【フリード(GB3/4)の16インチ装着ガイド】サイズ・注意点・ホイール選び

フリード ハイブリッド(GP3)

ホンダ フリード(GB3/4)を16インチにインチアップしたいけど、どのサイズを選べばいいのか迷っていませんか?

  • 16インチのサイズの選び方は?
  • フリードに合うホイイールデザインは?
  • ホイールセットの購入方法は?

この記事では、車業界で10年働いた経験をもとに、フリード(GB3/4/GP3)の16インチ化について詳しく解説します。

タップできる目次

フリード(GB3/4/GP3)

2008 Honda Freed 01 引用:https://commons.wikimedia.org/wiki/

フリードは、本田技研工業が生産、販売するミニバン型の小型乗用車。

年式、型式で種類が分かれます。

このページでは、初代フリード GB3/4/GP3型(2008年-2016年)について書いています。
 
初代フリードの型式は、GB3/4(2008年-2016年)

駆動方式は、FFと4WDがあり、エンジンは、L15B型:1.5L 直4DOHC

フリードの純正タイヤ・ホイールサイズ

純正サイズ

フリードの純正14インチのサイズ

  • 型式:DBA-GB5
  • 年式:2008年5月~
  • タイヤサイズ:185/70R14
  • ホイールサイズ:14×5.5J
  • ホール数:4穴
  • PCD:100
  • インセット:50

 
純正15インチのサイズ

  • 型式:DBA-GB5
  • 年式:2008年5月~
  • タイヤサイズ:185/65R15
  • ホイールサイズ:15×5.5J
  • ホール数:4穴
  • PCD:100
  • インセット:50

注意点として、2代目フリード GB5/6/7/8型は、ホール数、PCDが違います。

2代目フリード GB5/6/7/8型のホール数は、5H、PCD:114.3になるため注意してください。

フリードのホイールナットサイズ

ナットサイズ

フリードのホイールナットサイズは、通常のホンダ車のナットと同じサイズです。

  • M12×1.5
  • 19HEX(19ミリ)

【ナットサイズの詳細】
M12:ネジの直径(ボルト径)
P1.5:ネジの山と山の間の距離(ピッチ)
19HEX:頭の六角の2面幅
 
ホイールナットは、1台分で16個です。
 
社外品ホイール購入時は、別途ナットが必要です。
⇒ ホンダ車のナットに関して

フリード(GB3/4)の16インチのサイズ

16インチのサイズ

フリード(GB3/4)の参考16インチサイズです。

【16インチ】

  • 型式:DBA-GB3
  • 年式:2008年5月~
  • タイヤサイズ:195/55R16
  • ホイールサイズ:16×6J
  • ホール数:4穴
  • PCD:100
  • インセット:52

