「タイヤ交換のタイミングだけど、どれを選べばいいか分からない。」
155/65R14は軽自動車の定番サイズなので選択肢が多く、逆に迷いやすいサイズでもあります。
しかも、同じ155/65R14でも、雨の日の安心感・車内の静かさ・燃費・減りにくさ・価格のバランスが銘柄によって変わります。
つまり「同じサイズなら何でもOK」ではなく、あなたの使い方に合う1本を選ぶほど満足度が上がる、ということです。
この記事では、目的別の考え方を先に整理してから、155/65R14に設定のある実在モデルを中心に候補を絞ります。
最後まで読めば「この中から選べばOK」が見えるように作っています。
155/65R14の基本情報

まずはサイズの意味を軽く確認しておきます。
ここを押さえると、商品ページを見たときに迷いにくくなります。
- 155mm:タイヤの幅
- 65%:扁平率(側面の高さが幅の65%)
- R:ラジアル構造
- 14インチ:ホイール径
14インチは、15インチと比べるとサイドウォール(側面)が高くなるぶん、段差や荒れた路面の衝撃を吸収しやすいのが特徴です。
街乗り中心の軽自動車で「乗り心地・コスパのバランスが取りやすい」と言われるのは、構造的な理由が大きいです。
155/65R14の適合車種例

155/65R14は多くの軽自動車で純正採用されています。
代表的には次のような車種です(グレードにより異なります)。
とはいえ、同じ車種でもグレードでサイズが変わることは普通にあります。
購入前には、次のどちらかで必ず確認してください。
- タイヤ側面の刻印
- 運転席ドア内側のラベル(空気圧の表示と一緒に書かれていることが多い)

155/65R14と他サイズの違い

「見た目が近いから同じようなもの」と思われがちですが、サイズが少し変わるだけで外径が変わり、乗り味や車高の見え方に影響します。
ここはサクッと確認しておくと失敗が減ります。
タイヤ外径の違い(目安)

サイズは数字1つ違うだけで、車高やメーター誤差、干渉リスクの原因になります。
「見た目は近いから大丈夫」と安易に判断すると、交換後に想像とのズレが生まれやすいです。
まずはそれぞれの外径の違いをざっくり押さえておきましょう。
- 155/65R14:約557mm
- 165/55R15:約562mm
- 145/80R13:約562mm
155/65R14は、145/80R13のインチアップとして使われます。15インチへインチアップするときは165/55R15を使用することが多いです。
外径の違いは、メーター誤差や干渉リスクにもつながるので、サイズ変更は「適合前提」で判断してください。

体感の違い
外径が変わると“運転キャラ”も変わります。
とはいえ「どれが正解?」はドライバーの目的で決まるので、まずは体感の違いを知っておくと選びやすくなります。
- 155/65R14:クッション性が出やすく街乗りでバランスが良い
- 165/50R15:ハンドリングがダイレクト、乗り味は硬め寄り
- 165/55R15:応答は良いが、銘柄次第で硬さも出やすい
このため「普段使い中心で失敗しにくいのは14インチ」と結論になることが多いです。
もちろん走り方や好みもあるので、次の章で“選ぶ軸”を整理します。
155/65R14の性能比較ポイント

155/65R14は選択肢が多いぶん、先に「何を優先するか」を決めるのが最短ルートです。
このサイズで差が出やすいポイントは次の5つです。
- 雨の日の安心(ウェットグリップ)
- 車内の静かさ(静粛性・ロードノイズ)
- 燃費(転がり抵抗)
- 寿命(耐摩耗・偏摩耗しにくさ)
- 価格(実質コスパ)
ここで大事なのは、全部を最高にしようとすると高くなること。
なので、優先順位を1〜2個決めて、残りは「弱点が少ないもの」を選ぶのが失敗しにくいです。
目的別:155/65R14おすすめタイヤ

