2025年6月に発売された新型ムーヴ(7代目)。
両側スライドドアを新たに搭載し、DNGAプラットフォームで刷新されたモデルは、発売1ヶ月で月販目標の約5倍となる約3万台の受注を記録し、大きな話題となっています。
そんな新型ムーヴの「インチアップ」を検討する方向けに、現時点でわかっていること、過去モデルを参考にした推測、そして注意点をまとめた完全ガイドをお届けします。
新型ムーヴ(2025年モデル)の基本情報

ダイハツの軽自動車『MOVE』の基本情報です。
型式は、LA850S、LA860S。
- 発売日:2025年6月5日
- プラットフォーム:DNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)
- ボディサイズ:全長3,395mm × 全幅1,475mm × 全高1,655mm
- 駆動方式:FF/4WD
- グレード構成(例)
- L/X/Gグレード:14インチホイール(155/65R14)
- RS(カスタム含む):15インチホイール(165/55R15)
※ホイールサイズは、メーカー公表またはディーラー確認による情報に基づいています。
純正タイヤ・ホイールサイズ一覧

新型ムーヴは、純正で14インチ装着車と15インチ装着車があります。
| グレード | ホイールサイズ | タイヤサイズ | ホイールスペック(推定) |
|---|---|---|---|
| L・X・G | 14インチ | 155/65R14 | 14×4.5J +45 |
| RS | 15インチ | 165/55R15 | 15×4.5J +45 |
Gグレードは純正14インチアルミホイール(ガンメタ塗装)。
RSグレードは純正15インチ(切削・スモーク塗装)を装着しています。
インチアップは可能?現時点での状況
新型ムーヴは発売直後のため、実際のインチアップ事例はほとんど公表されていません。
しかし、旧型ムーヴ(LA150系)では15インチ・16インチへのインチアップ事例が多く、今回も同様のサイズ展開が可能と予想されます。
特にプラットフォームの剛性強化とタイヤハウスの形状から、15インチは確実、16インチも条件付きで装着可能と考えられます。
インチアップの目安サイズ(予想)
現時点では新型ムーヴ(2025年6月発売)のインチアップ事例は限られていますが、旧型ムーヴ(LA150系)での実績やボディ寸法、純正設定を参考にすると、以下のサイズが目安となります。
| インチ | タイヤサイズ | ホイールサイズ(推定) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 15 | 165/55R15 | 15×4.5J〜5J +45前後 | RSグレードは標準装備 |
| 16 | 165/45R16 | 16×5J〜5.5J +45前後 | 要ローダウン・干渉注意 |
15インチのポイント
新型ムーヴ(LA850S/860S)を15インチにする時のポイントは以下の通りです。
- 外径差がほぼなく、スピードメーター誤差が小さい。
- 純正14インチからのアップでも、快適性と走行安定性のバランスが良い。
- タイヤ価格・種類も豊富で、経済性と選択肢の多さが魅力。
▶︎ 参考タイヤ外径
・155/65R14:557mm
・165/55R15:562mm
タイヤ外径計算は以下のツールがあります。

16インチのポイント
新型ムーヴ(LA850S/860S)を16インチにする時のポイントは以下の通りです。
- 大径化によりホイールデザインが際立ち、スポーティな印象になる。
- 扁平率が下がるため、段差での衝撃やロードノイズが増える傾向がある。
- インセットや車高によっては干渉の可能性が高く、事前の現車確認が必須。
▶︎ 参考タイヤ外径
・155/65R14:557mm
・165/45R16:554mm
・165/50R16:571mm
インチアップの注意

新型ムーヴをインチアップする際は、単に大きなホイールを装着すれば良いわけではありません。
サイズ選定や装着条件を誤ると、走行性能や安全性に影響が出たり、車検に通らない場合があります。
特に以下のポイントを事前に確認しておきましょう。
フェンダー干渉のリスク
16インチにアップする場合、タイヤ外径やリム幅、インセットの設定によっては、フロントのインナー側(サスペンションやインナーフェンダー)やフェンダーのツメ部分と接触する可能性があります。
特にハンドルを切った状態や段差通過時はクリアランスが減るため、干渉しやすくなります。
干渉すると走行中に異音が出たり、タイヤやフェンダーを傷める原因になるため、装着前にショップやメーカーの適合データで必ず確認しましょう。
車検対応

