【軽トラ】オフロードタイヤの選び方と人気ランキング2025年版

【軽トラ】オフロードタイヤの選び方と人気ランキング2025年版

軽トラにオフロードタイヤを装着したいけれど、
「どのタイヤを選べばいいか分からない」
「車検に通るかどうか心配」
と感じている方は多いのではないでしょうか。

農作業や林道走行、建設現場などで軽トラを使う機会が多い場合、適切なオフロードタイヤ選びは作業効率・安全性・快適性を大きく左右します。

選び方を間違えると、走破性や寿命、燃費などに悪影響が出てしまうことも。

この記事では、軽トラでのオフロード走行を検討している方に向けて、以下について分かりやすく解説します。

  • オフロードタイヤの種類と特徴
  • 軽トラに適したタイヤサイズの選び方
  • 2025年版・人気オフロードタイヤランキング

最後まで読めば、用途や予算に合わせて自信を持ってタイヤを選べるようになります。

タップできる目次

軽トラ用オフロードタイヤの選び方

軽トラ用オフロードタイヤ

軽トラでオフロードを走る場合、舗装路と未舗装路のどちらを多く走るか、またどれくらいの荷物を積むかによって、最適なタイヤは大きく変わります。

ここでは選び方のポイントを順番に見ていきましょう。

舗装路向けとオフロード向けの選択基準

まずは「舗装路重視」か「オフロード重視」かを決めます。

  • 舗装路向けタイヤ:トレッドパターンが浅めで接地面積が広く、燃費と静粛性に優れる。
  • オフロード向けタイヤ:溝が深くブロック形状が大きいため、泥や砂利道でのグリップ力が高い。

目安として、舗装路走行が8割以上なら舗装路向け、未舗装路が3割以上ならオフロード向けを選びましょう。

農作業や林業では、未舗装路に入る機会が多いので、オールテレーン(A/T)マッドテレーン(M/T)が適しています。

荷物の重さに合わせたPR値の重要性

PR値(プライレーティング)はタイヤの強度を示す指標です。

数値が高いほど重積載に対応できます。

  • 4PR:軽積載〜標準積載(軽い資材や農作物など)
  • 6PR:中積載(200〜350kg程度)
  • 8PR:重積載(350kg以上)や過酷な現場

軽トラックでは純正で6PRが装着されていることがほとんどなので、車検をクリアするためにも同等以上のタイヤを選ぶ必要があります。

農作業で土や砂利を積む、建設現場で重量物を運ぶなど、負荷が大きい場合は6PR以上がおすすめです。

リブラグ型トレッドパターンの利点

リブラグ型トレッドパターン

中央に縦溝(リブ)、両サイドにブロック(ラグ)を組み合わせた「リブラグ型」は、舗装路の直進安定性と燃費性能を確保しつつ、泥や砂利道でのトラクション性能も確保できます。

