ホイール交換にかかる費用はいくら?持ち込み工賃の相場と内訳を徹底解説

ホイール交換にかかる費用はいくら?

ホイール交換を検討している方にとって、最も気になるのは「実際いくらかかるのか」という費用面。

ホイール本体の価格だけでなく、タイヤ代や交換工賃、さらには処分費まで含めて考える必要があります。

この記事では、ホイール交換にかかる費用の相場と内訳、店舗別の違い、費用を抑えるコツを初心者にもわかりやすく解説します。

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ホイール交換にかかる主な費用

ホイール

ホイール交換は見た目の印象を大きく変える効果的なカスタムですが、想像以上に多くの費用項目があります。

事前にしっかり把握しておくことで、予算オーバーを防げます。

ホイール交換では以下の費用が発生します。

  1. ホイール本体の価格
    ・純正/社外、鋳造/鍛造で大きく変わります。

  2. タイヤ代(同時交換の場合)
    ・タイヤとセット購入する方が多く、トータルで安くなることも。

  3. 交換工賃
    ・タイヤの組み換え、ホイールバランス調整、車両への取り付け費用。

  4. ナットやスペーサーなどの付属品
    ・社外ホイールでは専用ナットが必要になるケースがあります。

  5. 廃タイヤ・廃ホイール処分費用
    ・店舗によっては1本数百円〜の処分料がかかります。

👉 「本体代だけで考えると予算オーバー」になりがちなので、必ずトータル費用で計算しましょう。

ホイール交換の費用相場

N-VAN

ここからは、実際にどれくらいの費用がかかるのか、項目別に詳しく見ていきましょう。

車種やホイールの種類によって大きく変わるため、幅を持った相場として参考にしてください。

ホイール本体価格(1本あたり)

ガンメタリックのホイール

ホイールの価格は製造方法と材質によって大きく変わります。

予算に合わせて選択肢を検討しましょう。

  • アルミ鋳造ホイール:5,000円〜30,000円
  • 鍛造ホイール:40,000円〜100,000円

鍛造ホイールは軽量で強度が高い分、価格も高額になります。

デザイン重視なら鋳造、性能重視なら鍛造がおすすめです。

タイヤ+ホイールセット(4本)

ブロンズのホイール

セット購入する場合の相場です。車種が大きくなるほど、タイヤサイズも大きくなり価格も上昇します。

高性能タイヤやブランドホイールを選ぶと、上限価格をさらに超えることもあります。

交換工賃

タイヤ交換

プロによる取り付け作業の費用です。ホイールのみを購入してタイヤを組み替える時の料金例です。

安全性に直結する重要な作業なので、信頼できる店舗に依頼しましょう。

  • 1本あたり:1,500円〜4,000円
  • 持ち込み料金:2,000円〜8,000円(1本)

ホイールサイズが大きいほど、また特殊な形状のホイールほど工賃が高くなる傾向があります。

タイヤの組み替え、ホイールバランスを含む料金例です。

廃タイヤ処分費

廃タイヤ

古いタイヤは産業廃棄物扱いのため、一般ゴミでは処分できません。

適切な処分が必要です。

  • 1本あたり:300〜500円

店舗によっては新品購入時に無料で引き取ってくれる場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

店舗別の費用感

車のピット

どこで購入・取り付けするかによって、費用や サービス内容が大きく変わります。

それぞれの特徴を理解して、自分に合った選択をしましょう。

店舗によっては持ち込み作業を受け付けしない店舗もあるため確認が必要です。

カー用品店(オートバックス、イエローハットなど)

