N-BOXを16インチへインチアップするとどうなる?純正14インチとの違いを徹底比較!

N-BOXの16インチ

「N-BOXを16インチにしたいけど、乗り心地や干渉は大丈夫?」「純正14インチと何が変わるの?」

そんな“買い替えを検討しているユーザー向け”に、この記事では純正14インチ→16インチへインチアップしたときの違いを、初心者でもわかりやすく解説します。

さらに、安全に装着できる16インチの定番サイズや、おすすめホイールセットも紹介。

初めてのインチアップでも失敗しないためのポイントをまとめました。

タップできる目次

16インチは「見た目◎/走り◎/乗り心地△」のカスタム向けサイズ

N-BOX の16インチ

N-BOXの16インチ化は、「純正のままでは物足りない」「足元にボリューム感がほしい」というユーザーから特に人気のカスタムです。

14インチから16インチへ変更すると、ホイールの存在感がはっきりし、横から見ても前から見てもクルマ全体のシルエットが引き締まります。

  • 見た目:★★★★★…一気にスポーティでカスタム感UP
  • 走行安定性:★★★★☆…高速のふらつきが減る
  • 乗り心地:★★☆☆☆…ゴツゴツ感が増える
  • 車検:…外径の近い165/45R16なら適合しやすい

純正14インチから16インチに変えると、特に見た目の変化が大きく、スポーティさを求める人に最適です。

一方で、扁平率が下がるため乗り心地は硬くなるという点は押さえておきましょう。

N-BOXの純正ホイールサイズ(JF1〜JF6)

N-BOX

型式による細かい違いはありますが、基本は下記の通りです。

スクロールできます
型式純正ホイール純正タイヤ
JF5 / JF6(現行)14×4.5J +40155/65R14 / 165/55R15
JF3 / JF4(先代)14×4.5J +40(カスタムは15インチ)155/65R14 / 165/55R15
JF1 / JF2(初代)14×4.5J +40155/65R14

型式ごとの詳細は以下へ👇

N-BOX(JF1/2)の16インチを装着!タイヤ・ホイールサイズは?
N-BOX(JF3/4)のインチアップサイズ!16インチの装着方法と注意点
新型N-BOX(JF5/6)のインチアップサイズ!15インチと16インチの選び方

【比較】純正14インチと16インチの違い

インチアップ

N-BOXで最も多いインチアップパターンが「純正14インチ → 16インチ」への変更です。

見た目の変化が大きい一方で、走りや乗り心地にも違いがあるため、事前にしっかり比較しておくことが大切です。

ここでは、純正14インチと16インチの違いを5つのポイントでわかりやすく整理します。

1. タイヤ外径

タイヤ外径は、車検・メーター誤差に直結する重要な項目です。

N-BOXは以下のサイズ構成が基本になります。

サイズ外径純正差
155/65R14(純正)557mm基準
165/55R15(純正)562mm基準
165/45R16(推奨)561mmほぼ同じ
165/50R16571mm大きくなる

165/45R16は、外径が近く、メーター誤差も問題ないレベル。

車検適合には、タイヤの荷重指数、はみ出しなどもクリアする必要があります。

2. 乗り心地(悪化しやすい)

インチアップで最も変化を感じるのが乗り心地です。

165/45R16は扁平率が65 → 45に下がるため、クッション性が低下し、路面の凹凸を拾いやすくなります。

「段差がドンッとくる」「小さな振動が増えた」と感じるユーザーも多く、とくに家族乗りが多い場合は注意が必要です。

扁平率が65 → 45に下がるため、段差の衝撃はダイレクトに感じます。

3. 高速安定性(アップ)

16インチ化の大きなメリットが走行安定性の向上です。

扁平タイヤになることでタイヤのヨレが減り、ステアリング操作がダイレクトになります。

  • 高速道路でのレーンチェンジが安定する
  • 横風に対してフラつきが減る
  • カーブでのグラつきが軽減

見た目だけではなく、走行性能を求めるユーザーにも好まれる理由がここにあります。

4. 燃費(若干悪化)

