「スバル車のホイールナットって、どれを買えばいいの?」
見た目は似ていても、ネジピッチ(P1.25)や座面形状を間違えると、締まったように見えて危険です。
この記事では、スバル車で多い M12×P1.25 / 19HEX を基準に、初心者でも迷わないようにまとめます。
- どの規格を選べばいいか
- 純正ホイール/社外ホイールで注意すべき“座面”
- 袋ナット・貫通ナットの選び分け
- 交換手順と締め付けのコツ
スバル車のホイールナット規格(基本)

スバル車でよく使われる基準は、次の通りです。
- 標準サイズ:M12×P1.25
- 標準HEX:19HEX
- 座面:基本はテーパー座(60°が多い)※ホイール側で最終確認
ポイント:スバルはP1.25が多いので、トヨタ/ホンダ系の「P1.5」と混同しやすいです。
表記の意味

- M12:ネジの直径(ボルト径)
- P1.25:ネジ山の間隔(ピッチ)
- 19HEX:ソケットサイズ(六角の幅)
ピッチが違うナットを無理に締めると、ハブボルト側のネジ山を潰す原因になります。
「付いた気がする」が一番危ないので、サイズだけは絶対に間違えないようにしましょう。
参考:メーカー別ナットサイズ(混同しやすい)
M12×1.25/19HEXのホイールナット↓
まず確認:座面形状(ここを間違えると危険)

ホイールナットは「ネジが合う」だけでは不十分で、ホイール側の座面形状と一致している必要があります。
- テーパー座(60°):社外ホイールに多い/スバルでも一般的
- 球面座:一部メーカー純正で採用(例:ホンダ純正など)
- 平面座:一部の純正・特殊ホイールで採用

こういう組み合わせはNG
- テーパー座ナット+球面座ホイール
- 球面座ナット+テーパー座ホイール
締まっているように見えても、接触面が合っていないと緩み・ガタ・最悪脱輪につながるリスクがあります。
袋ナットと貫通ナットの違い

ホイールナットは見た目だけでなく、使い方も変わります。
1)袋ナット(先端が閉じている)

街乗りで一番多いタイプです。
- 見た目がスッキリ
- 水や汚れが入りにくく防錆性が取りやすい
- ただし、長さ不足だと締め代が足りなくなることがある(ロングハブボルト車は要注意)
2)貫通ナット(先端が開いている)

ボルトがナットから見えるタイプ。
- ロングハブボルトと相性がいい
- 締め代を確保しやすい
- 先端が露出するので、錆対策は意識したい
貫通ナット(M12×1.25)
必要個数(何個買えばいい?)

ホイールナットは「1本=1個」ではなく、ホイールの穴数×4本分が必要です。
買い足し忘れが多いポイントなので、先に4穴か5穴かを確認してから注文しましょう。
- 5穴(5H)=20個(1台分)
- 4穴(4H)=16個(1台分)
スバル普通車は5穴が多いですが、車種やホイールで変わるため、現車の穴数を先に確認しましょう。
材質はどれが無難?

迷ったらまずはこれでOKです。
- スチール製:強度・耐久性が高く、街乗り〜高速まで安心(迷ったらコレ)
- アルミ(ジュラルミン):軽量&見た目は良いが、扱いとトルク管理はシビアになりやすい
- チタン系:高価。見た目・軽さ・耐久性目的の上級者向け
カラータイプのホイールナットもあります。

交換方法(最低限ここだけ押さえる)

ホイールナットの交換自体は難しくありませんが、締め付けミス=事故リスクにつながります。
安全のため、最低限「工具」と「締め方(順番・トルク)」だけは守って作業してください。
必要な工具
最低限、ナットを回す工具+規定トルクで締める工具が必要です。
とくにトルクレンチがないと「締めすぎ/締め不足」が起きやすいので、可能なら用意するのが安心です。
- クロスレンチ or ソケットレンチ
- トルクレンチ(必須)
- ジャッキ&ウマ(安全のため推奨)
※純正ジャッキだけで作業するのは不安定になりやすいので、できればウマ(リジッドラック)で支持して作業しましょう。

手順
基本は「外す→付ける」ですが、ポイントは ①斜め締めを防ぐ ②対角線で均等に締める ③最後は必ずトルク管理 の3つです。
この流れを守れば、初心者でも安全に交換できます。
- 平坦な場所で停止・輪止め
- ジャッキアップ前にナットを軽く緩める
- ジャッキアップ → タイヤを外す
- ナットを手で回して“当たり”を確認(斜め締め防止)
- 対角線順で仮締め → 規定トルクで本締め
- 走行後、必要に応じて増し締め確認
※規定トルクは車種で違います。取扱説明書の指定値を確認してください(多くは100〜120N·mの範囲)。
おすすめの選び方(初心者向け結論)

スバル車のナット選びは、難しく見えても「順番」を守れば迷いません。
- まず M12×P1.25 / 19HEX を確定
- 次に ホイール側の座面(テーパー/球面/平面)を確認
- 迷ったら スチール製の袋ナット(テーパー座)が無難
- 5穴なら20個、4穴なら16個を用意
先に“規格”を確定して、次に“座面”を合わせる。最後に“材質と形”で安全寄りに寄せるのが正解です。
まとめ|スバル車のホイールナットは「M12×P1.25」が基本

最後にもう一度だけ、買い間違いが起きやすいポイントを整理します。
ナットは小さな部品ですが、サイズや座面を間違えると“締まっているように見えて危険”なので、ここだけは必ず守ってください。
- スバル車の基本は M12×P1.25 / 19HEX
- 座面形状が合わないと危険(テーパー/球面/平面の確認が必須)
- 必要個数は 5穴=20個/4穴=16個
- 迷ったら スチール製・袋ナット・テーパー座が無難
ナットは小さな部品ですが、間違えると安全に直結します。
インチアップを気持ちよく楽しむために、まずは規格(P1.25)と座面だけは確実に押さえましょう。
インチアップホイールの選び方はこちらの記事を参考にしてください。

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