新型ホンダ・フリード(3代目)は、機能性とスタイルを両立したミニバンとして話題を集めています。
「もっとスポーティに見せたい」
「足元から印象を変えたい」
そんなオーナーに選ばれているのが、17インチへのインチアップ。
純正の15インチからのサイズアップで、見た目・走りともにグレードアップが可能です。
この記事では、新型フリードGT系の純正タイヤサイズの基礎知識から、推奨される17インチサイズの具体例、ホイール選びのポイント、装着時の注意点まで詳しく解説。
インチアップに挑戦したい初心者の方も、ぜひ最後までご覧ください。
新型フリードGT系の基本情報

フリードはホンダのコンパクトカーで、現在3代目のモデルになっています。
- 初代フリード GB3/4/GP3型(2008年-2016年)
- 2代目フリード GB5/6/7/8型(2016年-2024年)
- 3代目フリード GT1/2/3/4/5/6/7/8型(2024年-)
ここでは2024年6月に登場した新型フリードGT系の17インチのサイズについて書いています。
- 型式:GT1/2/3/4/5/6/7/8型
- バリエーション:AIR、CROSSTAR(フリードクロスター)
- シート構成:2列/3列(5~7人乗り)
従来のモデルの特長を継承しつつ、より現代的なスタイリングと先進技術を採用しています。
フリードGT系の16インチについては以下の記事を参考にして下さい

純正タイヤ・ホイールスペック

新型フリードは純正で15インチを装着しています。
インチアップを検討する前に、まずは純正スペックを確認しておきましょう。
- タイヤサイズ:185/65R15
- ホイールサイズ:15×5.5J
- ホール数:5穴
- PCD:114.3mm
- インセット:50
ここで重要なのは、ホール数とPCD(114.3mm)で、この数値が違うと装着はできません。

17インチへのインチアップ|推奨サイズ

新型フリードを17インチにインチアップする場合、以下のタイヤ・ホイールサイズが適しています。
- タイヤサイズ:205/45R17
- ホイールサイズ:17×6.5J
- PCD:114.3(5穴)
- インセット:+45〜+53あたりが推奨範囲
ホイールの適合にフリードGT系があるかを確認してください。
【205/45R17の外径の計算】

インチアップする時はタイヤ外径を合わせます。
205/45R17のタイヤ外径
205mm × 0.45 × 2 + 17inch × 25.4 ≒ 616.3mm
純正の外径(約621mm)と比べても大きな差はなく、スピードメーター誤差やフェンダー干渉の心配も最小限で済みます。

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おすすめ理由
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- ブラックポリッシュなどダーク系カラーがGT系の引き締まったフロントマスクと好相性
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17インチへのインチアップするメリット

新型フリードGT系に17インチを装着することで、見た目の印象や走行性能に大きな変化が生まれます。
ここでは、インチアップによる具体的なメリットと、事前に理解しておきたい注意点を整理してお伝えします。
見た目がよりスポーティに
17インチにインチアップすることで、フェンダーとタイヤの隙間がほどよく埋まり、全体のバランスが引き締まった印象に。
特にGT系はフロントグリルやエアロが精悍なデザインなので、大径ホイールとの相性も抜群です。
横から見たときのプロポーションが整い、街中でも一目置かれる存在感を演出できます。
ハンドリングがシャープに
扁平率が下がる(タイヤの厚みが薄くなる)ことで、タイヤのたわみが少なくなり、ステアリングの応答性が向上。
レーンチェンジやコーナリング時のふらつきが抑えられ、よりダイレクトで安定感のあるハンドリングを実現します。
高速道路やワインディングを走る機会が多い方には、特に体感しやすい変化です。
ブレーキ性能をサポート
17インチ化により、ホイール内部の空間が広くなり、ブレーキ周りの冷却効果が向上。
純正ブレーキのままでも放熱性が高まることで、制動時の安定性や効率の面でプラスに働くケースがあります。
カスタマイズの満足度が高まる
ホイールは愛車の“顔”とも言える重要なパーツ。
17インチというサイズ感とデザインの選択肢が広がることで、自分好みのスタイルに仕上げやすくなります。
見た目と走りの両方がアップグレードされることで、愛着もより深まるでしょう。

デメリット・注意点も理解しておこう

メリットが多い一方で、17インチ化にはいくつかの注意点もあります。
事前にしっかり確認しておきましょう。
乗り心地が硬くなる可能性
扁平タイヤになることで、路面の凹凸や段差からの衝撃をダイレクトに感じやすくなります。
長距離移動や家族乗車が多い方は、快適性とのバランスを考えて選ぶことが大切です。

