テスラ モデル3 ホイールサイズ完全ガイド【2026年最新】

テスラ モデル3 ホイールサイズ完全ガイド

テスラ モデル3のホイール交換を検討しているけれど、どのサイズが純正なのか、社外ホイールを選ぶ際に何に注意すればいいのか、分からなくて困っていませんか。

モデル3は国産車とは異なる特殊なホイール仕様を採用しているため、知識なしで選ぶと装着できないホイールを購入してしまう失敗が起こりがちです。

特にM14ボルトやセンターボア径64.1mmといった仕様は、一般的な国産車(M12ボルト)とは異なるため注意が必要です。

この記事では、モデル3オーナーとして実際にホイール交換を経験した筆者が、純正サイズから社外ホイール選びの失敗しないポイントまで徹底解説します。

この記事でわかること

  • グレード別・年式別の純正ホイールサイズ一覧
  • PCD、オフセット、ボア径などの詳細スペック
  • M14ボルトなどモデル3特有の3つの注意点
  • TPMSセンサーの種類と対応方法
  • 社外ホイール選びで失敗しない5つのチェックポイント
  • 用途別おすすめホイールセット(予算別)
  • インチアップ・ダウンの電費への影響
  • ホイール交換の総額費用と作業の流れ

この記事を読めば、自分のモデル3に最適なホイールを失敗せずに選べるようになります。

タップできる目次

テスラ モデル3の純正ホイールサイズ一覧【グレード・年式別】

テスラ モデル3

モデル3の純正ホイールサイズは、グレードと年式によって18インチ、19インチ、20インチの3種類が設定されています。

まずは自分の車両がどのサイズなのかを正確に把握することが、ホイール選びの第一歩です。

スタンダードレンジ(RWD)のホイールサイズ

スタンダードレンジ(後輪駆動モデル)は、基本的に18インチホイールが標準装備されています。

  • ホイールサイズ: 18×8.5J
  • オフセット: +40
  • タイヤサイズ: 235/45R18

2019年から2023年までのスタンダードレンジは一貫して18インチを採用しており、燃費効率と快適性のバランスを重視した設定となっています。

ロングレンジ(AWD)のホイールサイズ

ロングレンジ(全輪駆動モデル)は、年式によってホイールサイズが変更されています。

2019年-2023年2月(旧モデル)

  • ホイールサイズ: 19×8.5J
  • オフセット: +40
  • タイヤサイズ: 235/40R19

2023年3月以降(ハイランド)

  • ホイールサイズ: 18×8.5J
  • オフセット: +40
  • タイヤサイズ: 235/45R18

2023年のモデルチェンジ(通称ハイランド)で、ロングレンジは19インチから18インチへと変更されました。

これは航続距離の向上と乗り心地改善を目的とした仕様変更です。

パフォーマンス(AWD)のホイールサイズ

パフォーマンスモデルは、高性能を追求した20インチホイールが標準です。

2019年-2024年3月(フロント・リア同サイズ)

  • ホイールサイズ: 20×8.5J(前後共通)
  • オフセット: +35
  • タイヤサイズ: 235/35R20

2024年4月以降(前後異径)

  • フロント: 20×9.0J、タイヤ235/35R20
  • リア: 20×10.0J、タイヤ275/30R20

2024年モデルから、パフォーマンスは前後で異なるサイズのホイール(前後異径)を採用し、よりスポーティな走行性能を実現しています。

2023年モデルチェンジ(ハイランド)後の変更点

2023年のマイナーチェンジでは、外観デザインだけでなくホイール仕様にも変更がありました。

主な変更点は次のとおりです。

  • ロングレンジが19インチから18インチへ変更
  • ホイールデザインの刷新(よりエアロ重視のデザインに)
  • 一部グレードでホイールカバーの形状変更

この変更により、ロングレンジの航続距離が効率が改善する傾向にあります。

モデル3純正ホイールの詳細スペック(PCD・オフセット・ボア径)

純正サイズ

ホイール選びでは、インチ数だけでなくPCD、オフセット、ボア径といった詳細スペックを理解することが重要です。

これらの数値が合わないホイールは、物理的に装着できません。

18インチホイールの詳細スペック

18インチのサイズ

18インチホイールの詳細仕様は以下のとおりです。

  • リム幅: 8.5J
  • PCD(ボルト穴の配置円直径): 5×114.3mm
  • オフセット: +40mm
  • センターボア径: 64.1mm
  • ボルトサイズ: M14×1.5
  • ナットホール径: φ15mm以上必要
  • 推奨タイヤサイズ: 235/45R18

