225/55R18のインチアップを徹底解説!適合サイズとおすすめタイヤ

エクリプス クロス

「タイヤをインチアップしたいけど、本当に225/55R18のサイズで大丈夫かな…」

「費用や乗り心地の変化が気になるけど、どうすればいいんだろう」

タイヤのインチアップは、見た目の向上だけでなく、走行性能や操縦安定性の改善にも大きく影響を与えます。

インチアップは、見た目のカスタマイズだけでなく、走行性能や安定性の向上にも影響します。

しかし、サイズ選びを間違えると、乗り心地が悪化したり、車検に通らなくなることも…。

この記事では、愛車のカスタマイズやドレスアップを検討している方に向けて、

  • 225/55R18の基本的な特徴と読み方
  • インチアップによるメリットとデメリット
  • 車種別の適合サイズ選びのポイント

上記について、タイヤ屋で働いた経験を交えながら解説しています。

ぜひ最後までご覧いただき、あなたの愛車に最適なインチアップの参考にしてください。

タップできる目次

225/55R18の基本を押さえよう

シルバーのホイール

タイヤサイズ225/55R18は、高級車やSUVに多く採用される人気のサイズです。

このサイズは、タイヤの幅が225mm、扁平率が55%、ホイール径が18インチという仕様を表しています。

タイヤサイズの数値には、それぞれ重要な意味が込められています。

例えば、225はタイヤの断面幅を表し、55は扁平率(タイヤの高さと幅の比率)を示します。

そしてR18は、18インチのラジアル構造タイヤであることを意味しています。

225/55R18とはどんなサイズか

アウトランダー

タイヤサイズ225/55R18は、多くのSUVやミドルクラスのセダンに採用されている一般的なサイズです。

近年の自動車トレンドに合わせて、純正タイヤとして採用する車種が増加傾向にあります。

このサイズは、レクサスLBXフォレスターエクリプスクロスアウトランダーデリカD:5など、人気のSUVに純正で装着されています。

タイヤの接地面積が適度に確保され、快適な乗り心地と安定した走行性能を両立したモデルが多いのが特徴。

ブリヂストンのREGNOやミシュランのPrimacyシリーズなど、グリップ力と静粛性に優れたタイヤが数多くラインナップされています。

純正サイズとして採用される機会が増えており、タイヤ選びの幅も広がっているのが魅力です。

インチアップのメリットと注意点

ブラックポリッシュ

車のホイールを大径化する“インチアップ”は、スポーティな見た目や走行性能を高めるためによく行われるカスタマイズです。

しかし、インチアップにはメリットだけでなく注意すべき点もあります。以下では、インチアップの利点やデメリット、そして注意事項を詳しく解説します。

インチアップで得られる走行性能の向上

インチアップのメリット

インチアップを行うことで、車の走行性能が向上するいくつかのメリットがあります。

まず、タイヤの接地面積が増えるため、グリップ力が向上し、コーナリング時の安定性が高まります。

スポーツ走行を楽しむ方にとっては、ハンドリングの精度が向上し、よりダイレクトなステアリングレスポンスを体感できるでしょう。

また、扁平率が低くなることで、タイヤのサイドウォールのたわみが減り、ブレーキング時の制動力が向上します。

これにより、より短い距離で停止できる可能性が高くなり、安全性の向上にも寄与します。

インチアップによりホイールが大径化することで、見た目の印象が大きく変わるのも魅力の一つ。

特にSUVやスポーツセダンでは、大径ホイールを装着することでスタイリッシュなデザインを強調できます。

インチアップ時の注意事項とデメリット

インチアップのデメリット

インチアップには多くのメリットがありますが、一方でいくつかの注意点やデメリットも存在します。

タイヤの扁平率が低くなることで、乗り心地が悪化する可能性があります。

タイヤのクッション性が低下し、路面の凹凸をよりダイレクトに感じやすくなるため、特に長距離移動が多い方や快適性を重視する方は注意が必要。

また、インチアップによってタイヤの外径が変わる場合、速度計の誤差が生じる可能性があります。

一般的に、タイヤの外径は±3%以内に収めることが推奨されており、それ以上の誤差が生じると車検に通らないこともあります。購入前に適合サイズを慎重に確認しましょう。

18インチ以上のタイヤは選択肢が豊富ですが、価格帯も高くなりがちです。

225/55R18のインチアップサイズ

インチアップ

インチアップのタイヤサイズ選びでは、車両との適合性を慎重に確認することが最も重要です。

タイヤサイズの選定には、車両メーカーが定める純正サイズからの許容範囲内であることや、ホイールハウスとの干渉がないことなど、複数の要素を総合的に判断する必要があります。

