ホンダ車に社外ホイールを装着するとき、意外と間違えやすいのがホイールナットです。
ホイールサイズやデザインはしっかり確認していても、ナットのサイズや座面形状まで見ていない方は少なくありません。
ホンダ車は、多くの車種でM12×P1.5・19HEXが基本です。
ただし、注意したいのは座面形状です。
ホンダ純正ホイールには球面座ナットが使われていることが多く、社外ホイールでは60°テーパー座が主流。
座面を間違えると、ナットが正しく当たらず、緩みや破損の原因になることがあります。
この記事では、ホンダ車のホイールナットサイズ、球面座とテーパー座の違い、社外ホイール用ナットの選び方を初心者向けにわかりやすく解説します。
先に結論|ホンダ車の社外ホイール用ナット

社外ホイールに交換する場合は、純正ナットをそのまま流用せず、ホイール側の座面指定に合うナットを選びましょう。
- 多くのホンダ車はM12×P1.5が基本
- 工具サイズは19HEXが多い
- ホンダ純正ホイールは球面座が多い
- 社外ホイールは60°テーパー座が主流
- 4穴車は16個、5穴車は20個必要
ホイールナット全体の選び方を先に知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
ホンダ車で社外ホイール用のナットを選ぶなら、まずはM12×P1.5・19HEX・60°テーパー座を目安に確認しましょう。
ただし、最終的には購入するホイール側の座面指定が優先です。
▼ ホンダ車向け社外ホイール用ナットを探す
ホンダ車のホイールナットサイズ

ホンダ車のホイールナットでよく使われる基本サイズは、以下の通りです。
| 項目 | ホンダ車で多い仕様 | 注意点 |
|---|---|---|
| ネジサイズ | M12×P1.5 | 一部OEM車・特殊車種は例外あり |
| HEX | 19HEX | 社外ホイールは薄口ソケットが必要な場合あり |
| 純正ホイールの座面 | 球面座が多い | 社外ホイールに流用できない場合が多い |
| 社外ホイールの座面 | 60°テーパー座が主流 | ホイール側の指定を優先 |
| 必要個数 | 4穴=16個/5穴=20個 | ロックナットを入れる場合は組み合わせに注意 |
ホンダ車の基本はM12×P1.5・19HEX
多くのホンダ車では、M12×P1.5・19HEXが基本になります。
ただし、すべてのホンダ車に必ず当てはまるわけではありません。
一部のOEM車や特殊な車種では異なる場合もあるため、最終的には車の取扱説明書、現物、購入予定のホイールの適合情報を確認してください。
まず確認すべき場所はここ
ホイールナット選びで一番多い失敗は、思い込みで購入してしまうことです。
「ホンダ車だからこれで大丈夫だろう」と判断すると、座面や長さが合わないことがあります。
迷ったときは、以下の順番で確認すると失敗しにくいです。
- 今付いているナット、または車の取扱説明書を確認する
- 購入予定の社外ホイールの商品説明で座面指定を見る
- 不明な場合はホイールの座面形状を確認する
- ナットのサイズ、座面、長さ、個数を確認する
ホイールナットは、車体側のネジサイズとホイール側の座面形状が合って初めて正しく使えます。
つまり、車体側のピッチとホイール側の座面の両方を見ることが大切です。
ナット表記の意味|M12×P1.5・19HEXとは?

ホイールナットの商品説明には、「M12×P1.5」や「19HEX」といった表記が出てきます。
最初は分かりにくいですが、意味を知っておくと買い間違いを防ぎやすくなります。
| 表記 | 意味 |
|---|---|
| M12 | ネジの直径が12mm |
| P1.5 | ネジ山の間隔が1.5mm |
| 19HEX | ナットを回す工具サイズが19mm |
ホンダ車では、基本的にM12×P1.5が多く使われています。
注意したいのは、見た目が似ていてもピッチが違うナットがあることです。
ピッチが違うナットを無理に締めると、スタッドボルト側のネジ山を傷める原因になります。
「途中まで入ったから大丈夫」と思って締め続けるのは危険です。
メーカーによってナットサイズは違う