PCDの5×114.3mmは、ホイールの取り付け穴が5つあり、その穴の中心を結んだ円の直径が114.3mmという意味です。

これは日本の多くの車種(ホンダ、日産、マツダなど)と共通の規格ですが、後述するボルトサイズが異なるため注意が必要です。

19インチホイールの詳細スペック

19インチのサイズ

19インチホイール(旧ロングレンジ)の仕様は次のとおりです。

  • リム幅: 8.5J
  • PCD: 5×114.3mm
  • オフセット: +40mm
  • センターボア径: 64.1mm
  • ボルトサイズ: M14×1.5
  • ナットホール径: φ15mm以上必要
  • 推奨タイヤサイズ: 235/40R19

18インチと比較すると、インチ数とタイヤサイズ以外の基本スペックは同一です。

20インチホイールの詳細スペック

20インチ

20インチホイール(パフォーマンス)の仕様は次のとおりです。

2024年3月まで(前後同サイズ)

  • リム幅: 8.5J
  • PCD: 5×114.3mm
  • オフセット: +35mm
  • センターボア径: 64.1mm
  • ボルトサイズ: M14×1.5
  • 推奨タイヤサイズ: 235/35R20

2024年4月以降(前後異径)

  • フロント: 9.0J、オフセット+34、タイヤ235/35R20
  • リア: 10.0J、オフセット+45、タイヤ275/30R20

※あくまで参考値です。

パフォーマンスモデルは、18/19インチと比べてオフセットが若干小さくよりホイールが外側に出る設定となっています。

推奨タイヤサイズと外径

インチアップ

ホイールサイズを変更する場合、タイヤの外径を純正に近づけることが重要です。

外径が大きく変わると、メーター誤差や走行性能の悪化を招きます。

各インチサイズの推奨タイヤと外径は次のとおりです。

  • 18インチ: 235/45R18(外径約660mm)
  • 19インチ: 235/40R19(外径約666mm)
  • 20インチ: 235/35R20(外径約665mm)

このように、タイヤの扁平率(タイヤの厚み)を調整することで、インチ数が変わっても外径をほぼ同じに保っています。

モデル3のホイール選びで絶対に知るべき3つの特殊仕様

たくさんのホイール

モデル3は輸入車であり、国産車とは異なる特殊なホイール仕様を採用しています。

この3つのポイントを知らずにホイールを購入すると、装着できない失敗が起こります。

M14ボルト仕様(ナットホールφ15mm以上必須)

モデル3の最も大きな特徴が、M14×1.5のハブボルトを採用している点です。

一般的な国産車はM12×1.5(もしくはM12×1.25)を採用しており、これに対応したホイールのナットホール径はφ13mm程度です。

しかしM14ボルトを通すには、ホイール側のナットホールがφ15mm以上開いている必要があります。

この違いにより、国産車用として販売されている多くのホイールは、PCDが5×114.3mmで一致していても、モデル3には物理的に装着できません。

M14ボルトが採用されている理由

モデル3は瞬間的に強大なトルクを発生する電気モーターを搭載しているため、その駆動力に耐えられる太いボルトが必要とされています。国産車の多くはM12ですが、高性能輸入車や一部の高級車ではM14が採用されています。

PCDが合うと思って国産車用ホイールを購入してしまい、ナットホールが小さくてボルトが通らないケースも。

対応方法

  • ホイール購入前に、必ず「M14対応」または「ドリル径φ15mm以上」を確認する
  • 欧州車対応を謳っているホイールは、M14対応が多い
  • テスラ専用設計のホイールブランド(MID MTWなど)を選ぶ

センターボア径64.1mm(ハブリング必要性)

センターボア径とは、ホイール中心部の穴の直径のことで、モデル3は64.1mmです。

ホイールのボア径が車両のハブ径(64.1mm)より小さいと、物理的に入りません。逆に大きい場合は装着できますが、ホイールの中心がズレやすくなり、高速走行時に振動が発生するリスクがあります。

ハブリングの役割

ボア径が大きいホイールを使用する場合、ハブリングという樹脂または金属製のリングを装着することで、車両のハブ径(64.1mm)とホイールのボア径の差を埋め、正確な中心出しができます。

