ホイール購入前にチェック!【ホイールカラーの種類と注意点】

ホイールの展示

ホイールのカラーは、車の印象を大きく左右する重要なポイントです。

「どうやってカラーを選べばいいのでしょう?」

「カラーの種類や注意点はあるの?」

こちらの記事では、ホイールカラーごとの特徴や選び方について詳しく解説し、インチアップ時の参考になる情報を提供します。

理想のスタイルを実現するために、最適なホイールカラーを選択する方法を紹介します。

タップできる目次

ホイールカラーの種類

白いボディと白いホイール

ホイールカラーは、車両の印象を大きく左右する要素。

インチアップをする際、ホイールのデザインだけでなく、カラーの選択によってスポーティな印象や高級感を演出できます。

ホイールの色にはさまざまなバリエーションがあり、それぞれ特徴が異なり、車全体のバランスを決める部分なので影響力が高いです。

シルバー

トール

シルバーは、最も一般的なカラーであり、純正ホイールにも多く採用されています。

光の反射によってホイールの造形が際立ち、清潔感のある印象を与えます。

どんなボディカラーにも合わせやすく、長期間使っても色褪せしにくい点がメリット。

ガンメタリック

BRZ

ガンメタリックは、シルバーよりも濃いグレー系のカラーで、スポーティな雰囲気を演出します。

ホイールの立体感が強調され、ボディカラーとのコントラストによって引き締まった印象になります。

特にブラックやダーク系のボディカラーと相性が良く、汚れが目立ちにくいのも特徴。

ブラック

ブラックホイール

ブラックは、クールで精悍な印象を与えるカラーで、SUVやスポーツカーを中心に人気が高いです。

光沢のあるグロスブラックと、落ち着いたマットブラックの2種類があり、車両の雰囲気に合わせた選択が可能。

ボディ全体を引き締める効果があり、高級感のある仕上がりになります。

ホワイト

ホワイトのホイール

ホワイトは、レーシングホイールに多く採用されるカラーで、スポーティなイメージが強いです。

特にWRブルー系のボディカラーと組み合わせると、ラリーカーのようなスタイルを演出。

ただし、汚れが目立ちやすいため、定期的なメンテナンスが必要となります。

ブロンズ

鍛造

ブロンズは、オフロード系の車両やカスタム志向の強いオーナーに人気のあるカラーです。

落ち着いた印象を持ちながらも個性的な雰囲気を醸し出します。

特に、ブラック系のボディカラーや、オーバーフェンダーを装着したカスタム車両との相性が良いです。

ポリッシュ(切削加工)

プリウス 60系 20インチ

ポリッシュ(切削加工)は、アルミの地肌を活かし、輝きを持たせた加工が施されています。

光の反射が強く、ラグジュアリーな印象を与えるデザインが多いです。

ブラックとのツートン仕様(ブラックポリッシュ)も人気で、高級感とスポーティさを兼ね備えたスタイルを実現できる。

ブラックポリッシュ

ブラックポリッシュ

ブラックポリッシュは、ブラックとポリッシュ(切削加工)を組み合わせたデザインで、高級感とスポーティな印象を兼ね備えています。

リム部分やスポークの一部がアルミの地肌を活かしたポリッシュ加工になっており、光の反射によってホイールの造形が際立つのが特徴。

特に、ブラック系のボディカラーと相性が良く、スタイリッシュな雰囲気を演出でき、SUVやセダンなど幅広い車種に採用されています。

レッド・ブルー・ゴールド

ブルー×ゴールド

レッド・ブルー・ゴールドは、カスタムホイールでは、レッドやブルー、ゴールドなどのカラーホイールもラインナップされています。

ゴールドは特にスバル車との相性が良く、レッドやブルーは個性的なカスタムを楽しみたい人に向いています。

ただし、ボディカラーとのバランスを考慮しないと浮いた印象になりやすいため、慎重な選択が求められます。

ホイールカラーの分類と補足情報

四駆

ホイールカラーにはさまざまな種類がありますが、それに加えて、塗装方法にも違いがあります。

代表的なものとして、以下のような種類があります。

  • 光沢あり(クリア)
  • つや消し(マット)
  • メッキ加工(クロームメッキ・スパッタリングメッキ)
  • カラーの組み合わせ
  • アルマイト(コーティング)

ここでは、それぞれの特徴について詳しく解説します。

光沢あり(クリア)

トライトンのホイール

一般的には、光沢のあるホイールが主流です。

ツヤがあり、表面が滑らかで汚れが落ちやすく、クリーンな印象を与えます。

ツヤのあるホイールは、表面がツルッとしていて汚れも落としやすく、見た目もスッキリしています。

つや消し(マット)

マットホイール

最近では、ツヤを抑えたマットタイプの人気が出てきています。

個性的で存在感があり、他の車と差別化しやすいです。

汚れが付きやすく、落としにくいこともありますが、個性を出したい方にはおすすめの選択肢です。

メッキ加工

スポークホイール

メッキ加工には主に 「クロームメッキ」「スパッタリングメッキ」 の2種類があります。

クロームメッキは、光が当たるとキラキラと輝き、高級感を演出するホイールです。

メッキの種類特徴デメリット
クロームメッキ深みのある輝きで、高級感がある価格が高め
スパッタリングメッキ仕上がりはクロームメッキに似ているが、薄い膜状の塗装クロームメッキより剥がれやすいが、比較的安価

