トヨタの電気自動車bZ4Xのホイールをインチアップしたいとお考えではありませんか。
標準の18インチも悪くないけれど、もう少しドレスアップして存在感を高めたい、そんな気持ちは自然なことです。
ただし、EVのインチアップには航続距離への影響という、ガソリン車にはない重要な検討ポイントがあります。
bZ4Xの場合、20インチにすることで航続距離が47から53キロメートルも短くなるというデータがあるため、慎重な判断が求められます。
この記事でわかること
- bZ4Xの標準ホイールサイズとオプションの詳細
- 20インチへのインチアップが航続距離や電費に与える具体的な影響
- ホイール選びに必要なPCD、オフセット、ハブ径などの仕様
- インチアップで後悔しないための選択基準
- 適合するタイヤサイズと推奨ブランド
この記事を読めば、見た目と実用性のバランスを考えた最適なホイール選びができるようになります。
bZ4Xの純正ホイールサイズ【標準装備は18インチ】

bZ4Xには標準で18インチのアルミホイールが装備されています。
ZグレードとGグレードのどちらも同じホイールサイズで、駆動方式による違いもありません。
標準装備のホイールサイズ詳細

標準装備のホイールサイズは18×7.5J、オフセットはプラス40ミリメートルです。
リム径が18インチ、リム幅が7.5インチという、SUVとして標準的なサイズ設定。
装着されるタイヤサイズは235/60R18 103Hで、タイヤ幅235ミリメートル、扁平率60パーセント、ロードインデックス103という仕様です。
このサイズは日産エクストレイルと同じで、SUVクラスでは一般的な選択といえます。
グレード別のホイール仕様
ZグレードとGグレードで基本的なホイールサイズに違いはありませんが、デザインには差があります。
Zグレードの標準ホイールは樹脂フルキャップ付きで、シルバー塗装とブラック塗装の組み合わせです。
Gグレードも同様のサイズですが、装飾の仕上げがやや異なります。
どちらのグレードも実用性を重視したデザインで、EVに最適化された転がり抵抗性能を持つホイールとタイヤの組み合わせになっています。
ホイールの基本仕様

18インチホイールの詳細仕様は以下の通りです。
- PCD: 114.3ミリメートル
- 穴数: 5穴
- ハブ径: 60ミリメートル
- 取り付け方式: ホイールボルト方式

実際にbZ4Xを複数台見てきましたが、18インチでも十分な存在感があり、EVらしいスタイリッシュな印象を与えてくれます。特にボディの大きさとのバランスが良く、標準サイズでも貧弱に見えることはありません
18インチは乗り心地と航続距離のバランスが最も良いサイズで、日常使いを重視するなら賢い選択です。見た目の迫力は20インチに劣りますが、実用性では上回ります。
なお、bZ4Xとプラットフォームを共有する兄弟車として、スバルのソルテラも存在します。
ホイール仕様やサイズの考え方は近いため、ソルテラのホイールサイズ情報も参考になります。
→ スバル・ソルテラのホイールサイズはこちら
bZ4Xのインチアップオプション【20インチへの変更が可能】


bZ4Xでは、Zグレード限定でメーカーオプションとして20インチホイールへの変更が可能です。
見た目の印象を大きく変えられる人気のオプションですが、性能面でのトレードオフも存在します。
純正20インチオプションの詳細
20インチオプションのホイールサイズは20×7.5J、オフセットはプラス40で、リム幅は18インチと同じ7.5インチです。
ホイールのデザインは切削光輝仕上げにブラック塗装を組み合わせ、一部に樹脂加飾を施した高級感のある仕上がりです。
センターオーナメントも付属し、標準の18インチとは明確に差別化。
見た目のインパクトは18インチよりも大きく、よりスポーティーで洗練された印象になります。ホイールの大口径化により、ホイールハウス内の隙間が小さくなり、引き締まった外観が得られます。
オプション価格と設定条件
20インチホイールへの変更は、メーカーオプションで33,000円(税込)です。
Zグレードのみの設定で、Gグレードでは選択できません。
この価格にはホイールとタイヤの両方が含まれており、ホイール単体やタイヤ単体での価格設定ではありません。
社外品で同等のサイズとデザインのホイールセットを購入するよりも、かなりお得な価格設定といえます。



