アルファード20系を20インチにインチアップしたいけれど、「タイヤサイズは245/35R20と245/40R20のどちらがいいのか」「インセットはいくつなら、はみ出さないのか」「空気圧や車検は大丈夫なのか」と悩んでいませんか。
この記事でわかること
- アルファード20系の純正タイヤ・ホイールサイズ
- 20インチの定番タイヤサイズと外径比較
- ホイールのJ数・インセットの目安とツライチの考え方
- 空気圧・車検・乗り心地など装着前に知るべき注意点
- ネット通販でホイールセットをお得に購入する方法
タイヤ屋さんで10年働いた経験をもとに、現場で実際に装着してきたサイズ感覚を交えて解説します。
読み終える頃には、自分のアルファードに合う20インチセットを迷わず選べるようになります。
アルファード20系の純正タイヤ・ホイールサイズ

アルファード20系の純正サイズは、17インチ(215/60R17)と18インチ(235/50R18)の2種類です。
インチアップはこの純正サイズを基準に外径を合わせて選ぶため、まずは自分の車のサイズを確認しましょう。
20系アルファードとは(年式・型式の確認)

アルファードは、トヨタが誇る高級ミニバンで、ファミリーカーとしてもビジネスシーンでも活躍する人気モデルです。年式・型式で4つの世代に分かれています。
- 初代10系アルファード(2002年–2008年)
- 2代目20系アルファード(2008年–2015年)
- 3代目30系アルファード(2015年–2023年)
- 4代目40系アルファード (2023年-)
このページは「2代目アルファード20系(2008年から2015年)」が対象です。
17インチ車の純正サイズ
| 項目 | サイズ |
|---|---|
| タイヤサイズ | 215/60R17 |
| ホイールサイズ | 17×7J |
| ホール数 | 5穴 |
| PCD | 114.3 |
| インセット | +33 |
アルファード20系の標準グレードが17インチを装着しています。
18インチ車の純正サイズ
| 項目 | サイズ |
|---|---|
| タイヤサイズ | 235/50R18 |
| ホイールサイズ | 18×7.5J |
| ホール数 | 5穴 |
| PCD | 114.3 |
| インセット | +45 |
ポイント:インチアップしてもPCD114.3・5穴は変わりません。
変わるのはタイヤサイズ、リム幅(J数)、インセットの3つです。
アルファード20系の20インチタイヤサイズ

アルファード20系の20インチで定番のタイヤサイズは245/35R20です。
乗り心地や車検時の安心感を優先するなら245/40R20も選択肢になります。
どちらを選ぶかは、外径とロードインデックス(タイヤの耐荷重指数)を理解して決めるのが失敗しないコツです。
なお、20系のインチアップ可能サイズは18インチ・19インチが無難に装着でき、20インチは装着可能なものの、はみ出しや干渉に注意してサイズを慎重に選ぶ必要があるレベルです。
定番は245/35R20(外径比較表つき)
純正と20インチの外径を比較すると以下のようになります。
| タイヤサイズ | 外径(約) | 純正17インチとの差 |
|---|---|---|
| 215/60R17(純正) | 690mm | 基準 |
| 235/50R18(純正) | 692mm | +2mm |
| 245/35R20 | 680mm | -10mm |
| 245/40R20 | 704mm | +14mm |
タイヤ外径計算はこちら

245/35R20は外径が純正よりやや小さくなりますが、許容範囲内でスピードメーター誤差も問題になりにくいサイズです。
タイヤハウスとのクリアランスに余裕が生まれるため、ローダウン車との相性が良いのも選ばれる理由です。

タイヤ販売の現場でも、20系で20インチへ交換する場合は、245/35R20を選ぶケースがかなり多かったです。
感覚としては、相談を受けた中の9割近くが245/35R20での組み合わせでした。
245/40R20という選択肢(乗り心地・車検重視)
245/40R20は外径が純正より大きくなる分、タイヤの厚みがあり、乗り心地のゴツゴツ感が35扁平よりやわらぎます。
メーター誤差も許容範囲に収まるため車検対応の観点でも選びやすいサイズです。
ただしノーマル車高でも腰高に見えやすく、ローダウン時はタイヤハウス内の干渉リスクが35扁平より高くなります。
見た目の迫力を最優先するなら35、ファミリーユースで乗り心地も大事にしたいなら40、という選び分けがおすすめです。
ロードインデックスとXL規格・空気圧の目安


