「キャリーDA16Tを13インチや14インチにインチアップしたい」
「軽トラでも社外ホイールを装着できるの?」
「車検に通るサイズを選ぶには、どこを確認すればいいの?」
このように迷っていませんか。
スズキ・キャリーDA16Tは、12インチの商用タイヤを装着している軽トラックです。
13インチや14インチへのインチアップ自体は可能な場合がありますが、軽トラは貨物車のため、タイヤの外径だけでなく、ロードインデックス・LT規格・ホイール規格まで確認する必要があります。
特に、純正の145R12 6PR相当からサイズ変更する場合は、乗用車向けタイヤを選ぶと荷重条件が不足する可能性があります。
この記事では、キャリーDA16Tの純正サイズ、13インチ・14インチ化の考え方、車検対応で注意したいポイントをわかりやすく解説します。
先に結論|キャリーDA16Tのインチアップは14インチが現実的
キャリーDA16Tのインチアップで現実的に考えやすいのは、13インチよりも14インチです。
13インチは、155/65R13や155/70R13など外径が近いサイズがありますが、乗用車向けタイヤが多く、軽トラに必要な荷重条件を満たしにくい場合があります。
一方で、14インチでは165/55R14Cのような商用向けサイズも候補になるため、外径と荷重条件の両方を確認しやすくなります。
キャリーDA16Tのインチアップで迷ったら
- 純正は145R12 6PR相当を基準に考える
- 13インチは外径が近くても荷重条件に注意
- 14インチ化なら165/55R14Cなど商用向けサイズも候補
- ホイールはJWL-T・PCD100・4穴を確認する
- 車検対応を重視するなら、LT/C規格とロードインデックスを必ず確認する
スズキ・キャリーとは?
キャリーは、スズキが販売している軽トラックです。
ここでは、スズキ・11代目キャリーのDA16T型(2013年-)について書いています。
キャリーは、2ドアキャブオーバー型トラックです。
キャリーの純正タイヤサイズ

12インチのサイズ
- 型式:EBD-DA16T-KKXA-G3
- 年式:2015年11月~
- タイヤサイズ:145R12-6PR
- ホイールサイズ:12×3.5J
- ホール数:4穴
- PCD:100
- インセット:40
12インチのホイールセットを購入したい方はこちら
⇒ キャリー(DA16T型)に12インチのホイールセットを購入する方法
キャリーのホイールナットサイズ

ホイールナットのサイズ
- M12×1.25
- 19HEX(19ミリ)
【ナットサイズの詳細】
M12:ネジの直径(ボルト径)
P1.25:ネジの山と山の間の距離(ピッチ)
19HEX:頭の六角の2面幅
キャリーのホイールナットは、1台分で16個です。
ホイールナットは、「【スズキ車のホイールナットの選び方】購入ガイドと取り付け方法」を参考にしてください。
【結論】キャリーのインチアップは可能?13インチ化は?

「スズキ・キャリーをインチアップしたい場合はどうすればいいのでしょう?」
13インチやそれ以上の大きなサイズのタイヤホイールを装着したい。
自分だけの個性的な軽トラに仕上げたいと思うかもしれません。
結論から言うと、キャリーDA16Tのインチアップは可能ですが、車検対応を考えるならタイヤの荷重条件とホイール規格の確認が重要です。
特に13インチ化は、外径が近いサイズがあっても乗用車向けタイヤが多く、車検対応を考えると慎重な確認が必要です。
一方で、14インチ化は165/55R14Cのような商用向けサイズも候補になるため、現実的に検討しやすいサイズです。
キャリーは、純正で145R12-6PRという、強度の高いバン用(LT)タイヤを装着しています。
そのため、145R12-6PRの強度を保つタイヤでないと車検が通りません。
タイヤの強度が足りないと車検に通りませんし、荷物を積んだ時にタイヤの強度が足りなくてトラブルが発生する可能性があります。
- 13インチは装着自体は可能
- ただし、車検対応は難易度高め
- 貨物車なので、LT規格のタイヤでないと車検NG
もし、仮に車検は関係なくインチアップしたいというのであれば、近い外径のタイヤサイズを選択すれば装着自体は可能です。
13インチのインチアップサイズ
13インチにする場合のタイヤサイズの例は、155/70R13、155/65R13といったサイズがあります。
<タイヤ外径(目安)>
- 145R12-6PR:536mm
- 155/70R13:547mm
- 155/65R13:531mm
- 165/55R14:537mm
タイヤ外径が近いのは、上記のようなサイズです。
タイヤ外径によってスピードメーターの速度表示(実際の速度とメーター表示の差)が変わることがありますので、外径にも注意してください。
タイヤサイズだけでなく、ホイールにも注意し、車体からのはみ出し、干渉にも注意が必要。
また、ホイールも強度のあるJWL-T規格のホイールを選ぶ必要があります。(スチールホイールはOK)
キャリーは軽トラックのため、インチアップでは見た目だけでなく、荷重条件やホイール規格の確認が重要です。
インチアップは不向きなので、車のカスタマイズには注意が必要です。
※ バン扱いとなるスズキ・キャリーは、車検時に貨物用タイヤ(LT:ライトトラック)のタイヤが必要です。