ディーラーで実車を確認した際、20インチはビジュアルインパクトが大きく所有満足度は確実に上がりますが、航続距離の短縮は無視できない要素です。特に長距離移動が多い方は慎重に検討すべきでしょう
20インチタイヤサイズと仕様
20インチホイールに装着されるタイヤサイズは235/50R20 104V XLです。
18インチの235/60R18と比較すると、タイヤ幅235ミリメートルは同じですが、扁平率が60パーセントから50パーセントに下がっています。
これにより、タイヤの外径はほぼ同じに保たれますが、タイヤの側面が薄くなります。
ロードインデックスは103から104へわずかに上がり、速度記号もHからVへ上がっています。XL規格(エクストラロード)のタイヤで、高い負荷に対応できる仕様です。


航続距離への影響
20インチへのインチアップによる最も大きな影響は、航続距離の短縮です。
カタログスペック(WLTCモード)での一充電走行距離は、以下のように変化します。
- Zグレード FWD: 559km → 512km(47km減)
- Zグレード AWD: 540km → 487km(53km減)
※数値はカタログ・年式・測定条件で変わります。
約9パーセント前後の航続距離低下となり、これはEVユーザーにとって無視できない数値です。
充電頻度が増えることを覚悟する必要があります。
インチアップのメリット・デメリット【航続距離への影響に注意】
インチアップには明確なメリットとデメリットが存在します。
特にEVの場合、航続距離や電費への影響が大きいため、ガソリン車以上に慎重な判断が求められます。
インチアップのメリット


ホイールのインチアップによって得られる主なメリットは以下の通りです。
外観の向上とドレスアップ効果
最も分かりやすいメリットは見た目の変化です。
20インチにすることでホイールの存在感が増し、車全体の印象がよりスポーティーで高級感のあるものになります。
ホイールハウス内の隙間が小さくなり、引き締まったシルエットが得られます。
グリップ性能とコーナリング性能の向上
タイヤの扁平率が下がることで、タイヤの側面が硬くなります。これにより、コーナリング時のたわみが減り、より正確なハンドリングが得られます。スポーツ走行を楽しみたい方には魅力的な変化です。
操舵応答性の改善
タイヤ側面の剛性が高まることで、ステアリング操作に対する応答が素早くなります。ハンドルを切った際の反応が機敏になり、運転の楽しさが増します。


インチアップのデメリット


一方で、インチアップには以下のようなデメリットもあります。
航続距離の大幅な短縮
前述の通り、20インチにすることで航続距離が47から53キロメートル短くなります。これはbZ4Xにとって約9パーセントの航続距離低下を意味し、充電計画に大きな影響を与えます。
特に長距離移動が多い方や、充電インフラが十分でない地域にお住まいの方には、この短縮は深刻な問題となる可能性があります。
乗り心地の硬化
タイヤの扁平率が下がることで、路面からの衝撃吸収性能が低下します。実際の試乗レビューでは「路面の粗さを拾いがち」「目地段差を超えたときのショックを遮断しきれない」という評価が見られます。



20インチ装着車の試乗では確かに路面からの衝撃が増えており、日常使いでは18インチの方が快適と感じました。特に路面状態の悪い道では顕著な差があります
舗装状態の良い道路では問題ありませんが、荒れた路面や段差の多い道では、18インチとの乗り心地の差が明確に感じられます。
タイヤ交換費用の増加
20インチタイヤは18インチよりも価格が高く、交換時の費用負担が増えます。
タイヤ1本あたりの価格差は数千円から1万円程度になることもあり、4本交換すると数万円の差になります。
さらに、20インチタイヤは18インチに比べて選択肢が少ない傾向があり、価格競争が働きにくいという側面もあります。