ここからは「自分はどれを重視したいか」で選べるように、目的別に候補をまとめます。
※在庫や年式でサイズ設定が変わることがあるため、購入前に必ず155/65R14の設定有無を確認してください。
※カタログデータ、実体験をベースに選んでいますが、比較条件は異なるためあくまで参考レベルです。
1)雨の日の安心で選ぶなら

雨の日に強いタイヤは、止まる・曲がるの安心感が上がりやすいです。
特に家族を乗せる人や、通勤で雨に当たりやすい人は、ここを優先するとストレスが減ります。
- ブリヂストン:NEXTRY(ウェット適性と価格のバランス)
- ヨコハマ:BluEarth-Es ES32(雨・燃費の両立思想)
向いている人:雨の日が不安/家族を乗せる/滑りにくさ重視
注意:残溝が減ると雨性能は落ちるので、溝の減りは早めにチェック
YOKOHAMA(ヨコハマ) タイヤ サマータイヤ 1本 BluEarth-ES ES32(ES32B) 155/65R14 75S 14インチ
ウェット性能の高いタイヤの選び方(まずここだけ見ればOK)
タイヤのウェット性能は、雨の日の制動力を表し、ウェットグリップ性能といいます。
ここで分かりやすい指標になるのが、ラベリング制度の「ウェットグリップ性能(a〜d)」
カタログや商品ページにラベル表示があるので、比較するときの入口として非常に便利です。
- a:ウェット性能が高い
- b:良好
- c:標準的
- d:控えめ
さらに、ウェットグリップは次の要素で左右されます。
- トレッドパターン(溝の形・配置)
- ゴム素材(コンパウンド)
- 排水性能(溝の深さや形状)
中でも、排水性能は重要な要素で、水はけが良い設計ほど雨で安定しやすいです。
あわせて、レビューや評価をチェックし、他のドライバーの意見や経験を参考にするのも良いです。
また、信頼できるタイヤブランドの製品を選ぶことも重要です。
2)静かさで選ぶなら

車内の快適性を上げたいなら、静粛性は効果が体感されやすい項目です。
会話・音楽・子どもの睡眠など、日常の満足度に直結します。
- ブリヂストン:REGNO GR-XⅢ(155/65R14設定あり)
- ダンロップ:LE MANS V(静粛・快適の定番)
向いている人:車内を静かにしたい/長距離で疲れたくない
注意:空気圧ズレや片減りがあると、静音タイヤでも急にうるさく感じます。
【4本セット】ブリヂストン(BRIDGESTONE) REGNO GR-XIII 155/65R14 75H PSR08965
静粛性の高いタイヤの選び方(指標+現実的な見方)
静音タイヤかどうかを判断する時の一つの指標がデシベル(dB)です。
デシベル値が低いほど静音性が高く、静かなドライブを実現できます。タイヤのdB値を比較してください。
また、dB値以外に「タイヤのパターンデザイン」もあります。
パターンデザインによっても静粛性能が変わるため、静音性を重視しているタイヤパターンかどうかも確認してください。(ノイズ低減技術などをカタログでチェック)
あわせてレビューや評価をチェックし、他のドライバーの意見や経験を参考にするのも良いです。
また、信頼できるタイヤブランドの製品を選ぶことも重要です。
3)燃費で選ぶなら

