【ZR-Vのインチアップサイズ】19インチは装着可能?人気のホイールは?

ZR-V

ホンダのZR-Vをインチアップしたい!

  • 19インチは装着できる?
  • 純正18インチと何が違うの?
  • 20インチより19インチの方がいい?
  • 乗り心地や燃費への影響は?

こちらの記事では、インチアップの方法や注意点、適合するホイールサイズについて詳しく解説します。

タイヤ専門店で10年の経験を持つ私が、ZR-Vのインチアップに関する疑問にお答えします。

タップできる目次

ZR-V(RZ3/4/5/6型)

ZR-V

ZR-VはホンダのクロスオーバーSUVで、2023年4月に発売された新しいモデルです。

ZR-Vの型式は、RZ3/4/5/6。

前輪駆動(FF)と四輪駆動(AWD)の2つの駆動方式があり、走行性能とデザイン性を兼ね備えています。

ZR-Vの純正タイヤホイールサイズ

純正サイズ

ZR-Vの純正ホイールサイズは以下の通りです。

純正で18インチを装着しています。

  • 型式:6AA-RZ6
  • 年式:2023年4月
  • タイヤサイズ225/55R18
  • ホイールサイズ:18×7J
  • ホール数:5穴
  • PCD:114.3
  • インセット:50

ホイールを購入する際は、PCDや穴数、インセットの適合を確認することが重要です。

ZR-Vのホイールナットサイズ

ナットサイズ

ZR-Vに社外ホイールを装着する際は、ホイールナットの互換性にも注意が必要です。

  • ナットサイズ:M12×1.5
  • 六角サイズ:19HEX(19mm)
  • 座面形状:テーパー座(社外ホイール)/球面座(純正ホイールの可能性)
  • 必要個数:20個(1台分)

ナットの形状が合っていないとホイールが正しく固定できず、走行中にトラブルを招くおそれがあります。

ホイール購入時にナットが付属していない場合は、必ずテーパー座ナットを別途用意しましょう。
⇒ テーパーナット

ZR-Vに19インチがおすすめな理由

19インチのサイズ

ZR-Vのインチアップを考える際、19インチは最もバランスの取れた選択肢です。

純正の18インチでは物足りない、でも20インチは少しやりすぎかも…そんな方にピッタリなのが19インチです。

19インチをおすすめする5つの理由

  1. 見た目の迫力が増す:純正18インチより存在感がアップ
  2. 実用性が高い:20インチより乗り心地が良い
  3. タイヤの選択肢が豊富:245/45R19は人気サイズでタイヤ銘柄が多い
  4. コストパフォーマンス:20インチよりタイヤ価格が安い
  5. 走行性能の向上:操縦安定性が向上しながら快適性も維持

ポイント:20インチは見た目重視、19インチは実用性とスタイルの両立を重視する方に最適です。

では、具体的に純正サイズとどのような違いがあるのでしょうか?次のセクションで詳しく比較していきます。

純正18インチと19インチの比較

ZR-V

まずは、純正の18インチと19インチの違いを数値で確認してみましょう。

サイズ比較表

項目18インチ(純正)19インチ
タイヤサイズ225/55R18245/45R19
ホイールサイズ18×7J19×8J
タイヤ外径704mm703mm
タイヤ幅225mm245mm(+20mm)
インセット5050〜52

この表を見ると、タイヤ外径はほぼ同じですが、幅が20mm広くなることがわかります。

ホイールサイズは、8Jのインセット50ぐらいで装着できそうですが、はみ出しに注意が必要です。

※235/45R19は、タイヤ外径が694mmになり、少し小さくなります。

では、この数値の違いが実際にどのような変化をもたらすのでしょうか?

18インチから19インチへの変化

見た目の変化

  • ホイールの存在感が大幅アップ
  • タイヤの扁平率が下がり、スポーティな印象に
  • フェンダーとのバランスが向上

走行性能の変化

  • コーナリング時の安定性向上
  • ハンドリングレスポンスが向上
  • 若干の突き上げ感増加(許容範囲内)

