タイヤチェーンには金属製や非金属製のほかに、
軽量で扱いやすい「布製タイヤチェーン」という選択肢もあります。
布製タイヤチェーンは、コンパクトに収納でき、短時間で装着できる点が特徴です。
一方で、使用できる場面や耐久性など、事前に理解しておきたい注意点もあります。
この記事では、布製タイヤチェーンの特徴やメリット・デメリット、選び方のポイントについて分かりやすく解説します。
布製タイヤチェーンとは

特徴とメリット
布製タイヤチェーンは、従来のタイヤチェーンのデメリットを解消した画期的な商品です。
主な特徴は以下の通りです。
- コンパクトで持ち運びしやすい
- 取り付けが簡単 – タイヤにかぶせるだけで装着・脱着が可能
- ジャッキアップ不要
- 比較的手頃な価格 – 一般的に8,000円から
- ホイールへの傷つきや騒音が少ない
従来のチェーンとの違い

従来のタイヤチェーンの装着は、寒い冬の中で行わなければならず、手順が複雑で時間もかかりました。
しかし、布製カバーチェーンなら、タイヤにかぶせるだけで簡単に装着できるため、冬のドライブをより安全で快適にすることができます。
タイヤチェーンの種類

布製タイヤチェーンには、いくつかの種類があります。
以下のような布製チェーンがあります。
| オートソック | グッドイヤーNEWGRIP | スノーソックス | |
| 素材 | ポリエステル繊維 | 特殊構造繊維 | 特殊構造繊維 |
| 制限速度 | 50km/h | 40km/h | 40km/h |
| ジャッキアップ | 不要 | 不要 | 不要 |
| 車両の移動 | 必要 | 必要 | 必要 |
布製タイヤチェーンは、主に海外のメーカーが製造しており、一部メーカーのチェーンには日本の素材も使用されています。
ここでは、代表的な布製タイヤチェーンを5つ紹介します。
布製のタイヤチェーンのオススメは?
布製のタイヤチェーンはいくつかのメーカーがありますが、中でもオススメなのは、「AutoSock オートソック」です。
純正採用もあり、販売実績のあるタイヤチェーン。(レビューも高いです。)
価格は、サイズによって異なりますが、アマゾンで約10,000円~です。
購入時はタイヤサイズに注意して、装着する車のサイズを確認してください。
正規品、輸入品などもあるようなので購入時は注意してください。
スノーソックス
布製タイヤチェーンのイッセ・スノーソックスです。
スノーソックスは、クラッシック、スーパーモデルの種類があります。
よりグリップ力と耐久性が高いのは、スーパーモデルです。
スノーソックスは、オートセンター機能を搭載しているので、増し締め不要。
走行は時速40km/h以下での使用。

オートソック
布製タイヤチェーンの定番といえば、オートソック(AutoSock)です。
スノーソックスと同じく「タイヤにかぶせる布製タイプ」で、初心者でも扱いやすいことで人気があります。
オートソックは世界的にも使用実績が多く、欧州ではチェーン規制対応として認められている国もあります。
スノーモンスター グリップオン
高密度3Dファブリックで緊急時のグリップ確保。
コンパクトで簡単取り付けタイプ。
走行する時は、時速50km/h以下での使用。
※軽自動車は装着不可のため注意が必要です。

グッドイヤー NEWGRIP
グッドイヤー SNOW SOCKS NEWGRIP は、布製のタイヤチェーン(スノーソックス)で、雪道や凍結路でのトラクション向上に役立つ滑り止めアイテムです。
ISSEとGOODYEARとの共同開発モデルです。
ホイール全体ではなく、タイヤ部分のみをカバーします。
ジャッキアップ不要で簡単に装着できる手軽さとコンパクトに収納できるのが特徴。
布製のタイヤチェーンの取り付け方法

