N-VANのホイールカスタム例まとめ|14〜15インチのおすすめサイズ完全ガイド

N-VANのホイールカスタム例まとめ|14〜15インチのおすすめサイズ完全ガイド

「N-VANをインチアップしたいけれど車検は大丈夫?」

「LTタイヤって何?」

そんなN-VANオーナーに向け、14〜15インチの実用的なインチアップ例を中心にまとめました。

インチアップをして車検対応できる14インチ見た目重視の15インチを比較しながら解説します。

タップできる目次

14〜15インチ早見表(車検適合の可否付き)

N-VAN(ガーデングリーン)×ブラックホイール
インチ代表サイズ推奨リム幅インセット目安PCD/穴数車検可否
14×4.5J165/55R14 LT
(PARADA PA03 C95/93N LT)
4.5J〜5J+45ぐらい4H100◯ ※LT規格必須
15×5J165/50R15(乗用車規格)5J〜5.5J+45ぐらい4H100車検NGの可能性高

※純正車高・フェンダーからのハミ出しを避けるサイズ帯です。

純正タイヤがLT規格(バン規格)のため、乗用車タイヤのみを装着すると車検・点検で指摘される場合があります。

14インチ <車検適合>:165/55R14 LT タイヤの例

N-VANの14インチ:165/55R14 LT

インチアップで見た目も大きく変化し、アウトドアカスタムにもぴったりです。

  • タイヤ:PARADA PA03 165/55R14 C95/93N LT
  • ホイール:スポーク系 14×4.5J +45 (ブロンズ)
  • ポイント:LT規格で車検◎。外径は純正+0.6%でメーター誤差も最小。
  • 用途:日常+林道キャンプ。ロードノイズ少なめで快適。

ポイント:商用車であるN-VANに必要な「LT規格(バン規格)」を満たしており、この組み合わせなら車検も問題なし。

用途:日常使いから林道キャンプまで幅広く対応。
オールテレーン(A/T)寄りながらもロードノイズは控えめで、快適性とデザイン性を両立した仕様です。

15インチ <ドレスアップ用>:165/50R15

N-VANの15インチ <ドレスアップ用>:165/50R15

15インチにはLTタイヤ設定がほぼ無く車検非対応になる可能性大。
「イベント用」や「撮影用」のドレスアップとして人気です。

  • ホイール例:15×5J +45 (マットブラック)
  • タイヤ例:AT、MTなど 165/50R15(乗用車規格)
  • 注意:車検時は14インチLTタイヤに戻すのが無難。

注意点:現時点で15インチのLTタイヤはほぼ存在しません。
そのため、このサイズは車検非対応となる可能性が高く、イベント展示用・撮影用として使われるケースが多いです。

マットブラックのホイールはN-VANの四角いボディと好相性。ワイルドな見た目と“ギア感”を演出したい方に人気です。

補足:車検の際は、12インチのLT規格タイヤへ戻すことが必要です。

カスタム派のN-VAN実例紹介

カスタムが好きな方の中には、リフトアップで車高を上げたり、より無骨な印象のゴツゴツしたタイヤを装着したりするスタイルを好む方もいます。

リフトアップにより走破性が高まり、タイヤも少し大きめのサイズに変更することで、見た目の迫力もぐんとアップ。

ただし、車検の範囲内を超えると、車検非対応になるため注意が必要です。

イベント用やオフロード走行がメインの方にとっては、理想のカスタムスタイルといえるでしょう。

初めてでも失敗しないホイール選び

「ホイールってどうやって選べばいいの?」という方のために、3つの基本ポイント(デザイン・カラー・ボディとの相性)に分けて解説します。

デザイン|車の印象を左右する重要ポイント

ホイールデザイン

ホイールデザインは、大きく分けて「スポーク系」「メッシュ系」「ディッシュ系」があります。

  • スポーク系:細い線が放射状に伸びたスタイル。軽快・スポーティな印象で、車体をすっきり見せたい方におすすめ。
  • メッシュ系:細かく編み込んだような網状デザイン。オールド感やクラシックな雰囲気を演出したい方にぴったり。
  • ディッシュ系:面が広く、存在感があるスタイル。ゴツめで「無骨なアウトドアスタイル」にしたい場合に◎。

✔ ポイント:四角いボディのN-VANには、太めのスポークやディッシュ系が自然になじみます。

カラー|雰囲気を決める“足元の色合わせ”

ホイールのカラー

ボディカラーや好みに合わせて、ホイールカラーを選びましょう。

  • ブラックアウトドア感、無骨さ、汚れが目立ちにくい。泥道を走ることが多い方や、ミリタリー系カスタムに。
  • ブロンズアースカラーで自然に馴染む。カーキやベージュのボディと相性抜群。落ち着いた中に個性が光ります。
  • ガンメタ(ダークグレー)渋くて上品。黒よりも柔らかく、グレー系・カーキ系に合わせると大人っぽい印象に。
  • シルバー清潔感・純正感を保ちつつ、さりげなくドレスアップ。「大きく雰囲気を変えたくない」という方にぴったり。