インチアップするとタイヤ内の空気容量が減るため、ロードインデックス(LI)が純正より下がります。
アルファードのような車重のあるミニバンでは、ここを軽視するとタイヤの負担が大きくなり危険です。
- 純正18インチ(235/50R18)のLI:97
- 245/35R20(XL規格)のLI:95XL
LIの低下分は空気圧を高めて補います。245/35R20のXL規格タイヤの場合、270から290kPa程度を目安に設定するのが一般的です(純正指定は240kPa)。装着するタイヤの負荷能力対応表で必ず確認してください。
ポイント:20インチを選ぶ時は「XL(エクストラロード)規格」表記のあるタイヤを選び、空気圧は純正値のままにしないことが鉄則です。


アルファード20系の20インチホイールサイズ


アルファード20系の20インチホイールは、20×8.5J、5穴、PCD114.3、インセット+38前後が参考サイズです。
このサイズなら多くのホイールデザインでフェンダー内に収まりやすく、最初の1セットとして無難な選択です。
基本は20×8.5J インセット+38前後
| 項目 | 参考サイズ |
|---|---|
| タイヤサイズ | 245/35R20 |
| ホイールサイズ | 20×8.5J |
| ホール数 | 5穴 |
| PCD | 114.3 |
| インセット | +38前後 |
あくまで参考サイズです。
ホイールはデザイン(スポークの張り出し方)によって同じインセットでも実際の出面が変わるため、はみ出しには注意が必要です。



特にフロント側はフェンダーとのクリアランスが少なく、8.5J・インセット+38前後ではギリギリになるケースもあります。
タイヤサイズを245/35R20にすると見た目のバランスは良いですが、車両個体差やローダウン量によってははみ出しに注意が必要です。
9J以上・ツライチを狙う場合の注意


ローダウン車であれば9Jの装着も可能ですが、インセット選びがよりシビアになります。
9J以上や前後異サイズ(フロント9J・リア9.5Jなど)でツライチを狙う場合は、車高・キャンバー・フェンダー形状の個体差が影響するため、実車測定をしてから注文するのが安全です。
20インチで9Jを超えるサイズは、干渉やはみ出しの可能性が高くなります。
⇒ はみ出しの対策方法
初めての20インチなら8.5J+38前後、こだわりのツライチなら実車測定のうえで9J以上、と段階を分けて考えましょう。
アルファード20系を20インチにする時の注意点


20インチ化は見た目の迫力が大きく向上する反面、純正にはないリスクも生まれます。
装着前に次の4点を確認してください。
1. タイヤ外径を純正に近づける


タイヤ外径が純正から大きく外れると、スピードメーターに誤差が生じ、車検に通らない可能性があります。
前述の外径比較表のとおり、245/35R20(約680mm)と245/40R20(約704mm)はいずれも実用上の許容範囲ですが、これ以外の細いタイヤや扁平率を下げすぎたサイズは外径が崩れやすいため避けましょう。


2. はみ出し・干渉に注意
ホイール幅とインセットの組み合わせ次第で、フェンダーからのはみ出しや、インナー(タイヤハウス内側)への干渉リスクが発生します。
特に車高を落としている場合は、ストローク時にタイヤがフェンダー内側へ当たることがあるため慎重に選びましょう。



リアは問題なく収まっていても、フロントはフェンダーとの余裕が少なく、同じサイズでもギリギリになることがあります。
見た目だけで選ばず、装着実績やフェンダークリアランスを確認してから選ぶことが大切です。
3. 乗り心地とロードノイズの変化
35扁平まで薄くなると、路面の継ぎ目を拾うゴツゴツ感やロードノイズは確実に増えます。
家族を乗せる機会が多い方は、コンフォート系・ミニバン専用設計の20インチタイヤを選ぶと悪化幅を抑えられます。
乗り心地最優先なら245/40R20も検討しましょう。


4. 車検のポイント


20インチでも、外径(メーター誤差)が許容範囲で、タイヤがフェンダーからはみ出しておらず、LIに見合う空気圧管理ができていれば車検は通せます。
逆に、はみ出し・LI不足・干渉跡があると指摘されやすいので、購入前のサイズ確認がすべてと言えます。
迷ったら「外径・はみ出し・空気圧」の3点セットで適合確認。この3つが揃えば20インチでも安心して使えます。
アルファード20系のホイールナットサイズ


