3mm)で、インセットが+32ぐらいでも装着できそうです。
 
※17インチのホイールセットを購入する時は、ハリアー60系に適合するサイズを選びます。

ハリアーのホイールナットサイズ

ナットサイズ

ハリアー60系のホイールナットは、通常のトヨタ車と同じサイズ(M12×1.5)です。

ナットサイズの解説

  • M12:ネジの直径(ボルト径)を指します。
  • P1.5:ネジの山と山の間隔(ピッチ)。1.5mm間隔で設計されています。
  • 21HEX:ナットの六角部分の幅。ソケットを使用する際のサイズは21mm

ホイールナットは1台分で20個必要です。

ハリアーは社外品ホイールを装着する場合は別途ナットが必要になります。
⇒ テーパーナットの選び方

以下のようなテーパーナットが必要です。

ハリアー60系のインチアップサイズ

タイヤ

ハリアー60系は、純正で17インチを装着していますが、インチアップをすることができます。

【ハリアーのインチアップ可能サイズ】

ハリアーの適合サイズ
17インチ225/65R17
18インチ○ 235/55R18
19インチ
20インチ
△は注意が必要です。

20インチの装着は、注意が必要です。

インチアップの注意点

インチアップの注意点

◆ タイヤの外径は変わらないようにする必要があります。

外形が大きく変わると、車のスピードメーターに影響が出て、大きく変わると車検も通りません。

(例 スピードメーター40km 実際の速度 50km)

タイヤの外形を大きくすると、このようになる可能性があります。

インチアップ時には、タイヤの外形や荷重指数を考慮する必要があり、タイヤの空気圧にも注意が必要です。
 
どんなサイズでも装着出来るわけではなく、装着出来るサイズはある程度限られます。
 

◆ 車体の干渉やはみ出しに注意してください。

ホイール幅やインセットによって、はみ出しや干渉が決まりますので、慎重に選んでください。
 
「ホイール幅」「インセット」の数字でホイールの位置が決まります。

2つの数値は重要で、間違えると、はみ出しや干渉につながるため注意が必要。
 
ホイールははみ出さなくても、タイヤのサイドのふくらみの部分が、はみ出す可能性があります。

車高を落とし過ぎるとフロント・リア共、フェンダーとの干渉の可能性が増えます。

ハリアー60系インチアップのメリット・デメリット

ハリアー60系

インチアップすると見た目がかっこよくなる一方で、乗り心地や燃費への影響もあります。

インチアップのメリット

インチアップのメリット

以下のようなインチアップのメリットが挙げられます。

  • 見た目がスタイリッシュになる
  • コーナリング性能が向上する
  • 高速道路での安定感が増す

詳しいメリットはこちらの記事を参考にしてください。

インチアップのデメリット

インチアップのデメリット

インチアップのデメリットは以下の通りです。

  • 乗り心地が硬くなる
  • タイヤの交換費用が高くなる
  • 燃費が悪化する可能性がある
  • ローダウンするとフェンダーと干渉する可能性がある

詳しいデメリットはこちらの記事を参考にしてください。

ハリアー60系の18インチのサイズ

18インチのサイズ

ハリアー60系の18インチのタイヤサイズは、235/55R18です。

純正の18インチ車と同じサイズを選ぶと、問題なく装着できます。

<純正の18インチのサイズ>

  • 型式:DBA-ZSU60W
  • 年式:2017年12月~
  • タイヤサイズ:235/55R18
  • ホイールサイズ:18×7.5J
  • ホール数:5穴
  • PCD:114.3
  • インセット:45