一般的な国産車用ホイールは、ボア径が60mm台前半や73mm程度のものが多く、モデル3の64.1mmに対してそのまま使えるものもありますが、大きい場合はハブリングが必須です。

ハブの小ボルト問題と3つの対処法

モデル3のハブには、直径約6mmの小さなボルトが突き出ています。

このボルトは生産ライン上で仮止めするために使われるもので、本来の走行には不要とされていますが、一部のホイールはこのボルトの頭が干渉して奥まで入りません。

対処法は次の3つです

  1. ボルト逃げ溝があるホイールを選ぶ 純正ホイールや一部の社外ホイールは、この小ボルトを逃がすための溝が設けられています。購入前に販売店に確認するか、テスラ対応を明記しているホイールを選びましょう。
  2. 小ボルトを取り外す 多くのオーナーがこの方法を採用しています。小ボルトは組み立て用の補助部品であり、外しても走行上の問題はないとされています。ただし、自己責任での判断となります。
  3. 超低頭ネジに交換する 純正の小ボルトを、頭の高さが低い超低頭ネジに交換する方法もあります。これにより、ボルトは残しつつホイールとの干渉を最小化できます。

18インチのスタッドレス用ホイールを購入した際、この小ボルトが干渉して装着できないケースがありました。

TPMSセンサー(空気圧監視システム)の種類と対応方法

TPMS移植の作業内容

モデル3には、タイヤの空気圧をリアルタイムで監視するTPMS(タイヤ・プレッシャー・モニタリング・システム)が標準装備されています。

社外ホイールに交換する際も、このシステムに対応する必要があります。

TPMSセンサーの役割と必要性

TPMSセンサーは、各タイヤの内部に取り付けられたセンサーが空気圧と温度を計測し、異常があれば車両に警告を送るシステムです。

主なメリット

  • パンクや空気圧低下を早期発見できる
  • 適切な空気圧を維持することで燃費(電費)が向上する
  • タイヤの偏摩耗を防ぎ、寿命を延ばせる

TPMSセンサーを装着せずに社外ホイールを使用することも物理的には可能ですが、車両のディスプレイに常時警告マークが表示され続けます。

また、タイヤの状態を把握できないため、安全性の観点からも装着を強く推奨します。

315MHz式とBluetooth式の違いと見分け方

モデル3のTPMSセンサーには、年式によって2つの通信方式があります。

315MHz式(2020年以前)

  • 電波周波数315MHzで通信
  • 従来型の一般的なTPMS
  • センサーID登録が必要な場合がある

Bluetooth式(2021年以降)

  • Bluetooth Low Energyで通信
  • 新型のスマートTPMS
  • 装着後に自動認識される(ID登録不要)

自分の車両がどちらの方式かを確認する方法は、次のとおりです。

  • 納車年が2020年以前なら315MHz式の可能性が高い
  • 2021年以降なら Bluetooth式の可能性が高い
  • 確実に確認するには、純正タイヤを外してセンサーの型番を確認する

間違った方式のセンサーを購入すると認識されないため、購入前に必ず確認しましょう。

社外ホイール装着時のTPMS取付け方法

社外ホイールにTPMSセンサーを取り付ける方法は、次の3つです。

  1. 純正センサーを移植する 純正ホイールからセンサーを取り外し、新しいホイールに付け替えます。タイヤ脱着の工賃が発生しますが、センサー購入費用は不要です。ただし、純正センサーは再利用時にバルブやパッキンの交換が推奨されます。
  2. 社外品の新品センサーを購入する テスラ対応の社外TPMSセンサーを新規購入します。価格は1個あたり約7,000円から10,000円程度で、4個で約28,000円から40,000円かかります。CUB社やオレンジ電子などのメーカーから、テスラ専用品が販売されています。
  3. テスラから純正品を購入する テスラのサービスセンターで純正TPMSセンサーを購入できます。価格は1個あたり約10,000円前後ですが、確実に適合します。

TPMSセンサーの購入先と価格相場

TPMSセンサーの主な購入先と価格相場は次のとおりです。

  • テスラサービスセンター: 純正品1個約10,000円
  • タイヤ専門店(オートバックス、フジコーポレーションなど): 社外品1個約7,000円から
  • 通販(Amazon、楽天など): 社外品1個約6,000円から
  • 海外通販: 並行輸入品1個約5,000円から(保証に注意)