取り付け前にまず、サイズを確認する必要があります。
布製のタイヤチェーンは、サイズが合えば他の車種と使い回しすることが可能です。
注意点として、夏タイヤ専用の商品があるので、しっかり確認してください。
【布製のタイヤチェーンの取り付け方法】
- タイヤの上部から被せます。
- 車を動かし、タイヤを半回転させます。
- 残りの部分をタイヤに被せます。
※ チェーンは、必ず駆動輪に装着してください。
布製のタイヤチェーンの取り付け手順はシンプルで、慣れると早く取り付けることができます。
布製のタイヤチェーンの種類によって、取り付け方法が異なる場合がありますので、説明書などでしっかり確認してください。
チェーン装着時は、急発進、急ブレーキ、急ハンドル、空転は避けてください。

布製タイヤチェーンの注意点

布製タイヤチェーンを装着する時には注意点があります。
- タイヤサイズ
- 装着位置
- 制限速度
- 走行する路面
ここでは、それぞれの注意点を紹介します。
タイヤサイズの注意点

タイヤサイズに適合する商品を選ぶことが重要です。
サイズが合わないと装着できなかったり、車両に巻き込んだり、途中でチェーンが外れたりします。
スタッドレスタイヤにチェーンを装着する場合は、スタッドレスタイヤに装着できるチェーンなのかどうかも確認してください。

チェーンの装着位置の注意点

タイヤチェーンは、必ず駆動輪に装着して使います。
FF車はフロント。FR車はリアの左右両方につけます。
FFベースの4WD車はフロントに付けます。
※装着位置を間違えないように注意してください。
※車によっては4輪の装着を推奨している場合もあります。

制限速度に注意

タイヤチェーンは、制限速度があります。
布製タイヤカバーのオートソックの制限速度は時速50キロ以下です。
メーカーによって異なり、30km以下のものもあるため、走行スピードに注意してください。
基本的にチェーン装着時には、スピードを出さずに使用します。

クリアランスの注意点

布製タイヤチェーンは、タイヤに被せて使用します。
タイヤとフェンダーのクリアランスは重要です。
ローダウンをして、車高を落としている車は、クリアランスが少なくて装着できないこともあるので、車高を落としている場合は注意してください。

布製タイヤチェーンの耐久性と使用寿命

布製タイヤチェーンのデメリットは耐久性や寿命です。
金属製、非金属に比べると、耐久性、寿命は短めですが、メーカ・製品によっても異なります。
例えば、オートソックの場合は、走行する路面やスピードにもよりますが約100km程度です。
布製チェーンは、コンパクトで持ち運びが容易で、取り付けも簡単なので、応急的に使用するのに優れています。
オートソックは、使い切りではなく、再使用も可能です。
耐久性や使用寿命は、製品によって異なるため、それぞれの商品の説明書などで確認してください。
布製タイヤチェーンの価格

布製タイヤチェーンは、樹脂製のチェーン(クイックイージー)と比べると比較的手頃な価で提供されています。
一般的に、布製タイヤチェーンの価格は8,000円〜。
※価格はブランドやサイズ、購入するタイミングによって異なりますが、中には安価な商品もあります。
総合的に考えると、布製タイヤチェーンは手頃な価格でありながら、優れたコストパフォーマンスを提供する選択肢と言えます。
品質や性能に注意しながら、自身のニーズに合った布製タイヤチェーンを選ぶことが重要です。
安く購入したい方はメルカリで探してみるのもいいかもしれません。
まとめ

今回は、布製タイヤチェーンの種類とオススメ商品を紹介しました。
いろいろな布製チェーンがありますが、基本的な取り付け方法は同じです。
タイヤに被せて、車をタイヤ半回転移動させて取り付けを行います。
工具などは必要ないので、急な降雪でも取り付けしやすく、収納はコンパクト。
布製タイヤチェーンにも、いろいろな種類があるので使用条件にあったものを選んでください。
布製タイヤチェーンはサイズバリエーションが豊富で、インチアップしている車にも装着しやすいです。
インチアップしている車はこちらの記事も参考にしてください。