14インチヘインチアップ
14インチへのインチアップも可能ですが、車検対応にするには注意が必要です。
車検対応にするには、14インチでLT規格のタイヤを選択し、タイヤ外径、車体からのはみ出し、干渉がないことが前提です。
14インチのインチアップは以下の記事を参考にしてください。

15インチ・リフトアップカスタム事例

やろうと思えばこのような車にすることもできます。
キャリーのインチアップ仕様。
ホイールは15インチを装着し、リフトアップキットを使用して車高を上げています。

参考タイヤサイズ:165/60R15
タイヤは、トーヨーの「オープンカントリーR/T」です。
オープンカントリーR/Tは、「マッドテレイン」と「オールテレイン」を混ぜあわせたタイヤです。装着には、カスタムが必要です。
キャリーのインチアップの車検

スズキ・キャリーDA16Tのインチアップを行う場合、車検適合の範囲をしっかり把握しておく必要があります。
純正ホイールサイズは12×3.5B PCD100 4H +45で、標準タイヤは145R12 6PRが装着されています。
インチアップによってホイールやタイヤの外径が変わると、スピードメーターの誤差、フェンダーからのはみ出し、タイヤハウスへの干渉といった問題が発生するため、車検基準を満たすサイズを選択することが重要。
LTタイヤの装着は車検の前提になります。

車検適合サイズ
インチアップサイズの目安として、13インチ化では155/65R13
14インチ化では、外径が近い165/55R14が候補になります。
これらのサイズであれば、純正外径に対して±3%以内に収まり、スピードメーターの誤差も車検基準内に抑えられます。
ただし、155/65R13にはLTタイヤがないため、車検の通過は難しいです。
また、ホイールのオフセットは+40~+45程度に設定することで、フェンダーからのはみ出しを防ぐことが可能。
車検基準に適合させるためのポイントとして、まずフェンダー内に収まるホイール・タイヤサイズを選ぶことが求められます。
道路運送車両法では、タイヤのトレッド部分がフェンダーからはみ出していると不適合となります。
タイヤのロードインデックス

タイヤのロードインデックス(LI)にも注意が必要。
商用車であるキャリーDA16Tは、荷重を支えるために高い耐荷重性能を持つタイヤを装着する必要があります。
145R12 6PR相当は、現在の表記では145/80R12 80/78N LTとして扱われることがあります。
インチアップ後のタイヤを選ぶ場合も、純正相当の荷重条件を満たしているか確認することが大切です。
ロードインデックスの考え方は、インチアップとロードインデックスの考え方でも詳しく解説しています。
万が一、耐荷重が不足している場合、安全性の問題から車検に通らない可能性がある。

車検適合のための追加確認項目として、JWL・VIA規格のホイールを使用することも重要。
バンやトラックはT規格のホイールが必要になります。
ホイールが安全基準を満たしていない場合、強度不足とみなされ、車検で不適合となる可能性があります。
特に、海外製の安価なホイールはJWLマークがないことが多いため、選定時に確認が必要。
インチアップを行うことで、デザイン性や走行安定性の向上が期待できるが、車検基準を満たすサイズを選ぶことが不可欠。
適切なサイズと調整を行うことで、安全かつ合法的にカスタムを楽しむことができます。
まとめ|キャリーDA16Tのインチアップは車検対応を重視して選ぼう
今回は、スズキ・キャリーDA16Tの13インチ・14インチへのインチアップサイズについて紹介しました。
キャリーDA16Tは軽トラックのため、インチアップでは見た目だけでなく、タイヤの荷重条件やホイール規格の確認が重要です。
- 純正は145R12 6PR相当の商用タイヤ
- 13インチ化は可能な場合があるが、車検対応は慎重に確認
- 155/65R13や155/70R13は乗用車向けタイヤが多く、荷重条件に注意
- 14インチ化なら165/55R14Cなど商用向けサイズも候補
- ホイールはPCD100・4穴・JWL-T表示を確認する
- ナットはM12×P1.25、19HEX、1台分16個が目安
車検対応を重視するなら、まずは純正相当の145R12 6PR・145/80R12 LTを基準に考えましょう。
そのうえで、14インチ化を検討する場合は、外径・ロードインデックス・JWL-T・はみ出し・干渉を確認することが大切です。
キャリーDA16Tのホイールセットを選ぶときは、タイヤサイズだけでなく、LT/C規格・JWL-T・PCD100・4穴・ナットサイズも確認しましょう。