4個セットで購入すると割引されることもあるため、事前に見積もりを取ることをおすすめします。

社外ホイールの選び方【失敗しない5つのチェックポイント】

モデル3用の社外ホイールを選ぶ際は、次の5つのポイントを順番に確認することで、失敗を避けられます。

①M14ボルト対応を確認する方法

最も重要なチェックポイントがM14ボルト対応です。

確認方法

  • ホイールの商品説明に「M14対応」などの記載があるか確認
  • 「欧州車対応」「輸入車対応」と記載されているホイールは、M14に対応していることが多い
  • 不明な場合は、販売店に「テスラ モデル3に装着可能か」を直接問い合わせる
  • RAYS、WORK、WEDSなど国内メーカーの一部モデルは、M14ボルト穴加工に対応(追加料金が発生する場合あり)

M14非対応のホイールを選んでしまった場合

ナットホールの拡大加工を専門店に依頼することも可能ですが、費用と時間がかかります。最初からM14対応品を選ぶ方が確実です。

②ブレンボキャリパー干渉チェック(パフォーマンス)

パフォーマンスモデルは、高性能なブレンボ製ブレーキキャリパーが装着されています。

このキャリパーは通常のものより大きいため、ホイールのスポーク形状によっては干渉して装着できません。

確認方法

  • ホイールメーカーのカタログに「ブレンボ対応」「大径キャリパー対応」などの記載があるか確認
  • テスラ モデル3パフォーマンスでの装着実績があるかを販売店に確認
  • 18インチへのインチダウンは、ブレンボキャリパーに干渉する可能性が高いため特に注意が必要

スタンダードレンジやロングレンジは標準キャリパーのため、この問題は基本的に発生しません。

③TPMS取付け可能か確認

ホイールの構造によっては、TPMSセンサーを取り付けられない場合があります。

確認ポイント

  • 2ピース、3ピースホイールは、センサーのバルブアームがリムと干渉する可能性がある
  • 1ピース構造のホイールなら基本的に問題なし
  • 商品説明に「TPMS対応」の記載があるか確認
  • 不明な場合は販売店に確認

テスラ専用ホイールとして販売されている製品は、ほぼTPMS対応です。

④適切なインセット範囲(ET20〜ET50)

インセット(オフセット)とは、ホイールの取り付け面がリムの中心からどれだけズレているかを示す数値です。

モデル3で推奨されるインセット範囲

  • 純正インセット: 18/19インチが+40、20インチが+35から+40
  • 推奨範囲: +20から+50程度

インセットが小さい(数値が低い)ほどホイールが外側に出て、大きい(数値が高い)ほど内側に入ります。

注意点

  • インセット+20より小さいと、フェンダーからはみ出す可能性
  • インセット+50より大きいと、内側のサスペンション部品に干渉する可能性
  • リム幅8.5Jの場合、+35から+45が無難
  • リム幅8.0Jの場合、+30から+45が無難

車高を下げている場合や、タイヤ幅を変更している場合は、さらに慎重な確認が必要です。

⑤ボア径とハブリング対応

ホイールのセンターボア径が64.1mmより小さいと装着できません。

64.1mm以上であれば装着可能ですが、大きすぎる場合はハブリングが必要です。

確認方法

  • ホイールのボア径が64.1mmまたはそれ以上であることを確認
  • ボア径が大きい場合(例:73mm)、ハブリングの入手可否を確認
  • テスラ専用設計のホイールなら、ボア径64.1mmでハブリング不要

ハブリングは、内径64.1mm×外径(ホイールのボア径)のサイズを選びます。樹脂製で1個500円程度から購入できます。

用途別おすすめホイールセット【夏用・冬用・ドレスアップ】

実際にモデル3オーナーから支持されている、用途別のおすすめホイールセットを紹介します。

スタッドレス用18インチおすすめセット

冬用タイヤとして人気なのが、18インチへのインチダウンです。

タイヤの選択肢が多く、価格も抑えられ、乗り心地も向上します。

予算15万円コース(コスパ重視)

  • ホイール: WEDS ノヴァリス アセット(TPMS対応、M14対応)
  • タイヤ: ダンロップ ウィンターマックス03 235/45R18
  • TPMS: CUB社製 Bluetoothセンサー
  • 総額目安: 約15万円から18万円

予算25万円コース(バランス重視)