燃費は「タイヤだけで劇的に変わる」ではないですが、街乗り中心だと差が出ることがあります。
ガソリン代を抑えたい人は、転がり抵抗の低いシリーズから選ぶのが王道です。
- ダンロップ:ENASAVE EC300+(低燃費寄りの設計思想)
- ヨコハマ:BluEarth-AE01(燃費+日常性能のバランス)
- ミシュラン:E・PRIMACY (プレミアムコンフォートタイヤ)
向いている人:通勤メイン/短距離が多い/燃費を優先
注意:銘柄によっては「踏んだときの粘り」は軽めに感じる場合あり
エコタイヤの選び方(見るべき指標は2つ)
エコタイヤは燃費性能、環境への配慮、快適性につながります。
燃費の良いタイヤかどうかを見極める方法として重要なのが、転がり抵抗性能です。
転がり抵抗性能(低燃費の指標)
タイヤのカタログや商品ページには、転がり抵抗性能が記載されていることがあります。
ここで役に立つのが「タイヤラベリング制度」です。
転がり抵抗性能は、以下の順で評価されます。
AAA > AA > A > B > C
転がり抵抗性能が高いほど転がり抵抗が小さく、燃費向上に貢献します。
ただし、155/65R14では「AAA」設定が少ないため、現実的には 「AA」や「A」から選ぶと比較しやすいです。
ウェットグリップ性能(雨の日の安全)
燃費に寄せたタイヤでも、雨の日に弱いと結局ストレスになります。
ラベリング制度ではウェットグリップ性能も表示されているので、必ずセットで確認してください。
また、口コミや評価も確認し、信頼できるタイヤブランドの製品、実際の使用者の声を参考にすると失敗しにくくなります。
4)寿命で選ぶなら

「交換頻度を減らしたい」「できるだけ長持ちさせたい」という人は、耐摩耗性の思想があるモデルが向きます。
ただし、寿命は銘柄だけでなく運用でも大きく変わります。
- ダンロップ:SP SPORT 2030(OEMでロングライフ思想)
- ブリヂストン:NEWNO
- ミシュラン:MICHELINEnergy Saver 4
向いている人:走行距離が多い/交換頻度を減らしたい
注意:偏摩耗(片減り)させると一気に寿命が縮むため、空気圧管理が重要
減りにくいタイヤの選び方(見るべきポイント)
「減りにくいタイヤ」=耐摩耗性が高く、片減り(偏摩耗)も抑えやすい設計のタイヤのことです。
タイヤ交換の頻度を減らせるため、長い目で見ると維持費の節約にもつながります。
まずチェックしたいのはカタログの“ライフ(耐摩耗)”に関する表記。
「ロングライフ」「偏摩耗に強い」「摩耗しにくいコンパウンド採用」などの記載があると、銘柄比較の入口として迷いにくくなります。
タイヤのもちの良さは、主に次の2つで決まります。
- ゴム素材(コンパウンド):摩耗しにくい配合ほど長持ちしやすい
- 溝の設計(トレッドパターン):接地圧を分散できる形状ほど片減りが出にくい
また、同じ銘柄でも使い方で寿命が変わるので、以下も一緒に確認してください。
- 急発進・急ブレーキが多い → 減りが早まりやすい
- 荒れた路面や高速走行が多い → 負荷のかかり方が変わる
- 空気圧が高すぎ・低すぎ → 偏摩耗が出やすい
最後に、実際のユーザーレビューで摩耗の評価もチェックすると安心です。
5)価格で選ぶなら(安さだけで決めない)
価格重視は悪いことではありません。
ただし「安い=得」とは限らず、雨・静音・寿命が弱いと結果的に損になることがあります。
そこで価格重視のときは、価格×性能バランスで選べる定番モデルを候補に入れるのが安全です。
- TOYO:NANOENERGY 3(低価格帯の定番)
- ハンコック:Kinergy Eco2 K435(雨も燃費もまずまず)
向いている人:初めてのタイヤ交換/コスパ優先
ポイント:セール時期に買うと、同じ銘柄でも実質価格が下がりやすい。
アジアンタイヤを選ぶことで価格をさらに抑えられるケースもあります。
ネット通販で安く買うコツ(買い方で差が出る)