EVならではの注意点
EVのインチアップでは、ガソリン車にはない特有の注意点があります。
バッテリー負荷の増加
転がり抵抗が増えることで、モーターへの負荷が増し、結果的にバッテリーの消耗が早くなります。
これは単なる航続距離の短縮だけでなく、充電回数増える可能性長があります。
回生ブレーキ効率への影響
タイヤの転がり抵抗が増えることで、回生ブレーキによるエネルギー回収効率にも若干の影響が出る可能性があります。
充電頻度の増加
航続距離が短くなることで、必然的に充電頻度が増えます。充電インフラへのアクセスが限られている場合、これは大きなストレスになる可能性があります。



インチアップは見た目向上というメリットがある一方、航続距離約9パーセント減、電費約22パーセント悪化という大きなデメリットがあります。用途に応じた慎重な判断が必要です。
bZ4Xのホイール詳細仕様【PCD・オフセット・ハブ径】
社外ホイールへの交換を検討している方のために、bZ4Xのホイール詳細仕様を解説します。
これらの数値が合わないホイールは装着できないため、必ず確認が必要です。
PCD(ピッチサークル直径)と穴数


bZ4XのPCDは114.3ミリメートル、穴数は5穴です。
PCDとは、ホイールボルトが配置される円の直径のことで、この数値が車両とホイールで一致しないと装着できません。114.3ミリメートルは国産車で広く採用されている規格で、トヨタ車では一般的なサイズです。
穴数5穴も国産SUVでは標準的な仕様で、多くの社外ホイールが対応しています。


インセット(オフセット)
標準のインセットはプラス40です。
インセットとは、ホイールの取り付け面がリム幅の中心からどれだけずれているかを示す数値で、この数値によってホイールの位置が内側または外側に移動します。
プラス40から大きく外れたホイールを選ぶと、以下のような問題が発生する可能性があります。
- インセットが大きすぎる(数値が高い)場合: タイヤが車体内側に入り込み、サスペンションやボディに干渉する可能性
- インセットが小さすぎる(数値が低い)場合: タイヤが車体外側に突出し、フェンダーからはみ出す可能性



ホイール選びでは特にオフセット値の確認が重要です。大きく外れると干渉や突出の可能性があります。
社外ホイールを選ぶ際は、ホイール幅とインセットを適合範囲内で選ぶことをおすすめします。


ハブ径


bZ4Xのハブ径は60mmです。
ハブ径とは、ホイール中心部の穴の大きさのことで、この穴が車両のハブと合わないとホイールが正しく装着できません。
社外ホイールの場合、ハブ径が車両側より大きい場合はハブリングと呼ばれるスペーサーで調整できますが、小さい場合は装着不可能です。
60mmはトヨタ車で一般的なサイズで、多くの社外ホイールが対応しています。


ホイールボルト方式と注意点


bZ4Xはホイールボルト方式を採用しています。
これは国産車では比較的珍しく、一般的なホイールナット方式とは異なります。
ホイールボルト方式では、ボルトがハブ側に固定されており、ホイールをボルトに差し込んで締め付ける構造です。
リコールと改良について
bZ4Xは発売直後、ホイールボルトが緩んでタイヤが脱落する恐れがあるとしてリコールが実施されました。原因は、ディスクホイール取付部のホイール加工とハブボルトの仕様が不適切で、締結力が不足していたためです。
現在は対策が完了し、以下の改良が実施されています。
- ディスクホイールの良品交換
- ハブボルトの対策品への交換
- 取扱説明書への注記追加
リコール対策後の車両では、改良されたホイールとボルトが使用されており、安全性は確保されています。


