2025年に登場した6代目スバル・フォレスター(SL5/SLG型)は、力強いSUVスタイルと高い走行性能を兼ね備えた人気モデル。
この記事では、新型フォレスターの純正タイヤサイズからインチアップ時のおすすめサイズ、ホイール選びのポイントまで初心者にもわかりやすく解説します。
フォレスター(SL5/SLG型)の基本情報
2025年4月に登場した新型フォレスター(SL5/SLG型)は、スバルの6代目となるクロスオーバーSUVです。
長年にわたり信頼されてきた走行性能と実用性に、さらに洗練されたデザインと快適性をプラスした次世代モデルとして注目を集めています。
- 型式:SL5/SLG型
- 販売開始:2025年4月〜
- ボディタイプ:5ドア クロスオーバーSUV
- 駆動方式:AWD(四輪駆動)
SPORT、SPORT EXが3BA-SL5。
フォレスターの他モデルはこちらの記事
⇒ フォレスターSK系
⇒ フォレスターSJ系
⇒ フォレスターSH系
純正タイヤ・ホイールサイズ

グレードによってタイヤ・ホイールサイズに違いがあります。
標準グレードでは18インチが採用され、上級グレードのSLGでは19インチ仕様となっています。
グレード | タイヤサイズ | ホイールサイズ |
---|---|---|
SL5(標準) | 225/55R18 | 7.0J×18 +48 5H/PCD114.3 |
SLG(上位) | 235/50R19 | 7.5J×19 +48 5H/PCD114.3 |
18インチでも十分な安定性と乗り心地がありますが、19インチではスポーティな外観とさらなるグリップ性能が期待できます。
インチアップサイズ|対応ホイールとタイヤの目安
フォレスター(SL5/SLG型)は、標準装備で18インチ、上位グレードで19インチを採用しており、SUVとしては比較的高めの足元が特徴です。
インチアップの際は、バランス・安全性・見た目の3点を意識して選びましょう。
19インチ|純正装着グレードあり

19インチのサイズ
- タイヤ例:235/50R19
- ホイール例:19×7.5J +48(PCD114.3/5穴)
- ポイント:純正グレードでも採用。街乗りでもバランス良好。
ポイント:純正採用で安心感◎。快適性と見た目のバランスも良好。
SLG型の純正グレードに装着されている19インチサイズは、特別な加工やチューニング不要でそのまま装着できるのが最大のメリット。
フォレスターらしい走破性を残しつつ、スポーティな印象をアップできるため、街乗り+アウトドア派にも人気のサイズです。
ホイールは「7.5J +48」が基準。フェンダー内に自然に収まるため、フェンダー干渉の心配も少なく、車検も安心です。
20インチ|見た目重視のドレスアップ向け

新型フォレスターは発売されたばかりで詳しいマッチングデータがありません。
※純正サイズを参考に考察した参考データです。
- タイヤ例:235/45R20 など
- ホイール例:20×8J +50 など(要注意、未確認)
- 注意点:外径・干渉に注意。サスペンション変更なしならフェンダー内に収めるサイズ選定が重要。
注意点:迫力アップと引き換えに、干渉・乗り心地への配慮が必要。
20インチは、スタイルアップを目的としたドレスアップ派に人気のサイズ。足元が引き締まり、よりラグジュアリーかつ精悍な印象になります。
<タイヤ外径比較>
235/50R19 717mm(純正)
235/45R20 720mm
245/40R20 704mm
245/45R20 728mm
現在、20インチの装着は未確認です。
フォレスターにおすすめのホイールブランド・デザイン

ホイールの選び方は、スタイルづくりの重要なポイント。
フォレスター(SL5/SLG型)にぴったりのジャンル別おすすめホイールを紹介します。
発売直後で詳しいマッチングデータがないため、代表的なホイールを紹介します。適合は未確認のため参考データです。
スポーティ系|シャープで精悍な印象に

