「愛車をもっとカッコよくしたいけど、インチアップのサイズ選びって難しそう…」
「165/65R15をサイズアップしたいけど、走行に支障が出ないか心配」
タイヤのインチアップは見た目の印象を大きく変えるだけではなく、走行性能の向上にも貢献する重要なカスタマイズです。
この記事では、愛車のカスタマイズを検討している方に向けて、
- インチアップのメリットとデメリット
- 適切なサイズの選び方
- 安全性を確保するためのポイント
上記について解説しています。
この記事を読めば、あなたの愛車に最適なタイヤサイズが見つかるはずですので、ぜひ最後までご覧ください。
165/65R15の基本情報

165/65R15は、幅165mm、扁平率65%、15インチのホイール形を持つタイヤサイズです。
165/65R15 81H
- タイヤ幅:165mm
- 手幅率:65%
- リム形:15インチ
- タイヤ外形:595mm (参考値)
- LI(ロードインデックス):81
- 速度記号:H、S
【165/65R15のタイヤ外径の計算例】
165mm(タイヤの断面幅)×0.65(偏平率)×2+15(リム径)×25.4(インチ)=595mm
※タイヤ外形・LIはメーカー・商品によって異なるのであくまで目安の数値です。
165/65R15の装着車

165/65R15を装着しているのは、軽自動車のダイハツ・タフトやコンパクトカーの三菱・デリカD:2、スズキ・ソリオなどが挙げられます。
タフトは人気の軽自動車で販売台数も多いです。
適切なサイズを選び、愛車のドライブを向上させましょう。
165/65R15の特徴

165/65R15は、軽自動車やコンパクトカーで広く採用されているサイズです。
- 走行安定性
適度な扁平率により、安定したハンドリングと快適な乗り心地を両立。 - 見た目の向上
インチアップすることでホイールデザインの選択肢が広がり、スタイリッシュな外観に。 - 対応車種が豊富
多くの軽自動車やコンパクトカーに対応し、カスタマイズの自由度が高い。
165/65R15をインチアップする際は、純正サイズとのバランスを考慮しながら、適切なサイズを選ぶことが重要です。
165/65R15をインチアップするメリット

165/65R15のインチアップは、愛車の魅力を大きく引き上げる効果的なカスタマイズ方法です。
インチアップによって得られる最大のメリットは、見た目の印象が劇的に変化することと、走行安定性が向上する点にあります。
高速道路での直進安定性や、コーナリング時のグリップ力が格段に向上するため、スポーティな走りを楽しみたいドライバーにとって魅力的な選択肢。
例えば、14インチから165/65R15にインチアップした場合、タイヤのサイドウォール(横壁)が低くなることで、スポーティな印象が際立ちます。
見た目のスタイリッシュさが向上

タイヤのインチアップは、車のカスタマイズで最も人気のある改造方法の一つです。
165/65R15のタイヤサイズは、軽自動車やコンパクトカーで採用されているサイズ。
インチアップによって、車のスタイリングは劇的に変化します。
15インチから16インチや17インチへのサイズアップで、サイドビューはより引き締まった印象に。
インチアップは、車体全体のシルエットが格段にスポーティになります。

走行性能の向上

165/65R15のタイヤをインチアップすることで、走行性能は大幅に向上します。
タイヤの接地面積が増えることで、コーナリング時の安定性が格段に高まります。
特に高速道路での直進安定性は、標準サイズと比べて安定するという実験結果も。
タイヤとグラウンドの接地面積が広がることで、ブレーキングも変わります。
スポーツ走行時には、このメリットを十分に実感できるはずです。

インチアップの際のサイズ選びの基本

インチアップ時のサイズ選びは、車の性能と安全性を大きく左右する重要な要素です。
適切なサイズを選ばなければ、車両との干渉や走行性能の低下を引き起こす可能性があるため、慎重な検討が必要になります。
タイヤサイズを変更する際は、外径を純正と同等に保つことが基本。
165/65R15のような一般的なサイズであれば、純正サイズから±3%以内の外径差に収めることで、スピードメーターの誤差を最小限に抑えられます。
また、ホイールのインセットやフェンダーとの干渉についても、事前に十分な確認が必要です。

インチアップのデメリットはある?