社外ホイール選択時のチェックリスト
社外ホイールを購入する際は、以下の項目を必ず確認してください。
- PCD: 114.3ミリメートル
- 穴数: 5穴
- ハブ径: 60mm以上
- オフセット: プラス35からプラス45ミリメートル推奨
- 取り付け方式: ホイールボルト対応
- ボルト座面形状: 球面座対応
これらの仕様が全て適合するホイールを選ぶことで、安全かつ適切な装着が可能になります。
ポイント: 社外ホイール選びではPCD 114.3、5穴、ハブ径60mm以上の仕様を確認しましょう。
インチアップ時の適合タイヤサイズ一覧
bZ4Xに装着できるタイヤサイズと、EV向けに推奨されるタイヤブランドを紹介します。
適切なタイヤ選びは、航続距離と乗り心地の両方に大きく影響します。
18インチ適合タイヤサイズ


標準の18インチホイールに適合する主なタイヤサイズは以下の通りです。
純正サイズ: 235/60R18 103H
これが最も推奨されるサイズで、車両の設計時に最適化されたサイズです。
このサイズであれば、メーター誤差やフェンダーとのクリアランスなどを心配する必要がありません。
タイヤ幅235mm、扁平率60%という組み合わせは、乗り心地と操縦性のバランスが良く、EVに必要な低転がり抵抗性能も確保しやすいサイズです。
20インチ適合タイヤサイズ


20インチホイールに適合する主なタイヤサイズは以下の通りです。
純正オプションサイズ: 235/50R20 104V XL
20インチではこのサイズが推奨されます。
タイヤ幅は18インチと同じ235ミリメートルですが、扁平率が50パーセントに下がることで、外径をほぼ同じに保っています。
XL規格のタイヤで、通常のタイヤより高い空気圧に対応でき、重量のあるEVでも安全に使用できます。
おすすめタイヤブランド


EVに適したタイヤは、転がり抵抗が低く、静粛性に優れたものが理想です。以下のブランドが特におすすめです。
ブリヂストン ALENZA シリーズ
ALENZA 001またはALENZA LX100は、SUV専用の高性能タイヤです。
LX100は静粛性と乗り心地を重視した設計で、001はスポーティーなハンドリングを楽しみたい方向け。
転がり抵抗性能が優れており、EVの航続距離維持に貢献します。価格はやや高めですが、性能と耐久性のバランスが良いタイヤです。


ヨコハマ BluEarth-XT AE61
SUV専用のブルーアースで、環境性能と静粛性を両立しています。
ウェット性能が最高ランクのaを獲得しており、雨の日も安心です。
転がり抵抗係数が低く、EVに最適化された設計となっています。価格も比較的リーズナブルで、コストパフォーマンスに優れます。
ダンロップ VEURO(ビューロ) シリーズ
静粛性を最重視したプレミアムタイヤです。ロードノイズを大幅に低減し、EVの静かさをさらに引き立てます。
乗り心地も柔らかく、快適性を求める方に最適です。



EV専用設計のタイヤは転がり抵抗が低く、航続距離の維持に貢献します。少し価格は高めですが長期的にはメリットがあります。
タイヤ価格の目安
bZ4X用タイヤの価格帯は、ブランドとサイズによって大きく異なります。
18インチ(235/60R18)の価格帯
- エコノミーブランド: 1本あたり11,000円から15,000円程度
- スタンダードブランド: 1本あたり15,000円から25,000円程度
- プレミアムブランド: 1本あたり25,000円から35,000円程度
20インチ(235/50R20)の価格帯
- スタンダードブランド: 1本あたり20,000円から30,000円程度
- プレミアムブランド: 1本あたり30,000円から45,000円程度
20インチは18インチより1本あたり5,000円から10,000円程度高く、4本セットでは20,000円から40,000円の価格差になります。
タイヤ選びのポイント
EV向けタイヤを選ぶ際は、以下のポイントを重視しましょう。
転がり抵抗性能(燃費性能)
タイヤのラベリング制度で確認できます。グレードAまたはAAのタイヤを選ぶことで、航続距離を最大化できます。
ウェット性能
雨の日の安全性に直結します。グレードaまたはbのタイヤが推奨されます。
静粛性
EVはエンジン音がないため、ロードノイズが目立ちやすくなります。静粛性に配慮したタイヤを選ぶことで、快適性が大きく向上します。



