ヨコハマタイヤのジオランダーM/Tの感想。おすすめの車は?口コミは?

ジオランダー M/T

ジオランダー M/Tは、ヨコハマタイヤのSUV・4WD向けマッドテレーン(M/T)タイヤです。

「オフロードでの走行性能を重視したい」

「見た目にインパクトのあるタイヤが欲しい」

そんな方に向けて、ジオランダー M/T G003の特徴や適合車種、タイヤサイズなどを詳しく紹介します。

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ジオランダー M/T G003とは?

ジオランダー M/T

ジオランダーM/T G003は、2020年に発売されたヨコハマタイヤのSUV・4WD向けマッドテレーン(M/T)タイヤです。

オフロードでの走行性能を重視したい方見た目にインパクトのあるタイヤが欲しい方に特におすすめのタイヤです。

全サイズにおいてレイズドブラックレター仕様で統一され、リムプロテクトバーが標準装備。

M+S(マッド&スノー)対応のオールシーズンタイヤではありますが、重要な注意点として、冬タイヤ規制区間では走行できない場合があります。

ジオランダー M/Tの5つの特徴

ジオランダー M/T

ジオランダーM/Tは、ヨコハマタイヤが誇る本格派マッドテレーンタイヤです。

オフロードでの卓越した性能と、街乗りでの使いやすさを両立させた次世代のM/Tタイヤとして、多くの4WDユーザーから支持されています。

その魅力を5つの特徴から詳しく見ていきましょう。

1. 極上のマッド性能

マッドテレーン(M/T)タイヤの本領とも言える泥地や悪路での走行性能は高いです。

  • 強力なトラクション性能: 悪路でもしっかりと駆動力を地面に伝達。
  • 大型ブロックパターン: 泥や岩場でもグリップ力を維持し、安定した走行を可能。
  • 高耐久設計: ハードなオフロード環境でも長期間使用できる耐摩耗性を実現。

2. オフロード走破性の高さ

オフロードを走る4×4

ジオランダーM/Tの真価は、様々なオフロード環境での走破性にあります。

  • 砂地や岩場: 特殊なトレッドパターンにより、様々な路面で優れたグリップ力を発揮
  • 側面保護: サイドウォールプロテクターが岩や障害物からタイヤを守ります
  • 排石性能: 溝に詰まった石や泥を効率よく排出する設計となっています

3. 全天候型対応

雪道を走る車

ジオランダーM/Tは、その名の通り泥地だけでなく、様々な気象条件下でのパフォーマンスも考慮して設計されています。

オールシーズン対応の汎用性の高さが、多くのユーザーに選ばれる理由の一つ。

  • M+S(マッド&スノー)認定: 軽い雪道でも走行可能な設計
  • 雨天走行: ウェット路面でも安定した走行性能を発揮します
  • 注意点: 高速道路の冬用タイヤ規制には対応しない場合があるため、冬季の使用には注意が必要です

4. 迫力のあるワイルドデザイン

装着するだけで車の印象を一変させる迫力のあるデザインは、街中でも周囲の視線を集める存在感を放ちます。

見た目重視のカスタム派にもおすすめのタイヤです。

  • ゴツゴツとしたトレッドパターン: 車の外観を一変させるインパクトのあるデザイン
  • レイズドブラックレター仕様: 全サイズに採用されたスタイリッシュな外観(ホワイトレターの設定はありません)
  • 視認性の高さ: 遠目からでも一目でM/Tタイヤと分かる存在感があります

5. 乗り心地とノイズの配慮

M/Tタイヤとしては優れた路面追従性と乗り心地を実現しています。

  • ピッチ配列の最適化: ノイズを低減するための工夫が施されています
  • M/Tタイヤの中では静か: 同クラスのM/Tタイヤと比較して、ロードノイズが抑えられています
  • 振動の低減: オンロード走行時の振動も考慮した設計となっています

日常使いも考慮した設計により、休日のオフロード走行だけでなく、平日の通勤や買い物にも使える実用性を備えています。

乗り心地やノイズはどうなの?

ジオランダー M/T

ジオランダー M/Tは、マッドタイヤのため、A/Tに比べると、乗り心地やノイズは増えます。

A/Tタイヤから乗り換えると、M/Tタイヤはノイズを感じる可能性があります。

その分、オフロード性能が向上。

ゴツゴツしたデザインのタイヤですが、乗り心地も考慮されています。

パターンのピッチ配列を変えて、ノイズの悪化を抑えていることもあり、M/Tタイヤの中では静かな感じです。

オンロード走行、クルマのルックス重視という方にも使いやすいタイヤです。

タイヤの回転方向

ジオランダー M/T

ジオランダー M/Tは、タイヤの回転方向は決まっていません。

タイヤによっては回転方向の指定があるタイヤがありますが、ジオランダー M/Tは回転方向の指定はありません。

進行方向指定がないので、クロスローテーションができるメリットがあります。

装着位置を気にせず装着することができ、ローテーションもしやすいです。

ジオランダー M/Tのサイズ

ジオランダー M/Tのサイズは、20インチ、18-14インチ、12インチの設定があります。 (2023年1月時点)
 
