新型スイフトのインチアップを検討中の方へ。
「16インチは安全に装着できるの?」「どんなサイズを選べばいいの?」
そんな疑問にお答えします。
この記事では、2023年12月に発売された5代目スイフト(ZCDDS/ZCEDS/ZDDDS/ZDEDS型)の16インチインチアップについて、適合サイズから取り付け方法まで詳しく解説します。
この記事で分かること
- 新型スイフトに適合する16インチサイズ
- インチアップのメリット・デメリット
- 安全な取り付け方法と注意点
- 費用相場と購入方法
新型スイフト(ZCDDS)のインチアップに関する疑問を解決し、16インチのインチアップサイズも紹介します。
新型スイフトとは?

スイフト(SWIFT)はスズキのハッチバック型コンパクトカーです。
スイフトは2023年12月にフルモデルチェンジし、現在は5代目となっています。
- 初代スイフト(HT51S型 2000年-2006年)
- 2代目スイフト(ZC11S/ZD11S/ZC21S/ZD21S/ZC71S型 2004年-2010年)
- 3代目スイフト(ZC72S/ZD72S型 2010年-2016年)
- 4代目スイフト(ZC13S/ZC43S/ZC53S/ZD53S/ZC83S/ZD83S型 2016年-)
- 5代目スイフト(ZCDDS/ZCEDS/ZDDDS/ZDEDS型 2023年12月-)
※スイフトスポーツとは異なる車種であるため、混同しないよう注意してください。
この記事では、2023年12月に発売されたスイフト 5代目(ZCDDS/ZCEDS/ZDDDS/ZDEDS型)について説明します。
新型スイフトの純正タイヤ・ホイールサイズ

スイフトの15インチ標準装着車(ZCDDS等)の純正サイズは以下の通りです。
- 型式:5BA-ZCDDS
- 年式:2023年12月~
- タイヤサイズ:175/65R15
- ホイールサイズ:15×5J
- ホール数:4穴
- PCD:100
- インセット:40
新型スイフトのアルミホイールは、15インチが標準装着。
16インチ標準装着車(HYBRID MX/MZ)
- タイヤサイズ:185/55R16
- ホイールサイズ:16×5.5J
- PCD:100mm
- ホール数:4穴
- インセット:+45mm
ホイールナットのサイズ

スイフトのホイールナットサイズは以下のサイズです。
- M12×1.25
- 19HEX
M12はネジの太さで12mm
P1.25はネジピッチでねじ山の間隔が1.25mm
ナット形状はテーパー型
ホイールナットは、1台分で16個必要です。
ホイールナットは、「【スズキ車のホイールナットの選び方】購入ガイドと取り付け方法」を参考にしてください。
新型スイフト16インチインチアップ詳細ガイド

新型スイフト(ZCDDS/ZCEDS/ZDDDS/ZDEDS型)の参考インチアップサイズを紹介します。
推奨16インチサイズ

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最適サイズ:185/55R16
このサイズをおすすめする理由
- タイヤ外径が純正とほぼ同じ(純正608mm → 16インチ609mm)
- スピードメーター誤差が最小限
- HYBRID MXと同じサイズで実績が豊富
- タイヤ選択肢が多く価格も手頃
ホイールサイズ詳細

スイフト(ZCDDS/ZCEDS/ZDDDS/ZDEDS)は、4H/100となっていますので、5H/114.3と間違えないようにしてください。
推奨ホイールスペック
- サイズ:16×5.5J または 16×6J
- PCD:100mm(4穴)
- インセット:+42mm〜+50mm
- ハブ径:54mm以上
インセットの選び方
- +42〜+45mm:ツライチに近い仕上がり
- +45〜+50mm:安全重視の控えめな仕上がり
【夏用・ラジアルタイヤ付】*【タイヤ・ホイールSET 4本セット】*[16インチ]*[軽量]*[CROSS SPEED HYPER ED…
タイヤ外径比較表