その他の変化

  • タイヤ・ホイール費用:約2〜3万円アップ
  • 燃費:若干悪化(体感では気づきにくいレベル)
  • 乗り心地:やや硬めになるが快適性は維持

数値だけではわかりにくいかもしれませんが、実際には見た目が大きく変わります。

純正18インチでは少し小さく見えていたホイールが、19インチにすることでフェンダーとのバランスが整い、SUVらしい迫力が生まれるのです。

19インチと20インチの違い

20インチも装着可能ですが、19インチとは明確な違いがあります。

どちらを選ぶべきか、詳しく見ていきましょう。

比較ポイント

19インチの特徴

  • タイヤサイズ:245/45R19、235/45R19
  • 偏平率:45%
  • 乗り心地:◎ 快適性を維持
  • タイヤ価格:1本 15,000〜25,000円程度
  • おすすめ度:★★★★★

20インチの特徴

  • タイヤサイズ:245/40R20
  • 偏平率:40%
  • 乗り心地:△ やや硬め
  • タイヤ価格:1本 20,000〜35,000円程度
  • おすすめ度:★★★☆☆(見た目重視の方向け)

たった1インチの差ですが、実際の使用感には大きな違いがあります。

特にタイヤの偏平率(タイヤの厚み)の違いは、乗り心地に直結する重要なポイントです。

20インチはこちらの記事を参考にして下さい。

どちらを選ぶべき?

19インチがおすすめな人

  • 日常使いメインで快適性を重視
  • コストを抑えたい
  • バランスの取れたカスタムを求める
  • SUVとしての実用性を維持したい

20インチがおすすめな人

  • とにかく見た目重視
  • 予算に余裕がある
  • 乗り心地の悪化は許容できる
  • 街乗りメインで長距離走行は少ない

結論:多くの方には19インチをおすすめします。

特にZR-Vのような実用性の高いSUVには、19インチのバランスの良さが最適です。

見た目も十分にカッコよく、それでいて日常使いでの快適性も犠牲にしない。これが19インチの最大の魅力なのです。

それでは、具体的な適合サイズについて詳しく確認していきましょう。

ZR-Vの19インチ適合サイズ詳細

ここからは、実際に装着する際に必要な具体的なサイズ情報をお伝えします。

サイズ選びを間違えると、せっかく購入したホイールが装着できない…なんてことになりかねませんので、しっかり確認していきましょう。

基本適合サイズ

  • 型式:RZ3/4/5/6
  • 年式:2023年4月〜
  • タイヤサイズ:245/45R19(235/45R19)
  • ホイールサイズ:19×8J
  • ホール数:5穴
  • PCD:114.3
  • インセット:50〜52

このサイズが基本となりますが、なぜこのサイズなのか?

その理由はタイヤ外径にあります。

タイヤ外径の計算

インチアップ

インチアップで最も重要なのが、タイヤ外径を純正と合わせることです。

外径が大きく異なると、スピードメーターに誤差が出たり、最悪の場合車検に通らないこともあります。

純正タイヤ外径:225/55R18 = 704mm

19インチ外径計算: 245mm(断面幅)× 0.45(偏平率)× 2 + 19インチ × 25.4mm = 703.1mm

外径差:わずか約1mm(誤差範囲内)

この計算から分かるように、245/45R19は純正とほぼ同じ外径になるよう設計された、まさに「ZR-Vのための19インチサイズ」と言えるのです。

外径がほぼ同じなため、スピードメーターの誤差やハンドル切れ角への影響がほとんどありません。

はみ出しを考慮すると、タイヤ外径が少し小さくなる235/45R19に7.5Jのホイールを装着するという選択肢もあります。

ホイールサイズの選び方

タイヤサイズが決まったら、次はホイールのサイズです。

ここを間違えると、はみ出しや干渉の原因になるので注意が必要です。

リム幅:8Jが標準

  • 7.5Jでも装着可能ですが、タイヤがやや膨らむ(235/45R19で対応)
  • 8.5Jは可能ですが、はみ出しリスクあり
  • 8Jが最もバランスが良い

インセット:50〜52mmが理想

  • インセット48mm以下:はみ出しリスク増
  • インセット55mm以上:内側干渉の可能性

注意:ツライチを狙う場合は慎重に!

「フェンダーギリギリのツライチにしたい」という気持ちはわかりますが、車検に通らなくなるリスクがあります。

初めてのインチアップなら、まずは無難な50〜52mmのインセットで様子を見るのが賢明です。

サイズについて理解できたところで、次は19インチにすることで得られるメリットについて、さらに深掘りしていきます。

19インチインチアップのメリット

インチアップのメリット

ここまでで19インチの基本情報はお伝えしましたが、実際に装着するとどんな良いことがあるのでしょうか?

