【ハイゼットジャンボに似合うタイヤホイール選び】14/15インチの例

「見た目も走りもワイルドにしたい」「アウトドアに似合う軽トラが欲しい」

そんな方に人気なのが、ダイハツ・ハイゼットジャンボ(S500P/S510P)です。

広いキャビンと高い積載力を備えたジャンボは、趣味・仕事・レジャーのすべてを楽しめる軽トラとして、カスタムベース車としても注目されています。

この記事では、ハイゼットジャンボに似合うホイールデザインやカラーの選び方から、14〜15インチのインチアップ例、さらにはアウトドア仕様の参考カスタムまで、初心者にもわかりやすく解説します。

「ホイールを変えてみたいけど、どんなサイズを選べばいい?」「15インチって車検通るの?」そんな疑問にも丁寧にお答えします!

カッコいい軽トラに仕上げたい方は、ぜひ最後までチェックしてください。

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ハイゼットジャンボの基本情報

軽トラック

ハイゼットジャンボ(型式:S500P/S510P)は、ダイハツが展開する軽トラックの上級仕様で、標準のハイゼットトラックに比べてキャビン(運転席)が広く設計されているのが最大の特徴です。

ゆとりある車内空間とリクライニング可能なシートで、長距離移動や車中泊にも対応できるのが魅力。

アウトドア志向のユーザーから高い支持を集めています。

年式型式駆動方式タイヤサイズ
2014年〜S500P(2WD)
S510P(4WD)
FRまたは4WD145R12 6PR(バン規格・LTタイヤ)

純正では12インチのスチールホイール+LT(バン)タイヤが装着されており、実用性を重視した構成になっています。

ホイールは12×4J インセット40。クリアランスが狭いため、はみ出し、干渉に注意が必要。

しかし、14〜15インチへインチアップすることで、スタイルの印象が大きく変わり、アウトドア感やワイルドさを演出できるようになります。

通常のハイゼットはこちらの記事を参考にしてください。

ハイゼットジャンボのインチアップサイズ|14〜15インチ対応表

LTタイヤ

ハイゼットジャンボ(S500P/S510P)は、純正で12インチのLTタイヤが装着されていますが、14インチ・15インチへのインチアップも可能です。

ただし、車検対応を意識する場合はLT(バン)規格タイヤの選定が重要となります。

以下の早見表を参考に、自分に合ったサイズを選びましょう。

インチ代表タイヤサイズ推奨リム幅インセット目安PCD/穴数車検適合
14インチ165/55R14(LT規格)4.5J〜5J+45100/4穴
15インチ165/50R15(乗用車規格)5J〜5.5J+45100/4穴×

ポイント:15インチでは、LTタイヤの設定がなく車検非対応。14インチは、LTタイヤがあり、はみ出しを抑えることができれば車検もクリアできる可能性があります。14インチ+LT規格タイヤが最も安心なインチアップ構成。

外径変化を抑えつつスタイルアップしたい方には、165/55R14(LT)の選択が定番となっています。

初めてでも失敗しないホイール選びのコツ

ハイゼットジャンボのカスタムを楽しむなら、ホイール選びが重要な第一歩。

失敗しないためのポイントを3つに分けて解説します。

ホイールデザインの特徴を知ろう

ホイールデザイン

「見た目がカッコいい!」と思えるデザインでも、車との相性や用途を意識することが大切です。

ホイールのデザインは大きく3つのタイプに分けられます。

  • スポークスリムで軽快な印象。街乗りやスタイリッシュなカスタムにおすすめ。
  • メッシュ高級感とクラシカルさを兼ね備えた定番。洗練された印象を与えます。
  • ディッシュ重厚感があり、オフロード・無骨スタイルに最適。

迷ったら、まずは自分の目指す「スタイルの方向性」を明確にしましょう。

ホイールはただのパーツではなく、“スタイルを決定づける主役”です。

ホイールカラーで印象が変わる

ホイールのカラー

ホイールのカラーによって、同じ車でも全く違う印象に仕上がります。

「クールに」「ワイルドに」「上品に」など、色で方向性が決まります。

  • ブラックアウトドア派に人気。無骨な雰囲気を出したい方におすすめ。
  • ブロンズカーキやベージュと相性抜群。ナチュラルなアウトドア感が演出できます。
  • ガンメタ渋くて大人っぽい印象に。落ち着いたボディカラーと好相性。
  • シルバー清潔感のあるオーソドックスなカラー。純正風で扱いやすいです。