全国展開で アクセスしやすく、価格とサービスのバランスが取れています。

  • セット価格で購入できるためお得。
  • ただしブランドやサイズの選択肢は限られる。

週末や連休は混雑するため、事前予約がおすすめです。

工賃込みのセット価格表示が多く、追加費用の心配が少ないのもメリットです。

ディーラー

安心感を最優先にしたい方に適しています。

純正部品への深い知識と確実な作業で、トラブルのリスクを最小限に抑えられます。

  • 純正品中心。品質や安心感は抜群。
  • その分、価格は高めで「割高」に感じる人も。

保証期間中の車両であれば、純正ホイールの選択でメーカー保証を維持できる点も大きなメリットです。

ネット通販(楽天・Amazon・Yahoo!ショッピング)+取付店

コストパフォーマンスと選択肢の豊富さを重視する方におすすめです。

ただし、持ち込み工賃をしっかり計算する必要があります。

  • ホイールとタイヤの選択肢が豊富で価格も安め。
  • ただし「持ち込み取付」の工賃は割高になる傾向。

取り付け店の事前確保と、サイズ間違いなどのリスク管理が重要になります。

オンライン購入楽天市場AmazonYahoo!ショッピング で「車種適合」を明記したものを選ぶ

最近は直送サービスを提供する業者も増えています。

専門ショップ

こだわりのカスタムや特殊なサイズを求める方に最適です。

豊富な知識と経験で、理想のホイール選びをサポートしてくれます。

  • カスタムホイールの種類が多く、適合確認も安心。
  • デザイン性や特殊サイズを求めるならおすすめ。

価格は高めですが、アフターサービスや専門的なアドバイスの価値は高く、長期的な満足度につながります。

持ち込み取付の工賃について

タイヤ交換

ネット通販でホイールやタイヤを安く購入しても、取付工賃が高くなるケースがあるため注意が必要です。

持ち込み工賃の実態

多くの店舗では持ち込み品の取り付けに割増料金を設定しています。

この差額を知らずに購入すると、思わぬ出費となることがあります。

  • 通常の店舗購入時:1本あたり1,500円〜3,000円
  • 持ち込み時:1本あたり2,000円〜5,000円(1.2〜2倍程度

料金はタイヤサイズによって異なります。

この差額は決して小さくないため、ネット購入を検討する際は必ず持ち込み工賃も含めて計算しましょう。

店舗別持ち込み工賃相場

店舗の種類によって持ち込み工賃の設定が異なります。

事前に複数店舗で見積もりを取ることをおすすめします。

  • カー用品店:1本2,000円〜4,000円
  • タイヤ専門店:1本3,000円〜6,000円
  • ガソリンスタンド:1本2,500円〜4,500円
  • ディーラー:1本4,000円〜8,000円

ディーラーは技術力が高い分、工賃も最も高額に設定されています。

持ち込みはお断りの店舗もあるため、事前確認が重要です。

持ち込み料金が高くなる理由

なぜ持ち込みだと工賃が高くなるのか、その理由を理解しておくと納得できるでしょう。

  1. 店舗側の利益確保:ホイール・タイヤ販売の利益がないため
  2. 責任リスク:持ち込み品の品質や状態を保証できないため、トラブル時のリスクを考慮した料金設定

👉 4本まとめて交換する場合、持ち込みでは追加で8,000円〜20,000円程度の工賃差が発生することもあるため、「ネット価格+持ち込み工賃」と「店舗セット価格」を比較して検討しましょう。

費用を抑えるコツ

セール

ホイール交換は高額な買い物ですが、工夫次第で大幅に費用を抑えることができます。

以下のポイントを参考に、賢くお得に交換しましょう。

  1. ホイール+タイヤセットで購入
    → 単品購入より割安になりやすい。
  2. ネット通販を活用
    → 実店舗より安いケースが多い。ただし取付工賃は事前に確認。
  3. シーズンオフやセールを狙う
    → 冬前のスタッドレス需要や春のドレスアップシーズンを避けると安く買える。
  4. 廃タイヤ処分が無料の店舗を選ぶ
    → 数千円の節約につながる。
  5. 持ち込み歓迎店舗を探す
    → 持ち込み料金が通常と変わらない店舗も増加中。
  6. 型落ちモデルやアウトレット品を活用
    → 機能は同じでも価格を大幅に抑えられることがあります。

ホイール交換時の注意点

タイヤ組み換え

ホイール交換は見た目だけでなく、車の安全性にも大きく関わります。

以下のポイントを必ず確認してから購入・取り付けを行いましょう。

  • 車検対応か確認:JWLやVIAマークがあるか要チェック。
  • サイズ・インセット・PCD適合確認:愛車に合わなければ装着不可。
  • ナット・ボルト規格違いに注意:社外ホイールは専用ナットが必要な場合が多い。

これらを怠ると、せっかく購入したホイールが装着できない、または車検に通らないといったトラブルにつながります。不安な場合は専門店で相談することをおすすめします。

ホイールの適合確認はしっかり行い、車検にも注意してください。

まとめ

ホイール交換

ホイール交換費用は、本体価格+工賃+処分費まで含めて考えることが大切です。

車種別の大まかな総額を把握しておくと、予算計画が立てやすくなります。

  • 軽自動車なら総額 4〜7万円
  • 普通車なら総額 6〜15万円
  • SUVや大型車なら 8〜20万円以上

最適な購入方法を選ぶためのチェックポイントは、以下の通りです。

  • 持ち込み工賃を含めたトータル計算を必ず行う
  • セット購入 vs ネット購入+持ち込みのコスト比較
  • 工賃の安い店舗持ち込み歓迎店舗の活用

👉 ネット通販と店舗をうまく使い分ければ、コストを抑えつつデザイン性・性能も両立できます。特に持ち込み工賃の差額を把握した上で、最適な購入・取付方法を選択しましょう。

自分で取り付けできる方は、ホイールセットを購入して自分で脱着するのがお得です。

中古ホイールを買取に出して、ホイール購入の資金にするのも一つの方法です。

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この記事を書いた人

自動車業界で10年のキャリアを積んだ後、自動車関連のWEBライターとして活動しています。特にスポーツカーが好きで、多岐にわたるモデルを経験してきました。これまでに1500本以上の記事を執筆し、専門知識をもとに読者に有益な情報を提供しています。タイヤ・ホイールの選び方から購入方法まで、実践的なアドバイスをお届けします。

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