※あくまで参考サイズです。

16インチのタイヤ外径比較

インチアップ

インチアップする時は、タイヤ外径を合わせます。

185/65R15を16インチにインチアップのする時のタイヤ外径比較です。

タイヤ外径比較
  • 185/65R15:621mm
  • 195/55R16:620mm

【195/55R16のタイヤ外径の計算例】
195mm(タイヤの断面幅)×0.55(偏平率)×2+16(リム径)×25.4(インチ)=620.9mm

185/65R15にタイヤ外径が近い16インチは195/55R16です。

フリードの16インチのホイールセット一覧

ネット通販でフリード(GB3/4)のホイールセットの購入ができます。

適合車種にフリード(GB3/4)の記載があるかを確認してください。

楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazonなどが購入しやすいです↓

フリードのホイールセット購入方法

インチアップのホイールセット

インチアップをすると、クルマの見た目や走行性能を向上させることができます。

フリードをインチアップしてホイールを購入する時は、以下のような流れになります。

STEP
タイヤサイズを決める

純正サイズを参考にサイズを決めます。

STEP
ホイールサイズを決める

装着可能なホイールサイズを選択します。

STEP
タイヤの銘柄、ホイールを選択

タイヤのメーカー、ホイールデザインを決定します。

STEP
ホイールセットの適合を確認

年式、型式、グレードを確認します。

STEP
ナットを選択

必要な場合はナットも購入します。

STEP
タイヤの交換・取り付け

確実に取り付けを行います。

インチアップをする時は、新しいタイヤサイズに合わせたホイールの選定が必要です。

このページでは、インチアップする時の参考サイズを紹介していますので、参考にしてください。

タイヤ・ホイールは、車検にもかかわる部分なので、規定を超えない範囲でインチアップしてください。

ホイールデザインの選び方

ホイールデザイン

ホイール選びは、フリードの印象を大きく変える重要な要素です。

主なデザインタイプ

スポークデザイン

  • 最も一般的で飽きが来ない
  • 5〜7スポークがフリードにおすすめ
  • 軽量で放熱性に優れる

メッシュデザイン

  • クラシカルで高級感がある
  • VIP風のカスタムに最適
  • 洗車に手間がかかる

ディッシュデザイン

  • リムが深く存在感がある
  • ローダウンと相性抜群
  • 価格は高め

人気のホイールカラー

ホイールのカラー
スクロールできます
カラー特徴おすすめ車体色メンテナンス性
シルバー万能、汚れが目立ちにくい全色OK★★★★★
ガンメタリック人気No.1、スポーティーホワイト、ブラック★★★★☆
ブラック引き締まる、カッコいいホワイト、レッド★★☆☆☆
ポリッシュ高級感が高いダーク系★★★☆☆

フリードにおすすめの組み合わせ

フリードに17インチ装着時の注意点

フリードの使用目的やカスタムの方向性に合わせて、おすすめの組み合わせを紹介します。

実用性重視

毎日の通勤や買い物、ファミリーユースが中心の方におすすめ。

メンテナンスが楽で飽きの来ないデザインが特徴です。

  • 5〜6スポーク × シルバー or ガンメタリック

価格帯:1本8,000円〜3万円、洗車が楽、下取り時も有利

ドレスアップ重視

見た目の高級感を重視する方におすすめ。ローダウンと組み合わせるとさらに映えます。

  • メッシュ × ポリッシュ or ブラック

価格帯:1本1.5〜5万円、ラグジュアリー風の仕上がり、存在感あり

スポーティー志向

走りの雰囲気を演出したい方におすすめ。引き締まった印象で若々しいスタイルに。

  • 7スポーク × ガンメタリック or ブラック

詳しいホイールデザインの選び方

16インチ装着時のよくある質問(FAQ)

Q&A

Q1: ノーマル車高で16インチは装着できますか?

A: インセット50〜53であれば問題なく装着できる可能性が高いです。

17インチと比べて装着の自由度が高いのが16インチの魅力です。

Q2: 15インチから16インチにすると乗り心地は悪くなりますか?

A: 若干硬くなりますが、体感できるほどの大きな変化はありません。

タイヤの銘柄選びで乗り心地を重視することもできます。

Q3: 車検は通りますか?

A: 以下の条件を満たせば車検対応可能です。

  • 最低地上高9cm以上確保
  • タイヤ・ホイールのはみ出しなし
  • スピードメーター誤差が規定内(195/55R16なら問題なし)

Q4: 燃費はどのくらい悪化しますか?

A: ホイール・タイヤの重量増により、0.5〜1km/L程度の悪化が予想されます。

17インチよりは影響が少ないです。

Q5: タイヤの寿命は?

A: 走行距離や使用状況にもよりますが、4〜5万km程度が目安です。

15インチと大きな差はありません。

Q6: 16インチと17インチ、どちらがおすすめですか?

A: 用途によります。

  • 16インチ:実用性重視、ノーマル車高、コスパ重視の方
  • 17インチ:見た目重視、ローダウン前提、ドレスアップ志向の方

17インチを検討している方はこちらの記事を参考にしてください。

まとめ

フリードの17インチ

今回は、「フリード GB3/4型」のインチアップサイズを紹介しました。

フリード GB3/4型は、純正で15インチと16インチを装着している車があります。

参考ホイールマッチング例は以下のようになります。

ホイールマッチング例
185/70R1414×5.5J 4H/100 +50
185/65R1515×5.5J 4H/100 +50
195/55R1516×6J 4H/100 +52

インチアップをして16インチや17インチを装着することも可能ですが、ホイール選びに注意が必要です。

フリード GB3/4型は、4H/100のホイールを装着しているため、適合確認を行い、装着できるホイールを選んでください。

この記事がフリードのタイヤ・ホイール選びの参考になればと思います。

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この記事を書いた人

自動車業界で10年のキャリアを積んだ後、自動車関連のWEBライターとして活動しています。特にスポーツカーが好きで、多岐にわたるモデルを経験してきました。これまでに1500本以上の記事を執筆し、専門知識をもとに読者に有益な情報を提供しています。タイヤ・ホイールの選び方から購入方法まで、実践的なアドバイスをお届けします。

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