農作業と日常使用を両立したい軽トラユーザーに特に人気です。

耐久性を重視した選び方

オフロードはタイヤへの負担が大きく、舗装路より摩耗が早い傾向にあります。

耐久性を高めるには以下をチェックしましょう。

  • 高PR値(6以上)でサイドウォール強化
  • 高硬度ゴムで耐摩耗性アップ
  • 石噛み防止機能つきトレッド
  • 製造3年以内の新品を選択

価格だけでなく、耐用距離あたりのコストパフォーマンスも重視しましょう。

2025年版 軽トラ用の人気オフロードタイヤランキング

軽トラ用の人気オフロードタイヤ

ここからは、145R12 6PRサイズに対応した軽トラ用オフロードタイヤを厳選してご紹介します。

「そのまま車検適合サイズで履ける」ことを基本に、価格、性能、用途別の適性もあわせて解説します。

タイヤ販売店で10年働いた経験をもとに、軽トラックサイズで人気の商品を選びランキングにしています。
2025年も購入できるオフロード系タイヤを選んでいます。

1位:TOYO TIRE OPEN COUNTRY R/T|舗装路と悪路のバランス型

舗装路とオフロード性能のバランスが取れたR/Tパターン。

145R12 6PR参考価格:15,000〜18,000円
他サイズ例:145R12 8PR、155/80R13、165/80R13

農道から普段使いまで1セットでこなせる万能さが魅力。国産ブランドならではの品質も安心です。

2位:YOKOHAMA GEOLANDAR M/T G003|本格マッドテレーン

泥濘地や岩場での高い走破性を誇る本格派。

145R12 6PR参考価格:16,000〜19,000円
他サイズ例:145R12 8PR、155/80R13

農作業や林業での使用におすすめ。舗装路ではややロードノイズがありますが、それ以上の悪路性能が魅力です。

3位:ブリヂストン 604V|耐久性重視の業務用

リブラグパターン採用で直進安定性と耐荷重性が高く、農作業・建設現場など業務用途に最適。

145R12 6PR参考価格:12,000〜15,000円
他サイズ例:145R12 8PR、6.00-12

耐摩耗性の高さから長く使えます。

4位:GRIPMAX MUD Rage R/T MAX|見た目と悪路性能を両立

迫力あるブロックパターンでカスタム性も抜群。

145R12 6PR参考価格:13,000〜16,000円
他サイズ例:155/80R13、165/80R13

泥や砂利道でも高いトラクションを発揮しつつ、価格は国産より抑えめです。

GRIPMAX MUD Rage R/Tを楽天でチェックする
GRIPMAX MUD Rage R/TをYahoo!ショッピングでチェックする

5位:MUDSTAR RADIAL A/T|低価格でオールラウンド

コスパ重視ならコレ。

145R12 6PR参考価格:10,000〜13,000円
他サイズ例:145R12 8PR、155/80R13

舗装路から軽度オフロードまで無難にこなし、デザイン性も高いので街乗りカスタムにも◎。

用途別おすすめまとめ

軽トラックのホイール

軽トラは、舗装路メインで走る方もいれば、農地や林道を日常的に走る方、見た目のカスタム性を重視する方、コストを第一に考える方もいるでしょう。

そこで、上記ランキングの中から、用途別に特におすすめできるモデルをまとめました。

  • 農作業メイン → ブリヂストン 604V / GEOLANDAR M/T G003
  • 舗装路多め+時々林道 → OPEN COUNTRY R/T
  • 本格悪路+見た目重視 → GRIPMAX R/T MAX / GEOLANDAR M/T G003
  • 低予算で万能型 → MUDSTAR A/T

サイズは純正サイズ145R12 6PRを選んでいますが、インチアップ、リフトアップする場合は、他のタイヤの選択肢もあります。

ただし、車検非対応になる可能性が高いため注意が必要です。

軽トラ用オフロードタイヤの基礎知識

軽トラ用オフロードタイヤ

軽トラにオフロードタイヤを装着する際、性能やデザインだけで選んでしまうと、思わぬトラブルや車検不適合になることがあります。

安全に使い続けるためには、まず「サイズと規格の確認」と「車両の仕様に合った選び方」を押さえておくことが大切です。

サイズ確認方法

LTタイヤ

タイヤ側面の表示(例:145R12 6PR、145/80R12 80/78N LT)や車検証を確認しましょう。

純正と異なるサイズは車検非対応になる場合があります。

軽トラックの場合は、LTタイヤでないと車検が通らないため注意してください。

(例)一般的な軽自動車サイズの155/65R14を装着するなどは、車検非対応になる可能性が高いです。

グレード・型式別の選び方

軽トラック

軽トラといっても、グレードや型式によって最適なタイヤは変わります。

同じ車種でも、用途や装備の違いによって求められる性能が異なるためです。

  • 4WD車:悪路走破性を重視
  • 2WD車:舗装路安定性とオフロード性能のバランス
  • ダンプタイプ:高PR値で重積載対応
  • 農業用途:泥濘地に強いラグパターン

車両の仕様や使用環境に合わせてタイヤを選べば、寿命を延ばし、安全性と作業効率を最大限に引き出せます。

よくある質問

Q&A

Q. オフロードタイヤの寿命は?
舗装路メインなら約3万km、オフロード比率が高いと1〜3万km程度です。

Q. 交換時期の目安は?
残り溝3mm以下やひび割れ・偏摩耗が出たら交換。農作業メインなら3〜4年、建設現場メインなら2〜3年が目安です。

Q. インチアップはできる?
13インチ、14インチなどのインチアップも可能ですが、車検対応にならない可能性が高いため注意が必要です。

まとめ

キャリィトラックとシルバーホイール

軽トラ用オフロードタイヤ選びは、使用環境・積載量・適合サイズの3つがポイントです。

145R12 6PR対応モデルを選べば車検適合性も高く、安心して使えます。

  • 舗装路中心 → 静粛性重視のA/Tやリブラグ型
  • 農作業・悪路中心 → M/Tや高PR値モデル
  • 低予算 → 海外製A/Tが狙い目

この記事のランキングを参考に、あなたの軽トラに最適な1本を選び、安全で快適な走りを手に入れてください。

適切なタイヤは、日々の作業効率と移動の安心感を確実に高めます。

軽トラックのインチアップについては以下の記事を参考にしてください。

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この記事を書いた人

自動車業界で10年のキャリアを積んだ後、自動車関連のWEBライターとして活動しています。特にスポーツカーが好きで、多岐にわたるモデルを経験してきました。これまでに1500本以上の記事を執筆し、専門知識をもとに読者に有益な情報を提供しています。タイヤ・ホイールの選び方から購入方法まで、実践的なアドバイスをお届けします。

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