ボディとの相性|全体のバランスを意識

ホイールだけでなく、ボディカラーとの組み合わせも重要です。

  • カーキボディブロンズやガンメタが統一感◎。無骨・アウトドア感を出したいならマットブラックも選択肢に。
  • ベージュ系マットブラック × ホワイトレタータイヤでレトロアウトドアな雰囲気に。自然系カスタムと相性抜群。
  • グレー系ガンメタやシルバーで落ち着き重視。都会でもアウトドアでも浮かない万能カラー。

✔ 迷ったら「車体カラーと同系色」または「コントラストが出る色」を選ぶとバランスが取りやすいです。

インチアップの注意点|見た目も車検も両立したい人へ

インチアップの注意点

見た目のかっこよさを追求しすぎて、車検NG…そんな失敗を防ぐために、押さえておくべきポイントを整理しました。

  1. タイヤ規格の確認
    N-VANはバン(貨物)登録のため、LT(ライトトラック)規格のタイヤが必要です。
    乗用車用タイヤだけでは車検が通らない可能性があります。

  2. 外径の変化に注意
    タイヤの外径(直径)が変わるとスピードメーターやABSに影響します。
    外径は±2%以内を目安に抑えると、車検・実用面で安心です。

  3. ロードノイズの違い
    オフロード系タイヤは迫力がありますが、その分、走行音が大きくなることも。
    街乗りメインならA/Tタイヤ、より無骨さを求めるならM/Tも検討。

  4. ナット座面の確認
    N-VANのホイールナットはテーパー座が基本。
    ホイールによって適合するナット形状が異なるため、必ず確認を。

✔ 不安な場合は「N-VAN専用ホイール」または「PCD・ナット形状の適合情報がある商品」を選ぶと安心です。

よくある質問(Q&A)

Q&A

ここでは、N-VANのホイールカスタムやインチアップを検討する中で、多くの方が感じる疑問をまとめました。

Q1. LTタイヤって何が違うの?

LTタイヤ

A. LTタイヤは「ライトトラック」規格の略称で、バンや軽トラなど貨物車向けに設計された高耐荷重タイプのタイヤです。

N-VANは商用車(4ナンバー)として登録されているため、車検では基本的にLTタイヤの装着が求められます

乗用車用タイヤを履かせると、見た目は良くても車検NGになる場合があるので注意しましょう。

Q2. 15インチでどうしても車検を通したいんだけど?

A. 現時点では、15インチ(165/50R15)のLT規格タイヤは市販されていません

つまり、15インチのカスタムは車検非対応になるリスクが高いのが現状です。

「イベント用」や「SNS映え用」として一時的に楽しむのはOKですが、継続的に使用するなら12インチや14インチのLTタイヤに戻すのが安全策です。

Q3. インセットはどこまで攻めても大丈夫?

A. 純正車高のままなら、5Jのインセット+45あたりが安全な範囲です。

この範囲内ならフェンダーからのはみ出しリスクも低く、車検にも通りやすいです。

+45より外に出すとフェンダー干渉やタイヤの突出が起こる可能性があるため、見た目重視の攻めすぎには注意しましょう。

まとめ|14インチLTで車検OK、15インチはドレスアップ用途

N-VAN

N-VANオーナーに向け、14〜15インチの実用的なインチアップ例を中心にまとめました。

項目14インチ15インチ
タイヤサイズ165/55R14 LT165/50R15(乗用車用)
車検対応◎(LT規格)×(非対応の可能性)
デザイン性◯(自然に馴染む)◎(カスタム感あり)
実用性◎(街乗り+アウトドアOK)△(街乗り向き)
用途通勤・買い物・キャンプなどイベント・SNS映え重視

結論:「車検や実用性を重視するなら14インチ」、「見た目優先でカスタムを楽しみたいなら15インチ」。

自分の使い方に合わせて、無理のない選択をするのがポイントです。

14インチ(165/55R14 LT)なら車検クリア&実用性も確保。
15インチは見た目最優先の選択肢。イベント使用に◎。

インチアップを楽しみつつ、用途や法規に合わせたホイール・タイヤ選びで
N-VANライフをもっと快適&スタイリッシュに楽しんでみてください。

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この記事を書いた人

自動車業界で10年のキャリアを積んだ後、自動車関連のWEBライターとして活動しています。特にスポーツカーが好きで、多岐にわたるモデルを経験してきました。これまでに1500本以上の記事を執筆し、専門知識をもとに読者に有益な情報を提供しています。タイヤ・ホイールの選び方から購入方法まで、実践的なアドバイスをお届けします。

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