タイヤ選びで迷ったら…?
タイヤを購入する際、どの銘柄を選べばよいのか迷うことが多いでしょう。
タイヤにはさまざまな種類があり、メーカー、ブランド、価格、性能も異なります。
今回は、オートバックスのプライベートブランドタイヤ「マックスラン・エバーロード(Maxrun EVERROAD)」について詳しくレビューします。
マックスラン・エバーロード

「マックスラン・エバーロード」は、オートバックスが企画し、住友ゴム工業が製造する専売タイヤです。
プライベートブランド(PB)タイヤとして、オートバックスのみで販売されているのが特徴。
マックスラン・エバーロードは、国産タイヤの中でも比較的リーズナブルな価格帯で提供されており、「海外製タイヤには抵抗があるが、コストを抑えたい」というユーザーに適した選択肢となっています。
エバーロードには、どんなサイズがあるの?
マックスラン・エバーロードの対応サイズは13インチから18インチまでと幅広く、特に軽自動車やコンパクトカー向けのサイズが充実しています。
<タイヤサイズの例>
・155/65R13
・155/65R14
・165/70R14
・175/65R14
・185/65R15
・185/65R15
・215/60R15
・215/45R17
・225/45R18 etc
設定サイズは、純正のタイヤサイズが中心。
軽自動車やコンパクトカーのサイズが多めの印象です。
インチアップにも対応可能ですが、18インチ以上の設定はありません。
実際に購入した155/65R14のレビュー
今回は軽自動車用の「155/65R14」を購入し、実際に使用した感想をまとめました。
なぜ購入したのか?
マックスランエバーロードを購入した理由は、 在庫があって価格が安めで、性能もそこそこ良さそうだからです。
- 在庫が豊富:オートバックスの店頭で即購入可能
- 価格が安い:国産タイヤとしてリーズナブル(1本約4,000円)
- 性能がそこそこ良い:国産ブランドで一定の信頼性がある
乗り心地と性能
マックスラン・エバーロードの性能は「一般的な街乗り向けタイヤ」といった印象です。
- 乗り心地:やや柔らかめで、路面の衝撃をある程度吸収
- 操縦安定性:高速走行時はややヨレを感じるが、街乗りでは問題なし
- 静粛性:標準的なレベルで、特に気になるほどの騒音はなし
- グリップ力:雨天時のウェット性能は「C」評価で標準的
特にサイドウォールが柔らかめの設計となっているため、ふわふわした乗り心地を感じることがありました。
高速道路を走行する場合は、空気圧をやや高めに設定することで安定感が増すかもしれません。
マックスランエバーロードの性能は?
一言でいえば、普通です。
タイヤの性能を素人が比較するのは難しいです。
常に、車に乗っている人で、感覚が敏感な人なら、分かるかもしれませんが、性能をはかるのは難しいです。
優れたタイヤと比較すると、転がり音がする、グリップが頼りないとかと言う感じになりますが、特に問題ない普通のタイヤと言えます。
街乗りでは、特に問題を感じませんでした。
車に興味がない人が乗ったら、なにも感じないと思います。
減ったタイヤから新品に交換して、ハンドルが少し軽くなった気がする、柔らかくなった、ということを感じるレベルです。
<私が乗って感じたこと>
タイヤの作りのせいか、柔らかめの乗り心地。
タイヤのサイドが柔らかい感じがするので、フワフワした感じがあります。
タイヤのヨレがあるので、高速道路や飛ばす人は注意が必要。
空気圧を少しだけ高めにした方がいいかもしれません。
マックスラン・エバーロードのラベリング性能
このタイヤの大きな特徴のひとつは、JATMA(日本自動車タイヤ協会)公認のラベリング表示があることです。
項目 | 評価 |
---|---|
転がり抵抗 | A |
ウェットグリップ性能 | C |
転がり抵抗「A」評価は燃費性能の向上に貢献する可能性があります。
ただし、ウェットグリップ性能は「C」評価のため、雨天時の制動距離には注意が必要。
一般的に、低価格帯のアジアンタイヤにはラベリング表示がないことが多いですが、マックスランエバーロードはラベリングされています。
マックスランエバーロードの良さは?
マックスランエバーロードのメリットは、低燃費性能とウェットグリップ性能
性能というよりは、ラベリング表示がされているというのがポイントです。
他のアジアンタイヤと呼ばれる輸入の低価格タイヤと違い、社団法人日本自動車タイヤ協会(JATMA)公認のラベリング表示がされています。

タイヤラベリング表示の部分で信頼性が高まっています。
<ラベリング表示>
- 転がり抵抗:A
- ウェットグリップ性能:C
マックスランエバーロードのウェットグリップはC表示なので、それほど雨の日の性能が高いタイヤではありませんが、何のラベル表示もないタイヤよりは、はるかに信頼度が高いです。
転がり抵抗はA表示と、高めなので燃費向上に貢献するかもしれません。
転がり抵抗の最上級はAAAなので、標準的な転がり抵抗です。
まとめ
マックスラン・エバーロードは、「低価格で国産タイヤを選びたい」という人に最適な選択肢です。
今回、購入した155/65R14のサイズで1本5,000円ぐらい。
タイヤサイズにより、価格は違いますが、国産タイヤと比較しても安めの価格なのが特徴です。
メリット
✔ 国産ブランドで安心感がある(製造:住友ゴム)
✔ 低燃費性能(転がり抵抗A評価)
✔ 価格が安め(軽自動車サイズで1本約4,000円)
✔ 幅広いサイズ展開(13インチ~18インチ)
デメリット
✖ ウェットグリップ性能は標準レベル(C評価)
✖ サイドウォールが柔らかめで、高速走行時にヨレを感じることがある
街乗りメインの方や、コストを抑えつつ国産タイヤを求める方にはおすすめできるモデルです。
マックスランシリーズは、海外産のタイヤは嫌だけど、安い国内産のタイヤが欲しいという方には最適なブランドとなっています。
購入を検討している方は、オートバックスの店舗やオンラインストアで最新価格をチェックしてみてください!