ホイールナットは、メーカーによってピッチやHEXが異なることがあります。
ホンダ車用を選ぶときに、他メーカー用と混同しないように注意してください。
| メーカー | よく使われるナットサイズ例 | 注意点 |
|---|---|---|
| ホンダ | M12×P1.5 / 19HEX | 純正は球面座が多い |
| トヨタ | M12×P1.5 / 21HEX | 純正平面座の車種あり |
| 日産 | M12×P1.25 / 21HEX | ピッチ違いに注意 |
| スバル | M12×P1.25 / 19HEX | ピッチ違いに注意 |
とくに注意したいのが、P1.25とP1.5の違いです。
数字だけ見ると小さな違いですが、実際には互換性がありません。
ホンダ車は、基本的にM12×P1.5を選ぶと覚えておきましょう。

社外ホイールにホンダ純正ナットが使えない理由
ホンダ車で社外ホイールを装着するときに、特に注意したいのがナットの座面です。
ホンダ純正ホイールには、球面座のナットが使われていることが多いです。
一方で、社外ホイールでは60°テーパー座が主流です。
座面とは、ホイールとナットが接触する部分の形状のことです。
座面形状が合っていないと、ナットが正しく面で当たらないため、次のようなトラブルにつながることがあります。
- ナットがしっかり締まらない
- 走行中に緩みやすくなる
- ナットやホイールの座面が傷む
- 異音や振動の原因になる
- 安全性に影響する
つまり、ホンダ純正ナットをそのまま社外ホイールに使えるとは限りません。
社外ホイールに交換する場合は、ホイール側が指定するナット座面を必ず確認しましょう。
社外ホイールに交換するならナットも確認
ホンダ純正ナットは球面座が多いため、60°テーパー座の社外ホイールには合わない場合があります。
社外ホイールを購入するときは、ホイール本体だけでなく、M12×P1.5・19HEX・60°テーパー座ナットも一緒に確認しておくと安心です。
▼ ホンダ車向けの社外ホイール用テーパーナットを探す
純正ホイールと社外ホイールのナット座面の違い

ホイールナットの座面は、主に以下の3種類があります。
| 座面形状 | 特徴 | 採用例 |
|---|---|---|
| 60°テーパー座 | 斜めの円すい形状 | 社外ホイールで主流 |
| 球面座 | 丸みのある座面 | ホンダ純正ホイールに多い |
| 平面座 | 平らな座面とワッシャー形状 | 一部メーカー純正ホイール |
ホンダ車で社外ホイールを装着するなら、基本は60°テーパーナットを選ぶケースが多いです。
ただし、すべての社外ホイールがテーパー座とは限りません。
最終的には、購入するホイールの商品説明やメーカー指定を確認してください。
メーカー別の座面を一覧で確認したい方は、以下の記事も参考にしてください。
こういう組み合わせはNG
ホイールの座面とナットの座面が合っていない組み合わせは避けてください。
とくに、以下の組み合わせは注意が必要です。
- ホンダ純正ナット(球面座)+社外ホイール(テーパー座)
- 社外テーパーナット+ホンダ純正ホイール(球面座)
- 平面座用ホイール+テーパー座ナット
見た目では取り付けできたように見えても、座面が合っていないと正しく締結できません。
ナットは「ネジが入るかどうか」だけで判断してはいけません。
必ず、ホイール側の座面形状とナットの座面形状を合わせてください。
ホイールナットの必要個数は何個?

