日産ノート オーラニスモは、プレミアムコンパクトカーの中でも特にカスタムポテンシャルが高い車種です。
純正で17インチを標準装備しているオーラニスモですが、より個性的な足回りにカスタムしたいと考えているオーナーも多いのではないでしょうか。
この記事では、オーラニスモの17インチホイールカスタムについて、純正スペックから装着可能サイズ、人気ブランドの実装着事例まで詳しく解説します。
オーラニスモの17インチ純正スペック

オーラニスモは日産ノートの上位グレードとして、標準で17インチホイールを装着しています。
通常のオーラとは異なり、NISMOバージョンではよりスポーティーな仕様が採用されており、ホイールサイズも専用設定となっています。
基本スペック

オーラニスモの純正17インチホイールは以下のスペックです。
- ホイールサイズ: 17×7.0J
- インセット: +42
- PCD: 4H100(4穴、PCD100mm)
- ハブ径: 60Φ
- タイヤサイズ: 205/50ZR17 93W XL
- ナットサイズ: M12×1.25 21HEX 60°テーパー座
オーラニスモの純正タイヤには、ミシュランPILOT SPORT 4が採用されており、スポーティーな走りを重視した設定となっています。
他グレードとの違い

通常のノートは15×5.5J、オーラが17×6.5J インセット40なのに対し、オーラニスモは7.0Jとワイド化されており、よりスポーティな仕様となっています。

オーラニスモに装着可能な17インチサイズ

オーラニスモの17インチホイール選びでは、単純に純正サイズと同じものを選べば良いというわけではありません。
より個性的で迫力のある見た目を求める場合、サイズアップが重要なポイントになります。
推奨サイズ範囲
オーラニスモに装着可能な市販17インチホイールのサイズは、以下のサイズです。
- 基本サイズ: 17×7.0J +42~45
- ドレスアップサイズ: 17×7.5J +38~42
- 限界サイズ: 17×8.5J(要車高調整)
【タイヤ外径比較】
- 205/50R17:636mm
- 225/45R17:634mm
一般的なサイズは純正の205/50R17です。
これらのサイズ範囲内であれば、適切なタイヤ選択とセッティングにより安全に装着することが可能です。

サイズ選びのポイント
オーラニスモのボディサイズがは大きいため、ちょうど良い出ヅラに仕上げるには少なくても7.5Jは履いておきたいところ。
オーラニスモがコンパクトカーでありながら「8.0J・8.5Jといった太めのホイールも装着出来るクルマ」です。
一般的に使われる7.0Jのサイズでは「出ヅラが物足りない仕上がり」になってしまうため、見た目を重視するなら7.5J以上での検討がおすすめです。
ただし、インセットには充分注意してください。
人気ホイールブランド&装着事例

ここからは、実際にオーラニスモに装着されている人気ホイールブランドの事例をご紹介します。
実装着事例を中心に、サイズやカラー、注意点まで詳しく解説していきます。
RAYS(レイズ)装着事例
57Transcend 17インチ – 攻めのカスタム仕様
8.5J 17インチ(限界サイズ)での装着
- ローダウン必須(車高調推奨)
- ツライチ仕様での仕上げ
- 引っ張りタイヤでの干渉回避
- 上級者向けカスタム
17インチ – 定番人気仕様
最もバランスの良い組み合わせ
17インチ | 仕様 |
---|---|
ホイールサイズ | 7.5J 17インチ |
推奨タイヤ | MICHELIN 205/50R17 |
適合性 | 純正車高での限界サイズ |
「ノートオーラニスモの純正車高であればこのホイールサイズがほぼ限界」として、初心者から上級者まで幅広く支持されている定番サイズです。
57C6 TIME ATTACK EDITION 17インチ
デザインマッチング
- オーラニスモの赤色パーソナルカラーとの相性抜群
- レーシーな外観でスポーティさを演出
- 公式製品ページ
RAYSホイールの特徴とオーラニスモとの相性
TE37シリーズの魅力
- オーラニスモオーナー間で最高の人気を誇る
- 鍛造製法による軽量性と高剛性を両立
- 特にTE37 SAGA S-plusは専門店推奨の定番モデル
最も人気の高い組み合わせ