19インチや20インチへのインチアップも可能ですが、車検の基準に注意して行う必要があります。

225/55R18の19インチのサイズ

19インチのサイズ

225/55R18を19インチへのインチアップサイズする時の参考サイズは、245/45R19が挙げられます。

インチアップ時には、タイヤ外径、ロードインデックスに注意する必要があります。

19インチのタイヤ外径

インチアップ

インチアップする時は、タイヤの外径を合わせる必要があります。

<19インチのタイヤ外径比較>

  • 225/55R18:704mm
  • 245/45R19:703mm

タイヤ外径が近いのは、245/45R19です。

タイヤ幅が増えるため、はみ出しに注意が必要です。

ホイールセットは、ネット通販で購入することができます。

225/55R18の20インチのサイズ

20インチへのインチアップサイズは245/40R20

タイヤが太くなるため、ホイールの幅やインセットにも気をつけてインチアップしてください。

20インチのタイヤ外径

インチアップ時は、タイヤ外径を合わせる必要があります。

<20インチのタイヤ外径比較>

  • 225/55R18:704mm
  • 245/40R20:704mm

タイヤ外径が近いのは、245/40R20です。

車種に適したサイズの選び方

タイヤサイズの選び方

タイヤサイズを選ぶ際は、車両メーカーが定めた適合範囲内で検討することが大切です。

225/55R18のタイヤを選ぶ場合、まずは車検証やユーザーマニュアルで純正サイズを確認しましょう。

車種によって許容される外径差は異なり、一般的には純正サイズから±3%以内に収める必要があります。

タイヤメーカー各社が公開している適合表も参考になるでしょう。

純正サイズから225/55R18へのインチアップを検討する場合、ホイールオフセットやフェンダークリアランスにも注意が必要です。

サイズ選びで迷った際は、同じ車種のオーナーの実例も参考になり、実際の装着例や使用感のレビューを確認できます。

225/55R18インチアップに関するQ&A

Q&A

225/55R18のインチアップに関する疑問や不安を解消するため、よくある質問とその回答をまとめました。

インチアップは車の見た目や性能を大きく変える重要なカスタマイズですが、多くのドライバーが費用や適合性について不安を抱えています。

具体的には、タイヤとホイールのセット費用から取り付け工賃アライメント調整まで、様々な費用が発生するため、事前に予算を把握しておく必要があります。

また、タイヤ選びでは、ミシュランブリヂストンといった一流ブランドから、自分の走行スタイルに合った製品を選ぶことが重要です。

以下で、インチアップに関する具体的な費用や、おすすめのタイヤブランド・モデルについて詳しく解説していきます。

インチアップの費用はどのくらいかかる?

デリカ

225/55R18へのインチアップ費用は、タイヤとホイールのセット購入が基本となります。

タイヤ1本あたりの価格は2万円から5万円程度で、ブリヂストンのポテンザやダンロップのSP SPORT MAXX等の高性能タイヤは上位価格帯に位置しています。

ホイールは軽量なアルミホイールが主流で、1本あたり3万円から10万円以上までさまざまな価格帯が存在するでしょう。

4本セットでの総費用は、タイヤとホイールを合わせて15万円から60万円程度が一般的な相場です。

取り付け工賃は1台あたり8,000円から15,000円ほどが目安。

さらにインチアップに伴う車高調整やフェンダー加工が必要な場合は、追加で5万円から15万円ほどの費用が発生する可能性があります。

タイヤ・ホイールのグレードや車種によって価格は大きく変動しますが、品質と安全性を考慮した選択が重要なポイントです。

225/55R18のおすすめタイヤは?

フィンホイール

225/55R18サイズのタイヤ選びでは、ミシュランのプライマシー4やブリヂストンのレグノGR-XIIが高い評価を得ています。

ミシュランのプライマシー4は、ウェット性能と静粛性のバランスが秀逸で、耐摩耗性も優れた特徴を持っているでしょう。

ブリヂストンのレグノGR-XIIは、乗り心地の良さと低燃費性能に定評があります。

ブリヂストン(BRIDGESTONE) REGNO GR-XIII 225/55R18 102V PSR08896

ブリヂストン(BRIDGESTONE) REGNO GR-XIII 225/55R18 102V PSR08896

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スポーティな走りを重視するならコンチネンタル「コンチスポーツコンタクト5」やヨコハマ「アドバンスポーツV105」が挙げられます。

さらに、ブリヂストン「POTENZA Sport」やミシュラン「Pilot Sport 4 SUV」、ダンロップ「SP SPORT MAXX 050+」も高評価を得ています。

価格帯は1本あたり3万~5万円ほどで、メーカー保証や製造年月日も確認しましょう。

走行スタイルや予算に合わせてタイヤを選び、迷ったらショップで相談するのが賢明です。

まとめ:225/55R18のインチアップで失敗しない!

今回は、愛車のホイールサイズを大きくしてカスタマイズを検討している方に向けて、

  • タイヤサイズの基礎知識と読み方
  • インチアップの適合サイズの選び方
  • インチアップ時の注意点と安全性

上記について、タイヤ屋で働いた経験を交えながらお話してきました。

タイヤのインチアップは、見た目の印象を大きく変えられる魅力的なカスタマイズ方法の一つです。

しかし、適切なサイズ選びを誤ると、走行安定性や乗り心地に悪影響を及ぼす可能性があるでしょう。

インチアップは慎重に検討する必要がありますが、あなたの愛車に最適なインチアップを実現してください。

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この記事を書いた人

自動車業界で10年のキャリアを積んだ後、自動車関連のWEBライターとして活動しています。特にスポーツカーが好きで、多岐にわたるモデルを経験してきました。これまでに1500本以上の記事を執筆し、専門知識をもとに読者に有益な情報を提供しています。タイヤ・ホイールの選び方から購入方法まで、実践的なアドバイスをお届けします。

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