ホンダ フリードのホイール選びは迷いませんか?
コンパクトミニバンというフリードの特性を活かしつつ、個性を演出するホイールデザインの選び方をプロの視点で解説します。
スポーク、メッシュ、ブラックポリッシュの3大人気デザインから、あなたのフリードにぴったりの一本を見つけましょう。
フリード全モデル共通|デザイン選びの基本

フリードのホイール選びを成功させるには、まずは基本となる考え方を押さえることが重要です。
デザイン性だけでなく、車の個性や使用目的に合わせた選択が、満足度の高いカスタムにつながります。
ボディカラーとホイール色の相性

フリードのホイール選びで最も重要なのは、ボディカラーとの調和です。
同じホイールでも、車体色によって印象は大きく変わるため、事前にイメージを固めておくことが失敗を避けるコツです。
白・シルバー系ボディ

清潔感があり上品な印象の白・シルバー系ボディには、幅広いホイールカラーが似合います。
定番の組み合わせから個性的なスタイルまで楽しめるのが魅力です。
白・シルバー系ボディは最もホイール選びの自由度が高く、失敗しにくいカラーです。
迷った時はシルバーホイールを選んでおけば間違いありません。
黒・グレー系ボディ

シックで落ち着いた印象の黒・グレー系ボディは、ホイール選びで印象を大きく変えることができます。
同系色でまとめるか、アクセントを効かせるかで全く異なるスタイルに仕上がります。
黒・グレー系ボディは重厚感を活かすか、軽やかさを演出するかで全く印象が変わります。
同系色なら落ち着いた大人の仕上がりに、明るめのホイールならメリハリの効いたスタイルになります。

赤・青系カラーボディ

個性的で印象的な赤・青系のボディカラーには、車体色を引き立てるホイール選びがポイントです。
主張の強いボディカラーとのバランスを考慮した選択が重要になります。
赤・青系の鮮やかなボディカラーは、ホイールで主張を抑えるか、さらに個性を際立たせるかの判断が重要です。
バランスを重視するなら無彩色系、個性を活かすなら同系色がおすすめです。
デザインの印象(スポーティ/上質/アウトドア系)

フリードの使用目的や好みに合わせて、目指したい印象を明確にしておくことで、最適なホイールデザインが見えてきます。
以下の3つの方向性から、あなたの理想に近いスタイルを選んでください。
スポーティ志向
走りを重視し、アクティブな印象を演出したい方におすすめのスタイルです。
- 細めのスポーク
- ブラック系カラー
- エッジの効いたデザイン
スポーティ志向では軽量感のあるデザインが重要です。
細めのスポークとダークカラーの組み合わせで、フリードにキビキビとした印象を与えることができます。

上質・高級志向

フリードに上品で洗練された印象を与えたい方に適したスタイルです。
- メッシュデザイン
- ポリッシュ仕上げ
- 繊細なディテール
上質・高級志向では、細部への配慮が品格を左右します。
メッシュの繊細さやポリッシュの美しさが、ファミリーカーに上品な印象をもたらします。

アウトドア・タフ志向

レジャーや普段使いでの耐久性を重視し、力強い印象を演出したい方向けのスタイルです。
- 太めのスポーク
- マットブラック
- 堅牢な印象のデザイン
アウトドア・タフ志向では見た目の頑丈さが重要です。
太いスポークとマットな質感で、レジャー使いにも映える力強さを演出できます。

人気デザイン① スポーク

スポークホイールはフリードオーナーから圧倒的な支持を集めるデザインです。
シンプルながらも存在感があり、幅広いスタイルに対応できる汎用性の高さが人気の理由です。
スポークデザインの特徴
スポークデザインはフリードに最も人気の高いホイールスタイルです。
スポーク本数や形状によって印象が大きく変わるのがスポークデザインの面白さ。
フリードの用途に合わせて最適なスポーク数を選ぶことがポイントです。
- 軽量感のある見た目
- ブレーキ冷却性に優れる
- カジュアルからスポーティまで幅広く対応
- メンテナンスが比較的簡単
スポーク数による印象の違いも重要なポイントです。5スポークはスポーティで力強く、6~8スポークはバランスが良く、10スポーク以上は繊細で上品な印象を与えます。

実車マッチング例

実際のフリードにスポークホイールを装着した事例をご紹介します。
2代目フリード × 5スポーク ブラック
5スポークブラックを合わせることで、スポーティさと上品さを両立した仕上がりになります。
- 16×6.0J +50でジャストフィット
- スポークの軽快感がアクセント
- ブラック樹脂パーツとの統一感が◎
特にハイブリッドモデルでは環境性能とスポーティさの両立が魅力的です。
人気デザイン② メッシュ

メッシュホイールは格子状の繊細なデザインが魅力で、フリードに上質感と高級感をもたらします。
ファミリーカーとしての品格を重視する方に特におすすめのデザインです。
メッシュデザインの特徴
細かなパターンが織りなすメッシュデザインは、見る角度や光の当たり方で表情が変化する美しさが特徴です。
格子状のパターンが特徴的で、上質感と高級感を演出できるデザインです。
一方で、洗車時のメンテナンスには少し手間がかかることも考慮しておきましょう。
- 高級感のある繊細なデザイン
- 光の当たり方で表情が変化
- 上質な印象を演出
- 洗車時の手間は若干かかる
メッシュデザインの魅力は、その繊細さにあります。
BBSスタイルのクラシックメッシュから、現代的なツインメッシュまで、バリエーションも豊富で選ぶ楽しさがあります。