  • ホイール: MID MTW TW010(テスラ専用設計)
  • タイヤ: ミシュラン X-ICE SNOW 235/45R18
  • TPMS: 純正センサー移植または社外新品
  • 総額目安: 約25万円から30万円

予算40万円コース(高性能重視)

  • ホイール: SSR GTX01(軽量、M14対応)
  • タイヤ: ブリヂストン VRX3 235/45R18
  • TPMS: テスラ純正新品センサー
  • 総額目安: 約35万円から45万円

スタッドレスはさまざまなメーカーから販売されています。

純正交換19インチおすすめセット

旧ロングレンジの純正サイズである19インチは、純正タイヤ(ハンコックVENTUS)の交換時期におすすめです。

予算20万円コース

  • ホイール: OZ RACING Formula HLT(M14対応)
  • タイヤ: ヨコハマ ADVAN Sport EV 235/40R19
  • 総額目安: 約20万円から25万円

予算30万円コース

  • ホイール: ENKEI PF01(軽量、M14対応)
  • タイヤ: ミシュラン Pilot Sport 5 235/40R19
  • 総額目安: 約28万円から35万円

19インチは純正サイズのため、車両設定の変更が不要で、電費への影響も最小限です。

スタッドレスのホイールセットも多いです。

ドレスアップ20インチおすすめセット

パフォーマンスモデルや、外観を重視したいオーナーにおすすめの20インチです。

予算30万円コース

  • ホイール: KYOHO シャレン(M14対応、ブレンボクリア)
  • タイヤ: コンチネンタル ExtremeContact Sport 235/35R20
  • 総額目安: 約30万円から38万円

予算50万円コース(高級志向)

  • ホイール: RAYS HOMURA 2×7AG(M14対応、軽量鍛造)
  • タイヤ: ミシュラン Pilot Sport 4S 235/35R20
  • 総額目安: 約50万円から60万円

予算70万円コース(究極)

  • ホイール: WORK グノーシス CVS(オーダーサイズ可能)
  • タイヤ: ヨコハマ ADVAN Sport V107 235/35R20
  • 総額目安: 約65万円から80万円

20インチは見た目のインパクトが大きく、スポーティな印象を強調できますが、乗り心地は硬めになり、タイヤ価格も高額です。

テスラ専用ホイールブランド紹介

近年、テスラ専用に設計されたホイールブランドが登場しています。

MID MTW(日本)

  • モデル3専用設計のホイール
  • M14ボルト、TPMS、ハブボルト逃げ溝すべてに対応
  • 純正センターキャップ・ナット流用可能
  • 価格: 1本約3万円から5万円

T-Sportline(アメリカ)

  • テスラ全モデル対応
  • 軽量鍛造モデルあり
  • 海外通販で購入可能
  • 価格: 1本約4万円から8万円(送料別)

Martian Wheels(アメリカ)

  • 軽量フォージドホイール
  • モデル3用18インチは7.5Jと軽量
  • YouTubeレビューで高評価
  • 価格: 4本セット約27万円(送料込み)

テスラ専用ブランドは、適合確認の手間が省けるメリットがありますが、デザインの選択肢は限られます。

インチアップ・インチダウンの注意点と電費への影響

ホイールサイズを純正から変更する場合、メリットとデメリットを理解した上で判断することが重要です。

インチダウンのメリット・デメリット

メリット

  • タイヤの選択肢が増え、価格が安くなる(特に18インチ)
  • タイヤの厚みが増すため乗り心地が向上する
  • ロードノイズが低減する
  • 段差や路面の凸凹を吸収しやすい
  • 電費(航続距離)がわずかに改善する可能性

デメリット

  • スポーティな外観が損なわれる
  • ホイールが小さく見える
  • ハンドリングのレスポンスがやや鈍くなる
  • ブレーキ冷却性能がわずかに低下

19インチから18インチへのインチダウンは、特にスタッドレス用として人気です。タイヤ価格が1本あたり5,000円から10,000円程度安くなり、4本で2万円から4万円の節約になります。

19インチから18インチへインチダウンした際、最も実感したのは乗り心地の改善でした。段差を越える時の衝撃が明らかに柔らかくなり、同乗者からも好評でした

インチアップのメリット・デメリット

メリット

インチアップのメリット
  • スポーティで迫力のある外観になる
  • ハンドリングのレスポンスが向上する
  • コーナリング性能が高まる
  • ブレーキ冷却性能が向上する

