5本スポークのホイールってよく見かけるけど、
「結局なぜ人気なの?」
「軽いって本当?」
そう思っていませんか?
実は5本スポークは、
✔ 軽量になりやすい
✔ 強度バランスがいい
✔ ブレーキ冷却性能も確保しやすい
という理由から、純正採用やスポーツホイールにも多い万能デザインです。
この記事では、5本スポークのメリット・デメリット、失敗しない選び方、おすすめホイールの考え方を初心者にもわかりやすく解説します。
5本スポークホイールの基本構造

5本スポークホイールとは、ホイールの中心部(ハブ)から外周部(リム)に向けて5本の支柱が放射状に伸びるデザインのことを指します。
「5本」という数には、長年の自動車工学の蓄積から導き出された明確な根拠があると言われています。
構造力学的に見ると、5本は応力分散と軽量化のバランスが取れた理想的な本数とされることが多いです。
一般的には、スポークが少ないほど軽量化しやすい一方、剛性確保が設計次第。
逆に多スポークはデザイン自由度が増える反面、重量が増えるケースもあります。
5本スポークは、多くの自動車メーカーが純正ホイールのデザインとして選択しています。
5本スポークが人気の理由:機能とデザインの完璧なバランス

5本スポークは、純正ホイールにも多く採用されているため、「カスタムしても違和感が出にくい」というメリットがあります。
軽量性能の優位性
5本スポークの最大の魅力は、優れた軽量性です。
スポーク数を最小限に抑えることで、不要な材料を削減し、ホイール全体の重量を大幅に軽くできます。
軽量化効果は「バネ下重量の軽減」として、車の動的性能に直接影響します。
加速性能の向上、燃費の改善、ブレーキ性能の向上など、走りの質が格段にアップします。
実際、多くのスポーツカーメーカーが軽量化を重視した5本スポークを純正採用。
ポルシェ911やBMW M3などの高性能車でも、このデザインが選ばれているのは偶然ではありません。

ブレーキ冷却性能の向上

5本スポークの開放的な構造は、ブレーキ冷却にも大きなメリットをもたらします。
スポーク間の大きな開口部により、走行風がブレーキディスクに効率的に当たり、熱を素早く放散できます。
山道での連続ブレーキングや高速走行時の安全性向上に直結するため、走りを重視するドライバーには特に重要な要素となります。
5本スポークホイールのデメリット

5本スポークホイールは軽量性や性能面でバランスの良いデザインですが、いくつか注意点もあります。
購入前に知っておくことで、失敗を防ぐことができます。
デザインが被りやすい
5本スポークは最もスタンダードなデザインのため、装着している車が多く、個性を出しにくい傾向があります。
「定番で外さない」というメリットがある一方で、
・人と被りたくない
・個性を重視したい
という方には少し物足りなく感じる場合があります。
極軽量モデルは価格が高い
5本スポークは軽量設計に向いている構造ですが、極限まで軽量化されたモデルは価格が高くなる傾向があります。
特に
- 鍛造ホイール
- レース志向モデル
になると、一般的な鋳造ホイールよりも価格差が大きくなります。
軽さと価格のバランスを見て選ぶことが大切です。
スポーツ性能を重視する方は1ピースの軽量ホイールがおすすめです。

剛性は設計に左右される
スポーク本数が少ないからといって、必ずしも剛性が低いとは限りません。
ただし、剛性は以下によって大きく変わります。
- スポーク形状
- リム構造
- 素材
- メーカー設計思想
信頼できるメーカーを選ぶことが重要です。
まずは「人気モデルの相場」と「定番デザイン」を見ておくと選びやすいです。
気になる方はこちらからチェックできます。
人気の5本スポークホイールを選ぶ3つの基準