サイズ | 外径 | 純正との差 | 適合度 |
---|---|---|---|
175/65R15(純正) | 608 mm | – | ○ |
185/55R16 | 609 mm | +1 mm | ◎ |
195/50R16 | 601 mm | -7 mm | ○ |
185/60R16 | 632 mm | +24 mm | △ |
◎:最適 / ○:適合 / △:要注意 |
<タイヤ外径比較>
- 175/65R15:608mm(純正)
- 185/55R16:609mm
【185/55R16のタイヤ外径の計算例】
185mm(タイヤの断面幅)×0.55(偏平率)×2+16(リム径)×25.4(インチ)=609.9mm
※記載のタイヤ外径は計算上の参考値になります。

インチアップのやり方

スイフトをインチアップする際の基本的な手順を説明します。
- タイヤサイズを決める
純正サイズを基にインチアップ後のサイズを決定します。
例として、15インチから16インチにアップする場合、185/55R16が適合サイズとなります。 - ホイールサイズを選ぶ
ホイールの幅やインセットも確認し、タイヤに適したホイールを選びます。インセットが正しくないと、フェンダーに干渉する可能性があります。 - タイヤ・ホイールセットを購入する
選んだサイズに基づいて、タイヤとホイールのセットを購入します。ネット通販や店舗で購入可能です。 - ナットを選ぶ
ホイールに合わせたナットを選びましょう。スイフトの場合はM12×1.25のサイズが適しています。 - タイヤ交換・取り付け
専門店で取り付けを依頼するか、自分で交換作業を行います。取り付け後は、空気圧やバランスをしっかり確認しましょう。
インチアップの注意点

インチアップを行うためには、新しいタイヤサイズに合わせたホイールの選定が必要です。
「ホイール幅」と「インセット」の数値が合わないと、タイヤが車体からはみ出したり、フェンダーに干渉する恐れがあります。
タイヤの外径が変わると、スピードメーターの誤差や、車両の走行性能に影響が出る場合がありますので、外径はなるべく純正サイズに近いものを選んでください。
車の個体差により、クリアランスが異なる場合がありますので注意してください。

ホイールの選び方

ホイールのデザインは見た目に大きく影響しますが、機能面も大切です。
スイフトの場合、純正ホイールはスポークデザインが採用されています。
スポークは、シンプルで多くの車にマッチしやすく、無難な選択です。
迷った場合は、純正ホイールのデザインを参考にするのが安心です。
また、スポーク以外にもフィンやメッシュなどのデザインがありますので、個性を出したい方は、車体カラーとのバランスを考えながら選んでみてください。
さらに詳しいホイールデザインはこちらの記事を参考にしてください。
⇒ 車のアルミホイールデザインの選び方と種類

よくある質問(FAQ)

Q1:17インチは装着できますか?
A1:装着は可能ですが、乗り心地悪化や燃費低下が顕著になります。
適合確認の取れているホイールセットを選択するのがいいです。

Q2:スタッドレスタイヤも16インチにすべきですか?
A2:16インチスタッドレスは高価なため、冬季は純正15インチに戻すユーザーが多いです。
Q3:中古ホイールでも大丈夫ですか?
A3:センター穴径とPCD、インセットが適合すれば問題ありませんが、傷や歪みのチェックが重要です。
Q4:タイヤローテーションは必要ですか?
A4:偏摩耗防止のため、5,000km毎のローテーションを推奨します。

まとめ

今回は、スズキの新型スイフトのインチアップサイズを紹介しました。
新型スイフト(ZCDDS/ZCEDS/ZDDDS/ZDEDS型)のインチアップは、15インチから16インチ、場合によっては17インチまで装着可能です。
適切なサイズ選びを行うことで、見た目と走行性能を両立させることができます。
スイフトの適合サイズ | |
15インチ | 175/65R15 |
16インチ | ○ 185/55R16 |
17インチ | △ 195/45R17 |
スイフトのタイヤ・ホイール選びの参考にしてください。
17インチはこちらの記事を参考にしてください

コンパクトカーにおすすめのホイールデザインはこちらの記事を参考にしてください。