実車マッチング例

初代フリード × クロスメッシュ ブロンズ
コンパクトなボディの初代フリードに、温かみのあるブロンズカラーのクロスメッシュが個性的な魅力を添えます。
- 15×6.5J +45で個性的なスタイル
- 温かみのあるブロンズが親しみやすい印象
- カジュアルな使い方にも上品さをプラス
ブロンズメッシュを合わせることで、カジュアルでありながら品のあるスタイルが完成します。
このサイズなら街乗りでの快適性も確保できます。

人気デザイン③ ブラックポリッシュ

近年急速に人気が高まっているブラックポリッシュは、スポーティさと上質感を見事に融合させたデザインです。
従来の単色ホイールでは表現できない奥深い魅力が、多くのフリードオーナーを魅了しています。
ブラックポリッシュの特徴
ブラックポリッシュは黒をベースにした上で、部分的に鏡面仕上げを施したデザインです。
黒の重厚感と鏡面仕上げの輝きを組み合わせることで、単色では実現できない立体感と高級感を演出できます。
また、汚れが目立ちにくいという実用面でのメリットもあります。
- スポーティと上質さの両立
- 汚れが目立ちにくい
- 個性的で印象的な仕上がり
- 様々なデザインパターンに対応
ブラックポリッシュの最大の魅力は、ポリッシュ部分の配置によって全く異なる表情を演出できることです。
リム部分、スポーク面、センター部分など、どこを磨くかで印象が大きく変わります。

実車マッチング例

2代目フリード × スポークブラックポリッシュ
ブラックポリッシュの上質感が加わり、プレミアム感が一層向上します。
- 5スポークブラックポリッシュの存在感のある仕上がり
- 個性的なスタイルにマッチ
- ポリッシュの輝きが高級感を演出
5スポークのツインが絶妙にマッチした組み合わせです。

型式別の注意点(サイズ・見え方の違い)

フリードは3世代にわたってモデルチェンジを重ねており、それぞれで足回りの設計やフェンダー形状が異なります。
ホイール選びでは、必ず型式に応じた注意点を把握しておくことが重要です。
新型フリード GT系(2024〜/GT1〜8)

最新世代のフリードは、先代よりもスタイリッシュなプロポーションを実現していますが、その分ホイール選びでは注意が必要な点があります。
特徴
- 足回りがタイトな設計
- フェンダーとのクリアランスが狭い
- 17インチは+45を基準とする
推奨サイズ
- 16インチ:+50〜+55
- 17インチ:+48〜+52
見え方のポイント 新型はボディとタイヤの隙間が狭く、大径ホイールの迫力が出やすい設計です。
反面、オフセット選びを間違えるとフェンダーとの干渉リスクが高まります。
新型フリードの17インチへのインチアップについて詳しくは「【新型フリードGT系】17インチへのインチアップ完全ガイド|おすすめホイールセットも紹介」をご参照ください。
16インチは以下の記事を参考にしてください↓

2代目フリード(2016〜2024/GB5〜8)

2代目フリードは5穴ハブ化により、ホイール選択肢が大幅に拡大した世代です。
特にクロスターは、SUVテイストの外装パーツが特徴的です。
特徴
- 5H化により選択肢が大幅拡大
- クロスターは樹脂フェンダーで表情が変化
- バランスの良いプロポーション
推奨サイズ
- 15インチ:+45〜+52
- 16インチ:+45〜+52
- 17インチ:+45〜+50
見え方のポイント 最もホイール選びの自由度が高い世代です。
特にクロスターは樹脂フェンダーによりSUVテイストが強く、アウトドア系デザインとの相性が抜群です。
2代目フリード(GB5/6/7/8)のインチアップサイズについては「フリード(GB5/6/7/8)のインチアップ情報!16/17インチのサイズ」で詳しく解説しています。
フリードプラス(GB5/6)のインチアップについては以下の記事を参考にしてください↓

初代フリード(2008〜2016/GB3・4/GP3)

初代フリードは4穴ハブですが、フェンダーとのクリアランスに余裕があるため、比較的自由度の高いホイール選びが可能です。
特徴
- フェンダーとのクリアランスが広め
- +40でも問題ない例が多数
- コンパクトで親しみやすいサイズ感
推奨サイズ
- 14インチ:+38〜+45
- 15インチ:+38〜+45
- 16インチ:+42〜+48
見え方のポイント クリアランスに余裕があるため、やや攻めたオフセットでも装着可能です。
小径ホイールでも様になる、バランスの良いボディプロポーションが特徴です。
初代フリード(GB3/4)の詳しいインチアップ情報は「【フリード(GB3/4)のインチアップサイズ】16/17インチの4H,100」で確認できます。
フリードハイブリッド(GP3)の16インチタイヤサイズについては以下の記事を参考にしてください↓

まとめ

フリードのホイールデザイン選びは、「好み+ボディカラー」との相性で決めるのが基本です。
デザイン選びのまとめ 3つの人気デザインはそれぞれに異なる魅力があり、フリードの個性を引き出す重要な要素です。
- スポーク:軽快感とスポーティさを両立、メンテナンス性も◎
- メッシュ:上質感と高級感を演出、繊細な美しさが魅力
- ブラックポリッシュ:スポーティと上品さの両立、個性的な仕上がり
サイズ選びは慎重に 型式によってフェンダーとのクリアランスや推奨オフセットが異なります。
サイズ調整は必ず型式別記事で確認してから購入しましょう。

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※注意事項
※記載の数値、データは目安のため車検などを保証するものではありません。ホイール交換の際は、必ず専門店にご相談の上、適切なサイズ・オフセットをお選びください。