車の雰囲気を変えたいとき、いちばん効果が出やすいのがホイールの塗装です。
新品ホイールを買わなくても、色が変わるだけで「別の車みたい」に見えることもあります。
- ホイールの塗装価格はどれくらい?
- 自分で塗装できる?
- DIYと業者、結局どっちがいい?
この記事では、費用の目安・塗装方法の違い・DIYの手順と注意点をまとめます。
ホイール塗装の価格相場(まずここだけ見ればOK)

ホイール塗装は大きく「DIY」か「業者依頼」に分かれます。
結論から言うと、仕上がり重視なら業者、コスト重視ならDIYです。
業者に依頼した場合(目安)
- 一般的な塗装(単色):1本 12,000〜20,000円前後
- 特殊カラー/塗り分け/補修多め:1本 20,000〜40,000円以上になることも
※ホイール状態(腐食・ガリ傷・塗装剥がれ)によって下処理が増え、金額が上がります。
DIYで塗装した場合(目安)
- スプレー塗装一式:3,000〜10,000円程度(4本分の目安)
- 剥がせる塗装(スプレー):1缶 1,000円前後〜(必要本数は色や塗り重ねで変動)
ただしDIYは、時間・手間・失敗リスクもセットで考える必要があります。
どの塗装方法がいい?(代表的な種類)
ホイール塗装は“やり方”で仕上がり・耐久性・価格が変わります。
1)一般的なウレタン塗装(湿式)
- 見た目:ツヤあり〜半ツヤまで調整しやすい
- 価格:中
- 特徴:定番。お店でもDIYでも選ばれやすい
2)パウダーコート(粉体塗装)
- 見た目:均一で強い
- 価格:中〜高
- 特徴:耐久性が高め。業者依頼向き
3)剥がせる塗装(ラバー系)
最近では、剥がせる塗装もあります。
- 見た目:マット寄りになりやすい
- 価格:低〜中
- 特徴:気軽に色替えできる。飽きたら戻せるのが強み
ホイール塗装の基本的な流れ

ホイール塗装は、塗る工程よりも下地処理で仕上がりが決まります。
ホイール塗装の工程
下地が甘いと「ムラ・ザラつき・すぐ剥がれる」が起きやすいので、塗装に入る前に“汚れ落とし→足付け→脱脂”だけは時間をかけましょう。
- 洗浄・脱脂(ブレーキダストを落とす)
- 足付け(耐水ペーパーなど)
- マスキング(バルブ・タイヤ側など)
- サフェーサー(必要なら)
- カラー塗装(数回に分けて薄く)
- クリア(ツヤ仕上げの場合)
- 乾燥・硬化(ここが超重要)
※タイヤ付きのままでも可能ですが、キワが難しくムラや剥がれの原因になりやすいです。
DIYはできる?結論:できるが“向き不向き”がある

DIYでも塗装は可能です。
ただし、ホイール塗装はムラ・タレ・ゴミ噛みが出やすく、想像以上に難しいこともあります。
DIYが向いている人
「完璧じゃなくても自分でやってみたい」タイプならDIY向きです。
- 多少のムラがあってもOK(近くで見ない前提)
- 作業時間を取れる(乾燥待ちが長い)
- 「まず試してみたい」派(剥がせる塗装と相性◎)
逆に、屋外でしか作業できない/時間が取れない/細かい仕上がりが気になる人はストレスになりやすいです。
業者が向いている人
「キレイに長持ちさせたい」なら最初から業者が安心です。
- 仕上がり重視(均一・耐久性)
- 腐食・ガリ傷があるホイールを綺麗にしたい
- 長く使う前提(再塗装の手間を減らしたい)
下地処理(腐食除去・補修・塗膜の密着)まで含めて整えてくれるので、結果的に“やり直しコスト”が出にくいのも業者の強みです。
業者依頼がおすすめな理由

ホイール塗装で差が出るのは、ほぼ下処理です。
- 傷・腐食の処理
- 塗装面の密着
- 乾燥・焼き付け管理
- タイヤ脱着の綺麗さ(キワの仕上げ)
「完璧に近い見た目」を狙うなら、業者に出した方が結果的に満足しやすいです。
塗装前に“色の方向性”を決めたい人へ

ホイール塗装は、色で印象が9割決まります。
「何色が失敗しにくい?」「汚れやすさは?」を先に押さえたい方はこちら。

ボディ色に合わせて“似合う色”を絞りたい人へ
同じホイール色でも、ボディカラーが違うと見え方が変わります。
塗装色で迷うなら、まず自分のボディ色から決めるのが早いです。
⇒ 黒いボディの車
⇒ 白いボディの車
⇒ 赤いボディの車
⇒ 青いボディの車
⇒ 黄色のボディの車
⇒ シルバーボディの車
ホイール塗装のメリット

1)見た目の印象が一気に変わる
同じデザインでも、色が変わるだけで雰囲気が変わります。
“足元が変わる=車全体が締まって見える”ので、費用対効果が高いです。
2)コスパが良い
ホイールを買い替えるより、塗装の方が安く済むことが多いです。
3)仕様変更しやすい(特に剥がせる塗装)
飽きたら戻せる・変えられる。
気分で色替えしたい人には相性が良いです。
リムの色については、塗装ではなく、リムテープもあります。

テープなら飽きたら、外して元に戻すことができるので便利。
ホイール塗装のデメリット

1)剥がれ・傷は避けにくい
特にリムは、石跳ねや縁石で傷が入りやすいです。
タイヤ交換時に工具が当たって剥がれることもあります。
2)DIYはムラ・タレが出やすい
風・湿度・塗り方で仕上がりが大きく変わります。
「薄く何回も」が基本です。
3)下地次第で寿命が変わる
中古ホイールは特に、下地処理が甘いと密着が悪くなりやすいです。
DIYで失敗しないコツ(最低限これだけ)
ホイール塗装DIYは、技術よりも「準備」と「焦らないこと」で成功率が上がります。
まずはこの5つだけ守れば、失敗の確率をかなり減らせます。
- 脱脂はケチらない(シリコンオフ推奨)
- 厚塗りしない(薄く→乾燥→薄く)
- 風の少ない環境で作業(ゴミ噛み防止)
- 乾燥時間を長めに取る(触ると跡が残る)
- ナット穴まわりは特に薄塗り(ソケット傷が入りやすい)
特に「厚塗り」はタレの原因No.1です。
一発で色を出そうとせず、薄塗りを何回か重ねる方がキレイに仕上がります。
よくある質問

Q:施工期間はどれくらい?
- DIY:乾燥込みで 半日〜数日(天候次第)
- 業者:内容次第で 数日〜数週間(繁忙期は延びやすい)
Q:どのくらいの価格で見ればいい?
目安として、単色で1本1.2〜2万円、特殊系で上振れ、と考えるとズレにくいです。
まとめ|ホイール塗装は「相場を知って、目的で選べば失敗しにくい」
- 業者相場は 1本12,000〜20,000円前後(状態・特殊色で上振れ)
- DIYは安いが、下地処理と乾燥が命
- 仕上がり重視なら業者、気軽さ重視なら剥がせる塗装が相性◎
- 施工は時間がかかるので、代車・保管場所も含めて計画すると安心
ホイール塗装は、うまくやればコスパ良く“別の車”に見せられるカスタムです。
目的に合わせて、無理のない方法で楽しんでください。
ホイールリペアについては以下の記事を参考にしてください。