スパッタリングメッキは見た目はクロームメッキと似ていますが、製造方法が異なり、耐久性の面でやや劣ります。

その分、価格が抑えられており、コストを重視する方には選択肢の一つとなります。

アルマイト(コーティング)

アルマイト

アルマイト加工を施したホイールは、独特の風合いがあり、他の塗装とは異なる印象を与えます。

特徴として、黒みがかったカラーやブロンズに近い色合い のものが多く、リム部分だけアルマイト仕上げになっているタイプもあります。

耐久性が高く、表面が強化されるため 傷がつきにくい のもメリットで、独特の雰囲気が出ます。

カラーオーダーシステム

シュバート

市販のホイールには既成のカラーが設定されていますが、 オーダータイプのホイール を選ぶことで、より個性的なカスタマイズが可能になります。

オーダーには、 フルオーダータイプセミオーダータイプ があります。

フルオーダーでは、リムカラー、ピアスボルト、ディスクカラーを変更することができ、オリジナルのホイールにすることも可能。

よりこだわりたい方は、 フルオーダータイプ を選ぶことで、自分だけのオリジナルホイールを作ることができます。

オーダーホイールを扱うメーカーの中でも、特に WORK(ワーク) は有名です。

ホイールカラーを選ぶ時の注意点

水色ホイール

ホイールカラーを選ぶ際には、見た目の好みだけでなく、実用性やメンテナンス性を考慮することが重要です。

ボディカラーとの相性や、使用環境によって適したカラーが異なるため、慎重に選ぶことが大事です。

ボディカラーとのバランスを考慮する

シビックタイプR FK

ホイールカラーは、車全体の印象を大きく左右する要素となります。

例えば、ブラック系のホイールはスタイリッシュで引き締まった印象を与えますが、ダーク系のボディカラーと組み合わせると、ホイールの存在感が薄れることがあります。

シルバーやポリッシュ系のホイールは光を反射し、足元を際立たせる効果があるため、ホワイトやブルー系のボディと相性が良いです。

汚れや傷の目立ちやすさを考慮する

白いホイール

ホイールカラーによって、汚れや傷の目立ちやすさが異なります。

例えば、ホワイトホイールはブレーキダストが付着すると汚れが目立ちやすく、頻繁な洗浄が必要となります。

ブラックポリッシュガンメタリックは比較的汚れが目立ちにくく、日常のメンテナンスが楽になります。

ポリッシュ加工のホイールは、傷がつくと目立ちやすいため、駐車時や洗車時の取り扱いに注意が必要。

季節や環境による影響を考慮する

MOVEのホイール

冬季の走行や塩害の多い地域では、ホイールの腐食リスクを考慮する必要があります。

特にポリッシュ加工のホイールは、塩分の影響を受けやすく、長期間放置すると白サビが発生しやすくなります。

これに対し、塗装仕上げのホイールは耐久性が高く、冬場でも比較的劣化しにくいです。

冬用ホイールとして使用する場合は、ブラックやシルバーなどの耐久性の高い塗装カラーを選択すると、長期間きれいな状態を保ちやすいです。

カスタムの方向性を明確にする

プリウス60

ホイールカラーによって、車のカスタムの方向性が変わります。

例えば、スポーツ系のカスタムでは、ホワイトやゴールドのホイールがレーシーな印象を与えます。

一方、ラグジュアリー系のカスタムでは、ブラックポリッシュやクローム系のホイールが高級感を演出。

SUVの場合、ブロンズやガンメタリックを選択することで、オフロード感を強調できます。

ホイールカラーを選ぶ際は、見た目だけでなく、メンテナンス性や使用環境を考慮することが重要。

車全体のバランスを考える

オーラ

ホイール選びは、車全体とのバランスがとても重要。

適切なカラーを選択することで、車全体のバランスを整え、長く美しい状態を維持できます。

車のボディと相性の悪いカラーを選んでしまうと、アンバランスな感じで全体の統一感がなくなりますので、車全体のバランスを考えてベストなホイールを選んでください。

ボディカラーとホイールの印象はこちらの記事を参考にしてください。

⇒ 黒いボディの車
⇒ 白いボディの車
⇒ 赤いボディの車
⇒ 青いボディの車
⇒ 黄色のボディの車
⇒ シルバーボディの車

まとめ

ZR-V

今回は、ホイールカラーごとの特徴や選び方を紹介しました。

自分で塗装したり、業者に出したい方はこちらの記事
⇒ ホイールの塗装価格はいくら?自分で塗装はできる?

車のホイール選びの参考にしてください。

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この記事を書いた人

自動車業界で10年のキャリアを積んだ後、自動車関連のWEBライターとして活動しています。特にスポーツカーが好きで、多岐にわたるモデルを経験してきました。これまでに1500本以上の記事を執筆し、専門知識をもとに読者に有益な情報を提供しています。タイヤ・ホイールの選び方から購入方法まで、実践的なアドバイスをお届けします。

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