ガソリン

ホイールが大径化・重量化するため、燃費は基本的に1〜4%ほど悪化すると言われています。

街乗り中心では差が出にくいですが、長距離走行が多い方は気にしておきたいポイントです。

なお、軽量ホイールを選ぶことで燃費悪化を抑えられるため、燃費重視の方は重量の軽い16インチホイールを選ぶのがおすすめです。

5. 干渉リスク(サイズで変わる)

16インチ化で注意すべきはフェンダー・インナー干渉です。

特にホイール幅が5.5Jの場合、インセット(オフセット)が合っていないと、以下のリスクが発生します。

  • フェンダーにタイヤが当たる
  • ハンドルを切ったときにインナーへ干渉
  • 車検に通らない可能性

一般的に安全なのは、16×5J または 16×4.5J付近です。

5.5Jを選ぶ場合は必ず車種適合のあるホイールを選ぶか、メーカーのマッチングデータを確認してください。

楽天のホイールセット価格(16インチ)↓
N-BOX JF5 16インチのホイールセット

ヤフーショッピングのホイールセット価格(16インチ)↓
N-BOX JF5 16インチのホイールセット

N-BOXで16インチを履くならこのサイズが安全

16インチのサイズ

もっともトラブルが少ない「鉄板サイズ」は以下のサイズが挙げられます。

  • ホイール:16×5.0J +45(4H100)
  • タイヤ:165/45R16 XL

この組み合わせであれば、車検に対応しやすく・干渉リスクも低めです。

注意したいサイズ

以下のサイズを装着する場合は特に注意してください。

  • 16×5.5J +45 → 車高や個体差でフェンダー干渉あり
  • 16×6.0J → 完全にアウト(はみ出し、干渉の可能性大)

16インチ化のメリット・デメリット

N-BOXの16インチ化は「見た目を大きく変えたい」「純正では物足りない」という方に選ばれている人気カスタムです。

特に買い替え層は、ドレスアップ効果や走行安定性の違いを感じやすく、満足度の高いインチアップとなります。

メリット

インチアップのメリット

16インチにすると、まず見た目の印象が劇的に変わります

ホイール径が大きくなることで足元の迫力が増し、N-BOX全体がスタイリッシュに見えるのが最大の魅力です。

  • とにかく見た目が良い(スタイリッシュ)
  • 走行安定性がアップ
  • 車高が低く見える=ドレスアップ効果◎

さらに、扁平率が下がることでタイヤのヨレが減り、高速道路やカーブでの安定感が向上。

普段の街乗りでも「しっかり走る」感覚が出て、運転が楽しくなります。

デメリット

インチアップのデメリット

一方で、16インチ化には注意点もあります。タイヤの厚みが薄くなるため、どうしても乗り心地は硬めになります。

また、タイヤ径が大きくなる分、交換費用が上がるケースもあります。

  • 乗り心地が硬くなる
  • タイヤ価格が上がる
  • 段差や轍には注意が必要
  • 車検に適合ない可能性がある

段差を超える時の「ゴツッ」とした衝撃が増えるため、小さなお子さんを乗せて走る方は、空気圧を適正に調整するなど、日常のケアも重要になります。

N-BOXに似合うおすすめ16インチホイール

N-BOXの16インチ

ここでは“見た目の方向性に合わせて選べる”おすすめホイールを紹介します。

Weds LEONIS(スポーティ)