アルファード20系のホイールナットは、通常のトヨタ車と同じM12×P1.5です。
- M12:ネジの直径(ボルト径)
- P1.5:ネジ山の間隔(ピッチ)が1.5mm
- 21HEX:ナット六角部の幅。ソケットサイズは21mm
ホイールナットは1台分で20個必要です。純正ナットは純正ホイール専用の座面形状のため、社外ホイールを装着する場合は別途テーパーナット(60度テーパー座)が必要になります。
以下のようなテーパーナットが必要です。


ドレスアップを楽しみたい方は、ブラックやブルーなどのカラーナットを選ぶのもおすすめです。


20インチホイールセットの購入方法と価格


アルファード20系の20インチホイールセットは、ネット通販で適合確認をしながら購入するのがお得で確実です。
購入の流れ6ステップ
- タイヤサイズを決める(245/35R20を基準に)
- ホイールサイズを決める(20×8.5J +38前後を基準に)
- タイヤの銘柄、ホイールデザインを選択
- ホイールセットの適合(車種・年式・型式)を確認
- テーパーナットを選択
- タイヤの交換・取り付け(取付店を予約)
ホイールデザインの選び方はこちらの記事も参考にしてください。


ネット通販での価格チェック
アルファード20系対応の20インチセットは、以下から最新価格を確認できます。
別途ホイールナットが必要です。
ヤフーショッピング
アルファード20系 20インチ ホイールセット価格
ポイント:通販購入時は「20系アルファード適合」と明記されたセットを選び、注文前に型式(ANH20W等)を伝えて適合確認をしておくと安心です。
アルファード20系の20インチに関するよくある質問


Q1. アルファード20系に20インチを履かせる定番タイヤサイズは?
A. 245/35R20が定番です。外径約680mmで純正比マイナス10mm程度に収まり、メーター誤差も実用上問題になりにくいサイズです。
Q2. 245/35R20と245/40R20はどちらがいい?
A. 迫力・ローダウンとの相性重視なら35、乗り心地と車検時の安心感重視なら40がおすすめです。
40は外径が約704mmと大きくなるため、車高を大きく落とす場合は干渉に注意してください。
Q3. 20インチにした場合の空気圧は?
A. XL規格の245/35R20なら270から290kPa程度が目安です。
純正指定の240kPaのままでは耐荷重が不足する場合があります。
Q4. 20インチで車検は通りますか?
A. 外径が許容範囲で、フェンダーからのはみ出しがなく、空気圧・LIが適正なら通せます。
サイズ選びを誤ると不適合になるため購入前の確認が重要です。
Q5. ホイールのインセットはいくつが安全?
A. 8.5Jならインセット+38前後が目安です。
ホイールデザインによって出面が変わるため、フロントは特に余裕を見て選びましょう。
Q6. ナットは純正のまま使えますか?
A. 社外ホイールには使えません。
M12×P1.5の60度テーパーナットを20個、別途用意してください。
Q7. 9.5Jや前後異サイズは装着できますか?
A. ローダウンと実車測定が前提であれば装着例はありますが、干渉・はみ出しリスクが高い上級者向けセッティングです。
まとめ
今回は、アルファード20系の20インチタイヤ・ホイールサイズを紹介しました。
- 定番サイズ:245/35R20 + 20×8.5J +38前後(PCD114.3・5穴)
- 乗り心地重視なら245/40R20も選択肢
- XL規格タイヤを選び、空気圧は270から290kPaを目安に
- フロントのはみ出しに注意し、適合確認をしてから購入
18インチは235/50R18(バランス重視)、19インチは245/45R19(スタイリッシュ)、20インチは245/35R20(迫力重視)という選び分けもできます。
サイズと適合をしっかり確認し、ネット通販でお得に購入しましょう。
40系・30系・20系・10系のインチアップサイズをまとめて比較したい方は、以下の記事も参考にしてください。
21インチはこちら
⇒ アルファード(20系)の21インチのタイヤ・ホイールサイズ・価格など
22インチはこちら
⇒ アルファード(20系)の22インチのタイヤ・ホイールサイズ・価格など










