「ホイール選びってかなり悩むんだよね・・・」という方は多いのではないでしょうか?
ホイールには、たくさんの種類があり、デザイン、サイズ、金額もバラバラ。
いったいどのサイズが装着できるのか?
「何を買ったらいいのかわからない・・・」という悩みに陥りがち。
この記事では、その悩みを少しでも解消できるように、フリード(GB5/6/7/8型)の16インチインチアップについて詳しく解説します。
フリード(GB5/6/7/8型)について

フリードは、ホンダが生産、販売するミニバン型の小型乗用車です。
コンパクトなボディサイズながら3列シートを採用し、多人数乗車と積載性を両立した人気モデルです。
- 初代フリード GB3/4/GP3型(2008年-2016年)
- 2代目フリード GB5/6/7/8型(2016年-2024年)
- 3代目フリードGT1/2/3/4/5/6/7/8型(2024年-)
このページでは、2代目 フリード GB5/6/7/8型について書いています。
2代目フリードの基本スペック
- 型式:GB5/6/7/8型(2016年9月~)
- 駆動方式:FFと4WDあり
- エンジン:L15B型 1.5L 直4DOHC
フリードには3列シート仕様の「フリード」と2列シート仕様の「フリード+(プラス)」があり、グレードとしてはSUVテイストを加えた「クロスター」や上級グレードの「モデューロX」なども設定されています。
フリードの純正タイヤ・ホイールサイズ

純正15インチのサイズ
- 型式:DBA-GB5
- 年式:2016年9月~
- タイヤサイズ:185/65R15
- ホイールサイズ:15×5.5J
- ホール数:5穴
- PCD:114.3
- インセット:49
ホール数:4H ⇒ 5H
PCD:100 ⇒ 114.3
ホイール購入時は、必ず2代目フリード(GB5/6/7/8型)の5穴114.3mmに対応したものを選択してください。
初代用のホイールは装着できませんのでご注意ください。
フリードのナットサイズ

ホイールナットのサイズ
- M12×1.5
- 19HEX(19ミリ)
社外品ホイール装着時は、別途専用ナットが必要です。
純正ナットは社外ホイールには適合しない場合がほとんどです。
⇒ ホンダ車のナットに関して
16インチインチアップの基本情報

推奨16インチサイズ
- タイヤサイズ:195/55R16
- ホイールサイズ:16×6J
- ホール数:5穴
- PCD:114.3
- インセット:48
※上記のサイズデータはあくまで参考値です。
車体の個体差、使用するホイール・タイヤの銘柄やモデルによって実際の適合性は異なる場合があります。
装着前には必ず適合確認をお願いします。
タイヤ外径の比較
- 純正15インチ(185/65R15):621mm
- 16インチ(195/55R16):620mm
外径差はわずか1mmで、スピードメーターの誤差もほとんどありません。
これが16インチインチアップが初心者におすすめな理由の一つです。

16インチインチアップのメリット

16インチへのインチアップは、見た目の向上と実用性のバランスが取れた、最も人気の高いカスタマイズです。
17インチのようなリスクを避けながら、しっかりとドレスアップ効果を得ることができます。
1. 見た目の向上

15インチから16インチにサイズアップすることで、フリードの印象が大きく変わります。
- ホイールの存在感がアップ
- よりスポーティな印象に
- 車全体の高級感が向上
わずか1インチの差ですが、見た目に与える影響は想像以上に大きく、多くのオーナーが満足する変化を実感できます。
2. 乗り心地とのバランス

16インチなら扁平率55%を維持できるため、以下のメリットがあります。
- 乗り心地の悪化を最小限に抑制
- ロードノイズの増加も軽微
- 純正に近い快適性を保持
ファミリーカーとしての快適性を損なうことなく、スタイリッシュな見た目を手に入れることができるのが16インチの大きな魅力です。

3. 安全性の高さ
16インチは「失敗しにくいインチアップ」として多くの専門店でも推奨されているサイズです。
- タイヤ幅が195mmと控えめで干渉リスクが低い
- 車高調整なしでも装着可能
- 初心者でも失敗しにくい
17インチと比べて圧倒的に安全性が高く、「インチアップしたいけど失敗が心配」という方にも安心しておすすめできるサイズです。
4. コストパフォーマンス
16インチは「コスパ最強のインチアップ」と言われるほど、費用対効果に優れています。
- タイヤ交換費用が17インチより安価
- ホイール選択肢が豊富
- メンテナンス性が良好
初期投資だけでなく、将来のタイヤ交換時のコストも抑えられるため、長期的に見ても経済的なインチアップと言えるでしょう。

16インチホイール選びのポイント

インセット値の重要性
適正インセット:48~50mm
- 48mm:バランス良好、一般的な選択
- 50mm:より安全側、保守的な選択
※記載している数値はあくまで参考値です。
車体の個体差や装着するホイール・タイヤのメーカー、モデルによって適合性が異なる場合があります。実際の装着前には必ず専門店にて適合確認を行ってください。

ホイール幅の選択

16×6Jが最適
- 195/55R16との組み合わせでバランス良好
- 純正に近いサイズで安心感がある
- はみ出しや干渉のリスクが低い
6.5Jも選択可能ですが、6Jの方がより安全で初心者向けです。

