「ランドクルーザー250を22インチにしたら、どれだけ迫力が出るの?」
「サイズ選びや装着時の注意点は?」
純正18インチや20インチとは一線を画す、圧倒的な存在感を放つ22インチホイール。
ランクル250をさらにラグジュアリーに、そしてワイドなスタンスで仕上げたい方にとって、22インチへのインチアップは憧れのカスタムです。
しかし、22インチは大径ホイールであるため、適切なサイズ選びや装着時の注意点を理解していないと、車検不適合やトラブルの原因になることも。
この記事では、車業界10年の経験をもとに、ランドクルーザー250の22インチインチアップについて、適合サイズ、メリット・デメリット、装着時の注意点、そしておすすめのホイールセットまで徹底解説します。
ランドクルーザー250の純正サイズをおさらい

22インチへのインチアップを検討する前に、まずは純正サイズを確認しておきましょう。
グレード別の純正タイヤ・ホイールサイズ

ランドクルーザー250は、グレードによって装着されるタイヤ・ホイールサイズが異なります。
18インチ(GX、VX、特別仕様車)
- タイヤサイズ:265/70R18(GX: 245/70R18)
- ホイールサイズ:18×7.5J
- タイヤ外径:約828mm
20インチ(ZX)
- タイヤサイズ:265/60R20
- ホイールサイズ:20×7.5J
- タイヤ外径:約826mm
共通スペック
- ホール数:6穴
- PCD:139.7
- インセット:60
- ナットサイズ:M14×1.5
より詳しい18インチ・20インチのサイズ情報については、こちらの記事も参考にしてください。

22インチにすると見た目はどう変わる?

純正18インチから22インチへインチアップすると、ホイール径が4インチ(約10cm)大きくなります。
この変化は、単なるサイズアップ以上のインパクトをもたらします。
- 圧倒的な存在感と高級感
- ワイドなスタンスによる迫力あるフォルム
- フェンダーとホイールの隙間が埋まり、引き締まった印象に
ランドクルーザー250のような大型SUVには、22インチの大径ホイールが非常にマッチします。
22インチインチアップのメリット・デメリット

22インチへのインチアップは見た目の向上だけでなく、走行性能にも影響を及ぼします。
メリットとデメリットを理解した上で検討しましょう。
メリット
圧倒的な存在感と高級感
22インチの大径ホイールは、ランクル250をさらにラグジュアリーな雰囲気に仕上げます。
純正サイズでは得られない迫力と高級感が手に入ります。
ワイドなスタンスによる安定感
タイヤ幅が広くなることで、コーナリング時の安定性が向上します。
高速走行時の安定感も増すため、長距離ドライブでも疲れにくくなります。
スポーティな走行フィール
偏平率が低くなることで、ステアリングレスポンスが向上し、よりダイレクトな走行フィールが楽しめます。

デメリット
乗り心地の硬化
偏平率が低くなるため、タイヤの緩衝性能が減少し、路面からの突き上げを感じやすくなります。
燃費への影響
ホイール・タイヤの重量増加により、燃費が若干悪化する可能性があります。
タイヤ・ホイール費用の高額化
22インチのタイヤ・ホイールセットは、18インチや20インチと比較して高価です。
また、タイヤ交換時のコストも高くなります。
オーバーフェンダーが必要
22インチホイールを装着する場合、多くのケースでオーバーフェンダーが必要になります。

ランドクルーザー250の22インチ適合サイズ

ランドクルーザー250を22インチへインチアップする際の推奨サイズを紹介します。
推奨タイヤサイズ
ランドクルーザー250に22インチを装着する場合、以下の2つのタイヤサイズが一般的です。
① 285/45R22
- タイヤ外径:約813mm
- タイヤ幅:285mm
- 偏平率:45%
② 305/40R22
- タイヤ外径:約825mm
- タイヤ幅:305mm
- 偏平率:40%
タイヤ外径比較表
純正サイズとの外径差を確認しましょう。
| サイズ | 外径 | 純正との差 |
|---|---|---|
| 265/70R18(純正) | 約828mm | 基準 |
| 265/60R20(純正ZX) | 約826mm | -2mm |
| 285/45R22 | 約813mm | -15mm |
| 305/40R22 | 約825mm | -3mm |
305/40R22は、純正の265/60R20(ZXグレード)とほぼ同じ外径のため、スピードメーターへの影響が最小限に抑えられます。
一方、285/45R22は若干外径が小さくなりますが、実用上は問題ないレベルです。
タイヤ外径は以下の記事で計算可能です。