5本スポークホイールは種類が多いため、見た目だけで選ぶと「思っていた性能と違った」というケースもあります。
迷ったときは、次の3つのポイントを基準にすると失敗しにくくなります。
① ホイール重量(軽さ)をチェックする
5本スポークを選ぶ理由の多くは「軽量性」です。
デザインだけでなく重量表記があるかを必ず確認しましょう。
一般的な目安としては、
・15〜17インチ:6〜8kg前後
・18インチ:8〜10kg前後
このあたりに収まっていると、軽量モデルと言えます。
軽量ホイールは
- 加速性能
- ハンドリング
- 燃費
にも影響するため、性能重視の方は特に重要なポイントです。
② 製法(鋳造・鍛造)を確認する
ホイールは主に以下の2種類の製法があります。
鋳造ホイール
→ コストが安い
→ デザインが豊富
→ 街乗りメインなら十分

鍛造ホイール
→ 非常に軽量
→ 剛性が高い
→ スポーツ走行向き
→ 価格は高め

街乗り中心なら鋳造、走りや軽さを重視するなら鍛造。
この考え方で選ぶと分かりやすいです。

③ サイズと適合(PCD・インセット)を必ず確認する
ホイール選びで最も重要なのが車両適合です。
特に確認するのは以下です。
・PCD(ボルト穴の円直径)
・ホール数(4穴 / 5穴)
・インセット(オフセット)
・リム幅
ここを間違えると装着できないため、必ず車種適合表を確認しましょう。

迷ったら「軽量×定番ブランド」から選ぶのがおすすめ
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5本スポークは選択肢が多いため、迷った場合は
・軽さ重視 → ENKEI / ADVAN
・見た目重視 → WEDS / HOT STUFF
・ブランド重視 → BBS / OZ
などの定番ブランドから選ぶと、大きく失敗するリスクを減らせます。
まずは人気モデルの相場やデザインをチェックしておくと、イメージがつかみやすくなります。
5本スポークが向いている人

5本スポークホイールは、性能・扱いやすさ・見た目のバランスが良く、幅広いユーザーに向いています。
特に、以下のような方にはおすすめです。
軽量重視の人
ホイール重量を抑えたい方に向いています。
軽量化によって、加速性能、燃費、ハンドリングの向上が期待できます。
もう少し“軽さ(重量)”を深掘りしたい方は、こちらの記事も参考になります。

スポーツ走行を楽しみたい人

5本スポークはブレーキ冷却性能を確保しやすく、スポーツ走行との相性が良いデザインです。
サーキット志向でなくても、「運転を楽しみたい」という方には十分メリットがあります。
スポーツ寄りの見た目にしたい人ほど、5本スポークは選びやすい定番です。

純正風カスタムが好きな人
純正採用されることも多いデザインのため、
・自然にカスタムしたい
・派手すぎないカスタムが好き
という方にも向いています。
洗いやすさを重視する人

スポーク本数が少ないため、ホイール清掃がしやすいのも特徴です。
ブレーキダストが付きやすい車種でも、メンテナンスの負担を減らすことができます。

上記に当てはまる方は、5本スポークホイールを選んで失敗する可能性はかなり低いと言えます。
多彩な5本スポークデザインの世界


ストレート5スポーク


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最も基本的な形状で、ハブから外周まで真っ直ぐに伸びるシンプルなデザインです。
飽きのこない普遍的な美しさが特徴で、どんな車種にもマッチしやすいのが魅力。
代表的なモデルとしては、ENKEI(エンケイ)のPF05や、WEDS SPORT RN-05Mなどが挙げられます。
軽量性と強度を両立した実用的な設計で、多くのユーザーに愛用されています。
コンケイブ5スポーク


スポークが緩やかなカーブを描きながら外周に向かうデザインで、立体感と奥行きを演出できます。
ストレートタイプよりも洗練された印象を与え、高級車との相性が良好です。
HOT STUFF クロススピード ハイパーエディション CR5やWEDS SPORT SA-10Rなどが、この分野の代表的なモデルです。


太型5スポーク


スポーク幅を太く設計したタイプで、力強い印象と高い剛性を実現します。
SUVや大型セダンなどの車格の大きな車両に特に適しており、存在感のある足元を演出できます。
5本スポークが最も映える定番車種3選
トヨタ86/スバルBRZ – スポーツカーの代表格


純粋なスポーツカーである86とBRZには、軽量性を重視したストレート5スポークが最高にマッチします。
特に17〜18インチサイズのENKEI PF01やADVAN Racing GTなどの軽量モデルを装着することで、本来の運動性能を最大限に引き出せます。
サーキット走行を楽しむオーナーからも高い支持を得ており、5本スポークの軽量性がタイムアップに直結するため、多くの走り好きに選ばれています。