18インチの7.5Jのホイール(5穴114.3mm)で、インセットが+42ぐらいでも装着できそうです。

18インチ・19インチは問題なく車検に通るサイズが多いです。

18インチのタイヤ外径

インチアップ

225/65R17を18インチにする場合、純正サイズの235/55R18や225/60R18がいいです。

<タイヤ外径比較>

  • 225/65R17:724mm
  • 235/55R18:715mm
  • 225/60R18:727mm

タイヤ外径が近いのは225/60R18です。

18インチのホイールセット

ハリアー60系のホイールセットは、ネット通販で購入可能です。

ハリアー60系に適合するサイズで、好みのデザインのホイールを選んでください。

18インチのホイールセットはネット通販で販売しています。

ハリアー60系の19インチのサイズ

19インチのサイズ

ハリアー60系の19インチの参考サイズ

  • 型式:DBA-ZSU60W
  • 年式:2017年12月~
  • タイヤサイズ:235/50R19
  • ホイールサイズ:19×8J
  • ホール数:5穴
  • PCD:114.3
  • インセット:40

上級グレードのエレガンス GRスポーツは、19インチを装着しています。

19インチのタイヤ外径

インチアップする時はタイヤ外径を合わせます。

225/65R17を19インチにする場合は、225/55R19が近いです。

<タイヤ外径比較>

  • 225/65R17:724mm
  • 225/55R19:730mm
  • 235/50R19:717mm
  • 245/45R19:703mm

【245/45R19のタイヤ外径の計算例】
245mm(タイヤの断面幅)×0.45(偏平率)×2+19(リム径)×25.4(インチ)=703.1
mm

225/65R17を19インチにする場合は、225/55R19がタイヤ外径が近いです。

245/45R19が近いですが、タイヤ外径が小さくなります。

ハリアー60系の20インチのサイズ

20インチ

ハリアー60系の20インチの参考サイズです。

20インチの参考サイズ

  • タイヤサイズ:245/45R20
  • ホイールサイズ:20×8.5J
  • 5H/114.3
  • インセット40

※あくまで参考サイズです。

ネット通販でもホイールセットを販売しています。


↑画像クリックで楽天市場の商品ページへ飛びます

9Jのホイールも装着可能ですが、はみ出しの可能性が高くなります。

20インチのタイヤ外径

インチアップする時は、タイヤの外径を合わせる必要があります。

225/65R17を20インチにする場合は245/45R20が近いです。

<タイヤ外径比較>

  • 225/65R17:724mm
  • 245/40R20:704mm
  • 245/45R20:728mm

【245/45R20のタイヤ外径の計算例】
245mm(タイヤの断面幅)×0.45(偏平率)×2+20(リム径)×25.4(インチ)=728.5
mm

245/40R20は、タイヤ外径が小さくなるため注意が必要です。

20インチのインチアップに関して

20インチ装着時は、サイズによっては、はみ出し、干渉の可能性があります。

以下のようなことに注意が必要です。

  • ホイールのJ数とオフセットを適切に選び、フェンダー干渉を防ぐ
  • 低偏平タイヤのため、空気圧管理をこまめに行い、乗り心地を維持する
  • 軽量ホイールを選ぶことで、燃費やハンドリングの悪化を抑える
  • ローダウンをする場合、フェンダークリアランスとのバランスを考慮する

ハリアーに20インチを装着することで、スタイリッシュな見た目と走行性能を両立できます。

適切なサイズを選び、安全で快適なドライブを楽しんでください。

20インチのホイールセット

ホイールのセットは、カー用品店で購入可能ですが、最近では、ネット通販でも購入ができます。

ネット通販では、60系ハリアー用のホイールセットが数多く販売されています。

 ※適合車種に60系ハリアー(年式・グレード)の記載があるかを確認してください。

いろいろな種類があるので、好みのデザインのホイールを探してみてください。

社外品のホイールを取り付ける時は、別途ホイールナットが必要になります。

ハリアーに似合うホイールデザインは?

