パレットMK21Sのインチアップサイズは?15・16・17インチの外径と注意点

パレットのインチアップサイズ

パレットをインチアップしたいと思ったとき、最初に迷うのが「どのサイズまで履けるのか」という点ではないでしょうか。

「15インチや16インチは装着できる?」

「ホイールサイズやインセットはどう選べばいい?」

「車検は通る?乗り心地は悪くならない?」

こうした疑問に、タイヤ・ホイール選びの実務目線でまとめてお答えします。

この記事でわかること
  • パレット(MK21S)の純正タイヤ・ホイールサイズ
  • 15/16/17インチの適合サイズとタイヤ外径
  • インチアップで失敗しないための注意点(車検・はみ出し・荷重)
  • インチアップのメリットとデメリット
  • ホイールセットの選び方と購入の流れ

読み終えるころには、自分のパレットに合うサイズと、購入までの判断基準がはっきりするはずです。

タップできる目次

パレット(MK21S)の純正タイヤ・ホイールサイズ

パレット

パレット(MK21S型)の純正サイズは、13インチと14インチの2種類です。

グレードによってどちらかが装着されており、インチアップを考えるうえでの基準になります。

まずはここを正確に押さえておきましょう。

パレット(PALETTE)は、スズキが2008年から2013年まで販売していたトール型ワゴンの軽自動車です。

姉妹車に日産・ルークス、マツダ・フレアワゴンがあり、後継車種はスペーシアにあたります。

13インチの純正サイズ

純正サイズ
項目内容
型式DBA-MK21S
年式2008年1月~
タイヤサイズ155/65R13
ホイールサイズ13×4.5J
ホール数4穴
PCD(ボルト穴の中心円直径)100
インセット(取り付け面の位置)45

14インチの純正サイズ

項目内容
型式DBA-MK21S
年式2008年1月~
タイヤサイズ165/55R14
ホイールサイズ14×4.5J
ホール数4穴
PCD100
インセット50

ホイールナット・PCDのサイズ

ナットサイズ

パレットのホイールナットは、以下の規格です。

社外ホイールに替えるときは、ナットの形状(テーパー座・球面座など)も合わせて確認しておくと安心です。

  • M12×1.25(ネジの直径12mm・山と山の間隔1.25mm)
  • 19HEX(頭の六角の二面幅が19mm)
  • ナットの本数は1台あたり16個

ポイント:純正サイズ(PCD100・4穴・M12×1.25)を控えておくと、ホイール選びとナット選びの両方で迷いません。

パレットのインチアップ適合サイズ早見表

結論として、パレット(MK21S)は純正の14インチから15インチ・16インチへのインチアップが現実的で、17インチは見た目重視の方向けです。

15インチ以上はホイール幅やインセット次第で、はみ出し・干渉に注意が必要になります。

装着サイズ適合の目安
14インチ(165/55R14・純正)標準
15インチ◯ 装着可能
16インチ◯ 装着可能
17インチ△ 注意が必要

◯は装着可能、△は注意が必要なサイズです。

あくまで一般的な目安であり、ホイールのデザインや車高、個体差によって結果は変わります。

ポイント:「履けるかどうか」はインチ数だけでなく、ホイール幅とインセットの組み合わせで決まります。

次の章で各インチの推奨サイズを見ていきましょう。

インチ別の推奨サイズとタイヤ外径

インチアップで最も大切なのは、純正に近いタイヤ外径を保つことです。

外径が大きく変わるとスピードメーターに誤差が出て車検に影響するため、各インチで外径を合わせる組み合わせを選びます。

以下は純正外径を基準にした参考サイズです。

タイヤ外径の比較は次のとおりです。

純正の13インチ(155/65R13)が約531mm、14インチ(165/55R14)が約537mmです。

インチ参考タイヤサイズホイール目安外径目安目安
13インチ155/65R1313×4.00B前後 +45約531mm純正
14インチ165/55R1414×4.5J +50約537mm純正
15インチ165/50R1515×4.5J +45前後約546mmバランス型
16インチ165/40R1616×5J〜5.5J +45前後約538mm見た目重視
17インチ165/35R1717×5.5J +45前後約547mm上級者向け

15インチ(参考サイズ)