ホイールスペック
22インチホイールを選ぶ際は、以下のスペックに適合するものを選びましょう。
- リム幅:9.5J〜10.5J
- PCD:139.7(6穴)
- ハブ径:108mm程度
- インセット:30〜50
インセットが小さくなるほど、タイヤが外側に出てワイドなスタンスになります。ただし、はみ出しには注意が必要です。
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22インチ装着時の注意点

22インチへのインチアップは、純正サイズから大きく変更するため、いくつかの注意点があります。
① オーバーフェンダーが必要な場合も

22インチホイールは、タイヤ幅が広く、インセットも純正より小さくなるため、オーバーフェンダーの装着が必要となることがあります。
ホイールサイズ、タイヤサイズ選びによって異なりますが、車体からはみ出さないように注意が必要です。
タイヤが車体からはみ出した場合は、車検に適合しません。
*オーバーフェンダーのサイズ、取り付け方法によっては構造変更が必要になるケースもあります。
② 車検対応について

タイヤが車体からはみ出している場合、車検に通りません。
保安基準では、以下の条件を満たす必要があります。
- タイヤが車体からはみ出していないこと
- フェンダーモールなどで適切にカバーされていること
- 車体の全幅が規定内であること
- タイヤの荷重指数をクリアしていること
オーバーフェンダーを装着することで、タイヤのはみ出しをカバーし、車検適合を目指せます。
ただし、車検の可否は車両の状態や検査官の判断によって異なるため、事前に専門店に相談することをおすすめします。

③ 干渉リスクのチェックポイント

22インチホイールを装着する際、以下の箇所との干渉に注意が必要です。
- フェンダー内側:ハンドルを切った際にタイヤがフェンダーに当たらないか
- サスペンションアーム:ホイール内側がサスペンション部品に接触しないか
- ブレーキキャリパー:ホイールとブレーキキャリパーの間に十分なクリアランスがあるか
専門店で装着前にフィッティング確認を行うことが重要です。

④ スピードメーターへの影響

タイヤ外径が変わると、スピードメーターの表示に誤差が生じます。
305/40R22は純正20インチとほぼ同じ外径のため、誤差は最小限です。
一方、285/45R22は純正より約15mm小さくなるため、実際の速度よりスピードメーターが速く表示されます(実速40km/hでメーターは約40.7km/hを表示)。

⑤ ローダウン併用時の注意
ローダウンと22インチインチアップを併用する場合、タイヤハウス内のクリアランスがさらに狭くなります。
干渉リスクが高まるため、慎重なサイズ選びとフィッティング確認が必要です。