BMW 3シリーズ – 欧州プレミアムセダンの象徴


BMW 3シリーズには、上品さとスポーティさを両立したコンケイブ5スポークが理想的です。18〜19インチサイズで、BMWらしい洗練されたデザインを演出できます。
特にM3などのハイパフォーマンスモデルでは、5本スポークの機能美がBMWの走りの哲学と完璧に調和します。
ドイツ車ならではの精密さと5本スポークの合理的な美しさが見事にマッチした組み合わせです。
マツダ ロードスター – オープンスポーツの名車


軽量オープンスポーツカーの代名詞であるロードスターには、軽さを活かした5本スポークが最適解です。
16〜17インチの範囲で、車体の軽さを損なわない軽量5本スポークを選ぶことが重要。
特に鍛造製法のモデルを選ぶことで、ロードスターの持つ軽快感をさらに向上させることができます。
オープンエアでの爽快な走りと5本スポークの美しさが、最高のドライビング体験を演出します。


車種別最適な5本スポークの選び方


スポーツカー・スポーツセダン向け


86、BRZ、ロードスター、インプレッサWRX STI、ランサーエボリューションなどには、軽量性を重視したストレート5スポークがベストマッチです。
サイズは17〜18インチが一般的で、これ以上大きくすると乗り心地や運動性能に悪影響を与える可能性があります。
鍛造製法(高温で金属を叩いて成形する高強度な製造方法)のモデルを選ぶことで、サーキット走行にも対応できます。


SUV・クロスオーバー向け


ハリアー、CX-5、エクストレイル、フォレスターなどの人気SUVには、存在感のある大径サイズが似合います。
19〜21インチの範囲で選ぶのが一般的で、車体の大きさに負けない迫力を演出できます。
太型5スポークデザインを選ぶことで、SUVらしい力強さを表現できるでしょう。


セダン・ワゴン向け


クラウン、マークX、レガシィ、アコードなどには、上品さとスポーティさを両立したコンケイブ5スポークがおすすめです。
17〜19インチサイズで、あまり攻撃的すぎないデザインを選ぶことで、高級感を保ちながらも適度な個性を演出できます。


信頼できるメーカー・ブランド徹底分析


5本スポークホイールを選ぶ際は、信頼できるメーカーから購入することが重要です。
品質の高いメーカーは長年の技術蓄積により、軽量性と強度を両立した優れた製品を提供しています。
また、アフターサービスや保証も充実しており、安心して使用できるのも大きなメリットです。
国内トップブランド


ENKEI(エンケイ)のホイール
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ENKEIは、F1にもホイールを供給する技術力の高さが魅力です。
PF05は5本スポークホイールの代表的なモデルで、軽量性とコストパフォーマンスに優れています。
10〜15万円程度で高品質なホイールを入手できます。


WEDS(ウェッズ)のホイール
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WEDS(ウェッズ)のSPORT SN-05Mは、ストレート5スポークの定番モデルです。
鋳造製法ながら軽量性を追求し、幅広い車種に対応できる汎用性の高さが特徴です。


HOT STUFF(ホットスタッフ)のホイール
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HOT STUFFのクロススピード ハイパーエディション CR5は、コンケイブデザインが美しい5本スポークホイールです。
カラーバリエーションも豊富で、個性的な足元を演出できます。
これらのホイールはネット通販でもチェックできます。
海外の名門ブランド
BBS(ドイツ)のRFは、細身の5本クロススポークデザインが特徴的な高級モデル。
スポークが交差するユニークなデザインで、他にはない洗練された印象を演出できます。
ドイツの精密な造りと上質な仕上がりが魅力です。


OZ Racing(イタリア)のEstrema GT HLTは、モータースポーツ由来の超軽量5本スポークホイールです。
レーシングテクノロジーを市販車に応用した本格的なモデルで、サーキット走行にも対応できる高い剛性を誇ります。


Sparco(イタリア)のRecordは、モータースポーツブランドらしい機能美を追求した5本スポークデザインです。
軽量性と強度を両立させた設計で、スポーツ走行を重視するドライバーに最適なモデルです。