デメリット

インチアップのデメリット
  • 乗り心地が硬くなる
  • ロードノイズが増加する
  • タイヤ・ホイール価格が高額になる
  • 電費(航続距離)がわずかに悪化する可能性
  • パンクのリスクが増加(タイヤが薄いため)

18インチから20インチへのインチアップは、外観重視のオーナーに支持されていますが、快適性はトレードオフになります。

タイヤ外径を維持する重要性

タイヤの外径

インチアップ・ダウンする際に最も重要なのが、タイヤの外径を純正に近づけることです。

外径がズレると起こる問題

  • スピードメーターに誤差が生じる
  • 車両の電子制御システムが正しく機能しない可能性
  • 車高が変わる
  • タイヤハウスとの干渉リスク

例えば、19インチから18インチにする場合は次のようにタイヤサイズを選びます。

  • 19インチ純正: 235/40R19(外径約666mm)
  • 18インチ推奨: 235/45R18(外径約660mm)

この組み合わせなら、外径の差は約6mmで、実用上問題ないレベルです。

ホイール重量と航続距離の関係

ホイールの重量は、電費(航続距離)に影響します。

一般的に、ホイール1本あたり1kg軽量化すると、航続距離が約1から2パーセント向上すると言われています。

モデル3の純正19インチホイールは1本約11kgですが、軽量な社外ホイールでは8kgから9kg程度のモデルもあります。

4本で約8kgから12kgの軽量化ができれば、航続距離は約8kmから16km程度伸びる計算になります。ただし、実際の走行条件では誤差の範囲内とも言えます。

電費よりも、乗り心地や外観、価格とのバランスで判断する方が現実的です。

ホイール交換の費用相場と作業の流れ

タイヤ組み換え

実際にホイール交換を行う際の費用総額と、作業の流れを解説します。

ホイール+タイヤ+TPMSの総額目安

18インチ スタッドレスセット(標準的)

  • ホイール4本: 8万円から15万円
  • タイヤ4本: 6万円から12万円
  • TPMS4個: 2.5万円から4万円
  • 合計: 16.5万円から31万円

19インチ サマータイヤセット(標準的)

  • ホイール4本: 10万円から20万円
  • タイヤ4本: 8万円から15万円
  • TPMS4個: 2.5万円から4万円
  • 合計: 20.5万円から39万円

20インチ ハイグレードセット

  • ホイール4本: 15万円から40万円
  • タイヤ4本: 10万円から20万円
  • TPMS4個: 2.5万円から4万円
  • 合計: 27.5万円から64万円

これに工賃が加わります。

工賃と作業時間

タイヤ・ホイール交換の工賃は、店舗によって異なりますが、一般的な相場は次のとおりです。

タイヤ組み替え(ホイールからタイヤを脱着)

  • 18インチ: 1本2,000円から3,000円、4本で8,000円から12,000円
  • 19インチ: 1本2,500円から3,500円、4本で10,000円から14,000円
  • 20インチ: 1本3,000円から4,000円、4本で12,000円から16,000円

ホイールバランス調整

  • 1本1,000円から2,000円、4本で4,000円から8,000円

TPMSセンサー取付け

  • 1個500円から1,000円、4個で2,000円から4,000円

ホイール付け替え(車両へのホイール脱着のみ)

  • 2,000円から5,000円

総工賃目安: 14,000円から25,000円程度

作業時間は、タイヤ組み替えとバランス調整込みで約1時間から2時間です。

専用ジャッキアップパッドの必要性

モデル3は車体下部にバッテリーパックが搭載されているため、通常のリフトアップ方法ではバッテリーを損傷するリスクがあります。

テスラ専用ジャッキアップパッドの役割

車体の指定された4箇所のジャッキポイントに装着し、バッテリーに荷重がかからないようにする専用アダプターです。

価格は1セット(4個)で約3,000円から8,000円程度です。

DIYでホイール交換する場合や、作業を依頼する店舗が専用パッドを持っていない場合は、自分で用意する必要があります。

多くのタイヤ専門店やディーラーは、テスラ用のジャッキパッドを備えていますが、事前に確認することをおすすめします。

おすすめ作業店舗とネット購入の注意点

おすすめ作業店舗

  • フジ・コーポレーション: テスラ対応実績が多い
  • オートバックス: 店舗によってテスラ作業可否が異なるため事前確認必須
  • テスラサービスセンター: 純正品購入と作業依頼が可能だが工賃は高め
  • タイヤ館: 全国展開で対応店舗が多い