おすすめ22インチホイールセット
ランドクルーザー250に装着できる、おすすめの22インチホイールセットを紹介します。
【ラグジュアリー派】VOSSEN HFX-1 22インチセット
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特徴:ハイブリッドフォージド製法の最新作
VOSSENのHFX-1は、鍛造ホイールのリップデザインと、ハイブリッドフォージドシリーズの肉抜き軽量化スポークを融合させた最新モデルです。
従来の鋳造ホイールでは不可能だった、繊細で立体的なデザインが特徴。
ランドクルーザー250の6穴に専用設計された2×6スポークデザインで、妥協のない仕上がりとなっています。
セット内容
- ホイール:VOSSEN HFX-1 ガンメタル 22インチ
- タイヤ:厳選輸入タイヤ 285/45R22(銘柄選択可能)
- 4本セット価格
こんな人におすすめ
- ラグジュアリーな雰囲気を重視したい方
- 欧米スタイルのカスタムが好きな方
- デザイン性と品質の両立を求める方
VOSSEN HFX-1は、ネット通販で販売しています。
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【スポーツ派】RAYS VOLK RACING G025GC 22インチセット
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特徴:絶対的強度・剛性を誇るレイズ鍛造
VOLK RACING G025GCは、ランドクルーザー250のような最重量級のマシンの足元を支えるスペックを持つ、RAYS鍛造ホイールです。
G025のデザインをベースに、22インチの大径へ昇華させるために各部の設計変更を実施。
スポークの断面形状は幅太で無骨、かつシャープに仕上げられ、立体感・エッジ感を強調したデザインです。
構造解析技術を駆使したウェイトレスホールを大きく穿ち、軽量化と剛性を両立。
ターゲット車両の重量を優に受け止める性能を獲得しています。
セット内容
- ホイール:RAYS VOLK RACING G025GC 22インチ
- タイヤ:厳選輸入タイヤ 305/40R22(銘柄選択可能)
- 4本セット価格
こんな人におすすめ
- 走行性能を重視したい方
- 国産ブランドの高品質を求める方
- 鍛造ホイールの軽量性と剛性を活かしたい方
- よりワイドなタイヤ幅(305mm)を選びたい方
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【VIPスタイル派】ヴァルド(WALD) ジェニュインラインF001 22インチセット
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ヴァルド(WALD)のジェニュインラインF001は、国産ラグジュアリーカスタムブランドとして長年の実績を持つヴァルドが手がける、大型SUV専用設計の22インチホイールです。
ランドクルーザーをはじめとする高級SUVのカスタムに特化したデザインで、VIPスタイルを追求する方に最適なモデル。
重厚感のあるスポークデザインと、精緻な仕上げが特徴で、ボディラインを一層際立たせ、格調高いスタイリングを実現します。
セット内容
- ホイール:ヴァルド ジェニュインラインF001 22インチ
- タイヤ:厳選輸入タイヤ 285/45R22または305/40R22(銘柄選択可能)
- 4本セット価格
こんな人におすすめ
- VIPスタイル・ドレスアップを重視したい方
- 国産ブランドの高級感と信頼性を求める方
- ランクルに特化したデザインを選びたい方
- 重厚感のあるラグジュアリーな雰囲気が好きな方
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ホイールセット購入時のポイント

タイヤ銘柄の選択
どちらのホイールセットも、タイヤ銘柄を選ぶことができます。
- オンロード重視:静粛性と乗り心地を優先したい方
- オフロード性能:悪路走破性を重視したい方
- コストパフォーマンス:価格を抑えたい方
用途に合わせて最適なタイヤを選びましょう。

取り付けナットについて

ランドクルーザー250のホイールナットはM14×1.5です。
ホイールセットには取り付けナットは含まれていないため、別途購入が必要です。
一般的なトヨタ車のM12×1.5ではないので、必ずM14対応のナットを選んでください。
1台あたり24個のナットが必要です。

タイヤ銘柄の選び方

22インチのタイヤを選ぶ際は、用途や重視するポイントによって最適な銘柄が異なります。
285/45R22の有名タイヤ
静粛性・乗り心地を優先
- PIRELLI P ZERO
- Continental PremiumContact 6
- YOKOHAMA PARADA Spec‑X PA02
街乗りや高速道路がメインの方におすすめです。
コスパ重視タイヤ
価格を抑えたい方向け
- MAXTREK FORTIS T5
- DURATURN MOZZO STX
非常に価格が抑えめに設定されているモデルです。
価格が安めの場合、「寿命(摩耗耐性)」「ウェットグリップ性能」「風・ロードノイズ」「静粛性」などで割り切る部分が必要になるケースもあります。
装着イメージとカスタムのコツ
22インチ装着時の見た目の変化
22インチホイールを装着すると、ランドクルーザー250の印象が大きく変わります。
- フェンダーとホイールの隙間が埋まる
- ワイドなスタンスで安定感のあるフォルム
- 大径ホイールによる高級感の向上
純正サイズでは物足りなさを感じていた方も、22インチなら満足度の高い仕上がりになるでしょう。

車高とのバランス
22インチホイールは大径のため、ノーマル車高でもバランスが取れやすいのが特徴です。
むしろ、ローダウンしすぎると干渉リスクが高まるため、ノーマル車高〜軽いローダウン程度がおすすめです。
カラー選択のポイント

ホイールのカラーは、車体色との相性を考えて選びましょう。
ガンメタ・マットブラック
- どんな車体色にも合わせやすい
- 落ち着いた高級感を演出
ポリッシュ・シルバー
- 明るい印象で清潔感がある
- ホワイト系の車体と相性抜群
ブロンズ・ゴールド
- 個性的で存在感がある
- ブラック・ホワイト系の車体と好相性
ボディカラー、ホイールカラーとの相性はこちらの記事を参考にしてください。

