ダンロップのエナセーブRV505の良さは?特徴は?

セレナ

ミニバンを運転する際、「ふらつきやすい」「燃費が気になる」「ロードノイズが大きい」といった悩みを抱えるドライバーは多いです。

そんな課題を解決するのが、ダンロップのエナセーブRV505

「ミニバンの燃費を向上させたい」「家族とのドライブをもっと快適にしたい」と考えているなら、エナセーブRV505は最適な選択肢のひとつ。

ここでは、エナセーブRV505特徴や性能、インチアップ時の選び方について詳しく解説します。

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ダンロップのエナセーブRV505はどんなタイヤ?

ダンロップ(住友ゴム工業)が展開するエナセーブRV505は、ミニバン専用の低燃費タイヤ。

エナセーブシリーズの中でも「エナセーブRV505」は、ミニバン専用に設計されたモデル。

2019年6月に発売され、前モデル「エナセーブRV504」と比較して、ふらつきの抑制性能や静粛性が向上しています。

エナセーブシリーズは、燃費性能・ウェットグリップ・長寿命を重視した省エネタイヤで、特にRV505はミニバン特有の重心の高さによるふらつきを抑える設計が特徴。

これにより、高速道路や長距離ドライブでも快適な走行を実現します。

エナセーブRV505の特徴

エナセーブRV505


引用:https://tyre.dunlop.co.jp/tyre/lineup/passenger/rv505/

1. ふらつき軽減性能の向上

セレナ

ミニバンは重心が高いため、カーブ時や横風の影響を受けやすい。

エナセーブRV505は、剛性を最適化したトレッド設計により、車両のふらつきを抑制

これにより、高速道路や長距離走行時の安定性が向上しています。

2. 非対称トレッドパターンの採用

車の走行

RV505は、非対称トレッドデザインを採用。

タイヤの内側(IN)と外側(OUT)で剛性を調整し、直進安定性とコーナリング時のグリップ力を向上させています。

非対称・非方向性パターンを採用(左右の装着指定なし)
路面接地面積を最適化し、偏摩耗を抑制

これにより、特にカーブ時の安定性が向上し、タイヤの摩耗を均一化する効果も期待できます。

3. 転がり抵抗AAで燃費性能を向上

転がり抵抗等級:AA(低燃費性能)
ウェットグリップ性能:b(サイズによってc)

低燃費性能の指標である転がり抵抗がAAランクのため、燃費向上に貢献。

ミニバンの燃費はタイヤの転がり抵抗の影響を受けやすいため、ガソリン代の節約につながる可能性があります。

ただし、ウェット性能はb~cのため、雨天時のグリップは注意が必要

特に豪雨時や高速道路での水たまり走行時には、適切な速度調整が求められます。

4. 静粛性を向上させる吸音スポンジ技術

RV505には、ダンロップ独自の吸音スポンジ技術「サイレントコア」が採用されており、ロードノイズを軽減。

ミニバンの室内空間は広いため、音がこもりやすいが、この技術により車内での快適性が向上する。

ロードノイズの低減
車内での会話やオーディオが聞き取りやすくなる

特にファミリー層や、静粛性を求めるドライバーにとって、大きなメリットとなる。

エナセーブRV505のサイズ展開

エナセーブRV505は、13インチから20インチまで幅広いサイズ展開を用意。

軽自動車・コンパクトカー・ミドルサイズミニバン・大型ミニバンまで対応しています。

軽自動車サイズ:155/65R14
コンパクトカー向け:175/65R15、185/60R15、195/65R15
ミドルサイズミニバン向け:205/60R16、215/55R17
大型ミニバン向け:225/50R18、245/35R20

アルファードヴェルファイアエルグランド、ステップワゴン、セレナ、ヴォクシーといった主要なミニバンに適合し、インチアップ時の選択肢としても活用できます。

エナセーブRV505がおすすめの人

エナセーブRV505は以下のような方におすすめです。

ミニバンに乗っていて、燃費を向上させたい人
カーブや横風でのふらつきを抑えたい人
ロードノイズを低減し、静粛性を高めたい人
インチアップを検討していて、20インチの選択肢が欲しい人

一方で、価格重視で「とにかく安いタイヤが欲しい」という人や、ウェットグリップを最優先する人には向いていません。

まとめ

今回は、「ダンロップ・エナセーブRV505」を紹介しました。

エナセーブRV505の特徴まとめ

ふらつきを抑え、安定した走行性能を実現
非対称パターンでコーナリング性能を向上
転がり抵抗AAで燃費性能を強化
吸音スポンジ技術で静粛性を向上
13~20インチの幅広いサイズ展開でミニバンに対応

エナセーブRV505は、ミニバン専用に設計されたプレミアムタイヤ

快適な走行性能と燃費向上を両立し、ファミリー層や長距離ドライバーに適した選択肢となります。

■ その他のタイヤはこちらの記事を参考にしてください
⇒ ダンロップのALL SEASON MAXX AS1
⇒ ヨコマハタイヤのブルーアースGT(AE51)
⇒ ブリヂストン・レグノGRV2
⇒ オートバックスのマックスラン・エバーロード

【参考文献】
ダンロップタイヤ:
https://tyre.dunlop.co.jp/item/item-detail/enasave-rv505/
タイヤ公正取引協議会: https://ctftc.gr.jp/performance/comparison

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この記事を書いた人

自動車業界で10年のキャリアを積んだ後、自動車関連のWEBライターとして活動しています。特にスポーツカーが好きで、多岐にわたるモデルを経験してきました。これまでに1500本以上の記事を執筆し、専門知識をもとに読者に有益な情報を提供しています。タイヤ・ホイールの選び方から購入方法まで、実践的なアドバイスをお届けします。

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