Wedsの「LEONIS 」は、立体的な切削スポーク仕上げによって、軽自動車であるN-BOXにも洗練されたスポーティな印象を与えます。

16×5.0J +45 といったサイズであれば、干渉も安心。

シルバー系のミラーカット加工が足元を美しく引き立て、街乗り中心で「ドレスアップも走りも楽しみたい」ユーザーにぴったりの一本です。

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SSR GTX-02

SSRの「GTX-02」は、Y字+10スポークのデザインで剛性と放熱性を兼ね備えた本格スポーツホイール。

大径16インチ化により、N-BOXのボディでも足元に圧倒的な力強さを演出できます。

サイズ例として「16×5.0J +48/165/45R16」が適合実績も豊富。

スポーティ&カスタム志向が強いユーザー向けの選択肢です。

Weds ウェッズスポーツ SA20R

Wedsの「WedsSport SA20R」は、レーシーなエッセンスを取り入れたデザインで、16インチ化による引き締まった足元を求めるN-BOXオーナーに適しています。

マットブラックやブラックポリッシュなどカラー展開も豊富で、ボディカラーを選ばずコーディネート可能。

サイズ例:16×5.0J +45/165/45R16。

スポーティかつ上質な軽自動車カスタムを目指す方におすすめです。

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人気の16インチホイールセット

16インチ化を検討している方には、「ホイール+タイヤ4本セット」という選択肢もあります。

165/45R16といった適合タイヤが組み込み済みの人気セットを選べば、到着後すぐ装着可能。

手間を省きつつ安心のセットアップができるため、初めてのインチアップでも安心です。

※各ホイールの適合は楽天・Yahoo!の販売ページの適合表を要確認

楽天のホイールセット価格(16インチ)↓

N-BOX JF1 16インチのホイールセット

N-BOX JF3/4 16インチのホイールセット

N-BOX JF5 16インチのホイールセット

ヤフーショッピングのホイールセット価格(16インチ)↓

N-BOX JF3 16インチのホイールセット

N-BOX JF5 16インチのホイールセット

ホイールナットの選び方(重要)

ナットサイズ

社外ホイール装着時は純正ナットは使えません。

  • M12×P1.5(ホンダ車共通)
  • 60°球面座

ホンダ純正は「球面座」なので使用不可。必ずテーパー座ナットを別途購入してください。

よくある質問(FAQ)

Q&A

Q1. 16インチは車検に通りますか?

165/45R16のように外径差が±3%以内、荷重指数、はみ出しがなければ車検対応が可能です。

車検は、検査官の判断によっても変わるため、確実に通るわけではありません。

Q2. 乗り心地は悪くなりますか?

扁平率が45になるため、段差での「ゴツゴツ感」は増えます。見た目重視の方向けです。

Q3. 子どもが乗っても大丈夫?

問題ありませんが、段差は少し硬いと感じる場合があります。

空気圧を適正に保つことで軽減できます。

Q4. 干渉しないサイズは?

16×5.0J +45 × 165/45R16が安全です。

5.5Jははみ出しやすく注意が必要です。

まとめ|N-BOXの16インチ化は“見た目最強・乗り心地注意”のカスタム

N-BOXの16インチ

16インチへのインチアップは、N-BOXの見た目を一気にスポーティに変える効果があります。

特におすすめの組み合わせは

16×5.0J +45 × 165/45R16

このサイズなら、はみだし・干渉リスクの少なさ・見た目のバランスすべてが優秀です。

初めてのインチアップの方は、必ずナット・適合表を確認し、自分の型式に合ったホイールを選びましょう。

あなたのN-BOXが、さらにカッコよくなりますように!

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N-BOX JF1 16インチのホイールセット

N-BOX JF3/4 16インチのホイールセット

N-BOX JF5 16インチのホイールセット

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N-BOX JF3 16インチのホイールセット

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この記事を書いた人

自動車業界で10年のキャリアを積んだ後、自動車関連のWEBライターとして活動しています。特にスポーツカーが好きで、多岐にわたるモデルを経験してきました。これまでに1500本以上の記事を執筆し、専門知識をもとに読者に有益な情報を提供しています。タイヤ・ホイールの選び方から購入方法まで、実践的なアドバイスをお届けします。

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