15インチ
項目内容
タイヤサイズ165/50R15
ホイールサイズ15×4.5J
ホール数4穴
PCD100
インセット45

ホイールのデザインによっては、はみ出しに注意が必要です。

とくにディスク面(ホイール中央の盛り上がった部分)が外側に出ているデザインは、その部分がフェンダーからはみ出すことがあります。

フロントはクリアランス(すき間)が狭いため、慎重に選んでください。

ディスク面が盛り上がったホイールで、フロントの一部がはみ出したケースがあります。車高を落とし過ぎると、フロント・リアともにフェンダーとの干渉が増える傾向です。

16インチ(参考サイズ)

16インチのサイズ
項目内容
タイヤサイズ165/40R16
ホイールサイズ16×5J(5.5J)
ホール数4穴
PCD100
インセット45

16インチは、純正外径に近づけるなら165/40R16(約538mm)が目安です。

165/45R16は約554mmとやや大きくなるため、外径差が気になる場合は40偏平を選ぶとバランスが取りやすくなります。

楽天のホイールセット価格
  パレット 16インチ ホイールセット

 
ヤフーショッピングのホイールセット価格
  パレット 16インチ ホイールセット

17インチ(参考サイズ)

17インチのサイズ
項目内容
タイヤサイズ165/35R17
ホイールサイズ17×5.5J
ホール数4穴
PCD100
インセット45

17インチは外径が約547mmと純正よりやや大きくなります。

6Jのホイールも市販されていますが軽自動車向けではなく、ノーマル車高でははみ出し・干渉するため避けてください。

17インチは乗り心地よりも見た目を重視する方向けのサイズです。

ポイント:どのインチでも「純正外径にできるだけ近づける」のが基本。外径表を見ながら偏平率を調整しましょう。

楽天市場でチェックする(17インチ)
パレット 17インチ ホイールセット

パレットをインチアップするときの注意点

インチアップの注意点

インチアップで失敗しないための要点は、タイヤ外径を変えないこと、はみ出し・干渉を避けること、荷重と空気圧を守ることの3つです。

いずれも車検と安全に直結するため、サイズを決める前に必ず確認しておきましょう。

タイヤ外径を変えない(車検・スピードメーター)

インチアップ

タイヤの外径が大きく変わると、タイヤ1回転で進む距離が変わり、スピードメーターに誤差が生じます。

外径が大きく変わると、スピードメーターの表示と実速度にズレが出る可能性があります。

外径が基準を超えて変わると車検(スピードメーター検査)にも通らなくなります。

インチアップ時は偏平率を下げて外径を純正に近づけるのが鉄則です。

はみ出し・干渉(ホイール幅とインセット)

ホイールの位置は「ホイール幅」と「インセット」の2つの数値で決まります。

この2つを間違えると、はみ出しや車体への干渉につながるため注意が必要です。

リアは、はみ出さなくても、フロントがはみ出すことがあります。

車高を落とすとはみ出しは回避しやすくなる一方、干渉は起こりやすくなります。

個体差でクリアランスも変わるため、ギリギリのサイズは避けるのが無難です。

ロードインデックスと適正空気圧

ロードインデックス

ロードインデックス(荷重指数=タイヤが支えられる最大重量を示す数値)は、純正と同等以上を選んでください。

下回ると車重を支えきれず危険で、車検にも影響します。

また、ホイール表面のJWL刻印(国内の安全基準を満たしている目印)の有無も確認しましょう。

インチアップ後は新しいサイズに合わせて適正空気圧に調整することも忘れずに。

パレットをインチアップするメリット・デメリット

インチアップは見た目の引き締めや走行性能の向上というメリットがある反面、乗り心地やコスト面でのデメリットもあります。

軽自動車であるパレットでは、どこまで快適性を犠牲にできるかが判断の分かれ目です。

メリット(見た目・走行性能)

タイヤの偏平率が下がってサイドウォール(タイヤ側面)が薄くなると、足元が引き締まって見え、見た目の印象が大きく変わります。

走行面では、タイヤのたわみが小さくなることでハンドル操作に対する反応がダイレクトになります。

タイヤ幅が広がる組み合わせなら、グリップ力の向上も見込めます。

デメリット(乗り心地・ロードノイズ・燃費・費用)