ここまでで銘柄が絞れたら、次に迷うのが「どこで買うか」です。
今はネットの方が比較しやすく、ポイント還元まで含めると実質価格を下げやすい傾向があります。
ネットは価格比較がしやすく、ポイント還元も狙えます。
- 楽天市場:ポイント還元が高い
- Amazon
:プライム会員なら送料無料
- Yahoo!ショッピング:PayPayポイントが貯まりやすい
セール時期が狙い目です。
楽天:お買い物マラソン/スーパーSALE
→ 楽天で155/65R14のタイヤを見る
Amazon:タイムセール系
→ Amazonで155/65R14のタイヤを見る
Yahoo:5のつく日/超PayPay祭(時期により)
→ Yahoo!で155/65R14のタイヤを見る
取付(交換)で失敗しない注意点

ネットで買うと「どこで交換する?」が不安になりがちですが、ここは仕組みを使うと簡単です。
取付予約までセットのサービスを使えば、工賃込みで総額比較ができます。
交換時のチェックポイント
- 空気圧の管理(静粛性・摩耗に直結)
- 偏摩耗が出ていないか(片減り=寿命短縮)
- ローテーションの実施(長持ちしやすい)
自分で交換したい方はこちらの記事

よくある質問(FAQ)

Q1. 155/65R14なら、どのタイヤを選んでも同じですか?
いいえ、同じサイズでも性能はかなり違います。
雨の日の止まりやすさ(ウェット)、車内の静かさ(静粛性)、燃費(転がり抵抗)、減りにくさ(耐摩耗)、価格のバランスが銘柄で変わります。
迷ったらまずは「雨の日の安心」か「静かさ」など、優先順位を1〜2個決めて選ぶのが失敗しにくいです。
Q2. 雨の日の安心感を重視するなら、何を見ればいいですか?
基本はラベリング制度の「ウェットグリップ性能(a〜d)」です。
商品ページやカタログに表記がある場合は、aが最も高性能になります。
加えて、溝が減ると雨性能が落ちるので、雨重視の人ほど残溝チェックと早めの交換が安心です。
Q3. 車内を静かにしたい場合、静音タイヤを選べば必ず静かになりますか?
静音タイヤは効果が出やすいですが、条件次第で体感が落ちることもあります。
特に影響が大きいのは以下です。
- 空気圧が合っていない(高すぎ/低すぎ)
- 片減り(偏摩耗)が出ている
- 路面(荒れた舗装・粗いアスファルト)が多い
静かさ狙いなら、銘柄選びと同時に空気圧管理もセットで意識すると満足度が上がります。
Q4. 燃費の良いタイヤに替えると、どれくらい燃費は上がりますか?
正直に言うと、燃費は「タイヤだけ」で劇的に変わることは少ないです。
ただし街乗り中心だと、低燃費タイヤ(転がり抵抗が小さいモデル)に替えることで、じわっと差が出ることがあります。
燃費狙いなら、ラベリング制度の転がり抵抗性能(AAA>AA>A>B>C) を目安にしつつ、雨の日の性能(ウェット)もセットで見てください。
Q9. 「安いタイヤ」はやめた方がいいですか?
安い=悪い、ではありません。
ただし価格だけで選ぶと、雨性能・静かさ・寿命のどれかが弱くて「結果的に損」になることもあります。
価格重視なら、定番で評価が安定しているモデルを選び、セールやポイント還元で実質価格を下げるのが安全です。
まとめ:155/65R14は“優先順位”で決めると失敗しない

155/65R14は定番サイズなので、選択肢が多くて迷いやすいです。
でも、決め方はシンプルです。
- 雨の日が不安 → ウェット重視
- 車内を静かにしたい → 静粛性重視
- 維持費を抑えたい → 低燃費・耐摩耗重視
- まずは価格で → コスパ型(定番から選ぶ)
優先順位が決まれば、候補は自然に絞れます。
あとは同じ銘柄でもショップによって価格差が出るので、最後はネットで比較して一番条件が良いところで購入するのが効率的です。
155/65R14のインチアップサイズはこちら


軽自動車に似合うホイールを探している方は、以下の記事も参考にしてください。