タイヤ外径が純正より大きくなりすぎると、スピードメーターの表示誤差が法定基準を超える場合があります。
また、ホイールやタイヤがフェンダーからはみ出すと、保安基準不適合となり車検に通りません。
外径差は純正比で±3%以内を目安に抑えると安心です。
ホイールのオフセット(インセット)やタイヤのショルダー形状によって見た目の出幅も変わるため、現車でのチェックが重要です。

ローダウン併用の有無
見た目を重視して16インチを装着する場合、ホイールとボディのバランスを整えるために車高調整やローダウンを行うケースが多く見られます。
ただし、車高を下げることでさらにフェンダーとタイヤの隙間が減り、干渉リスクが高まるため、ホイールサイズ・タイヤサイズ・ローダウン量の総合バランスを取ることが必要です。
車高調やダウンサスを組む場合は、同時にアライメント調整を行うと直進安定性やタイヤ摩耗の偏り防止にもつながります。

現時点でおすすめのタイヤ・ホイールセット(参考)
新型ムーヴのインチアップを検討する際は、サイズ選びだけでなく、走行性能・快適性・車検適合性を総合的に考えることが重要です。
ここでは、現時点で選びやすく、かつ実用性の高いサイズ別のおすすめホイールセット例を紹介します。
15インチのホイールセット

推奨サイズ:165/55R15
(純正14インチからの1インチアップ/RSグレードは標準採用)

特徴・メリット
- 純正に近い外径で、燃費やスピードメーター誤差への影響がほとんどない。
- タイヤの扁平率が55%と比較的高く、段差や継ぎ目での衝撃吸収性が良好。
- 見た目が引き締まり、ホイールデザインの選択肢も豊富。
- 乗り心地・走行安定性・デザイン性のバランスが良く、初めてのインチアップにも最適。
こんな人におすすめ
「街乗り中心で快適性を保ちつつ、少しドレスアップしたい方」
16インチのホイールセット

推奨サイズ:165/45R16
(外径は純正に近いが、扁平率が低くなるため注意)

- 特徴・メリット
- ホイール径が大きくなることでスポーティかつスタイリッシュな外観に変化。
- ボディとホイールの一体感が増し、カスタム感が強く出せる。
- カラーバリエーションやデザインの自由度が高い。
- 注意点
- 扁平率が45%と薄くなるため、段差や荒れた路面での衝撃が強く感じやすい。
- タイヤ・ホイール重量の増加で、加速や燃費に影響が出る場合がある。
- インセットやリム幅によってはフェンダー干渉のリスクがあるため、事前確認が必須。
- 見た目を優先する場合は、ローダウンやアライメント調整との組み合わせを検討するとより完成度が高まる。
こんな人におすすめ
「見た目重視で個性を出したい方、カスタムを楽しみたい方」
ホイールナットについても忘れずに!

新型MOVEのホイールナットサイズ
- ナットサイズ:M12 × P1.5(テーパー座、21HEX)
- インチアップ時はホイールに合わせたナットも必要です。
ホイールナットは、純正流用できるケースも多いですが見た目を重視する方は交換した方が良いです。

よくある質問(FAQ)

Q. 16インチはローダウンなしで履けますか?
→ タイヤサイズやインセットによりますが、ローダウンなしで装着できそうです。
見た目を重視する方はローダウン推奨。
Q. 車検に通るサイズは?
→ 外径が純正とほぼ同じ15インチ(165/55R15)が安心です。

Q. インチアップで燃費は落ちますか?
→ 一般的に若干落ちますが、15インチならそれほど気にならないレベルです。選択するタイヤによっても変わります。

まとめ:新型ムーヴのインチアップは15インチが安心。16インチは慎重に。
新型MOVEは、14インチ車は15インチへのインチアップが可能です。
- 15インチ(165/55R15)は安心サイズ。
純正グレードでも採用されているため、見た目・乗り心地・車検対応いずれも優秀。 - 16インチ(165/45R16)は見た目重視派に。
ローダウンや干渉対策をすれば、スタイリッシュな外観が手に入ります。
今後、実際の装着事例が増え次第、情報を更新していきます。

