「ハイゼットトラック(S500P/S510P)を15インチにしたいけど、現実的にいける?」
「干渉やはみ出しが怖いし、車検や点検で指摘されないか不安…」
軽トラの15インチ化は、見た目の変化が大きくて人気です。
ただしハイゼットトラック(S500系)は“貨物(軽トラ)前提”なので、外径だけで決めると失敗しやすいのがポイント。
この記事では、タイヤ屋の現場目線で、
- S500系の純正サイズ(基準)
- 15インチでよく選ばれるサイズ例
- 15インチで増えやすい注意点(干渉・はみ出し・負荷条件)
- 「結局どっちがいい?」の判断基準(14インチとの役割分担)
を、15インチ目的の方向けに整理します。
先に結論|S500系の15インチは“車検まで完結”が難しいことが多い
ハイゼットトラック(S500P/S510P)の15インチ化は、装着例も多く見た目の迫力は出ます。
ただし軽トラは貨物(積載)前提のため、純正と同等以上の負荷条件(耐荷重相当)を満たす必要があります。
結論として、15インチでその条件を満たせるタイヤ設定が現実的にほぼ見つからないため、実務上「車検まで安心して通す目的」には向きにくいのが実情です。
(※検査や整備側の判断も絡むため「絶対NG」と断定はしませんが、“通っている例はほぼ見ない”という前提で考えるのが安全です)
- 常用・安心感を優先するなら → 14インチ側(別記事)を先に確認
- 見た目優先で15インチをやりたいなら → 本記事の注意点を潰してから進める
※最終判断は 装着タイヤの表記・負荷条件・はみ出し/干渉・検査/整備側の確認を前提にしてください。
ハイゼット S500系とは?
ハイゼットトラックは、ダイハツが販売する軽トラックです。
2014年に登場した10代目(S500P/S510P型)は、2ドアキャブオーバー型の設計で、2WD(S500P)と4WD(S510P)
他に、ハイゼットジャンボやバンタイプのハイゼットカーゴもあります。
ハイゼットのインチアップサイズはこちら

ハイゼットトラックS500系の純正タイヤ・ホイールサイズ

ハイゼット トラックは、純正で12インチを装着しています。
12インチのサイズ
- 型式:3BD-S500P
- 年式:2015年11月~
- タイヤサイズ:145R12-6PR
- ホイールサイズ:12×4J
- ホール数:4穴
- PCD:100
- インセット:40
ポイント
- 軽トラは「見た目」より先に、負荷条件(耐荷重相当)を外さないのが基本です。
- 最終は 車検証/ドアラベル/現装着タイヤ側面で確認してください。
タイヤサイズの確認方法は以下の記事を参考にしてください

ハイゼットのホイールナットサイズ

ホイールナットのサイズ
- M12×1.5
- 21HEX(21ミリ)
【ナットサイズの詳細】
M12:ネジの直径(ボルト径)
P1.5:ネジの山と山の間の距離(ピッチ)
21HEX:頭の六角の2面幅
ホイールナットは、1台分で16個です。
ダイハツ車のホイールナットは、「ダイハツのホイールナット選び方」を参考にしてください。
ホイールナットをカラータイプにして、ドレスアップを楽しむこともできます。

まずの判断早見|12/14/15インチの立ち位置

15インチだけで突っ込むと、後から「やっぱり14が良かった」が起きがちです。
先に立ち位置だけ整理します。
- 12インチ(純正):仕事・実用・無難。戻せる安心感が強い
- 14インチ:見た目と現実のバランスが取りやすい(まず検討しやすい)
- 15インチ(本記事):迫力は出るが、干渉/はみ出し/条件確認が増えやすい
ハイゼットのインチアップサイズ

ハイゼットトラックはインチアップが可能ですが、車検適合には注意が必要です。
純正タイヤは貨物用タイヤ(LT規格)であり、強度が求められるため、インチアップ時も同等の耐荷重を確保する必要があります。
ハイゼットは、純正で145R12-6PRという、強度の高いライトトラック用のタイヤを装着しています。
そのため、145R12-6PR相当の強度を保つタイヤでないと車検が通りません。
インチアップ自体は可能ですが、荷重の問題で車検非対応になる可能性が高いです。
インチアップのサイズ例
| サイズ | タイヤサイズ | タイヤ外径 |
|---|---|---|
| 12インチ(純正) | 145R12-6PR | 約542mm |
| 13インチ | 155/70R13 | 約547mm |
| 13インチ | 155/65R13 | 約531mm |
| 15インチ | 165/60R15 | 約579mm |
※タイヤ外径が大幅に変わると、スピードメーターの誤差が出る可能性があります。
荷物を積んだ時にタイヤの強度が足りなくて、トラブルが発生する可能性があります。

「なぜ15インチが難しい?」
なぜ15インチが難しい?ポイントは「負荷条件」と「確認項目の増加」
15インチでつまずきやすい理由はシンプルです。
- 純正が貨物前提のため、負荷条件(耐荷重相当)を落としにくい
- 15インチは乗用寄りの設定が中心になりやすく、純正相当の条件を満たす組み合わせが作りにくい
- 外径・干渉・はみ出し・ナット適合など、確認項目が一気に増える
つまり「外径が近い=安心」になりにくいのが、軽トラ15インチの難しさです。
見た目を優先して15インチをやる場合、公道走行については適合が確認できない仕様での公道走行はおすすめしません。判断に迷う場合は整備工場で事前確認をしてください。
「15インチをやりたい人へ」
それでも15インチをやりたい人へ
15インチの装着例はあります。
ただし、常用+車検まで1セット完結で成立させるのは難しいケースが多いです。
そのため現実的には、次の運用が選ばれやすいです。
- 普段:15インチで見た目を楽しむ(イベント用など)
- 車検・点検:純正(12インチ)へ戻す
15インチで“日常公道まで適合”させるのは難しいことが多いです。
15インチのホイールセット
ハイゼットトラック S500系の15インチホイールセットは、ネット通販で販売しています。
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15インチへのインチアップのイメージ

ハイゼット トラックのインチアップすると、このような車にすることも可能。
ハイゼットトラックのインチアップ仕様も多いです。
ホイールは15インチを装着し、リフトアップキットを使用して車高を上げています。

参考タイヤサイズ:165/60R15
タイヤは、トーヨーの「オープンカントリーR/T」です。
オープンカントリーR/Tは、「マッドテレイン」と「オールテレイン」の中間です。装着には、カスタムが必要です。
まとめ

今回は、ダイハツ・ハイゼットトラックS500のインチアップを紹介しました。
ハイゼットトラックのインチアップは可能ですが、車検適合や耐荷重に注意が必要です。
インチアップを検討する際は、
- 適合するタイヤサイズを選ぶ
- LT規格のタイヤを装着する
- JWL-T規格のホイールを選ぶ
これらのポイントを押さえることで、安全性を確保しながらカスタムを楽しめます。
インチアップでハイゼットトラックのスタイルを一新し、自分だけの軽トラを作りましょう。
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タイヤ・ホイール選びの参考にしてください。



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