「ステップワゴンをもっとかっこよく見せたい」「足元に迫力がほしい」
そんな方に人気なのが、19インチへのインチアップです。
でも、こんな疑問はありませんか?
- 19インチって本当に装着できるの?
- 乗り心地や安全性は大丈夫?
- タイヤサイズやホイールの選び方がよくわからない…
この記事では、新型ステップワゴン(RP6/7/8型)に19インチを装着する際の注意点や、おすすめサイズ、ホイールの選び方まで、タイヤショップで10年働いた経験をもとに、やさしく・わかりやすく解説します。
車に詳しくない方でも安心して読めるように、専門用語もかみ砕いて説明していますので、ぜひ最後までご覧ください。
まず結論|19インチは装着可能。ただし注意点あり

新型ステップワゴン(RP6/7/8型)は、19インチホイールの装着が可能な車種です。
ただし、以下のようなポイントを押さえておかないと、安全性や快適性を損なう原因になります。
- タイヤの外径(高さ)を純正に近づけること
- ホイールが車体からはみ出さないよう、幅・インセットを調整すること
- ロードインデックス(耐荷重)を満たすタイヤを選ぶこと
ステップワゴンはファミリーカーとして乗車人数も多くなりがちなので、タイヤの耐荷重性能には十分気をつけたいところです。
これらを守っていれば、19インチでも安心してカスタムを楽しめますし、見た目の迫力も大幅にアップします。
純正サイズとの違いを比較

まずは純正の16インチと、インチアップ後の19インチの外径差を比べてみましょう。
サイズ | タイヤサイズ | 外径 |
---|---|---|
純正サイズ | 205/60R16 | 約652mm |
19インチ装着時 | 225/40R19 | 約662mm |
約10mmの差であれば、スピードメーターの誤差も小さく、実用上ほとんど問題ありません。
見た目のインパクトは増す一方で、外径の影響を抑えられる理想的なバランスです。

19インチ装着時の参考ホイールサイズ

項目 | 推奨スペック |
---|---|
ホイール幅 | 7.5J〜8.0J |
インセット | +45〜+50 |
PCD(穴数) | 114.3(5穴) |
ハブ径 | 約64mm |
ホイールの「インセット」が小さすぎると、外側に出過ぎてしまい、フェンダーからはみ出して車検NGになることがあります。
「8J +48」あたりが、はみ出しを避けつつ安定性もあるサイズでおすすめです。
とはいえ、リム形状や車高によって微妙にクリアランスが変わるため、心配な方は「+50以上」を基準にするのも安心です。
ステップワゴンの年式、型式によってサイズが異なるため注意してください。
- 初代ステップワゴン RF1/2型(1996年 – 2001年)
- 2代目ステップワゴン RF3/4/5/6/7/8型(2001年 – 2005年)
- 3代目ステップワゴン RG1/2/3/4型(2005年 – 2009年)
- 4代目ステップワゴン RK1/2/3 / 4 / 5 / 6 / 7型(2009年 – 2015年)
- 5代目ステップワゴン RP1/2/3/4/5型(2015年 – 2022年)
- 6代目ステップワゴン RP6/7/8型(2022年 – )
19インチにするメリットとデメリット

ステップワゴンのホイールを19インチにインチアップすると、見た目や存在感が大きく変わる一方で、乗り心地やコスト面など注意したいポイントもあります。
ここでは、新型ステップワゴン(RP6/7/8型)を19インチ化することで得られる効果や、事前に知っておくべき注意点について、わかりやすく整理して解説します。
メリット

ステップワゴンに19インチを履かせたときのメリットは、何と言っても見た目の変化です。
足元の印象が大きく変わり、より「スタイリッシュで存在感のある一台」に仕上がります。
たとえば、
- 見た目がグッとスポーティに
- 高級感・迫力が増す
- 社外ホイールの選択肢が増える
「ノーマルでは物足りない…」という方にとって、19インチは一気に雰囲気を変えてくれるカスタムです。

デメリット

一方で、デメリットも理解しておく必要があります。
- 扁平率が下がるため、段差での突き上げが気になる
- タイヤ価格が上がる(1本あたり+数千円)
- 路面からの振動が増えるため、長距離ドライブ時の疲労増加も

見た目は抜群に良くなる一方で、日常使いでの快適性にはやや影響が出る可能性もあるため、「家族全員が快適に乗る車」としてバランスを重視したい方には18インチ以下を選択肢に残しておくのも一つの手です。

おすすめの19インチタイヤサイズ一覧

サイズ | 外径 | ロードインデックス | コメント |
---|---|---|---|
225/40R19 | 約662mm | 93〜(XL規格) | 外径・耐荷重ともにバランス良し |
215/45R19 | 約661mm | △ | 外径はOKだがやや細め・荷重注意 |
235/35R19 | 約647mm | △ | 外径が小さく、段差での不安あり |
「225/40R19」が最もおすすめです。
なお、XL規格(エクストラロード)対応のタイヤを選ぶと耐荷重の心配もクリアできます。

ホイールデザインとカラーの選び方
デザインの選び方

ホイールを選ぶ際にまず悩むのが「デザイン」。
車の印象を大きく左右するため、自分の好みだけでなく、車との相性も大事にしたいところです。
ステップワゴンのようなミニバンに似合いやすいデザインとしては、次の3タイプがあります。
純正ホイールに近いスポーク形状を選べば、失敗が少なく自然に仕上がるというのも、ひとつのテクニックです。

カラーの選び方

カラー選びも、デザインと同じくらい重要です。
以下のような傾向を押さえておくと、車全体のバランスが取りやすくなります。
カラーの組み合わせに迷ったら、以下の記事も参考になります。

購入の流れと注意点

19インチ化を検討する際、購入の流れを事前に把握しておくと失敗が少なくなります。
まず最初に行うのは、自分の車の型式・年式を確認すること。
- 車の型式・年式を確認(例:RP6・RP7・RP8、2022年~)
- タイヤサイズを決める(225/40R19)
- ホイールサイズを選ぶ(例:19×7.5J +48)
- ナットサイズを確認(M12×1.5、19HEX)
- 通販 or 実店舗で注文・取り付け
ナットは20個必要になります。
ホンダ純正ナットは社外品ホイールには流用不可です。

おすすめ19インチセットを探す
「実際にどこで買えばいいの?」と迷っている方も多いと思います。
最近では、楽天市場やYahoo!ショッピングでも車種専用設計のタイヤ&ホイールセットが多数販売されています。
ステップワゴン(RP6/RP7/RP8型)に適合する19インチセットも、商品名に「ステップワゴン対応」や「車種専用」と明記されていることが多く、ネット通販でも安心して選べる時代になりました。
⇒ Yahoo!ショッピングでステップワゴン RP6 19インチを探す
まとめ|19インチ化で「ワンランク上のステップワゴン」に

新型ステップワゴン(RP6/7/8型)は、19インチ装着が可能です。
ただし、サイズ選びには注意が必要です。
- 一番おすすめは「225/40R19」+「19×7.5J +48」前後
- 外径・インセット・ロードインデックスのバランスが重要
- 家族向けなら18インチとの比較検討も◎
安全性と見た目を両立しながら、自分だけの一台を作っていきましょう。
この記事があなたのインチアップ選びの参考になれば幸いです。