ダンロップのGRANDTREK MT2の特徴は?感想は?

ダンロップのGRANDTREK MT2の感想

4WDやSUVのオフロード性能を引き出すタイヤを探していませんか?

ダンロップのGRANDTREK MT2(グラントレック エムティーツー)は、本格的なマッドテレーンタイヤです。

トライアル競技やロック競技を楽しむ方に選ばれることが多く、優れたトラクション性能を発揮します。

この記事では、GRANDTREK MT2の特長・サイズ・乗り心地を詳しく解説します。

タップできる目次

GRANDTREK MT2とは?

GRANDTREK MT2

GRANDTREK MT2は、日本のタイヤメーカー住友ゴム工業が展開するダンロップブランドのマッドテレーン(M/T)タイヤです。

GRANDTREK MT2は、ワイドタイプとナロータイプがあり、ワイドとナローでは、ブロック間隔が異なります。

ゴツゴツしたトレッド面を持ち、タイヤの剛性も上げてハードな走行も可能にも耐えれるタイヤ。

トライアル競技やロック競技をする方も多く装着していて、マッドグリップやダートグリップを重視する方におすすめです。

GRANDTREK MT2の特徴

GRANDTREK MT2の特徴

GRANDTREK MT2は、タイヤのブロックデザインは大きく、見た目のインパクトがあります。
 
走行性能だけでなく、ドレスアップ効果も高いタイヤ。

GRANDTREK MT2は、マッドテレーンタイヤで以下のような特徴があります。

  • ワイドタイプとナロータイプを展開(ブロック間隔が異なる)
  • サイズは16インチのみ
  • ゴツゴツしたトレッドパターンで耐久性が高い
  • トライアル競技やロック競技に適した設計
  • ドレスアップ効果が高いアウトラインホワイトレター(OWL)設定あり

GRANDTREK MT2の特徴を紹介します。

マット路面でのトラクション性能

マッド路面の走行、トラクションを考えた作りで、ナロータイプはよりマッドに特化しています。

※GRANDTREK MT2は、ワイドとナローの設定があります。

オールシーズンタイヤ

GRANDTREK MT2は、マッドテレーンタイヤとして開発され、M+Sの全天候型タイヤです。

M+Sは「マッド・アンド・スノー」

軽い雪道は走行できる作りのタイヤです。

※高速道路等の冬タイヤ規制には通行できないことがあります。

攻撃的なタイヤデザイン

GRANDTREK MT2のトレッドデザインは、攻撃的でワイルドな雰囲気です。
 
サイズによってアウトラインホワイトレター(OWL)の設定があります。

アウトラインホワイトレターは文字が白いふちどりになっていて、ドレスアップ効果も高いタイヤです。

GRANDTREK MT2の乗り心地

GRANDTREK MT2とジムニー

GRANDTREK MT2は、マッド系のタイヤなので、乗り心地重視のタイヤではありません。

マッド系タイヤのため、快適性よりもオフロード性能を重視しています。

  • ロードノイズが大きめ(特に低速でのアスファルト走行時)
  • 純正タイヤと比較して乗り心地は硬め
  • オフロードでのパフォーマンス重視

オフロード走行を考えたタイヤパータンで、ブロックが大きいのでロードノイズが出やすいです。

初めてマッド系のタイヤを装着すると、普通のタイヤよりうるさく感じる方が多め。

低速でアスファルト路面を走ると、ゴロゴロ音が出ます。

街乗りの快適性を求める場合は、別のオールテレーンタイヤの選択をおすすめします。

GRANDTREK MT2の回転方向

グラントレック MT2は、タイヤの回転方向は決まっていません。

タイヤによっては回転方向の指定があるタイヤがありますが、グラントレック MT2は回転方向の指定はありません。

そのため、装着位置を気にせず装着することができます。

GRANDTREK MT2のサイズ

GRANDTREK MT2

GRANDTREK MT2のサイズは、16インチの10種類の設定があります。 (2023年1月時点)

ワイドタイプとナロータイプがあります。

<ワイドタイプ>

  • 265/70R16 112Q
  • LT225/75R16 103/100Q
  • LT245/75R16 108/104Q
  • LT265/75R16 112/109Q
  • LT285/75R16 116/113Q

<ナロータイプ>

  • 195R16C 104/102Q
  • 7.00R16 8PR
  • 7.50R16 6PR
  • LT235/85R16 108/104Q
  • LT255/85R16 112/109Q

 
GRANDTREK MT2は、サイズ展開は少ないので、注意が必要です。

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ジムニーにGRANDTREK MT2を装着

GRANDTREK MT2とジムニー

ジムニーが装着できるサイズが多いので、ジムニーの装着車は多いです。

ジムニー(JB64)

  • ノーマル車高では195R16Cがギリギリ装着可能
  • 2インチリフトアップ推奨
  • 外径によるスピードメーターの狂いに注意

GRANDTREK MT2は、車高を上げて装着するケースが多いため、リフトアップを前提とした検討が必要です。

195R16Cを装着できますが、車高を2インチほど上げたほうがいいです。
 
<GRANDTREK MT2のタイヤ外径>
195R16C:外径727mm
7.00R16:外径782mm
225/75R16(ワイド):外径750mm
175/80R16:外径686mm(純正)
 
タイヤ外径と車体からのはみ出し、干渉に注意が必要です。

外径が大きくなると、スピードメーターの表示が狂うので注意して下さい。
 
ジムニーについてはこちら
ジムニーの16インチのリフトアップサイズ

どんな車にGRANDTREK MT2がおすすめなの?

GRANDTREK MT2は、タイヤサイズが限られています。

サイズは少なめのため、装着できる車種が限られ、装着するにはリフトアップが必要な車も多いです。

定番なのは、ジムニーで、競技をする方の装着率は高いです。

265/70R16は、ハイラックスサーフなどの純正サイズになっています。

ジムニー(JB64)にノーマルでも装着できるサイズもありますが、オフロードを走行するなら車高を上げたほうが干渉のリスクがなくなります。

四輪駆動車のホイールデザイン、選び方は以下の記事も参考にしてください。

まとめ

今回は、「ダンロップ・GRANDTREK MT2」を紹介しました。

GRANDTREK MT2は、オフロードに特化したタイヤで、その分野では最強という声もあります。

ハードなフィールドでも、高いパフォーマンスを発揮するタイヤです。
 
その他のマッド系タイヤはこちらの記事
OPEN COUNTRY R/T
ファルケン・ワイルドピーク M/T01
ヨコハマ・GEOLANDAR X-AT

タイヤ・ホイール選びの参考になればと思います。

【参考文献】
ダンロップタイヤ: https://tyre.dunlop.co.jp/item/item-detail/allseasonmaxx-as1/
タイヤ公正取引協議会: https://ctftc.gr.jp/performance/comparison

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この記事を書いた人

自動車業界で10年のキャリアを積んだ後、自動車関連のWEBライターとして活動しています。特にスポーツカーが好きで、多岐にわたるモデルを経験してきました。これまでに1500本以上の記事を執筆し、専門知識をもとに読者に有益な情報を提供しています。タイヤ・ホイールの選び方から購入方法まで、実践的なアドバイスをお届けします。

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