スズキ・エブリイ(DA17V)は、荷物をたくさん積める商用バンでありながら、 カスタム次第でアウトドア仕様にも変身できる人気車種です。
「見た目をもっとかっこよくしたい」「アウトドア仕様にしたい」という方は必見です!
この記事では、エブリイのインチアップに関する基礎知識から、 おすすめのホイール・タイヤサイズ、注意点まで初心者向けにわかりやすく解説します。
エブリイ(DA17V)の基本情報

エブリイバン(DA17V)は、スズキの商用軽バンで、主にビジネスユースに使われていますが、 近年ではキャンプや車中泊のベース車としても人気が高まっています。
エブリイには、バンとワゴンがあります。
こちらの記事では、エブリイのバンタイプについて書いています。
エブリイ(DA17V)の純正サイズ

エブリイ(DA17V)の純正タイヤホイールは以下のサイズです。
- 純正タイヤサイズ:145/80R12 80/78N LT
- ホイールサイズ:12×4.00B +40 PCD100/4穴
- ナット座面:テーパー座
インチアップする時は、純正のサイズをベースに考えます。
【適合車種:スズキ エブリィ(DA17V)2015-】 トーヨー オープンカントリー RT 145/80R12 80/78N タイヤとホ…
インチアップサイズ|おすすめは14〜15インチ

エブリイ(DA17V)は、純正では12インチのホイールを装着していますが、カスタム目的で14〜15インチへのインチアップを考える方も増えています。
見た目の迫力が増し、ホイールの選択肢も広がるため、自分だけの1台に仕上げやすくなります。
とはいえ、ただサイズを上げれば良いわけではありません。
実用性を重視するか、見た目を優先するかによって最適なサイズは変わってきます。以下でそれぞれの特徴を解説します。
14インチ|車検対応しやすく実用性重視

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「アウトドアにも使いたい」「荷物も積むし、実用性は落としたくない」
そんな方には14インチがおすすめです。
- タイヤ例:165/55R14(LT規格)
- ホイール例:14×4.5J +45 PCD100/4穴
- メリット:LT規格あり・車検対応可・選択肢豊富
純正よりも少し大きくなりますが、街乗り・荷物運搬・キャンプなど、幅広い用途に対応できる万能サイズです。
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15インチ|見た目重視・イベント用に

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「ド迫力の見た目にしたい!」「SNS映えやショー用にカスタムしたい!」
そんな方には15インチがおすすめです。
- タイヤ例:165/50R15(乗用車規格)
- ホイール例:15×5J +45 PCD100/4穴
- 注意点:車検非対応の可能性あり・LTタイヤほぼなし
ホイールが大きくなることで存在感がグッと増し、周囲と差がつくカスタムになります。
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ホイールデザイン・カラーの選び方デザイン
「見た目がカッコいい!」と感じて選んだホイールでも、車との相性や使用目的に合っていないと失敗のもとになります。
ここでは、ホイール選びの基本となる「デザイン」と「カラー」の選び方を解説します。
ホイールデザインの特徴を知ろう

「見た目がカッコいい!」と思えるデザインでも、車との相性や用途を意識することが大切です。
ホイールのデザインは大きく3つのタイプに分けられます。
- スポーク:スリムで軽快な印象。街乗りやスタイリッシュなカスタムにおすすめ。
- メッシュ:高級感とクラシカルさを兼ね備えた定番。洗練された印象を与えます。
- ディッシュ:重厚感があり、オフロード・無骨スタイルに最適。
迷ったら、まずは自分の目指す「スタイルの方向性」を明確にしましょう。
ホイールはただのパーツではなく、“スタイルを決定づける主役”です。

ホイールカラーで印象が変わる

ホイールのカラーによって、同じ車でも全く違う印象に仕上がります。
「クールに」「ワイルドに」「上品に」など、色で方向性が決まります。
- ブラック:アウトドア派に人気。無骨な雰囲気を出したい方におすすめ。
- ブロンズ:カーキやベージュと相性抜群。ナチュラルなアウトドア感が演出できます。
- ガンメタ:渋くて大人っぽい印象に。落ち着いたボディカラーと好相性。
- シルバー:清潔感のあるオーソドックスなカラー。純正風で扱いやすいです。
どのカラーも魅力的ですが、「ボディとの相性」「使うシーン」「自分の好み」を基準に選ぶと後悔しにくくなります。

インチアップ時の注意点とQ&A

インチアップは見た目や走行性能の向上に効果的なカスタムですが、見落とすとトラブルになりかねないポイントもいくつかあります。
ここでは、エブリイ(DA17V)のインチアップを安全かつ快適に楽しむための注意点をまとめました。
タイヤの外径に注意

インチアップで見落としがちなのが、タイヤの外径(直径)です。
外径が大きく変わると、スピードメーター誤差やフェンダー干渉のリスクがあります。
目安としては、純正外径比 ±3%以内に収めるのが理想。

車検対応を意識する

エブリイ(DA17V)は商用車登録(バン登録)なので、LT規格(バン用)タイヤの使用が前提になります。
特に車検時は「耐荷重指数(LI値)」「LT表記」がチェックされるため、乗用車用タイヤでは車検非対応になることも。
14インチにはLT規格の選択肢が多く、車検も通りやすいため、実用性を重視する方にはおすすめです。

ナットの座面形状に注意

ホイール交換時に意外と見落とされがちなのがホイールナットの座面形状です。
エブリイのナットはテーパー座(60度)が基本ですが、社外ホイールによっては平面座が必要な場合も。
ナットの種類を間違えると、しっかり締まらず、脱輪の危険性もあるため、装着前にホイールの説明書やメーカーサイトで適合を必ず確認しましょう。

Q&A|よくある質問

- Q. 15インチも装着できますか?
A. はい、装着は可能ですが、LT規格の15インチタイヤがないため、車検NG。
車検対応を重視するなら12インチ、または14インチLTタイヤがおすすめです。 - Q. インセットはどこまでOK?
A. 純正車高であれば、4.5J +45前後が基準です。
それ以上外へ出すと、フェンダー干渉・はみ出しの可能性が高まるので注意が必要です。参考データのため車によって異なる場合があります。 - Q. インチアップすると乗り心地は悪くなりますか?
A. 扁平率が下がるため、路面の衝撃がダイレクトに伝わりやすくなり、やや硬めの乗り心地になります。
空気圧やサスペンションの調整で、ある程度はカバーできます。

おすすめホイール&タイヤセット

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「どのセットを選べばいいかわからない…」
そんな方に向けて、実用性・見た目・車検対応を考慮したおすすめセットをご紹介します。
- ホイール:ホットスタッフ マッドクロス グレイス
- タイヤ:YOKOHAMA PARADA PA03 165/55R14(LT規格)
- ポイント:アウトドアスタイル・ギア感のあるデザイン
YOKOHAMAのPARADA PA03は、バン用(LT)タイヤの中でもカスタム志向のユーザーから絶大な支持を集めているモデルです。
はみ出しに注意が必要です。
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まとめ|エブリイのインチアップで理想の1台に仕上げよう
エブリイは、14インチへのインチアップで「実用性」と「カスタム感」を両立できる車種です。
自分の使い方に合ったタイヤ・ホイールを選んで、理想の一台に仕上げてみましょう!
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