乗用車カテゴリーのタイヤと LT・商用車カテゴリーがあります。

軽トラックから大型SUVのサイズまで設定があります。

<サイズの例>

  • LT275/65R18 123/120Q
  • LT215/70R16 100/97Q
  • 175/80R16 91S
  • 195/80R15 96S
  • 145/80R12 80/78N LT

 
ジオランダー M/Tは、22インチから12インチの53サイズ展開です。

ジオランダー M/Tとジムニー

ジオランダー M/Tは、ジムニーに装着している方を見かけます。

175/80R16は、ジムニーの純正と同じサイズで、ジムニーの装着車は多いです。

リフトアップ車には、ジオランダー M/Tの195R16Cや185/85R16が人気です。

サイズ外径
185/85R16720mm
195R16C716mm
175/80R16686mm

純正よりもタイヤ外径が大きくなるので、車体からのはみ出し、干渉に注意が必要です。

外径が大きくなると、スピードメーターの表示が狂うので注意して下さい。

ジムニーについてはこちら

どんな車におすすめ?

ジオランダー M/T

ジオランダー M/Tは、以下のような車におすすめです。

トヨタ ランドクルーザープラド

ランクルプラド

SUVの代表格であるプラドは、ジオランダーM/Tとの相性が抜群です。

悪路走破性を重視するプラドオーナーには特におすすめで、本格的なオフロード性能を引き出すことができます。

  • M/Tタイヤとの相性が抜群。
  • オフロード走行を重視するユーザーにおすすめ。

三菱 デリカD:5

アウトドア派に人気のデリカD:5もジオランダーM/Tとの好相性車種です。

悪路走破性を向上させたいユーザーに人気。

キャンプや釣りなどのアウトドアアクティビティで、未舗装路や悪路でも安心して走行できる性能を発揮します。

日産 サファリ、ジープ ラングラー、FJクルーザー など

ジープ ラングラー
  • 日産 サファリ/パトロール: 本格オフローダーとの組み合わせは抜群
  • ジープ ラングラー: M/Tタイヤが映えるアイコニックなデザイン
  • トヨタ FJクルーザー: レトロモダンなデザインとの相性が良い
  • 各種ピックアップトラック: タコマ、ハイラックスなど

ヨコハマタイヤのジオランダーM/Tの口コミ・評判

実際にジオランダーM/Tを使用しているユーザーからは、以下のような感想が寄せられています。

見た目のインパクトに満足の声

ジオランダーM/Tのゴツゴツした感じが好きという方は多いです。

車の見た目も変わり、迫力が出るので車の雰囲気も変わります。

リフトアップとの組み合わせが人気

リフトアップをして、ジオランダーM/Tを装着する方もいます。

リフトアップした車にも相性がいいです。

夏タイヤからの乗り換えでも満足の声

通常の夏タイヤからMTへ履き替える方もいます。

ジオランダーM/Tは、オフロードの走行性能も高まるタイヤで、見た目も楽しめます。

オフロード性能の実力評価

多くのユーザーから、以下のような性能面での評価も寄せられています

  • 泥地走行: 他のM/Tタイヤと比較しても抜群の泥はけ性能という評価
  • 岩場走行: 岩場でのグリップ力と耐久性の高さを評価する声
  • 雪道走行: 意外にも雪道での走行性能を評価する声も(ただし冬用タイヤではない点に注意)
  • 耐久性: ハードなオフロード使用でも耐久性の高さを評価するユーザーが多い

まとめ

ヨコハマタイヤのGEOLANDAR M/T G003(ジオランダー・エムティー・ジーゼロゼロサン)は、以下のユーザーに特におすすめのマッドテレーンタイヤです。

  • オフロード走行を楽しみたいSUV・4WDオーナー
  • 車の見た目をワイルドに変えたいカスタム派
  • 悪路走破性を高めたいアウトドア愛好家
  • リフトアップカスタムを計画しているオーナー

22インチから12インチまでの53サイズ展開という幅広いラインナップで、様々な車種に対応できるのも大きな魅力です。

オフロード路面の走行や耐久性を考えられて作られたタイヤ。

見た目はゴツく、オフロード走行、オフロードレース、カスタムしたい方に人気です。

他のマッド系タイヤについては、以下の記事もご参考に。
GEOLANDAR X-AT
オープンカントリーR/T
ダンロップのGRANDTREK MT2
ファルケン・ワイルドピーク M/T01

SUV車をワイルドに仕上げたい方、悪路の走行性能を向上させたい方は検討してください。

タイヤ選びの参考になればと思います。

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この記事を書いた人

自動車業界で10年のキャリアを積んだ後、自動車関連のWEBライターとして活動しています。特にスポーツカーが好きで、多岐にわたるモデルを経験してきました。これまでに1500本以上の記事を執筆し、専門知識をもとに読者に有益な情報を提供しています。タイヤ・ホイールの選び方から購入方法まで、実践的なアドバイスをお届けします。

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