ネット購入の注意点

  • ホイール・タイヤをネットで購入し、取付けだけ店舗に依頼する場合、「持ち込み工賃」が通常より高くなることが多い
  • 一部の店舗は持ち込みタイヤの作業を断る場合がある
  • 配送先を作業店舗に指定できるサービス(楽天タイヤ取付など)を活用すると便利
  • 適合確認はすべて自己責任になるため、不安な場合は店舗で購入する方が安心

よくある質問(FAQ)

Q&A

Q1: テスラ モデル3の純正ホイールサイズは何インチですか?

A: グレードによって異なります。スタンダードレンジは18インチ、ロングレンジは18インチまたは19インチ(年式による)、パフォーマンスは20インチが標準です。

2023年のモデルチェンジでロングレンジが19インチから18インチに変更されました。

Q2: モデル3にはどんな社外ホイールが装着できますか?

A: M14ボルト対応(ナットホール径φ15mm以上)、PCD 5×114.3mm、センターボア径64.1mm以上、TPMS取付け可能なホイールが装着できます。

欧州車対応やテスラ専用設計のホイールがおすすめです。

Q3: モデル3のホイール選びで注意すべき点は?

A: 3つの特殊仕様に注意が必要です。

①M14ボルト(国産車の多くはM12で非対応)、②センターボア径64.1mm(小さいと装着不可)、③ハブの小ボルト(干渉する場合は対処が必要)。

これらを確認せずに購入すると装着できない可能性があります。

Q4: モデル3のM14ボルトとは何ですか?

A: ホイールを固定するハブボルトの直径が14mmであることを指します。

国産車の多くはM12(12mm)を採用しており、M12用ホイールはモデル3に装着できません。M14ボルトを通すには、ホイール側のナットホールがφ15mm以上必要です。

Q5: モデル3のTPMSセンサーは必要ですか?

A: 安全性と利便性の観点から強く推奨します。

TPMSがないと車両ディスプレイに常時警告が表示され、タイヤ空気圧の異常を検知できません。

社外ホイールに交換する際は、純正センサーの移植または社外品の新規購入が必要です。

Q6: モデル3パフォーマンスのスタッドレスは何インチがおすすめ?

A: 18インチへのインチダウンが人気ですが、ブレンボキャリパーとの干渉に注意が必要です。

装着実績のあるホイールを選ぶか、専門店で事前にクリアランスを確認してください。

19インチや20インチなら干渉の心配は少ないですが、タイヤ選択肢と価格を考慮すると18インチが推奨されます。

Q7: モデル3のホイール交換にかかる費用の総額は?

A: ホイール・タイヤ・TPMS・工賃を含めて、18インチスタッドレスで約17万円から35万円、19インチサマータイヤで約21万円から42万円、20インチハイグレードで約28万円から68万円が目安です。

予算に応じて選択肢があります。

まとめ

テスラ モデル3のホイール選びは、グレード別の純正サイズを把握し、M14ボルト、センターボア径64.1mm、ハブの小ボルトという3つの特殊仕様を理解することが重要です。

社外ホイールを選ぶ際は、M14ボルト対応、ブレンボキャリパークリア(パフォーマンス)、TPMS対応、適切なインセット、ボア径の5つをチェックすることで失敗を避けられます。

用途に応じて、スタッドレスなら18インチ、純正交換なら19インチ、ドレスアップなら20インチを選び、予算と目的に合わせて最適なホイールセットを見つけましょう。

インチアップ・ダウンする場合は、タイヤ外径を維持することを忘れずに。

総額費用は、ホイール・タイヤ・TPMS・工賃を含めて20万円から60万円程度を見込んでおくと安心です。

この記事の情報を参考に、あなたのモデル3に最適なホイールを見つけてください。

ホイール選びは以下の記事も参考にしてください。

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この記事を書いた人

自動車業界で10年のキャリアを積んだ後、自動車関連のWEBライターとして活動しています。特にスポーツカーが好きで、多岐にわたるモデルを経験してきました。これまでに1500本以上の記事を執筆し、専門知識をもとに読者に有益な情報を提供しています。タイヤ・ホイールの選び方から購入方法まで、実践的なアドバイスをお届けします。

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