一方で、サイドウォールが薄くなると路面の衝撃を吸収しにくくなり、乗り心地は硬くなります。

同じ理由でロードノイズ(走行中の路面音)も大きくなりがちです。

タイヤ幅が広がると転がり抵抗が増え、燃費がやや悪化することもあります。

日常の快適性を優先するなら15インチ前後、見た目を最優先するなら16~17インチ、と目的で割り切るのがおすすめです。

低偏平タイヤは価格が高めで、交換費用もかさむ点は念頭に置いておきましょう。

インチアップ用ホイール・タイヤの選び方と購入方法

インチアップのホイールセット

パレットのインチアップは、純正サイズを基準にタイヤとホイールを決め、適合を確認してから購入するのが基本の流れです。

ネット通販でもホイールセットを購入できますが、サイズと適合の確認だけは丁寧に行いましょう。

購入までの流れは次のとおりです。

  1. タイヤサイズを決める(純正外径を基準に偏平率を選ぶ)
  2. ホイールサイズを決める(PCD100・4穴・幅とインセットを選ぶ)
  3. タイヤの銘柄とホイールのデザインを選ぶ
  4. ホイールセットの適合を確認する
  5. ナットを選ぶ(M12×1.25・座面形状に注意)
  6. タイヤの交換・取り付けを行う

ホイールのデザインや種類の選び方は、こちらの記事も参考にしてください。
車のアルミホイールデザインの選び方と種類

ネット通販でホイールセットを探す場合は、パレットに適合するサイズかを必ず確認してください。

▼パレット 15インチ ホイールセット

パレット 16インチ ホイールセット

実践アクション:購入前に「型式(MK21S)・年式・希望インチ・ホイール幅・インセット」をメモしておくと、適合確認がスムーズです。

FAQ(よくある質問)

Q&A

パレットは何インチまで履けますか?

純正の14インチから15インチ・16インチへのインチアップが現実的です。

17インチも装着例はありますが、外径がやや大きくなり、はみ出し・干渉に注意が必要なため見た目重視の方向けです。

インチアップすると乗り心地は悪くなりますか?

タイヤのサイドウォールが薄くなるため、純正より乗り心地は硬くなる傾向があります。

ロードノイズも増えやすいので、快適性を重視する場合は15インチ前後にとどめるのがおすすめです。

パレットのインチアップで車検は通りますか?

タイヤ外径を純正に近づけ、はみ出しがなく、ロードインデックスが純正以上で、JWL刻印のあるホイールを使えば通る可能性が高いです。

不安な場合は事前に販売店や整備工場で確認しましょう。

ノーマル車高のままインチアップできますか?

適切なホイール幅とインセットを選べば、ノーマル車高でも装着できます。

ただしサイズによってはタイヤのサイドがはみ出すことがあるため、ギリギリの幅は避けるのが無難です。

純正と同じナットやPCDで大丈夫ですか?

パレットのPCDは100、4穴、ナットはM12×1.25・19HEXです。

社外ホイールに替える際は、ナットの座面形状(テーパー座など)がホイールに合うかも確認してください。

まとめ

今回は、パレット(MK21S型)のインチアップサイズと注意点を紹介しました。

パレットは純正で13インチまたは14インチを装着していますが、15インチ・16インチへのインチアップが可能です。

17インチは見た目重視の方向けで、はみ出しや干渉に注意が必要になります。

装着サイズ適合の目安
14インチ(165/55R14・純正)標準
15インチ◯ 装着可能
16インチ◯ 装着可能
17インチ△ 注意が必要

タイヤ外径を純正に近づけること、ホイール幅とインセットを慎重に選ぶこと、ロードインデックスを守ること。

この3点を押さえれば、安全に見た目と走りをアップグレードできます。

パレットのタイヤ・ホイール選びの参考にしてください。

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この記事を書いた人

自動車業界で10年のキャリアを積んだ後、自動車関連のWEBライターとして活動しています。特にスポーツカーが好きで、多岐にわたるモデルを経験してきました。これまでに1500本以上の記事を執筆し、専門知識をもとに読者に有益な情報を提供しています。タイヤ・ホイールの選び方から購入方法まで、実践的なアドバイスをお届けします。

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