具体的なメリットを一つずつ見ていきましょう。

1. 見た目の向上

これが最も分かりやすいメリットです。純正18インチと比べて、ホイールの存在感が大幅にアップします。

  • フェンダーとホイールのバランスが向上
  • SUVらしい迫力が増す
  • タイヤの扁平率が下がりスポーティに

駐車場で自分のZR-Vを見たとき、「カッコいい!」と思えるのは、カスタムする上で何よりも大切な喜びですよね。

19インチなら、やりすぎ感なく、それでいてしっかりと存在感を主張できます。

2. 走行性能の向上

見た目だけではありません。タイヤの接地面積が増え、グリップ力が向上します。

  • コーナリング時の安定性アップ
  • ハンドリングレスポンスの向上
  • 高速走行時の安定性向上

特に高速道路での走行や、カーブの多い山道などで、その違いを実感できるはずです。

「あれ、なんかハンドリングが良くなった気がする」と感じたら、それは気のせいではなく、実際に性能が向上しているのです。

3. 実用性の高さ

そして忘れてはいけないのが、20インチより実用性が高いということ。これが19インチの最大の魅力かもしれません。

  • 乗り心地の悪化が少ない
  • タイヤ選択肢が豊富
  • タイヤ交換費用が20インチより安い

SUVは日常の足として使う方が多いはず。毎日乗る車だからこそ、快適性は重要です。

19インチなら、見た目を向上させながらも、日常使いの快適性を犠牲にせずに済むのです。

4. リセールバリューへの影響

将来的に車を売却する際のことも考えておきましょう。

適度なカスタムは、中古車市場で評価される傾向があります。

純正のままより、「19インチのカッコいいホイールが付いてる」というのは、次のオーナーにとっても魅力的なポイントになります。

ただし、極端なカスタムは逆効果なので、19インチくらいがちょうど良いバランスなのです。

19インチインチアップのデメリット

インチアップのデメリット

良い面ばかりお伝えしてきましたが、正直にデメリットもお伝えします。

これを知った上で判断していただきたいと思います。

ただし、これからお伝えするデメリットは、どれも「許容範囲内」または「対策可能」なものばかりです。

過度に心配する必要はありませんが、知識として持っておくことは大切です。

1. 乗り心地の変化

純正18インチと比べると、やや硬めになります。

  • 路面の凹凸を拾いやすくなる
  • 突き上げ感が若干増す
  • ただし、20インチほど悪化しない

対策:空気圧を適正値(やや低め)に調整することで改善可能

例えば、メーカー指定の空気圧が250kPaだとしたら、230〜240kPaくらいに下げてみると、乗り心地が柔らかくなります。

ただし、下げすぎると燃費が悪化したり、タイヤの摩耗が早まるので注意が必要です。

2. 費用の増加

これは避けられない現実です。初期費用とランニングコストが上がります。

初期費用

  • ホイールセット:10〜30万円
  • 工賃:5,000〜10,000円

ランニングコスト

  • タイヤ1本:15,000〜25,000円
  • 4本交換:60,000〜100,000円(純正より1〜2万円高)

一見高く感じるかもしれませんが、2〜3年に1回のタイヤ交換で1〜2万円の差なら、月々に換算すると数百円の違いです。

カッコよさと走行性能の向上を考えれば、十分に価値のある投資と言えるでしょう。

3. 燃費の悪化

ガソリンを入れる

タイヤが重くなり、幅が広がるため燃費が若干悪化します。

  • 悪化幅:5〜10%程度
  • 実燃費:1km/L程度の低下
  • 体感ではわかりにくいレベル

例えば、純正で14km/Lだったのが、13km/L程度になるイメージです。

通勤で月に500km走る方でも、月々のガソリン代の差は数百円程度。これも許容範囲と考える方が多いでしょう。

4. はみ出し・干渉のリスク

適合しないサイズを選ぶと、以下のリスクがあります。

  • フェンダーからはみ出す(車検不適合)
  • タイヤがフェンダーに干渉
  • フルロック時に内側に干渉

対策:必ず適合サイズを選び、装着前に確認する

これは最も注意すべきポイントです。でも安心してください。

この記事で紹介しているサイズ(245/45R19、19×8J、インセット50〜52)を選べば、基本的に問題ありません。

19インチのタイヤ銘柄の選び方

サイズが決まったら、次はどのタイヤを選ぶかです。

245/45R19は人気サイズなので、多くのタイヤメーカーが設定しています。つまり、選択肢が豊富なのも19インチのメリットなんです。

タイヤ選びは、あなたが何を重視するかによって変わってきます。

ここでは、主な3つのカテゴリーに分けて紹介しますので、自分に合ったものを選んでください。

おすすめタイヤカテゴリー

1. コンフォートタイヤ(快適性重視)