購入前に知っておきたいサイズ選びの基礎知識


インチアップの基本ルール


ホイールサイズを大きくする「インチアップ」を行う際は、タイヤの外径を純正サイズに合わせることが重要です。
外径が変わると、スピードメーターの表示誤差や車検不適合の原因となります。
例えば、純正が205/55R16(外径632mm)の場合、17インチにするなら215/45R17(外径636mm)、18インチなら225/40R18(外径637mm)といった具合に選択します。


PCD・ホール数の確認


PCD(ピッチサークルダイアメーター)とは、ボルト穴の中心を結んだ円の直径のことです。
車種によって100mm、114.3mm、120mmなどの規格があり、間違えると装着できません。
ホール数(ボルト穴の数)も重要で、軽自動車は4穴、普通車は4穴または5穴が一般的です。
購入前に必ず愛車の仕様を確認しましょう。


インセット値の重要性


インセット(オフセット)は、ホイールの取り付け面がホイール中央からどれだけずれているかを示す数値です。
純正値から大きく外れると、フェンダーからのはみ出しや、足回り部品との干渉が起こる可能性があります。
車検を考えると、余裕を持って車体に収めることが安全です。


長く愛用するためのメンテナンス方法


日常的な清掃のコツ
5本スポークホイールの清掃では、スポークの付け根部分やハブ周辺に汚れが溜まりやすいため、細めのブラシを使った丁寧な作業が必要です。
週に1回程度の頻度で洗車を行い、ブレーキダストが固着する前に除去することが美しさを保つ秘訣です。
中性の洗車シャンプーを使用し、最後は水分を完全に拭き取って水シミを防止しましょう。


保管時の注意点
シーズンオフなどでホイールを保管する際は、直射日光を避けた乾燥した場所を選びます。
重ねて保管する場合は、間にクッション材を挟んで傷つきを防止することが大切です。
また、3ヶ月に1回程度はホイールナットの締め付けトルクをチェックし、規定値(一般的に100〜120N・m)で締め直すことも安全性確保のために重要です。


予算別おすすめモデルと価格分析
エントリーレンジ(5〜12万円)
この価格帯では、HOT STUFF クロススピード ハイパーエディション CR5やENKEI PF01、WEDS SPORT SA-10Rなどが代表的な選択肢です。
鋳造製法ながら十分な性能を持ち、初めてのホイール交換には最適です。
基本的なストレート5スポークデザインが中心で、実用性を重視したモデルが豊富に揃っています。
ミドルレンジ(12〜25万円)
ADVAN Racing TC-4、WEDS SPORT RN-05Mなどの高品質モデルが選択可能です。
デザイン性と性能のバランスが取れた製品が多く、満足度の高い買い物ができるでしょう。
コンケイブデザインや特殊な表面処理を施したモデルなど、個性的な選択肢も増えてきます。
ハイエンド(25万円以上)
BBS RFやOZ Racing Superturismo LMなど、最高級の性能と品質を誇るモデルです。
鍛造製法や特殊な軽量化技術を採用し、モータースポーツでも使用される本格的な性能を求める方におすすめです。
6本スポークとの違い:どちらを選ぶべきか


6本スポークホイールとの最大の違いは、より軽量で開放的なデザインを実現できることです。
5本スポークは軽量性を重視したスポーツ走行向けで、6本スポークはバランス重視の上品なデザインという特徴があります。
サーキット走行や軽量化を重視するなら5本スポーク、日常使いでの洗練された印象を求めるなら6本スポークがおすすめです。


まとめ:愛車に最適な5本スポークを見つけよう


5本スポークホイールは、軽量性と美しさを両立させた理想的な選択肢です。
車種との相性、用途、予算を総合的に考慮して選択することで、愛車の魅力を最大限に引き出すことができます。
5本スポークは「性能・見た目・扱いやすさ」のバランスが取れた万能デザイン。
迷ったらまず検討して間違いない選択肢の一つと言えるでしょう。
あなたの愛車に最適な5本スポークホイールを見つけて、より充実したカーライフを楽しんでください。