- RAYS HOMURA 2×9 Plus
ツインスポークとブラッククロームのコンビネーションで、高級感とスポーツ感を両立。SUVの力強さを損なわず、都会的な印象に仕上がります。 - WORK EMOTION ZR10
軽量かつ高剛性な設計で走行性能も重視する方におすすめ。洗練されたスポーティデザインが、ブラックやシルバーのボディと相性抜群です。

タフ系|SUVらしい無骨な存在感
RAYS TEAM DAYTONA M9
ビードロック風のリムとマットブラックの重厚なルックスが魅力。アウトドアカスタムに人気で、フォレスターのオフロード性能を引き立てます。
DELTA FORCE OVAL
クラシックな丸穴デザインが無骨でギア感のある外観を演出。ブロンズやスモークカラーがアースカラー系のボディと好相性です。

ラグジュアリー系|都会的な上質さを演出
- WEDS Kranzeシリーズ
多層スポークのラグジュアリーデザイン。都市型SUVに映える。
✔ ポイント
ナット座面はテーパー座(60度)/PCDは114.3/JWL適合ホイールがおすすめ。
ホイールの「J数(リム幅)」と「インセット(+値)」もフェンダー内収まりを意識しましょう。

インチアップ時の注意点

タイヤ外径の変化に注意

インチアップを行うと、タイヤの扁平率(高さの割合)が低くなるため、タイヤ全体の直径=「外径」が変化します。
たとえば18インチ → 20インチにサイズアップすると、見た目はスタイリッシュになりますが、外径が大きくなるとスピードメーターの誤差が発生したり、フェンダーやサスペンションに干渉するリスクがあります。
✅ 推奨される外径の誤差は±3%以内。
この範囲に収まっていれば、車検や日常走行でも安心です。
タイヤサイズを選ぶ際は、必ず純正サイズとの外径差を比較して、干渉しないか確認しましょう。

インセットの選び方

ホイールの「インセット(オフセット)」は、タイヤとボディのはみ出し具合に大きく関わる重要なポイントです。
フォレスター(SLG型)の純正ホイールインセットは +48(19インチ)。
社外ホイールを装着する際も、+48〜+55あたりを目安に選ぶのが安全です。

ナットの座面・サイズ確認を忘れずに

スバル車に多いのが「テーパー座(60度)」タイプのナットです。
- ネジ径:M12
- ピッチ:1.25
- 二面幅(HEX):19mm
市販ホイールの多くはテーパー座に対応していますが、社外ホイールの中には専用ナットが必要なものもあるため、購入前に必ずナットの形状・サイズを確認しましょう。

よくある質問(Q&A)

Q. 20インチにすると乗り心地は悪くなる?
A. 多少硬くなります。
扁平率が下がることでクッション性が低下し、段差や凸凹の衝撃を拾いやすくなる傾向があります。
快適性を重視するなら、18〜19インチがおすすめです。

Q. スバル純正ナットは社外ホイールにも使えますか?

A. テーパー形状は社外品ホイールにも使用可能ですが、基本的には非推奨です。
純正ナットは長さや角度、形状が特殊な場合も多く、社外ホイールと相性が合わないことがあります。
誤ったナットを使用すると走行中に緩む・脱輪の恐れもあるため、ホイールに適合したナットを選びましょう。
Q. どんなホイールを選べば失敗しませんか?
A. 以下のポイントを押さえれば安心です。
- JWL(日本車両検査協会)マーク付き
- PCD114.3/5穴
- 新型フォレスターに適合が取れているもの
- 7.5〜8Jのリム幅、インセット+48前後
- 信頼できるメーカーの製品
「車種専用設計」や「車検対応」と明記されたホイールを選ぶと、失敗のリスクを減らせます。
まとめ|新型フォレスターのインチアップを楽しもう!

新型フォレスター(SL5/SLG型)は、18〜20インチまで幅広いインチアップが可能なSUVです。
見た目の迫力アップや自分好みのスタイルを実現するには、ホイールとタイヤ選びがポイントになります。
✔ 実用性+車検対応なら19インチ、
✔ 見た目重視のドレスアップなら20インチがおすすめです。
ホイールのデザインやカラーによって印象は大きく変わります。
ぜひこの記事を参考に、自分だけのフォレスターを作り上げてください!
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