デザインとカラーの選び方

おすすめデザイン
フリードの上品な雰囲気に合うデザインを選ぶのがポイントです。

人気カラー

どのボディカラーにも合わせやすいカラーをご紹介します。
他には、ブラック、ゴールド、ホワイト、メッキなども人気です。

ボディカラーとの相性
ホイールカラーはボディカラーとの組み合わせで印象が大きく変わります。
フリードで人気の高いボディカラー別におすすめをご紹介します。
- 白い車に合うホイール:ブラックポリッシュで引き締まった印象
- 黒い車に合うホイール:シルバーで上品に、ガンメタで統一感
- シルバーの車に合うホイール:どのホイールカラーでも相性良好
他のボディとホイールカラーの相性は、こちらの記事を参考にしてください。

フリード16インチ対応ホイールセット
実際に購入できるホイールセットをご紹介します。各サイトで価格や在庫状況が異なるので、比較検討してみてください。
楽天市場でチェック
⇒ フリード 16インチホイールセット 楽天
ポイント還元でお得に購入したい方におすすめ
Yahoo!ショッピングでチェック
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PayPayポイントを貯めている方に
Amazonでチェック
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すぐに届けてほしい方、プライム会員の方向け
💡 購入前のワンポイントアドバイス 価格だけでなく、送料・取り付けサポート・レビュー評価も確認しましょう。
※購入前には必ず適合車種(GB5/6/7/8)を確認してください。
16インチ装着時の注意点

装着前の確認事項
16インチは比較的安全なサイズですが、以下の点は確認しておきましょう。
- 適合確認
- 必ず5穴114.3mmのホイールを選択
- インセット値は48~50mmを推奨
- タイヤ選び
- 195/55R16サイズを選択
- 荷重指数は純正以上を選択
- 専門店での相談
- 初回は専門店での装着を推奨
- アライメント調整も検討

装着後のチェックポイント
- はみ出し確認
- 正面、側面から目視確認
- フルロック時の干渉確認
- 乗り心地の変化
- 振動や異音がないかチェック
- ハンドリングの変化を確認
- 空気圧管理
- 適正空気圧での調整
- 定期的な点検を実施

インチアップに関する基礎知識

タイヤ外径の重要性
インチアップ時には、タイヤの外径を純正に近づけることが重要です。
外径が大きく変わると起こる問題
- スピードメーターに誤差が生じる
- 車検に通らない可能性
- ABS等の電子制御に影響
16インチの195/55R16なら、純正の185/65R15とほぼ同じ外径なので安心です。

車体への干渉対策
干渉しやすい箇所
- フェンダー内側
- サスペンション部品
- ブレーキライン
対策方法
- 適正なインセット値の選択
- 適正なタイヤサイズの選択
- 専門店での事前確認

費用の目安
16インチホイールセット
- エントリーモデル:5万円~8万円
- ミドルクラス:8万円~12万円
- ハイエンドモデル:12万円~20万円
【適合車種:ホンダ フリード(GB5-6)2016-】 YOKOHAMA ADVAN フレバ V701 195/55R16 夏用タイヤとホイールの…
その他の費用
- 取り付け工賃:3,000~8,000円
- アライメント調整:6,000~10,000円
- ホイールナット:3,000~8,000円
タイヤ交換時の費用(参考)
- 195/55R16タイヤ:1本 10,000~20,000円

よくある質問

Q. 16インチにすると燃費は悪くなりますか?
A. タイヤ重量や転がり抵抗の増加により、若干の燃費悪化はありますが、大きな影響はありません。

Q. 車高調整は必要ですか?
A. 16インチなら基本的に不要です。ノーマル車高でも問題なく装着できます。
ダウンサスで軽くローダウンすると見た目も良くなります↓
Q. 純正ナットは使えますか?
A. 社外ホイールには専用ナットが必要です。
必ず適合するナットを購入してください。

Q. 車検は通りますか?
A. 適正サイズを選択し、はみ出しがなければ問題ありません。

Q. 17インチは装着できますか?
A. 16インチよりは難易度が上がりますが、適正サイズを選択し、車検の基準をクリアすれば装着可能です。

まとめ

今回は、「フリード(GB5/6/7/8型)」の16インチインチアップについて詳しく解説しました。
16インチインチアップのポイント
- 安全性が高く初心者におすすめ
- 見た目の向上と乗り心地のバランスが良好
- コストパフォーマンスに優れている
- 車高調整不要で手軽に楽しめる
推奨サイズ(参考値)
- タイヤ:195/55R16
- ホイール:16×6J
- インセット:48~50mm
16インチなら失敗のリスクが低く、フリードの魅力を引き立てる安心のインチアップです。
初代フリードと2代目フリード(GB5/6/7/8型)では、ホイールサイズが異なるため必ず適合確認を行ってください。
【適合車種:ホンダ フリード(GB5-6)2016-】 YOKOHAMA ADVAN フレバ V701 195/55R16 夏用タイヤとホイールの…
※本記事で紹介している情報はすべて参考値です。実際の装着可否、車検適合性、安全性については、専門店や車検場での確認が必要です。
インチアップによる車両への影響や装着後のトラブルについては自己責任となりますので、十分ご注意の上、慎重にご検討ください。
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