EVには転がり抵抗が低く静粛性に優れたタイヤを選びましょう。ブリヂストンALENZAやヨコハマBluEarthなどがおすすめです。
bZ4Xのインチアップ実施時の注意点【失敗しないポイント】
インチアップで後悔しないためには、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。
特にEVならではの注意点を理解し、自分の使い方に合った選択をすることが大切です。
航続距離重視なら18インチを推奨
日常的に長距離移動が多い方、充電インフラへのアクセスが限られている方は、18インチを選ぶことを強くおすすめします。
20インチにすることで航続距離が47から53km短くなるのは、数字以上に実用面での影響が大きくなります。特に以下のような状況では、この差が顕著に現れます。
高速道路での移動
高速道路では電費が市街地より悪化するため、航続距離の差がさらに広がります。
長距離ドライブが多い方は、充電回数が増えることで移動時間が延びる可能性があります。
冬季の使用
EVは冬季に電費が大幅に悪化します。
外気温が一桁台になると、20インチ装着車では航続距離がさらに短くなり、実用的な航続距離が400kmを下回る可能性もあります。
山間部や起伏の多い地域
登坂が多い地域では、20インチの転がり抵抗増加が電費により大きな影響を与えます。
乗り心地への影響を確認


インチアップによる乗り心地の変化は、思っている以上に大きい場合があります。
試乗レビューでは、20インチ装着車について「路面の粗さを拾いがち」「目地段差を超えたときのショックを遮断しきれない」という評価が複数見られます。普段よく走る道路の状態を考慮して判断しましょう。
舗装状態の良い道が多い場合
高速道路や幹線道路など、舗装状態の良い道を主に走る場合は、20インチでも乗り心地の悪化をあまり感じない可能性があります。
路面状態の悪い道が多い場合
生活道路や古い舗装の道路を頻繁に走る場合、20インチの硬い乗り心地が気になる可能性が高くなります。
可能であれば、ディーラーで18インチと20インチの両方を試乗し、乗り心地の差を実際に体感してから決めることをおすすめします。
KINTOユーザーの場合の注意点
bZ4XをKINTO(サブスクリプション)で利用している場合、いくつかの特別な注意点があります。
メンテナンスプランの内容確認
KINTOの月額利用料には車検やメンテナンスが含まれていますが、20インチオプションを選択した場合のタイヤ交換費用がどのように扱われるか、事前に確認しておくことが重要です。
通常のメンテナンス範囲内で交換してもらえるのか、追加費用が発生するのかを明確にしておきましょう。
タイヤ交換のタイミング
20インチタイヤは18インチより高価なため、契約期間中に交換が必要になった場合の費用負担を考慮する必要があります。
社外品への交換制限
KINTO契約の場合、勝手に社外ホイールに交換することは原則として認められていません。
カスタマイズの自由度が制限される点は理解しておきましょう。
※あくまで契約内容によります。
タイヤ交換費用の長期的な考慮


ホイールのインチアップは、初期のオプション費用だけでなく、長期的なタイヤ交換費用も考慮する必要があります。
交換サイクル
タイヤの寿命は走行距離や使用状況によりますが、一般的に30,000から50,000キロメートル程度で交換が必要になります。
費用の比較
18インチタイヤを4本交換する場合、工賃込みで80,000円から120,000円程度です。
20インチの場合は100,000円から150,000円程度となり、1回の交換で20,000円から30,000円の差が生じます。
車両の保有期間中に2回から3回のタイヤ交換を行うと考えると、累計で40,000円から90,000円の追加費用になる可能性があります。