「とにかく静かで快適に乗りたい」という方におすすめです。

  • ヨコハマ BluEarth RV-03
  • ブリヂストン Alenza LX100
  • ダンロップ VEURO VE304

特徴

  • 静粛性が高い
  • 乗り心地が良い
  • 価格:1本 20,000〜28,000円

家族でのドライブが多い方や、長距離運転をすることが多い方には、このカテゴリーがピッタリです。

2. スポーツタイヤ(走行性能重視)

「週末のドライブを楽しみたい」「カーブでのグリップ感を味わいたい」という方に。

  • ミシュラン Pilot Sport 4 SUV
  • ヨコハマ ADVAN dB V552
  • ブリヂストン POTENZA S007A

特徴

  • グリップ力が高い
  • ハンドリング性能が良い
  • 価格:1本 22,000〜32,000円

運転が好きな方、ZR-Vの走行性能を最大限に引き出したい方には、このタイヤがおすすめです。

3. スタンダードタイヤ(コスパ重視)

「できるだけ費用を抑えたい」「とりあえず19インチにしたい」という方には。

特徴

  • 価格が安い
  • 基本性能は十分
  • 価格:1本 12,000〜18,000円

「初めてのインチアップだから、まずは安いタイヤで試したい」という方にも良いでしょう。性能面でも街乗りには十分です。

選び方のポイント

では、自分はどのカテゴリーを選べばいいのか?簡単な目安をお伝えします。

  • 快適性重視の方 → コンフォートタイヤを選択 (家族での使用、長距離ドライブが多い)
  • 走りを楽しみたい方 → スポーツタイヤを選択 (運転が好き、週末のドライブを楽しむ)
  • コストを抑えたい方 → スタンダード・アジアンタイヤを選択 (通勤メイン、初めてのインチアップ)

タイヤが決まったら、次はホイール選びです。

タイヤ以上に見た目を左右する重要なパーツなので、じっくり選びましょう。

19インチホイールの選び方

ホイール選びは、ZR-Vのカスタムで最も楽しい部分かもしれません。

デザインやカラーで個性を出せるからです。

ただ、選択肢が多すぎて迷ってしまう…という方も多いでしょう。

そこで、ZR-Vに似合うホイールの選び方をお伝えします。

デザインの選び方

ホイールデザイン

まずはホイールの基本デザインから。大きく分けると、以下の3つのタイプがあります。

ZR-Vに似合うデザイン

  1. スポークデザイン(最もおすすめ)
    • SUVとの相性抜群
    • 純正デザインとも調和
    • 汎用性が高い

純正ホイールもスポークデザインなので、違和感なくマッチします。迷ったらスポークを選んでおけば間違いありません。

スポークデザインをお探しの方はこちら↓

  1. メッシュデザイン
    • 高級感が出る
    • 繊細なデザインが好きな方に

クラシックな雰囲気を出したい方や、ラグジュアリーな印象にしたい方におすすめです。

かっこいいメッシュホイールはこちら↓

  1. フィンデザイン
    • モダンな印象
    • 独自性を出したい方に

人とは違うデザインにしたい、個性を出したいという方には、フィンデザインも面白い選択です。

デザインが決まったら、次はカラー選びです。実はこれが一番悩むポイントかもしれません。

カラーの選び方

ホイールのカラー

ホイールのカラーは、車のボディカラーとの相性で選ぶのが基本です。

あなたのZR-Vは何色ですか?

