レースの世界で磨かれた走行性能をそのままストリートに持ち込んだ「GRヤリス」。
その中でも、さらにラリー競技向けに進化したのが「GRヤリス ラリーコンセプト」
この記事では、GRヤリス ラリーコンセプトの特徴や搭載されるホイール＆タイヤの詳細、競技仕様ならではのカスタムポイントを解説。
市販モデルとの違いや、ラリーシーンでの活躍にも触れながら、この特別なモデルの魅力に迫る。
GRヤリス ラリー コンセプト
GRヤリス ラリーコンセプトは、トヨタが展開する「GRヤリス」のラリーカーです。
WRC（世界ラリー選手権）での活躍を視野に入れた高性能スポーツハッチバック。
中でも「GRヤリス ラリーコンセプト」は、競技向けの改良を施し、さらなるラリー性能を追求した特別仕様車です。
ヤリス ラリー コンセプトの特徴
このモデルは、標準のGRヤリスをベースに、ラリー競技向けの専用パーツが追加されています。
特に足回りやエアロパーツの強化が目立ち、悪路での走行性能を向上させるための設計が施されています。
- エクステリアの改良
- フロントバンパーとリップスポイラーを大型化し、ダウンフォースを強化
- オーバーフェンダーを装備し、ワイドなトレッドに対応
- 専用ボディカラーとグラフィックが採用され、ラリーカーらしいデザインを演出
- シャシーと足回りの強化
- 競技用のハイパフォーマンスサスペンションを搭載し、悪路での安定性を向上
- 専用ホイールとグラベル向けタイヤを装着し、悪路走破性を高める
- LSD（リミテッドスリップデフ）の強化により、トラクション性能を向上
- インテリアの特別装備
- バケットシートと専用ステアリングを採用し、ドライビングの安定性を確保
- ロールケージを装着し、安全性を高めながらボディ剛性も向上
- ラリースペックのデジタルメーターを採用し、競技での情報把握を強化
GRヤリス ラリーコンセプトの車両
東京オートサロンやオートメッセ大阪に出品されていました。
ラリーコンセプトは、走り重視のモデル。ダート走行を専用にしたモデルです。
外観のデザインや足回りは、車高調整式サスペンションやダート用タイヤ、ロールケージなどパーツを使用しています。
フルバケットシート、四点式シートベルトなども装着した、ラリーやダートトライアル競技向けのモデル。
ラリー コンセプトとは別に、GRヤリスには、本格的なWRCもあります。
こちらのページの記事は、GRヤリス(2020年-)GRヤリス ラリー コンセプト のサイズ情報です。
GRヤリス・ラリーコンセプトのタイヤ・ホイールサイズ
GRヤリス ラリーコンセプトのタイヤ・ホイールサイズ
マットフラップがよりラリー車の雰囲気を高めています。
【GRヤリス ラリーコンセプトのタイヤ】
ダンロップ・ディレッツァ88R
ラリー定番のタイヤです。（回転方向のあるタイヤ）
タイヤサイズ
205/65Ｒ15
ホイールは、エンケイのＲＣ－Ｇ５グラベルモデル
15インチです。ホイールの細かいサイズは不明です。
インチダウンをしたモデルで、ホイールの隙間から見えるキャリパーは小さめです。
15インチ用にセッティングされているようです。
ラリーマシンの風格があり、軽量ボディを活かした走りを楽しめそうな車です。
エンジンは、ノーマルの1600ccを搭載しています。
GRヤリスの純正タイヤ・ホイールサイズ
市販車のスポーツモデル・GRヤリスは、1600ccエンジン。
エンジンは、1.6L 直列3気筒 DOHCターボ
駆動方式：駆動方式:4WD（スポーツ4WD）
グレード：GRスポーツ
18インチ
- 型式：—-
- 年式：2020年2月～
- タイヤサイズ：225/40R18
- ホイールサイズ：18×8J
- ホール数：5穴
- PCD：114.3
- インセット：45
※GRヤリスは、18インチを装着しています。
ヤリスのナットサイズ
ヤリスのホイールナットのサイズは、通常のトヨタ車と同じサイズ（M12×1.5）です。
ナットサイズの解説
- M12：ネジの直径（ボルト径）を指します。
- P1.5：ネジの山と山の間隔（ピッチ）。1.5mm間隔で設計されています。
- 21HEX：ナットの六角部分の幅。ソケットを使用する際のサイズは21mm
ホイールナットは１台分で20個必要です。
まとめ
今回は、「GRヤリス ラリー コンセプトのタイヤサイズ」を紹介しました。
タイヤ・ホイール選びの参考にしてください。
今後、このモデルが発売されるかどうかは不明ですが、GRヤリス ラリーモデルは面白そうです。