ホイールナットの必要個数は、車の穴数で決まります。
| ホイール穴数 | 必要なナット数 |
|---|---|
| 4穴 | 16個 |
| 5穴 | 20個 |
軽自動車やコンパクトカーでは4穴の車が多く、ミニバンやSUVでは5穴の車もあります。
ロックナットを使う場合は、通常ナットとロックナットを組み合わせて使います。
たとえば5穴車なら、通常ナット16個+ロックナット4個のような組み合わせです。
通販で購入するときは、16個入りなのか20個入りなのかを必ず確認しましょう。
袋ナットと貫通ナットの違い
ホイールナットには、大きく分けて袋ナットと貫通ナットがあります。
見た目だけでなく、スタッドボルトの長さやホイールのナットホールの深さによって相性が変わります。
袋ナット

袋ナットは、先端が閉じているタイプです。
街乗りではもっとも一般的なタイプで、見た目もすっきりしています。
- 見た目がすっきりする
- ボルト先端が見えない
- 防錆面で扱いやすい
- 普段使いで選びやすい
迷った場合は、まず袋ナットを候補にすると選びやすいです。
ただし、ロングハブボルトに交換している車や、ホイールのナット穴が深い場合は、ナットの奥で当たって締め切れないことがあります。
貫通ナット

貫通ナットは、先端が開いているタイプです。
スタッドボルトの先端が見えるため、ロングハブボルトとの相性がよいです。
- ロングハブボルトに対応しやすい
- 締め代を確認しやすい
- スポーティな見た目になる
- ボルト先端が露出するため錆には注意
普段使いなら袋ナットが無難です。
ロングハブボルトを使っている場合や、ナットの締め代を確保したい場合は貫通ナットも候補になります。
ナット素材は基本スチールでOK

ホイールナットには、スチール、ジュラルミン、チタン、クロモリなどの素材があります。
街乗り中心で安心感を重視するなら、基本はスチール製でOKです。
| 素材 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| スチール | 強度と価格のバランスがよい | 街乗り・普段使い |
| ジュラルミン | 軽量でカラーが豊富 | ドレスアップ重視 |
| チタン | 軽量で高価 | こだわり重視 |
| クロモリ | 高強度で走り系に人気 | スポーツ走行・ハードユース |
ホイールナットは安全に関わる部品です。
安さや見た目だけで選ぶのではなく、強度や信頼性も重視してください。
迷ったら、スチール製・M12×P1.5・19HEX・60°テーパー座を基準に考えると選びやすいです。
スチールのブラックもあります。
カラーナットを選ぶときの注意点

ホイールナットには、ブラック、レッド、ブルー、ゴールドなどのカラーナットもあります。
足元の印象を変えたい方には、カラーナットも人気です。
ただし、ホンダ車でカラーナットを選ぶ場合も、まずは見た目より適合確認が優先です。
- M12×P1.5か確認する
- 19HEXか確認する
- 社外ホイールなら60°テーパー座か確認する
- ナットホールに工具が入るか確認する
- 素材と締め付け管理に注意する
とくにジュラルミン系のカラーナットは軽量で見た目もよいですが、締め付け管理を丁寧に行う必要があります。
普段使いで安心感を重視するなら、スチール製のブラックナットなどが選びやすいです。

ロックナットは必要?盗難対策をしたい場合

社外ホイールに交換すると、ホイール盗難が気になる方もいると思います。
その場合は、ロックナットを組み合わせる方法があります。
ロックナットは、専用キーがないと外しにくい形状のナットです。
一般的には、1輪に1個ずつ装着することが多いです。
| 装着方法 | 個数の目安 |
|---|---|
| 4穴車 | 通常ナット12個+ロックナット4個 |
| 5穴車 | 通常ナット16個+ロックナット4個 |
ロックナットは、絶対に盗難を防げるものではありません。
ただし、外す手間を増やせるため、防犯対策のひとつとしては有効です。
注意点は、専用キーをなくすと自分でも外せなくなることです。
キーアダプターは、車載工具と一緒に保管し、品番も控えておくと安心です。
ロックナットについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
ホイールナット購入時の注意点

ホンダ車のホイールナットを購入するときは、以下のポイントを確認してください。
座面が合っているか
もっとも重要なのは座面です。
ホンダ純正ホイールは球面座が多く、社外ホイールは60°テーパー座が主流です。
純正ナットを社外ホイールにそのまま使えるとは限らないため、必ずホイール側の指定を確認しましょう。