ボディカラー別おすすめホイールカラー

ホワイト車

  • ブラックポリッシュ:メリハリが出る(最もおすすめ)
  • ガンメタ:シックな印象
  • シルバー:上品で無難

白いボディには、黒系のホイールがよく映えます。

特にブラックポリッシュは、黒と銀の組み合わせで高級感が出るので人気です。

ブラック車

  • ブラックポリッシュ:高級感アップ(最もおすすめ)
  • ブロンズ:個性的
  • シルバー:コントラストが良い

黒い車には何でも合いますが、真っ黒のホイールだと引き締まりすぎることも。

ブラックポリッシュで少し明るさを加えるのがおすすめです。

シルバー・グレー車

  • ガンメタ:同系色で統一感
  • ブラックポリッシュ:引き締まる
  • ホワイト:明るい印象

シルバー系のボディは、同系色のガンメタで統一感を出すか、ブラックで引き締めるかの2択が人気です。

その他カラー車

  • シルバー:無難に合わせやすい
  • ブラックポリッシュ:どんな色にも合う

赤や青などのカラー車なら、シルバーやブラックポリッシュなど、定番カラーを選ぶのが無難です。

色が決まったら、最後はブランド選びです。予算に応じて選びましょう。

ホイールブランドの選び方

ホイールのブランドは、価格帯によって大きく3つに分かれます。

国産ブランド(高品質)

品質を重視するなら、国産ブランドがおすすめ。特にWEDSとENKEIは、純正ホイールも手がける信頼性の高いメーカーです。

輸入ブランド(コスパ)

ヨーロッパの老舗ブランド。デザイン性が高く、周りと差をつけたい方に。

汎用ブランド(低価格)

  • KYOHO
  • MARUKA
  • 価格:1本 15,000〜30,000円

初めてのインチアップで、まずは試したいという方には、汎用ブランドから始めるのもアリです。

ホイールの選び方がわかったところで、次は実際の予算について具体的に見ていきましょう。

装着時の注意点

インチアップの注意点

ホイールを購入する前に、必ず知っておくべき注意点があります。

ここを怠ると、せっかく買ったホイールが装着できなかったり、車検に通らなかったりすることも。

特に初めてインチアップする方は、しっかり確認してください。

1. はみ出しチェック

タイヤがフェンダーからはみ出すと車検に通りません。

ホイールは1mmでもはみ出していたらアウトです。

確認ポイント

  • フェンダーから1mmでもはみ出していないか
  • タイヤの一番外側の位置を確認
  • フルロック時にも確認

購入前に、ショップで「このサイズではみ出しませんか?」と必ず確認しましょう。

この記事で紹介しているサイズなら基本的に大丈夫ですが、念のため確認することをおすすめします。

2. 内側干渉チェック

はみ出しだけでなく、内側の干渉も要注意です。ハンドルを切った時に、タイヤが車体に接触しないか確認します。

確認ポイント

  • フルロックで前後に動かす
  • サスペンションアームとの接触確認
  • ブレーキキャリパーとの間隔確認

装着後は、駐車場でハンドルを左右いっぱいに切って、異音がしないか確認してください。

「ゴリゴリ」という音がしたら、どこかに干渉している証拠です。

3. 空気圧の調整

空気圧

インチアップ後は、空気圧の調整が重要です。これをしないと、せっかくの19インチも本来の性能を発揮できません。

推奨空気圧

  • フロント:240〜250kPa
  • リア:240〜250kPa

あくまで一例です。タイヤの荷重指数、車重に合わせた適正な空気圧に調整する必要があります。

月に1回は空気圧をチェックする習慣をつけましょう。

4. ナットの準備

ナットサイズ

これ、意外と忘れがちなので要注意です!社外ホイール装着時は、テーパー座ナットが必要です。

ZR-V用ナット仕様

  • サイズ:M12×1.5
  • 六角:19HEX
  • 座面:テーパー座
  • 必要数:20個(1台分)

純正ナットは球面座なので、社外ホイールには使用できません。ホイールセットを購入する際、ナットが付属しているか必ず確認してください。

付属していない場合は、別途購入が必要です。

ホイールセットの購入方法

ネット通販でホイールセットを購入

さあ、いよいよ購入です。最近は、ネット通販で買うのが主流になってきました。

店舗より安く、しかも自宅まで届けてくれるので便利です。

ネット通販での購入がおすすめ

楽天市場やヤフーショッピングなら、適合確認もでき価格も安いです。

私も最近はほとんどネットで購入しています。

購入の流れ

  1. 車種・年式を選択
  2. タイヤサイズ・ホイールサイズを選択
  3. デザイン・カラーを選択
  4. ナットの有無を確認
  5. 注文

簡単ですよね。ただし、必ず「ZR-V対応」「適合確認済み」と書かれているものを選んでください。

メリット

  • 店舗より安い(同じ商品でも2〜3万円違うことも)
  • 自宅まで配送
  • 適合確認済み商品が多い
  • ポイントが貯まる(楽天なら数千ポイント)