BBS装着事例
BBS LM 17インチ
エレガント&プレミアム志向
- 装着サイズ: 17インチ 7.5J +40
- カラー: ダイヤモンドシルバー、ゴールド、ブラックブライトダイヤカット
- 構造: 2ピース構造による深リムデザイン
- タイヤ: 純正流用 205/50R17
- 特徴: ルマン24時間耐久レースをルーツに持つメッシュホイールの名作
- BBS LMは17インチ 4Hがあります。

ADVAN Racing装着事例
ADVAN RACING TC-4 17インチ
TC-4の魅力
- 軽量化を追求したレーシング由来の設計
- オーラニスモのスポーティな外観にマッチ
- 205/50R17での適合実績あり
オーラニスモにADVAN sports V105を装着させていただきました!
— タイヤガーデン金沢 公式 (@TGkanazawa) April 26, 2024
いつもお買い上げありがとうございます!
またご来店お待ちしております!!#日産#横須賀#横浜市#タイヤガーデン#タイヤ#ヨコハマタイヤ#ADVAN pic.twitter.com/phCyHemDGo
ENKEI(エンケイ)装着事例
Racing GTC02の魅力
- モータースポーツで培われた軽量設計
- 高い剛性と耐久性を両立
- オーラニスモのスポーティな性格にマッチ
- レーシーな外観でドレスアップ効果抜群
ENKEI PF09
— TD06 (@MFP300R) August 28, 2022
17×7.0j 100 4H
オフセット+38
運転席だけで良いから
レカロ着けたい‼️#オーラニスモ#福島日産 pic.twitter.com/aD9sbFOzoU
PF09の特徴
- ENKEIの定番スポークデザイン
- 17×7.0J +38でオーラニスモに良好な適合性
- コストパフォーマンスに優れた選択肢
- 幅広いカスタムスタイルに対応

オーラニスモ特有の注意点
日産車にオーラニスモホイールを装着する際の重要な注意点について解説します。
特にセンターハブの高さ問題は日産車特有の課題として知られています。
ハブ高の問題
重要な注意点として、オーラニスモは「日産あるあるのフロントセンターハブの高さ」の問題があります。
- LOWタイプのセンターキャップは装着不可
- HIタイプのセンターキャップが必要
- センターハブ部分とセンターキャップ裏が底付きしてしまう問題
ホイールによって適合するセンターキャップを用意する必要があります。
はみ出し・干渉チェック
太いホイール8.5Jなどの極太サイズを装着する場合は、ノーマルでは厳しいです。
- ローダウン施工が前提
- タイヤサイズの変更が必要(引っ張りタイヤ)
- ツライチ仕様での仕上げ
- 実車での干渉チェックが必須
保安基準クリア方法

- インセットの調整により車体からの突出を回避
- 適切なタイヤサイズの選択
- 車高調整との組み合わせ
特に事前の準備と実車での確認作業の重要が大事です。

おすすめホイールセット&価格情報
ホイールデザイン・カラーの選び方

オーラニスモに似合うホイールデザインは以下の通りです。
カラーはシルバー・ブラック・ブラックポリッシュが定番。ボディカラーに合わせて選ぶとさらに統一感が出ます。

予算別おすすめセット
エントリーモデル(20万円台)

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- ENKEI RC-T5: 軽量性重視
- ウェッズスポーツ各種: コストパフォーマンス重視
ハイエンド(30万円以上)

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- RAYS TE37 SAGA S-plus: 最高峰のパフォーマンス
- BBS LM: プレミアム志向
まとめ
オーラニスモの17インチホイールカスタムは、豊富な選択肢があることが魅力です。
7.5Jから8.5Jまでの幅広いサイズに対応できる懐の深さを持っており、ドレスアップからスポーツ走行まで様々なニーズに応えることができます。
ただし、ハブ高の問題やセンターキャップの選択など、オーラニスモ特有の注意点もあります。
適切なサイズ選びと質の高いホイールの組み合わせで、あなたのオーラニスモをより魅力的な1台に仕上げてください。