サイズがM12×P1.5か
ホンダ車はM12×P1.5が基本です。
M12×P1.25など、ピッチ違いの商品を選ばないように注意してください。
19HEXでも工具が入るか
社外ホイールの中には、ナットホールが細いものがあります。
通常のクロスレンチやソケットが入らない場合は、薄口ソケットや細身ナットが必要になることがあります。

袋ナットか貫通ナットか
普段使いなら袋ナットが無難です。
ロングハブボルトやホイールの形状によっては、貫通ナットの方が合う場合もあります。
個数を間違えていないか
4穴車は16個、5穴車は20個必要です。
通販では、16個入り・20個入り・ロックナットセットなどがあるため、必要数を確認して購入しましょう。
通販で買う前の最終チェック
ネットでホイールナットを購入するときは、商品名や商品説明に以下の表記があるか確認してください。
購入前チェックリスト
- M12×P1.5
- 19HEX
- 60°テーパー座
- 袋ナット or 貫通ナット
- 16個 or 20個
- ホイール側の指定に合っているか
- 薄口ソケットが必要か
この中でも特に重要なのは、M12×P1.5と座面形状です。
「ホンダ車用」と書かれていても、純正ホイール用なのか、社外ホイール用なのかで座面が変わることがあります。
社外ホイール用として選ぶなら、基本は60°テーパー座を確認しましょう。
社外ホイールに交換する方は、ナットも同時に確認しておくと安心です。
▼ M12×P1.5・19HEX・60°テーパー座のナットを探す
よくある質問

Q. ホンダ車のホイールナットサイズは何ですか?
多くのホンダ車では、M12×P1.5・19HEXが基本です。
ただし、一部車種やOEM車では異なる場合もあるため、最終的には取扱説明書や現物で確認してください。
Q. ホンダ純正ナットは社外ホイールに使えますか?
使えないケースが多いです。
ホンダ純正ホイールは球面座が多く、社外ホイールは60°テーパー座が主流です。
座面形状が違う場合は、社外ホイールに合ったテーパーナットを用意してください。
Q. 社外ホイール用のホンダ車ナットは何を選べばいいですか?
多くの場合、M12×P1.5・19HEX・60°テーパー座を基準に選びます。
ただし、ホイール側の指定が最優先です。
Q. 4穴と5穴で必要なナット数は違いますか?
違います。
4穴車は16個、5穴車は20個必要です。
Q. 袋ナットと貫通ナットはどちらがいいですか?
普段使いなら袋ナットが無難です。
ロングハブボルトを使用している場合や、締め代を確保したい場合は貫通ナットも候補になります。
まとめ|ホンダ車の社外ホイール用ナットはサイズと座面が重要

ホンダ車のホイールナット選びで大切なのは、サイズと座面形状です。
多くのホンダ車では、ナットサイズはM12×P1.5・19HEXが基本です。
ただし、ホンダ純正ホイールには球面座ナットが使われていることが多く、社外ホイールでは60°テーパー座が主流です。
そのため、社外ホイールに交換する場合は、純正ナットをそのまま使わず、ホイール側に合ったナットを選ぶ必要があります。
今回のポイントをまとめると、以下の通りです。
- ホンダ車の基本ナットサイズはM12×P1.5・19HEX
- ホンダ純正ホイールは球面座が多い
- 社外ホイールは60°テーパー座が主流
- 純正ナットを社外ホイールに流用できない場合が多い
- 4穴は16個、5穴は20個必要
- 迷ったらスチール製の袋ナットが選びやすい
- 最終的にはホイール側の指定を確認する
ホイールナットは小さな部品ですが、安全に直結する重要なパーツです。
インチアップや社外ホイール交換を安心して楽しむためにも、まずはサイズ・座面・個数を確認して選びましょう。
社外ホイールに交換する方は、ナットも同時に確認しておくと安心です。
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この記事が、ホンダ車のホイールナットを選ぶときの参考になれば幸いです。


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