ホイールデザイン

ホイールデザインは種類が多くて、どのタイプのデザインにするか迷うかもしれません。

ホイールのデザインは、以下のような種類があります。

もし、ホイール選びに迷ったなら、純正のホイールデザインを参考にするといいです。

60ハリアーのホイールは、スポークデザインのホイールが装着されているので、同じようなデザインは相性が良く、無難にマッチします。


↑画像クリックで楽天市場の商品ページへ飛びます

ホイール選びに迷ったら、スポーク系のホイールを選ぶのもいいです。

ホイールの選び方はこちらを参考にしてください。
⇒ アルミホイールデザインの選び方と種類

ホイールのカラー

ホイールのカラー

インチアップ時のホイールを選ぶ際には、ホイールデザインと合わせて、カラーも重要で、無難に合わせやすいのは、シルバーのホイール。

純正ホイールの多くはシルバーを使用しています。
 
シルバー系の中でも、表面が磨かれているポリッシュタイプは高級感が出るのでオススメです。


↑画像クリックでYahoo!ショッピングの商品ページへ飛びます

最近ではブラックとポリッシュを組み合わせた、ブラックポリッシュも人気です。

純正ホイールでもブラックポリッシュが増えています。

車のボディとホイールカラーの相性は、こちらの記事を参考にしてください。
⇒ 黒い車に合うホイール
⇒ 白い車に合うホイール
⇒ シルバーの車に合うホイール
⇒ 青いボディの車に合うホイール
⇒ 黄色のボディの車に合うホイール
⇒ 赤いボディの車に合うホイール

ハリアー60系におすすめのホイール

ハリアー60系に適したホイールブランドを紹介します。

インチアップ時にはデザインだけでなく、性能や耐久性も考慮して選ぶことが重要です。

RAYS


↑画像クリックで楽天市場の商品ページへ飛びます

RAYSはスポーツ性能とデザイン性を兼ね備えたホイールブランドで、多くのレーシングカーやチューニングカーにも採用されています。

軽量かつ高剛性なホイールが多く、街乗りからサーキット走行まで対応可能。

  • 特徴: 軽量・高剛性・スポーティなデザイン
  • おすすめモデル: RAYS VOLK RACING TE37、RAYS HOMURAシリーズ
  • メリット: スポーティな走行性能、洗練されたデザイン
  • デメリット: 一部モデルは価格が高め

WORK


↑画像クリックで楽天市場の商品ページへ飛びます

WORKは、カスタム性が高く、個性的なデザインのホイールが多いブランドです。

カラーやリム幅などのカスタマイズが可能で、自分好みのホイールを選べるのが特徴。

  • 特徴: カスタム性が高く、デザインの自由度が高い
  • おすすめモデル: WORK EMOTION CR Kiwami、WORK ZEASTシリーズ
  • メリット: 豊富なカラーバリエーション、リム幅・インセットの自由度
  • デメリット: 一部サイズは車検非対応の場合がある

Weds


↑画像クリックで楽天市場の商品ページへ飛びます

Wedsは、軽量ホイールのラインナップが豊富で、特に燃費向上を重視する方におすすめのブランドです。

純正ホイールよりも軽量なモデルが多く、走行性能の向上に貢献。

  • 特徴: 軽量ホイールが多く、燃費向上に貢献
  • おすすめモデル: WedsSport SA-10R、Weds Kranzeシリーズ
  • メリット: 燃費性能向上、軽快な走行フィーリング
  • デメリット: 一部モデルはデザインがシンプル

まとめ

ハリアー60系

今回は、「トヨタ ハリアー60系のインチアップサイズ」を紹介しました。

ハリアー60系は20インチへインチアップすることができます。

サイズハリアーの適合サイズ
17インチ225/65R17
18インチ○ 235/55R18
19インチ○ 235/50R19
20インチ
トヨタ・ハリアー60系

ホイールには、いろいろな種類があるので、好みのデザインを探してみてください。

タイヤ・ホイールを変えると、車のイメージがグッと変わりますよ!

60系ハリアーのその他のサイズ
⇒ 22インチのサイズ
⇒ 24インチのサイズ

ハリアーのタイヤ・ホイール選びの参考になればと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

自動車業界で10年のキャリアを積んだ後、自動車関連のWEBライターとして活動しています。特にスポーツカーが好きで、多岐にわたるモデルを経験してきました。これまでに1500本以上の記事を執筆し、専門知識をもとに読者に有益な情報を提供しています。タイヤ・ホイールの選び方から購入方法まで、実践的なアドバイスをお届けします。

タップできる目次