特に楽天市場は、ポイント還元を考えるとかなりお得です。セール時期を狙えば、さらに安く買えることも。

楽天市場で見る↓
ZR-V 19インチのホイールセット

ヤフーショッピングで見る↓
ZR-V 19インチのホイールセット

取り付けは専門店へ

ホイールセットが届いたら、タイヤ専門店やディーラーで取り付けてもらいましょう。

「自分で交換できないの?」と思うかもしれませんが、新品のタイヤをホイールに組み込むのは、専用の機械が必要です。素人が無理にやると、タイヤやホイールを傷める可能性があるので、プロに任せるのが安全です。

工賃の目安

  • 組み替え・バランス:1本 2,000〜3,000円
  • 脱着工賃:1台 2,000〜3,000円
  • 廃タイヤ処分:1本 300〜500円
  • 合計:10,000〜15,000円程度

この工賃を考慮しても、トータルではネット購入の方が安いことが多いです。

購入方法がわかったところで、よくある質問にもお答えしておきます。これまで説明しきれなかった細かい疑問点をまとめました。

よくある質問

Q&A

これまでたくさんのお客様から質問を受けてきました。

その中でも特に多い質問をまとめましたので、参考にしてください。

Q1. 19インチにすると燃費はどのくらい悪くなる?

A. 約5〜10%程度の悪化が一般的です。実燃費で1km/L程度の低下ですが、体感ではわかりにくいレベルです。

例えば、純正で14km/Lだったのが13km/L前後になるイメージです。

通勤メインの使用なら、月々のガソリン代の差は数百円程度でしょう。

Q2. 19インチと20インチで迷っています

A. 日常使いメインなら19インチをおすすめします。

見た目と実用性のバランスが取れています。

20インチは確かにカッコいいですが、乗り心地の悪化とコスト増を考えると、よほど見た目重視でない限り19インチの方が満足度が高いと思います。

Q3. タイヤだけ先に交換できますか?

A. 純正18インチホイールには、245/45R19は装着できません。

ホイールも一緒に交換する必要があります。タイヤとホイールは、セットで考えてください。

Q4. 車検は問題なく通りますか?

A. 適合サイズを選び、はみ出しがなければ問題ありません。

この記事で紹介しているサイズ(245/45R19、19×8J、インセット50〜52)なら、基本的に車検対応です。

ただし、装着前に必ず確認しましょう。

Q5. 中古ホイールでも大丈夫?

A. 曲がりや歪みがなければ大丈夫です。

ただし、中古の場合は実物確認をおすすめします。特にネットオークションなどで購入する場合は、写真だけではわからない傷や歪みがあることも。

できれば、返品可能なショップで購入することをおすすめします。

まとめ

長い記事をここまで読んでいただき、ありがとうございました。

ZR-Vの19インチインチアップについて、かなり詳しく解説してきましたが、最後に重要なポイントをまとめておきます。

19インチの特徴まとめ

【メリット】

  • 見た目の迫力がアップ
  • 走行性能が向上
  • 20インチより実用性が高い
  • タイヤの選択肢が豊富
  • コストパフォーマンスが良い

【デメリット】

  • 乗り心地がやや硬くなる
  • 費用が純正より高い
  • 燃費が若干悪化

【推奨サイズ】

  • タイヤ:245/45R19
  • ホイール:19×8J
  • インセット:50〜52

19インチは、見た目と実用性を両立したい方に最適なサイズです。

純正の18インチでは少し物足りないけど、20インチまでは必要ない。

そんな方には、19インチがピッタリです。多くのZR-Vオーナーが選んでいる人気サイズで、失敗の少ない選択肢と言えます。

ぜひこの記事を参考に、あなたのZR-Vを理想の姿に仕上げてください。

それでは、理想のホイールを見つけて、ZR-Vをさらにカッコよくカスタムしましょう!

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20インチは以下の記事を参考にしてください。

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この記事を書いた人

自動車業界で10年のキャリアを積んだ後、自動車関連のWEBライターとして活動しています。特にスポーツカーが好きで、多岐にわたるモデルを経験してきました。これまでに1500本以上の記事を執筆し、専門知識をもとに読者に有益な情報を提供しています。タイヤ・ホイールの選び方から購入方法まで、実践的なアドバイスをお届けします。

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