どのカラーも魅力的ですが、「ボディとの相性」「使うシーン」「自分の好み」を基準に選ぶと後悔しにくくなります。

ボディカラーとのバランスをチェック

車のボディカラーに合ったホイールを選ぶと、全体の印象にまとまりが出ます。

  • カーキやベージュ → マットブラック/ブロンズ系
  • ホワイトやシルバー → ブラック/ガンメタ系

「無骨に仕上げたい」「ナチュラルな雰囲気にしたい」など、理想のスタイルをイメージして選ぶと満足度の高いカスタムになります。

インチアップ時の注意点とQ&A

インチアップの注意点

インチアップは見た目や走行性能の向上に効果的なカスタムですが、見落とすとトラブルになりかねないポイントもいくつかあります。

ここでは、ハイゼットジャンボのインチアップを安全かつ快適に楽しむための注意点をまとめました。

タイヤの外径に注意

インチアップ

インチアップで見落としがちなのが、タイヤの外径(直径)です。

外径が大きく変わると、スピードメーター誤差フェンダー干渉のリスクがあります。

目安としては、純正外径比 ±3%以内に収めるのが理想。

車検対応を意識する

タイヤチェック

ハイゼットジャンボは商用車登録(バン登録)なので、LT規格(バン用)タイヤの使用が前提になります。

特に車検時は「耐荷重指数(LI値)」「LT表記」がチェックされるため、乗用車用タイヤでは車検非対応になることも。

14インチにはLT規格の選択肢が多く、車検も通りやすいため、実用性を重視する方にはおすすめです。

ナットの座面形状に注意

ナットサイズ

ホイール交換時に意外と見落とされがちなのがホイールナットの座面形状です。

ハイゼットシリーズのナットはテーパー座(60度)が基本ですが、社外ホイールによっては球面座や平面座が必要な場合も。

ナットの種類を間違えると、しっかり締まらず、脱輪の危険性もあるため、装着前にホイールの説明書やメーカーサイトで適合を必ず確認しましょう。

Q&A|よくある質問

Q&A
  • Q. ハイゼットジャンボは15インチも装着できますか?

    A. はい、装着は可能ですが、LT規格の15インチタイヤがないため、車検NG。車検対応を重視するなら12インチ、または14インチLTタイヤがおすすめです。

  • Q. インセットはどこまでOK?

    A. 純正車高であれば、4.5J +45前後が基準です。それ以上外へ出すと、フェンダー干渉・はみ出しの可能性があるので注意が必要です。

  • Q. インチアップすると乗り心地は悪くなりますか?

    A. 扁平率が下がるため、路面の衝撃がダイレクトに伝わりやすくなり、やや硬めの乗り心地になります。
    空気圧やサスペンションの調整で、ある程度はカバーできます。

ハイゼットジャンボにおすすめのタイヤホイールセット

ここでは、ハイゼットジャンボ(S500P/S510P)に装着可能な14インチ・15インチの人気ホイールセットを厳選して紹介します。

車検対応の可否や、アウトドア映えするデザインも含めて選びやすく解説しています。

14インチ|実用重視


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WEDS マッドヴァンスX タイプS × PARADA PA03
  • ホイール:14×4.5J +45など
  • タイヤ:YOKOHAMA PARADA PA03(165/55R14 C95/93N LT)
  • ポイント:マットな質感と力強い6スポークが魅力。LT規格で車検対応、見た目も実用性も両立。
  • 用途例:街乗り+林道やキャンプ場など、アウトドア全般

はみ出しには注意が必要です。

14インチでは155/65R14を選択する方もいますが、この場合はLTタイヤではないため車検NGになる可能性が高いです。

また、タイヤ外径が大きくなるため注意が必要です。

15インチ|迫力&ドレスアップ重視


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15インチのホイールセット
  • ホイール:15×5J +45など
  • タイヤ:165/50R15、165/60R15など
  • ポイント:圧倒的なゴツさで注目度アップ。ただしLT規格ではないため、車検はNG。
  • 用途例:撮影・イベント・ドレスアップ専用カスタム

165/60R15は、タイヤ外径が大きくなり、リフトアップなどのカスタムが必要な場合もあります。

はみ出しにも注意が必要です。

注意:15インチであっても、車検を通す予定がある場合は12インチLTタイヤに戻すことを前提にカスタムするのが無難です。

ハイゼットジャンボ|インチアップサイズ早見表

以下は、ハイゼットジャンボ(S500P/S510P)に装着可能なインチアップサイズの一例です。

純正車高での装着を前提とした目安で、フェンダーのはみ出しや車検対応の可否も記載しています。

インチ代表タイヤサイズリム幅インセット目安PCD/穴数車検対応
14インチ165/55R14(LT規格)4J〜5J+45100 / 4穴△(LTタイヤならOK)
15インチ165/50R15(乗用車規格)4.5J〜5.5J+45100 / 4穴×(車検NG)

※車高調整・リフトアップを行う場合は干渉リスクが変動します。装着前に必ずサイズ確認を行いましょう。

まとめ|ハイゼットジャンボのインチアップを楽しもう!

ハイゼットジャンボ(S500P/S510P)は、荷台の広さと快適なキャビンを兼ね備えた人気モデル。

その魅力をさらに引き出すのが、ホイールとタイヤのインチアップカスタムです。

特に14インチは車検対応のLTタイヤがあり、見た目と実用性のバランスが取れた選択肢。

一方15インチはドレスアップ重視で、アウトドアイベントや撮影仕様にぴったりです。

デザインやカラーにもこだわれば、自分らしいハイゼットジャンボに仕上がります。

まずは、当サイトの人気ホイール特集をチェックして、あなたの理想のスタイルを見つけてください。

実用性×個性を両立したカスタムで、ハイゼットジャンボの楽しみ方をもっと広げましょう!

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この記事を書いた人

自動車業界で10年のキャリアを積んだ後、自動車関連のWEBライターとして活動しています。特にスポーツカーが好きで、多岐にわたるモデルを経験してきました。これまでに1500本以上の記事を執筆し、専門知識をもとに読者に有益な情報を提供しています。タイヤ・ホイールの選び方から購入方法まで、実践的なアドバイスをお届けします。

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