タイヤ・ホイールの価格が高くなる
17インチのタイヤやホイールは、15〜16インチと比べて価格が上がる傾向にあります。
特にブランド品やおしゃれなデザインのホイールを選ぶと、総額で10万円以上になることもあります。
燃費がやや悪化する可能性
ホイールやタイヤの重量が増えることで、転がり抵抗が大きくなり、燃費にわずかながら影響が出ることも。
街乗りメインでエコ運転を重視している方は、あらかじめ理解しておくと安心です。

フェンダー干渉や車検非対応に注意
インセットやタイヤ幅が合わないと、ブレーキキャリパーやインナーフェンダーに干渉する恐れがあります。
また、極端なサイズアップは車検に通らない可能性もあるため、必ず保安基準内に収まるサイズを選びましょう。

ホイールデザインの選び方(GT系向け)
新型フリードGT系には、以下のホイールが特におすすめです。
- デザイン:スポーク系/フィン系/メッシュ系が似合う
- カラー:ブラックポリッシュ/ガンメタ/グロスブラック
- 相性の良いボディカラー例
・プレミアムクリスタルブルー ⇒ ブラックポリッシュ
・プラチナホワイト ⇒ ガンメタ系
・ブラック ⇒ グロスブラック or ダークブロンズ
複数パターンを比較したい方はこちらの記事もおすすめ

インチアップの手順とチェックポイント

「17インチにしたい!」と思ったときに、やみくもにタイヤとホイールを買ってしまうのはNG。
装着してから「合わなかった…」とならないためにも、以下の手順とポイントをひとつずつ確認しましょう。
1. タイヤ・ホイールのサイズを決める
まずは基本となるサイズを決めましょう。
新型フリードGT系の場合、17インチでおすすめのサイズは以下の通りです。
- タイヤサイズ:205/45R17
- ホイールサイズ:17×6.5J
このサイズは、純正の15インチと外径差が少なく、スピードメーターへの影響も最小限。
走行性能や見た目のバランスも良く、多くのユーザーに選ばれています。
2. 車両とのマッチング(インセット・PCD)を確認

ホイールには「PCD」や「インセット」など、車との“相性”を決める大事な数値があります。
- PCD(114.3/5穴):フリードGT系は5穴・114.3mmです。これが合っていないと、物理的に取り付けできません。
- インセット:おおよそ+45〜+53あたりが安全圏。これより外れるとフェンダーからはみ出したり、ブレーキに干渉するリスクがあります。
ホイール購入時には、必ず車種対応の表記があるか確認しましょう。

3. ホイールナットのサイズを確認(M12×1.5/19HEX)

社外ホイールを装着する場合、純正のナットが使えないケースもあります。
新型フリードのホイールナットは以下の仕様です。
- ネジ径:M12
- ピッチ:1.5mm(P1.5)
- ナット頭部サイズ:19HEX(19mmのレンチが合うサイズ)
購入時にナットがセットになっていない場合は、別途用意しましょう。
カラーナットでコーディネートを楽しむのもおすすめです。

4. セット購入なら組み込み・バランス調整済で安心

タイヤとホイールを別々に買うと、自分で組み込みやバランス取りが必要になります。
しかし、通販サイトでは「組み込み・バランス調整済み」のセット商品が豊富にあります。
- 組み立て済みで届くから、そのまま装着OK
- 空気圧チェック済み、バルブも装着済み
- プロが組んでいるからズレや偏りの心配も少ない
特に初心者の方には、セット購入がおすすめです。

5. 取り付け後のナット締め直し(100km走行後)

タイヤやホイールを取り付けたら終わり…ではありません。
走行中の振動などでナットが緩む可能性があるため、取り付け後100km走行を目安に、ナットの増し締めを行うのが安全です。
- トルクレンチがあるとベスト(規定トルクで締められる)
- 自分で不安な場合は、ショップやガソリンスタンドで確認してもらえます
この「ひと手間」が、安全で快適なドライブにつながります。

よくある質問(FAQ)

Q. 205/45R17にすると車検は通りますか?
A. 外径差が基準内(±3%以内)であれば問題ありません。
ホイールがフェンダーからはみ出さないよう注意してください。
Q. ローダウンは必要?
A. 純正車高でも装着可能です。
車高調やダウンサスと組み合わせると、さらにバランスよく見えます。
Q. 空気圧はどのくらい?
A. タイヤにより異なりますが、2.5〜2.7kgf/cm²前後が目安です。
装着後に適正空気圧を確認しましょう。

まとめ
新型フリード(GT系)を17インチにインチアップすることで、外観はよりスポーティに、走行性能も引き締まります。
- 推奨サイズ:205/45R17、17×6.5J、PCD114.3(5H)
- 注意点:干渉や車検への影響に注意し、確実なマッチングを確認
- おすすめホイールセット:楽天・Yahoo!ショッピングでセット販売多数あり
インチアップは、見た目の印象を大きく変えるだけでなく、自分だけのカスタマイズを楽しめる選択肢です。
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