購入・取り付けの流れ

① オンラインショップで注文
楽天市場などのオンラインショップで、ランドクルーザー250専用の22インチホイールセットを注文します。
注文時の確認事項
- 車種:ランドクルーザー250
- 型式:GDJ250W / TRJ250W
- グレード:GX / VX / ZX
- タイヤ銘柄の選択
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② 納期の確認
ホイールセットは受注生産の場合が多く、納期は2週間~が目安です。
在庫状況により異なるため、注文前に必ず納期を確認しましょう。
③ オーバーフェンダーの準備
22インチを装着する場合、選択するサイズによっては、オーバーフェンダーが必要です。
先にオーバーフェンダーを取り付けてから、ホイールを装着するのがスムーズです。
④ 専門店で取り付け
ホイールセットが届いたら、カー用品店やタイヤ専門店で取り付けを依頼します。
取り付け工賃の相場
- ホイール・タイヤ交換:8,000円〜15,000円(4本)
- ホイールバランス調整:2,000円〜4,000円(4本)
- 廃タイヤ処分料:1,000円〜2,000円(4本)
合計で約11,000円〜21,000円が目安です。
⑤ 取り付け後の確認

取り付け後は、以下の点を必ず確認しましょう。
- タイヤの空気圧は適正か
- ホイールナットは規定トルクで締められているか
- ハンドルを左右に切った際に干渉していないか
- 走行時に異音がしないか
100km程度走行したら、再度ホイールナットの増し締めを行うことをおすすめします。
よくある質問(FAQ)

Q1. 22インチを装着しても車検は通りますか?
A. 適切にオーバーフェンダーを装着し、タイヤが車体からはみ出していなければ、車検に通る可能性があります。
ただし、車検の可否は車両の状態や検査官の判断によって異なります。タイヤの荷重指数もクリアしなければいけません。
事前に専門店に相談し、車検対応を確認することをおすすめします。
Q2. 285/45R22と305/40R22、どちらを選ぶべきですか?
A. 用途と好みによって選択が変わります。
285/45R22を選ぶべき人
- 乗り心地を少しでも良くしたい
- タイヤ幅を抑えたい
- コストを抑えたい
305/40R22を選ぶべき人
- よりワイドなスタンスが好み
- コーナリング性能を重視
- 純正ZXの外径に近いサイズが良い
迷ったら、外径が純正に近い305/40R22がおすすめです。
Q3. 取り付けナットは別売ですか?
A. はい、ホイールセットには取り付けナットは含まれていません。
ランドクルーザー250はM14×1.5のナットが必要で、一般的なトヨタ車のM12×1.5とは異なります。
必ずM14対応のナットを別途購入してください。1台あたり24個必要です。
純正ナットに対応しているホイールは純正ナットを使用します。
Q4. 18インチから22インチへ一気にインチアップしても大丈夫?
A. サイズ選びを適切に行えば問題ありません。
ただし、乗り心地の変化が大きくなるため、不安な方は一度試乗してから決めるのも良いでしょう。

まとめ:22インチでランクル250をさらに迫力あるスタイルに

ランドクルーザー250の22インチインチアップについて解説しました。
22インチインチアップのポイント
- 推奨タイヤサイズ:285/45R22または305/40R22
- ホイールスペック:6H-139.7、リム幅9.5J〜10.5J、インセット30〜50
- オーバーフェンダーが必須
- 車検対応には専門店への相談が重要
- 取り付けナット(M14×1.5)は別途購入が必要
22インチホイールは、純正サイズでは得られない圧倒的な存在感と高級感をもたらします。
ラグジュアリー派にはVOSSEN HFX-1、スポーツ派にはRAYS VOLK RACING G025GCがおすすめです。
どちらも厳選された輸入タイヤとのセットで、タイヤ銘柄も選べるため、用途に合わせた最適な組み合わせが選べます。
適切なサイズ選びと専門店でのフィッティング確認を行えば、安全かつスタイリッシュなカスタムが実現できます。
あなたのランドクルーザー250を、さらに迫力あるスタイルに仕上げてみませんか?
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