インチアップには見た目や走行性能の向上というメリットがある一方で、デメリットも存在します。
- 乗り心地の変化
タイヤのサイドウォールが薄くなることで、路面からの衝撃が直接伝わりやすくなり、乗り心地が硬くなる可能性があります。 - 燃費の悪化
タイヤの重量が増えることで転がり抵抗が増加し、燃費が若干悪化することがあります。 - コストの増加
15インチのホイールやタイヤは、13インチや14インチと比べて価格が高くなるため、コスト面でも考慮が必要です。

安全性を確保するための注意点

インチアップを行う際には、安全性を確保するために以下の点をチェックしましょう。
- フェンダーとのクリアランスを確認
165/65R15のタイヤがフェンダーに干渉しないかを確認し、最低でも2cm以上のクリアランスを確保すること。 - ホイールオフセットの適正化
ホイールのインセットが適切でないと、ハンドルの操作性や車両の安定性に影響が出る可能性があります。 - タイヤの空気圧管理
インチアップしたタイヤは、適切な空気圧を維持することが重要です。
メーカー推奨の空気圧を参考に、定期的にチェックしましょう。
インチアップする時は車検にも注意が必要です。

165/65R15を16インチにする時のサイズ

165/65R15を16インチにする場合は、195/50R16が近いです。
ただし、タイヤ外径が大きくなるため注意が必要。
タイヤ外径とロードインデックスを考えて、タイヤサイズを選ぶ必要があります。
16インチのタイヤ外径

16インチにする場合は、純正のタイヤ外径に近づける必要があります。
<165/65R15と16インチのタイヤ外径比較>
- 165/65R15:595mm
- 175/60R16:616mm
- 185/55R16:609mm
- 195/45R16:581mm
- 195/50R16:601mm
165/65R15を16インチにする場合は、195/50R16が近いですが、タイヤ幅があるためはみ出しのリスクが高まります。
軽自動車のタフトは、165以上の幅は厳しいです。
タイヤは車に合わせて適合するサイズを選んでください。
16インチのロードインデックス
LI(ロードインデックス)は、純正のタイヤの表記と同等かそれ以上にします。
165/65R15のロードインデックスは91や95なので、そのロードインデックスをクリアする必要があります。
- 165/65R15のロードインデックス:81
- 185/55R16のロードインデックス:83
- 195/50R16のロードインデックス:84
XL規格のタイヤもあり、XL(エクストラロード)規格のタイヤは、空気圧によって、負荷能力を上げることができます。
※メーカー、タイヤによってロードインデックスが異なり、XL規格タイヤは空気圧によっても変わります。
165/65R15を17インチにする時のサイズ

17インチにインチアップする場合、タイヤの扁平率をさらに下げる必要があります。
過度なインチアップは乗り心地に影響を与えるため、適切なサイズ選びが求められます。
おすすめのサイズ例
- 165/65R15:595mm
- 165/40R17:563mm
- 165/45R17:580mm
- 195/45R17:607mm
これらのサイズは、165/65R15と比べて外径が大きくるため、スピードメーターへの影響に注意が必要です。
165/45R17は、軽自動車向けのサイズなので普通乗用車には厳しいです。
17インチのホイールは重量が増すため、バネ下重量の増加による燃費悪化や足回りへの負担増加に注意しましょう。
まとめ:インチアップ時のサイズ選びのポイント

インチアップを検討する際は、見た目の向上だけでなく、安全性や走行性能のバランスを考慮することが重要です。
165/65R15のタイヤ外径595mm
インチアップする時は、タイヤ外径、タイヤの負荷能力、はみ出し、干渉にも注意する必要があります。
- 適切なサイズを選ぶことで、スピードメーターの誤差を防ぐ
- 乗り心地や燃費の変化を考慮し、慎重に選択する
- ホイールのオフセットやフェンダーとの干渉を事前に確認する
軽自動車と普通乗用車でも適合するサイズが変わるため注意してください。
愛車をより魅力的に仕上げるために、正しい知識を身につけ、安全にインチアップを楽しんでください。