実際のオーナーから「見た目で20インチにしたが交換タイヤが高く後悔」という声を聞きました。長期的なコストも考慮すべきです。特にスタッドレスタイヤも購入する場合、18インチと20インチの価格差は2セット分になるため、かなりの金額差になります
判断のための選択基準
最終的な判断のための基準をまとめます。
18インチを選ぶべき人
- 航続距離を最大限確保したい
- 長距離移動が多い
- 乗り心地を重視する
- タイヤ交換費用を抑えたい
- 実用性重視
20インチを選ぶべき人
- 見た目の満足度を優先したい
- 短距離移動が中心
- 充電インフラが充実している地域に住んでいる
- スポーティーな走りを楽しみたい
- タイヤ交換費用の増加を許容できる
自分の使用環境と優先順位を明確にすることで、後悔のない選択ができます。
よくある質問(FAQ)


Q1: bZ4Xの標準ホイールサイズは何インチですか?
bZ4Xの標準ホイールサイズは18インチ(18×7.5J オフセットプラス40ミリメートル)です。
タイヤサイズは235/60R18 103Hで、ZグレードとGグレードの両方で同じ仕様です。
Q2: 20インチにインチアップすると航続距離はどれくらい減りますか?
20インチにすると、FWDで47キロメートル、AWDで53km航続距離が短くなります。
具体的には、Zグレード FWDが559kmから512kmへ、AWDが540knから487kmへ減少します。
※数値はカタログ・年式・測定条件で変わるため、参考値です。
Q3: bZ4XのPCDとオフセットは?
PCDは114.3ミリメートル、穴数は5穴、オフセットはプラス40ミリメートルです。
ハブ径は60ミリメートルで、ホイールボルト方式を採用しています。
社外ホイールを選ぶ際はこれらの数値が適合するものを選んでください。
Q4: インチアップのメリットとデメリットは?
メリットは外観の向上、グリップ性能の改善、操舵応答性の向上です。
デメリットは航続距離の短縮(47から53キロメートル減)、電費の悪化(約22パーセント)、乗り心地の硬化、タイヤ交換費用の増加です。
EVでは特に航続距離への影響が大きいため注意が必要です。
Q5: 20インチオプションの価格はいくらですか?
Zグレード限定のメーカーオプションで33,000円(税込)です。
ホイールとタイヤのセット価格で、切削光輝仕上げにブラック塗装を組み合わせた高級感のあるデザインです。


Q6: KINTOで契約している場合、社外ホイールに交換できますか?
KINTO契約の場合、基本的に社外ホイールへの勝手な交換は認められていません。
契約終了時に原状回復が求められるため、カスタマイズの自由度は制限されます。
メーカーオプションの20インチを契約時に選択することは可能です。
Q7: bZ4Xにおすすめのタイヤブランドは?
転がり抵抗が低く静粛性に優れたタイヤがおすすめです。
具体的にはブリヂストンALENZAシリーズ、ヨコハマBluEarth-XT AE61、ダンロップVEUROシリーズなどが適しています。
EV専用設計のタイヤは航続距離の維持に貢献します。
まとめ
bZ4Xのホイールサイズとインチアップについて、重要なポイントをまとめます。
標準装備は18インチ(18×7.5J +40)で、Zグレード限定で33,000円のメーカーオプションにより20インチへの変更が可能です。
20インチにすることで見た目は向上しますが、航続距離が47から53キロメートル短くなり、電費も約22パーセント悪化します。
社外ホイールを選ぶ場合は、PCD 114.3ミリメートル、5穴、オフセットプラス40ミリメートル前後、ハブ径60ミリメートル以上の仕様を確認しましょう。
インチアップの判断は、見た目と実用性のどちらを優先するかで決まります。航続距離と乗り心地を重視するなら18インチ、ドレスアップを優先するなら20インチを選択してください。
長期的なタイヤ交換費用も考慮に入れた判断をおすすめします。


ホイール選びは以下の記事も参考にしてください。











